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群馬県のニュースをお伝えします。(1)県内公立高校、今年春の卒業生の大学短大進学率は55.5%と過去最高となりました。
大学と短大に進学した割合は、前の年に比べ0.5%増え55.5%と6年連続で上昇し、過去最高を更新したことが20日、県教育委員会の進路状況報告で分かりました。
一方で、進学率の向上に伴い、就職する卒業生は減少傾向にあり、今年は2099人となりました。産業別では製造業が最多の1094人、建設業が196人、卸売業・小売業が187人と続いています。
(2)「百日咳」先週1週間の患者数は42人となり、過去最多を更新しました。激しい咳が長期間続く百日咳と両頬がリンゴのように赤く晴れる「伝染性紅斑(りんご病)」の拡大傾向が止まりません。
県は20日、12日から18日にかけての百日咳の患者数が42人となり、全数報告となった2018年以降で最多だったと発表しました。最多更新はこれで5週連続となります。
今年の累計は昨年の34人を大幅に上回る220人となっています。県によると患者220人のうち重体が149人と、全体の67%を占めました。若い人を中心に感染が広がっているとみられています。
(3)伊勢崎市は、課税証明書を入れ違い誤送付していたと発表しました。伊勢崎市は20日までに、市外在住者から郵送で請求された市県民税の課税証明書を誤って入れ違えて別人に送付していたと発表しました。
申請者2人はいずれも外国籍の男女で、職員が名前を間違えたのが原因となります。市は2人に経緯を説明し謝罪をしました。市民税課によると、16日当事者の1人から「別人の課税証明書が入っていた」と問い合わせがあり、発覚しました。
(4)上野村長選、黒沢氏が無投票3選を果たしました。任期満了に伴う上野村長選は20日告示され、2期目の無所属現職、黒沢八郎氏63歳以外に立候補の届出がなく、黒沢氏が3期連続となる無投票当選を果たしました。
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黒沢氏は、「村民の目線に立ち、寄り添って村の政策を考えていく方針は変わらない。全力を傾けて参りたい」と抱負を述べました。
(5)春季関東高校野球、健大高崎がベスト4入りとなりました。高校野球の第77回春季関東地区大会は20日、水戸市のノーブルホームスタジアム水戸で準々決勝2試合が行われました。
群馬県1位の健大高崎は千葉の習志野と対戦をし、3対1で下し、2年ぶりの準決勝進出を決めました。
試合は健大高崎が1-1で迎えた4回、杉山選手のタイムリー2塁打で勝ち越し、9回にも石田選手のタイムリー3塁打で追加点を挙げました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。