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群馬県のニュースをお伝えします。(1)衆議院選挙が行われ、群馬県内の5つの小選挙区は、いずれも自民党が5つの議席を死守しました。
第50回衆院選は、21日投票が行われ、即日開票の結果、県内5つの小選挙区は、いずれも自民党前職が当選し、2012年から5回連続で5つの議席を独占しました。
1区は、前回起こった自民党の公認問題が再現せず、中曽根康隆氏が選挙区で2回連続の当選です。
2区は井野俊郎氏が、集会と企業回りなどを重ねて着実に票を固め、5選を決めました。
3区の笹川博義氏は、県議、協会団体幹部などを選対に迎え、公明党からの支援も受けて組織戦を展開。街頭演説も組み合わせて、長谷川嘉一氏との5度目の対決に5連勝しました。
4区は、自民派閥をめぐる政治資金収支報告書の不記載問題で比例代表と重複立候補しなかった福田達夫氏が逆風をはねのけて5選を果たしました。
5区は小渕優子氏が全国への応援で、公示後1日しか地元に入れなかったものの、無党派を含む幅広い層から支持を得て勝利しました。
今回の投票率は49.92%で、前回2021年を3.97ポイント下回り、過去最低を更新しました。
(2)東京都・新橋で起きたガールズバーの刺殺事件、被害者から金銭トラブルの相談を受けていたことが分かりました。
27日午前5時半ごろ、東京都港区新橋にあるガールズバーの店内で、従業員が客にナイフで首を刺され、病院に搬送されましたが、間もなく死亡しました。
客は他の従業員に取り押さえられ、駆けつけた警察官に殺人未遂の疑いでその場で逮捕されました。
逮捕されたのは渋川市に住む職業不詳の千明博行容疑者49歳で、調べに対し「自分で持ってきたナイフで刺した」などと容疑を認めているということです。
これまでの調べで、容疑者は26日の夜11時ごろに一人で来店し、従業員から接待を受けていたということです。
また、その後の調べで今月上旬に従業員から警視庁に対し、「マッチングアプリで知り合った男に財布からお金を盗まれたので取り返してほしい」と相談が寄せられていたことが分かりました。
警視庁は事件との関連を捜査するとともに、容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べています。
(3)およそ1億6700万円を脱税した男に懲役1年6ヶ月の求刑です。
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およそ1億6700万円を脱税したとして所得税法違反の罪に問われた内山恵一被告77歳と妻の政江被告72歳の論告求刑公判が26日までに前橋地裁で開かれました。
検察側は「高額で悪質」として恵一被告に懲役1年6ヶ月と罰金4000万円、政江被告に罰金800万円をそれぞれ求刑し、結審しました。
検察側は「独自に考えた計算方法を使う恵一被告の手口は脱税ありき。多くの資産を子に残したいという動機は身勝手で、任せきりにした政江被告の責任も重い」と指摘しました。
一方、弁護側は立件された範囲を超えて5年分の修正申告と納付を済ませたなどとして、自由刑の執行猶予と罰金の減額を求めました。
(4)秋季関東高校野球、健大高崎が初戦を突破しました。
来年春の選抜大会の重要な選考資料となる高校野球の第77回秋季関東地区大会は27日、神奈川県川崎市の等々力球場などで1回戦の残り4試合が行われました。
3年連続の選抜出場を狙う群馬県1位の健大高崎は、茨城県2位の霞ヶ浦高校に9対0で7回ゴールド勝ち、6年連続のベスト8入りとなりました。
健大高崎の次の試合は29日の午後0時半から神奈川県横浜市のサーティーフォー保土ヶ谷球場で栃木県1位の佐野日大と準々決勝を戦います。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。