豚熱対策と投資詐欺
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県内の養豚場で豚熱(CSF)の発生が相次いでいることを受け、県は22日、
総事業費1億8700万円の緊急対策を行うことを明らかにしました。 感染源とみられる野生イノシシを集中的に捕獲するとともに、
センサーカメラを県内10カ所に設置して、生息状況を農家と即時共有する取り組みも始めます。
発生が集中している前橋市内に車両の消毒ポイントを常設化するほか、農家の衛生管理徹底に向けて、施設整備費や物資の購入費を補助します。
センサーカメラは前橋市に3カ所、高崎、桐生、太田、渋川、富岡、安中、緑の計7市に1カ所ずつ置きます。
(2)定例県議会が22日開会しました。
前橋市にある群馬県民会館の廃止に伴い、周辺エリアの利活用を検討する調査費用や、県内の高校生を対象に新たに事業料支援を行う事業費などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。
一般会計の総額でおよそ13億7,800万円の補正予算案など、合わせて23の議案が提出されました。
定例県議会は来月13日までの23日間の会期で開かれます。
(3)桐生署は22日までに、SNSを通じて投資話を持ちかけ金銭をだまし取るSNS型投資詐欺の手口で、
みどり市の62歳の男性会社役員が107万円分の暗号資産をだまし取られたと発表しました。詐欺事件として調べています。
桐生署によりますと、男性は2月20日頃、SNS上の投資に関する投稿から女性の株式ブローカーを名乗る人物と知り合い、
LINEで「開発したソフトウェアに任せれば投資額が10倍になる」などとうその投資話を持ちかけられました。
2月21日、ブローカーに紹介された別の人物の指示で暗号資産購入用の講座を開設。
投資名目や出金名目で2回に分けて計107万円分の暗号資産を購入して送付し、だまし取られました。
高校生写真大会と寄贈
(4)全国の高校生が写真の腕前を競う「第32回全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園2025)」の実行委員会は22日、初戦の審査結果を発表しました。
本県の新島学園、富岡実業、勢多農林、伊勢崎工業を含む計80校が6月7日・8日の両日にオンラインで開かれるブロック別の審査会に進みました。
初戦は各校3人1組のチームで6枚から8枚の写真で組んだ1作品を提出し審査を受けました。
今年は518校が応募し、県内は10校でした。伊勢崎工業のブロック審査会進出は初めてです。
ブロック審査会は生徒と審査員をビデオ会議システムでつなぎ、初選応募作品の意図などをプレゼンします。
県勢が出場する北関東ブロックは8日。本選出場2枠をかけて10校が競います。
(5)JA佐波伊勢崎は玉村町に、月刊誌「ちゃぐりん」と「家の光」を1年分寄贈しました。
松浦副組合長が石川町長に目録を手渡しました。
ちゃぐりんは自然や食べ物をテーマにした子ども向けの教育誌で、玉村町内の5つの小学校や図書館に送られます。
家の光とともに、今月から1年分を贈呈します。
石川町長は「大変感謝している。町内の小学校と図書館で活用させていただきたい」と感謝を述べました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。