高崎市の火事と遺体発見
群馬県のニュースをお伝えします。(1)高崎市で住宅12棟などが焼けた火事で、1人の遺体が見つかりました。
28日午後2時前、高崎市で火事が起きていると近くに住む男性から消防に通報がありました。
消防が消火活動に当たり、火はおよそ5時間半後に消し止められましたが、
住宅11棟と4階建てのビル1棟が焼け、このうち全焼した木造2階建て住宅の焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
警察によりますと、火事の後、この家に住む67歳の男性と連絡が取れていないということです。
一方、この家に住む73歳の兄やこのほかの住宅の住人とは連絡が取れているとしています。
警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。
(2)北関東で相次いでいる銅線窃盗事件、警視庁が買取業者の摘発を進めています。
群馬県を含む北関東を中心に外国人グループらによる銅線ケーブルの窃盗事件が相次いでいることをめぐり、
警視庁などが売却先の買取業者の摘発を進めています。
切断されたケーブルは身分確認なしで売買できるといった規制の抜き穴が狙われており、
政府は今国会に対策法案を提出。売却ルートの一掃を目指します。
2月7日、伊勢崎市の買取店に警視庁と群馬、栃木、山梨各県警の共同捜査本部の捜査員らが
次々と家宅捜索に入り取引記録をまとめたとみられるノートなどを押収しました。
また、店の敷地には金属が山積みになっていたということです。
警視庁によりますと、金属等の認知件数は価格の高騰などを背景に
2020年の5478件から増加が続き、2024年は2万件を超えました。
ターゲットになりやすい太陽光発電所などは山間部や広大な敷地に設置されており、
防犯対策が難しいことが要因とされています。
国民スポーツ大会に向けた支援強化
(3)国民スポーツ大会などを見据え、県は新年度から競技団体などへの支援を強化します。
2029年に群馬県で開かれる国民スポーツ大会などを見据えて
競技力を高めようと県は県内の競技団体などへの支援を強化します。
強化指定選手や指導者に活動費を助成するほか、強化を担うヘッドコーチの設置などを進め、
将来につながる選手育成の仕組みを構築し、世界で活躍するアスリートの輩出を目指します。
強化指定は個人や団体を対象に、今年度の国民スポーツ大会やインターハイなどの
全国規模の大会成績に応じて最大30万円を助成し、
全国一位を獲得した選手の指導者にも10万円を助成します。
2025年度一般会計投資予算に関連事業費として3億9300万円を盛り込んでおり、
県は「2029年国民スポーツ大会での群馬県の選手の活躍につなげたい。
さらに世界の舞台で活躍してもらい県民の誇りになってもらいたい」としています。
(4)県と太田市は29日、デジタル人材育成拠点「ツクルン」のサテライト施設を太田市内に開設すると発表しました。
県と太田市は29日、県のデジタル人材育成拠点「ツクルン」のサテライト施設を太田市内に開設すると発表しました。全ての小・中・高校生が最先端技術に触れられる環境を整えます。
サテライト施設は2024年6月に桐生市が初めて設置し、
高崎市のGメッセ群馬にことし夏開業するデジタル教育施設「ツーモ・グンマ」にも併設予定です。
太田市のサテライト施設の開設については、
(5)伊勢崎市の白龍神社で桜祭りが行われました。
伊勢崎市東小保方町の白龍神社は30日、さくら祭りを開きました。
来場者は境内のおよそ50本のソメイヨシノを鑑賞しながら、
日本舞踊やキッチン館のグルメなどを楽しみました。
魔除けの効果があるとされると、
拝殿前に飾っている和傘をこの日に新調し、多くの人が見入っていました。
桜祭りは4月6日にも開く予定で、
「上州あずま太鼓会」のステージや、さくらのライトアップなどが行われます。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。