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2025-04-16 05:00

2025年4月16日 いせさきFMニュース

4月16日 いせさきFMニュース

(1)昨年の県内企業の「休廃業・解散」の件数が842件と過去最多。
(2)「百日ぜき」が群馬県内でも拡大しています。
(3)賃金未払いの疑いで書類送検されました。
(4)熱中症警戒アラートを今月23日から全国で運用を始めると発表。

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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)昨年の県内企業の「休廃業・解散」の件数が842件と過去最多となりました。
2024年の県内企業の「休廃業・解散」は、前の年と比べて21.7%増加の842件で、2000年の調査開始以来最多となったことが、東京商工リサーチ・前橋支店のまとめで分かりました。
直前の決算で黒字だった企業が多く、高齢の経営者が後継者不在や物価高により事業継続を断念するケースが増えているとみられています。
産業別でみますと、サービス業が27.6%で、建設業が20.3%、小売業が14.0%の順に多かったとのことです。
一方、代表者の年齢は70代が最も多く43.7%に上りました。
また、80代以上の割合も25.5%と、10年前の2014年調査の9.7%から増加し、高齢化が顕著となっています。
「休廃業・解散」する直前の決算が黒字だった割合は、前の年と比べて14.6%増加の62.1%で、7年ぶりに6割を超えました。
(2) 「百日ぜき」が群馬県内でも拡大しています。激しい咳が長期間続き、全国で感染拡大している 「百日ぜき」について県は15日、
県内の今年の患者報告が累計で39人になり、昨年1年間の34人を超えたと発表しました。
年代別でみますと、10代が最も多く26人でした。
また、頬が赤く腫れる「りんご病」の患者数が、1機関あたり2.68人と急増し、国が定める基準値を超えたことから警報を発令しました。
県内で基準値を超えたのは2004年6月以来です。
感染制御センターによりますと、10代が患者全体の66.7%を占め、保健所の管轄別では前橋市が14人、高崎市が12人と続きました。
 「百日ぜき」はくしゃみなどの飛沫で感染し、激しい咳が出るほか、場合によっては肺炎を引き起こします。
また、「りんご病」は頬に赤い発疹が出るのが特徴のウイルス性感染症で、咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んだり、手で口や鼻を触ることで感染します。
(3)賃金未払いの疑いで書類送検されました。
前橋労働基準監督署は15日までに最低賃金法違反の疑いで、玉村町の自動車整備業の合同会社KSファクトリーと前橋市の合同会社ボディリペアサービスを経営する60代女性を前橋地検に書類送検しました。
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KSファクトリーにおける書類送検容疑は、2023年、社員2人の定期賃金の一部をそれぞれ所定の日に支払いをしなかった疑いです。
未払い額は2人合わせておよそ65万円に上ります。
一方、ボディリペアサービスにおける書類送検容疑は、社員1人の定期賃金の一部を所定の日に支払いをしなかった疑いで、未払い額はおよそ55万円あったということです。
前橋労働基準監督署は女性の認否を明らかにしていません。
(4)熱中症警戒アラートを今月23日から全国で運用を始めると発表しました。
環境省と気象庁は15日、熱中症のリスクが高まった際に注意を呼び掛ける「熱中症警戒アラート」や、
重大な健康被害が生じる危険な暑さとなる恐れがあるときに発表する「熱中症特別警戒アラート」の運用を今年は23日から全国で始めると発表しました。
警戒アラートは全国を58に分けた地域ごとに発表し、
気温や室温などから算出する指数「暑さ指数」が地域内のいずれかの地点で33以上になると予測される場合、
前日の午後5時ごろ、もしくは当日の午前5時ごろから発表します。
群馬県では統計がある2023年の7月から9月にかけて合わせて17回発表されていました。
気象庁は現時点で今年の夏は記録的な平均気温になる可能性は低いとしていますが、全国的に平年より高くなる見通しとのことです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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