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群馬県のニュースをお伝えします。 （１）群馬県内のガソリンスタンドの数が10年で30%減少しました。
前橋市にあるシンクタンクの「群馬経済研究所」は、国がまとめた昨年3月末までの10年間の全国にあるガソリンスタンドの数の推移を分析しました。
それによりますと、県内では2014年の808カ所から2024年には563カ所に減少し、減少率は30%となって全国で最大だったということです。
減少した要因の一つとして、設備の老朽化に伴う更新コストの高さや人口減少による需要の落ち込みなどで、小規模業者の廃業が相次いだことを挙げています。
また、ガソリンスタンドの数が3箇所以下で、給油所を表すサービスステーションを略した「SS過疎地」と呼ばれる自治体は9つの町村に上っているということです。
群馬経済研究所は、群馬県は車社会で、山間部を中心に車がないと生活できない人が多く、ガソリンスタンドがさらに減少すると地域の生活に大きな影響が出る可能性があると話しています。
（２）SUBARUの三浦龍司選手、世界陸上の内定が決まりました。
陸上の世界最高峰シリーズダイヤモンドリーグ第1戦は26日、中国のアモイで行われ、男子3000メートル障害で昨年のパリオリンピック8位になった三浦龍司選手23歳が8分10秒11で6位になりました。
9月に開催される世界選手権東京大会の参加標準記録を突破して、選考基準を満たし3大会連続3度目の世界選手権代表に決まりました。
群馬県勢としては3人目の代表となりました。
三浦龍司選手は京都の洛南高校から順天堂大学を経て2024年春にSUBARUに加入、高校時代から3000メートル障害で活躍し、8分9秒91の日本記録を持っています。
（３）昨年、県警が違法薬物の所持や使用などで摘発した人数は246人でした。
2024年に県警が違法薬物の所持や使用などで摘発したのは246人だったことが県警のまとめで分かりました。
このうち群馬は112人で、7年ぶりに減少に転じましたが、3年連続で100人超えとなりました。
また、覚醒剤は114人でした。
また、年代別では20代以下が54.9%と半数を占め、前の年より17.8ポイント減少しましたが、人数では17人増加しました。
次に40代が43人、30代が35人、50代以上が33人と続きました。
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一方、その他の薬物を種類別で見ますと、コカインやMDMAなどの麻薬が20人で、アヘンはなかったとのことです。
県警組織犯罪対策2課は、「薬物事犯は全体で増えており気の抜けない状態、摘発と薬物内容防止の啓発に努める」としています。
（４）伊勢崎市の国道で、車がガードレールに衝突し運転していた男性が重傷を負いました。
27日午前0時ごろ、伊勢崎市三室町の国道17号で茨城県に住む32歳男性が乗る乗用車が中央分離帯に乗り上げ、道路右側のガードレールに衝突しました。
男性は左の肺の挫傷と左鎖骨を折るなどの重傷を負いました。
男性は「交差点で侵入してきたバイクを避けようとハンドルを切ったら事故になってしまった」と話しています。
警察が詳しい事故原因を調べています。
（５）玉村町で春祭りが行われました。
玉村町商工会の第20回春祭りが26日、玉村町社会体育館駐車場で開かれました。
多彩なステージイベントに多くの人が声援を送り、数多く並んだ飲食の出店も盛況だったとのことです。
例年は桜が見ごろを迎える4月上旬に開いていますが、今回は20回の節目に合わせ初めてゴールデンウィークに開催しました。
会場には地元の家族連れを中心に1000人以上が来場したということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
