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2024-04-16 05:00

2024年4月16日 いせさきFMニュース

4月16日 いせさきFMニュース
(1)遮断機のない「危険な踏切」廃止へ。9歳女子死亡の踏切事故
(2)英語で受験可能「普通二種免許」
(3)桐生・鳴神山で無許可土砂搬入。業者に行政処分
(4)桐生で28.4度。熱中症で1人搬送
(5)「伊勢崎括り絣」の職人・齋藤定夫の作品展示会が始まる

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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)警報機や遮断機のない「第4種踏切」で女子児童が列車に跳ねられ死亡した事故を受け、高崎市は「第4種踏切」の解消を5年計画ですると発表しました。
高崎市は、15日、事故現場を含め、市内に21カ所ある上信電鉄の「第4種踏切」について、地元住民と廃止で合意できない箇所は、来年度から5年計画で必要な予算を確保し、自動遮断機のある踏切に切り替えると発表しました。
現在、高崎市内には10カ所あり、旧吉井町にも11カ所、合わせて21カ所あります。
自動遮断機の導入コストは、1,500から3,000万円とされていますが、国の補助は、鉄道事業者が赤字経由の場合、国が2分の1、自治体側が3分の1、鉄道事業者側が6分の1をそれぞれ負担する仕組みとなっています。
市は上信電鉄の負担を引き受けて、国と折半する形にし、切替え後の保守点検についても支援するとしています。
(2)県警は「2種免許」の学科を英語で受験可能としました。
バスやタクシーといった旅客運送業の運転手不足が深刻化する中、県警は15日から第2種免許の学科試験を英語でも受けられるようにしました。
初日の利用者はいませんでしたが、外国人労働者をバスやタクシーの運転手として受け入れる制度変更が見込まれており、県警は今後を見据え環境整備しました。
県内ではすでに準中型、普通、二輪、原付の各免許の学科試験は英語、ポルトガル、ベトナムの三カ国語で受け付けています。
(3)桐生の鳴神山で無許可で土砂を搬入したとして、県が業者に行政処分を行いました。
桐生・みどり両市にまたがる鳴神山の保安林で、県外の業者が許可なく土砂を搬入し、県が森林法に基づき、行為の中止などを命じる行政処分をしていたことが15日分かりました。
県によると土砂が搬入されたのは桐生市川内町の山あいの林道で、業者は2箇所に大量の土砂を搬入しています。
地元関係者からの相談を受け、事務所が昨年10月に事態を把握、口頭や書面で搬入中止と土地の現状復旧を求めましたが改善されていません。
こうした状況を受け、県は2月19日、搬入の中止や土地の現状復旧を命じる行政処分を実施し、離港期限は今月19日となっており、改善されない場合は刑事告発も検討しているとしています。
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(4)桐生で28.4度と各地で気温が上昇しました。
県内は15日、高気圧に追われて晴れ、気温がぐんぐんと上昇し、季節外れの暑さとなりました。
前橋地方気象台によると最高気温は桐生で28.4度、館林で27.8度、伊勢崎で27.4度と、全13観測地点で平日により7から11度高く、6月上旬から7月上旬並みとなりました。
急な暑さで体調を崩す人もおり、県内11消防によりますと、15日、前橋で屋外にいた男性(88)が熱中症の疑いで救急搬送され、中等症と診断されました。
(5)「伊勢崎括り絣」の職人・齋藤定夫さんが県ふるさと伝統工芸師に認定されたことを記念し、伊勢崎市役所で15日、作品展示会が始まりました。
「括り絣」は縦糸と横糸を紐で縛って染め分け、織るときに模様を合わせる技法です。
1月に「伊勢崎括り絣」が県ふるさと伝統工芸品に指定され、齋藤さんが伝統工芸師に認定されたことを記念し、有志が「伊勢崎括り絣 齋藤定夫展」として開きました。
展示会では齋藤さんの指導を受けながら、旗織りや括りなど作業工程も体験することができます。
以上、県内のニュースをお伝えしました。
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