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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)北関東自動車道で車が逆走、4台が絡む事故で1人が死亡、1人が意識不明の重体です。
警察によりますと、2月29日午後10時過ぎ、太田市の北関東自動車道で、軽乗用車が追い越し車線を逆走して、
合わせて車4台が絡む事故が発生しました。 この事故で3人が病院に搬送され、逆走した軽乗用車を運転していた70代から80代とみられる男性が死亡しました。
また、別の乗用車に乗っていた70代の女性が意識不明の重体になっています。 この他、40代の男性2人が重軽傷を負いました。
現場付近は見通しが良い直線道路で、警察は車が逆走した状況など事故の経緯を詳しく調べています。
この事故の影響で、北関東自動車道は現場付近の西行きの車線が6時間余りにわたって通行止めになりました。
(2)県内15の市町村が部活動の地域移行に取り組んでいます。
公立中学校の部活動を巡り、指導をスポーツクラブなど外部団体に委ねる「地域移行」に取り組んでいる県内自治体が、15市町村だったことが3日までに、県教育委員会の状況把握調査でわかりました。
また、従来の部活動の中で外部指導者らを活用する「地域連携」を導入しているのは33の市町村に上りました。
一方、ほぼ全てとなる34の市町村が「指導者の確保」を課題に挙げており、県教育委員会は支援策を強化する考えだということです。
部活動改革が進む自治体は「指導員らの活用によって効果的な技術指導が可能となったり、教職員の負担軽減につながったりした」「地域の大人と中学生が交流する場が増えた」といった成果を回答しました。
(3)車の後部座席におけるシートベルトの着用率が前の年より上昇するも4割が未着用でした。
県内一般道を走る車の後部座席におけるシートベルトの2023年度の着用率は前の年より1.6ポイント上昇したものの、62.7%にとどまったことが3日までに、警察庁とJAFの調査でわかりました。
全座席のベルト着用を原則義務化した改正道路交通法施行からおよそ15年が経過し、JAFは後部座席でも事故で致命傷を負う恐れがあるとして、全ての座席で必ずシートベルトをつけるよう呼びかけています。
県警交通企画課によりますと、昨年、四輪車に乗っていて事故で亡くなった21人のうち7人はシートベルトをつけておらず、この中で6人は着けていれば助かった可能性があったということです。
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(4)玉村町で2日続けて火災が発生しています。 2日午前11時ごろ玉村町箱石の山口さん93歳の自宅から「炎が見える」と、近くに住む男性から119番通報がありました。
木造2階建て住宅およそ230平方メートル全焼し、およそ5時間後に消し止められました。 怪我人はいませんでした。
伊勢崎署によりますと、山口さんは3人暮らしで、出火当時は山口さんを含む2人が屋内にいましたが、逃げて無事だったということです。
伊勢崎署が出火原因を調べています。 また、3日午前0時ごろ、2日に起きた火災現場から北におよそ100メートル先の住宅で炎が上がっているのを
伊勢崎署員と伊勢崎市消防本部の職員が発見しました。木造2階建て住宅およそ180平方メートル全焼、
およそ3時間後に消し止められました。怪我人はいませんでした。 住宅は65歳の女性が所有する空き家で、出火原因を調べています。
(5)玉村町で「ぱる祭り」が開かれました。 住民グループの取り組みや企業の社会貢献活動を紹介する
玉村町住民活動サポートセンターぱるが主催の「第8回ぱる祭り」が3日 玉村町のふるハートホールで開かれました。
町内外の19の団体によるステージ発表やパネル展示、食品の販売などを多くの町民が楽しみました。
また、桐生信用金庫玉村支店の清掃などの地域貢献活動を紹介するパネルや、絵手紙の展示もあったということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。