00:00
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎「上矢島米岡線」が開通となりました。
県と伊勢崎市が整備を進めてきた、境地区の都市計画道路「上矢島米岡線」で、25日、境東交差点から南の区間、およそ580メートルが開通しました。
これで、市南部の工業団地と国道17号や国道354号とのアクセスが向上することとなります。 開通式典が開かれ、関係者が計画決定から60年を得た念願の道の完成を祝いました。
新区間は2017年度から事業を開始しており、7年かけて完成をしました。(2) 渋川市議会で、新年度予算案が否決されました。
渋川市議会は、市議会25日に開いた本会議で、新年度一般会計当初予算を賛成7、反対10の賛成少数で否決をしました。
市議会によると、2006年の合併以降で一般会計当初算の否決は初となります。 本会議で反対討論をした議員は、市の電子地域通貨「渋ペイ」を活用した観光キャンペーンでのポイント不正所得事件に触れ、
「事業自体は賛成だが、不正所得対策が半端で新たな事件が発生しかねない」などと主張しました。 渋川市の高木市長は、市政の停滞を避けるなどとして、26日付けで原案通りの予算案を
専決処分する方針を固めています。(3)安中でライフル射撃場が完成しました。
鳥獣被害を防ぐ狩猟者の育成拠点として県が整備を進めてきた県安中総合射撃場のライフル射撃場が完成し、25日記念式典が開かれました。
県や市、県猟友会の関係者が5年越しの完成を祝いました。 ライフル射撃場は鉄筋コンクリート平屋建ての屋内施設で、5人が横並びでライフル銃や散弾銃などを撃てるようにしているということです。
県は当初2019年度の開場を予定していましたが、安全対策などが必要となり延期をし、ライフル射撃場の先行開場に向けて改修工事を進めてきました。
(4)男子生徒の体を触った元教諭に懲役3年が言い渡されました。 男子高校生の体を触り性的な画像を撮影したなどとして強制わいせつなどの罪に問われた
元高校教諭で川北進太郎被告(29歳)の判決公判が25日、前橋地裁でありました。 裁判長は「事故の欲求を満たすために被害者の人格を無視した」して懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
03:10
川北被告は2021年、当時20代知人男性が睡眠中だったのに乗じて性的暴行し、22年10月には男子高校生の性的な画像を撮影し、児童ポルノを製造。
昨年6月にも東京都内のホテルで別の男子高校生の体を触るなどの猥雑な行為に及んだとして罪に問われました。
(5)太田で住宅が全焼する火事があり、一人の遺体が発見されました。 24日午後7時半ごろ、太田市のキムラナオミツさん(79歳)宅から煙が見えると車で通りかかった男性から119番通報がありました。
木層2階建ての住宅が全焼したほか、住宅1階から性別不明の遺体が発見されました。 火は約4時間20分後に消し止められたということです。
太田署によるとキムラさんは一人暮らしで、火災後、連絡が取れておらず、遺体の身元や出火原因を調べています。
(6)大正時代のピアノの音色を聞いてもらおうと、玉村町小泉の国登録有形文化財「重田家住宅」で23日、演奏会が開かれ、町民ら60人がピアノの音色に酔いしれました。
「重田家住宅」には14代当主、重田政信さんの姉が幼少期に弾いていたおよそ100年前のものとされるピアノがあります。
見学者からの要望などを受け、県内のピアノ修理会社に調立、修復を依頼。完了のお披露目として演奏会が開かれました。
以上、県内のニュースお伝えしました。