群馬県の外国人増加
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県内の各市町村で暮らす外国人の数を10年前と比較したところ、
25市町村で2倍以上に増えていたことが分かりました。 増加の勢いを示す伸び率が最も高い片品村は9倍を超えました。
県全体は1.92倍で、全国の1.78倍を上回りました。 各業界の人手不足を背景に、従来少なかった地域にも外国人が急速に浸透している状況が浮き彫りになりました。
県内市町村の伸び率は片品村の9.46倍に続き、板倉町5.83倍、高山村4.89倍など町村部が8番目までを占め、いずれも3倍を超えていました。
住民に占める外国人の割合が20%を超える大泉町は1.39倍。 外国人住民数が県内最多の伊勢崎市は1.63倍でした。
(2)4日午後3時50分頃、太田市長手町で「子グマ1頭を路上で見かけた」との通報が太田市役所に寄せられました。
太田市内では2日午前、成塚町で子グマの死骸が見つかったほか、2日午後には別のクマの目撃情報も寄せられており、太田市が注意を呼びかけています。
子グマは下校中の小学生が発見しました。児童はクマがいる場所を避けて帰宅しました。 けがはありませんでした。
子グマの死骸が見つかったことなどを受け、太田市は、 菅塩町で8日に予定されていた太田市内園児による恒例のミカン狩りを中止しました。
15園の450人が参加予定でした。 太田市子ども課は「子どもの安全を考慮した」としています。
(3)日本郵便関東支社は4日、桐生市巴町の桐生郵便局の郵便局員が、配達中に封書やはがきの郵便物一束、およそ30通を紛失したことを発表しました。
日本郵便関東支社によりますと、郵便局員が11月28日にバイク前方の集配かばんに郵便物を入れて配達していた際、
桐生市広沢町付近で郵便物一束がないことに気づきました。 配達中に落とした可能性が高く、探しましたが発見できなかったということです。
紛失した郵便物の差出人・受取人は特定できていません。 日本郵便関東支社は「お客様に迷惑をかけお詫び申し上げる。
今回のような事態が起こらないよう、再発防止に努める」としています。 (4)県内で警報が発令されているインフルエンザについて、県は4日までに
11月30日までの1週間の定点医療機関あたりの報告数が、前の週に比べて18.38人減の55.09人だったと発表しました。
県感染制御センターによりますと、減少は9週ぶりです。 発熱やせきが長引くマイコプラズマ肺炎は、
定点あたり前の週に比べ0.33人減でしたが、4人の高水準が続いています。 (5)伊勢崎高等特別支援学校は4日、外部講師を伊勢崎市の伊勢崎高等特別支援学校に招き、
伊勢崎銘仙の授業をしました。 3年生およそ30人が羽織を着て、鮮やかで多様な柄の銘仙の価値や魅力を体感しました。
「伊勢崎めいせんの会」代表の杉原みち子さんと、伊勢崎銘仙プランナーの金井珠代さんが講師を務めました。
銘仙の歴史や国内外の展示会を紹介し、金井さんは「銘仙は世界に誇る伊勢崎の名物」と話しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。