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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）28日午前2時50分ごろ、伊勢崎市境伊与久の「セブンイレブン伊勢崎境伊与久店」で、客を装って来店した男が女性社員にナイフのようなものを見せて脅し、食料品や飲料水を奪って逃走しました。
伊勢崎署によりますと、男は買い物かごに入れた食料品などを会計する際、持参したビニール袋に商品を詰めつつ、社員に「パンコーナーのパンにカビが生えている」と説明。
社員と陳列棚に向かうと、ナイフのようなものを取り出し「おなかが空いてるんでごめんなさい」と言い、車で北へ逃げたということです。けが人はいませんでした。
店内に他の客はおらず、被害に遭った社員が110番通報しました。現場は県道伊勢崎新田上江田線沿いで、近くには境采女小と境北中があります。
伊勢崎市教育委員会によりますと、事件を受け、境北中では28日の部活動を中止しました。伊勢崎警察署によりますと、この事件は被疑者が特定され検挙されたということです。
（２）小林製薬の「紅こうじ」成分入りサプリメントをめぐる健康被害で、前橋市保健所は28日、県内の1人が体調不良を訴えて前橋市内の医療機関に入院したと明らかにしました。
県によりますと桐生保健福祉事務所にも、小林製薬の健康食品を摂取した後に体調が悪化したとの相談が1件寄せられました。
県食品・生活衛生課によりますと、桐生保健福祉事務所には医療機関を受診した1人から相談がありました。
医師の助言で小林製薬の紅こうじ成分入り健康食品の摂取を中止したところ、回復したということです。
前橋市と県はホームページなどに情報を掲載し、注意を呼びかけています。
（３）県立公園群馬の森にあった朝鮮人労働者の追悼碑の撤去をめぐり、山本一太知事は28日の定例会見で、
ユン・ドクミン駐日韓国大使から面談の申し入れがあったとし、応じる考えを示しました。
韓国大使館は28日、撤去前の1月にも大使館側と知事の面会を希望したものの、県側が拒否したことを明らかにしました。
県によりますと、面談の申し入れはユン大使の署名入りの文書で、22日にメールで届きました。
追悼碑も含め「日韓の未来について話し合いたい」との内容が書かれていたということです。
大使が本県を訪問する方向で、今後日程を調整します。
山本知事は「公式な連絡と受け止める。
基本的に外交ルートは政府だと思うが、面談について外務省の了解を得た。
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よく真意を聞いて、県の立場を説明したい」と述べました。
山本知事はこれまでの定例会見で、公式な面会の申し入れはなかったと説明していました。
（４）28日午前11時35分ごろ、前橋市江木町のスーパー「とりせんローズタウン店」に、
前橋市の77歳の男性が運転するスポーツタイプ多目的車SUVが突っ込みました。
けが人はいませんでした。
前橋東署によりますと、店舗前のアーチ型の車止めの柵をなぎ倒し、
停めてあった自転車を巻き込んで壁面のガラスを突き破りました。
男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。
この店を運営するとりせんによりますと、この事故で店のガラスと支柱、
カプセルトイの自動販売機、贈答用菓子の陳列棚などが破損しました。
担当者は「お客様や従業員にけががなくてほっとしている」と話していました。
（５）第96回選抜高校野球大会9日目は28日、甲子園球場で準々決勝を行いました。
本県の健大高崎は6ー1で前回王者の山梨学院を破り、
初出場した2012年以来12年ぶりのベスト4進出を果たしました。
準決勝は大会10日目の30日に行われ、
健大は午前11時開始予定の第1試合で石川の星稜と対戦します。
勝てば健大初、県勢としては1955年の桐生以来69年ぶりの決勝進出となります。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。