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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から、12日で39年となります。
墜落現場の群馬県上野村では遺族などが参列し、追悼慰霊式が行われました。 1985年8月10日、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が群馬県上野村の山中に墜落し、
国内航空機事故では最も多い520人が犠牲となりました。 事故から39年の12日、上野村では墜落現場の御巣鷹の尾根に向けて遺霊登山が行われ、遺族や関係者が亡くなった人の墓標などに花を手向けたり、
線香を供えたりしました。 12日、遺霊登山に訪れた人は午後4時の時点で68家族230人で、去年より42人減りました。
そして午後6時からは、墜落現場の山のふもとにある追悼施設「遺霊の園」で遺族や地元の人、それに日本航空関係者などおよそ160人が参列し、追悼慰霊式が行われました。
式では、参列者が花を供え、犠牲者の数と同じ520本の蝋燭に火を灯していきました。 その後、墜落時刻の午後6時56分、全員で黙祷し、犠牲者を追悼するとともに、悲惨な事故が二度と起きないよう、空の安全を祈りました。
(2)関東甲信は12日も気温が上がり、群馬県では40度に迫る危険な暑さとなりました。
きょうも各地で猛烈な暑さが見込まれており、引き続き熱中症対策を徹底する必要があります。
気象庁によりますと、関東甲信は12日も晴れて気温が上がり、日中最高気温は群馬県桐生市で39.7度、
埼玉県熊谷市で38.8度、栃木県佐野市で38.6度などと危険な暑さとなりました。
また、茨城県古河市や神奈川県小田原市で37.8度、東京都心でも35.5度などと広い範囲で猛烈な暑さとなりました。
13日も気温が上がり見込みで、日中最高気温は甲府市で37度、東京都心千葉、さいたま、長野県飯田市、神奈川県小田原市で36度などと各地で猛烈な暑さが予想されています。
気象庁と環境省は13日も熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東甲信全域に熱中症経過アラートを発表しています。
(3)22年の水害被害額、群馬県は9億6,400万円となりました。
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国土交通省は2022年、水害による物的被害額が全国で6,081億円だったとの確報値を明らかにしました。
台風や豪雨が相次ぎ、過去10年間で4番目に多かったということです。
都道府県別では台風15号に見舞われた静岡が2,014億円と全体のおよそ3分の1を占め、最も多く。群馬県は9億6,400万円となりました。
被害総額の内訳は住宅や農作物などの一般資産が3,063億円。
道路や河川といった公共土木施設が2,816億円。
鉄道や水道を含む公益事業が202億円となりました。
(4)四葉学園の生徒がアメリカの研修を伊勢崎市長の前で報告しました。
世界を舞台に活躍する未来に向けて、高校生世代が経験を積む「海外グローバルリーダー研修」を得た
伊勢崎市立四葉学園中等教育学校の生徒たちが市役所で成果を発表しました。
5年生8人がアメリカでの体験や異文化理解が進んだことなどを、市長らに報告をしました。
研修は5月25日から6月4日に行われ、アメリカミズリ州スプリングフィールド市にある州立大学を中心に開かれ、
5年生おそ120人が参加。市役所を訪れた8人は、大学で講義を受けたことや空手、書道といった日本文化をイベントで紹介したことを報告しました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。