県の監査結果と食中毒患者2.4倍
群馬県のニュースをお伝えします。 （１）群馬県は、包括外部監査の結果、指摘事項が3件あったと発表しました。
群馬県は、地方自治法に基づく2024年度、包括外部監査の結果を公表しました。 農業振興施策に関わる財務事務執行と事業管理をテーマに行い、是正や改善が必要とする指摘事項が3件。
是正や改善検討を求める意見が33件となりました。 指摘事項3件は、いずれも農林大学校に関する内容で、学生寮を管理する舎監に勤務実態に応じた適切な時間外手当を支払うべきだとしたほか、
私費会計等、図書室の適正な管理を求めました。 （２）昨年、県内での食中毒患者は、前の年に比べ2.4倍増え、401人となりました。
2024年、県内で発生した食中毒による患者数が、前の年のおよそ2.4倍の401人だったことが9日、県のまとめで分かりました。
経済活動の本格的な再開などを受け、23年はコロナ禍前の水準に戻って169人となり、24年はさらに増加をしました。
集団感染を起こしやすいノロウイルスなどによる食中毒が患者数増大の大きな要因と分析しています。
県内では昨年12月、前橋市内の食堂が作った弁当などを食べた男女76人が下痢の症状を訴え、このうち一部の客からウェルシュ菌が検出されています。
（３）動力噴霧器を盗んだとして、ベトナム国籍の男女を逮捕しました。
群馬、栃木、埼玉の３県警共同捜査班は9日、窃盗の疑いでベトナム国籍の男で伊勢崎市宮古町のファム・ヴァン・ナム37歳とブイ・ティ・タイン・ガー38歳の両容疑者を再逮捕しました。
再逮捕容疑は仲間と共謀し、2月23日午後5時ごろ、埼玉県深谷市の農家男性のビニールハウスで液体を散布する動力噴霧器1台を盗んだ疑いです。
東毛や中毛地域で昨年9月ごろ、また埼玉県北部では10月ごろ、農機具の盗難が相次いで発生したため、3県警が共同で捜査を行っていました。
県内では1月から3月にかけ動力噴霧器が盗まれる被害が32件ありました。
（４）赤城南面千本桜が見ごろを迎えました。
桜の名所として知られる前橋市の赤城南面千本桜が見ごろを迎え、およそ1.3キロにわたるソメイヨシノのトンネルが訪れた人を出迎えています。
園内にはおよそ600本のソメイヨシノ、およそ140本のジンダイアケボノなど27種の桜が植えられています。
（５）スギ花粉の終了は今月下旬の見込みです。
気象情報会社ウェザーニュースは9日、今年の花粉飛散に関する予想を発表しました。
群馬県でのスギー花粉シーズン終了は今月下旬を見込んでいます。
ウェザーニュースによると飛散する花粉の主流はすでにヒノキに移っており、群馬県でのシーズン開始は前の年より3日遅い2月15日、本格飛散の開始は7日遅い25日となりました。
（６）カードをすり替え120万円を盗んだ疑いで女を逮捕しました。
県警と伊勢崎署は9日までに、窃盗の疑いで埼玉県深谷市の保健外交員、平野まい容疑者40歳を再逮捕しました。
再逮捕容疑は仲間と共謀し2月4日午後、金融機関の職員を装い高崎市の80代女性宅を訪れ、キャッシュカード3枚をすり替えて盗み、120万円を引き出し盗んだ疑いです。
平野容疑者は同様の窃盗容疑で、2月と3月17日に逮捕されていました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。
