地域の新たな取り組み
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎市を含む東武鉄道沿線7市と6商工会議所が、金曜日は公共交通デーとして定めました。
鉄道をはじめとする公共交通時に向け、東武鉄道沿線の群馬、栃木両県の7市などで合成する両網地域東武鉄道沿線活性化協議会は7日、
10月から12月の毎週金曜日を、7市と6商工会議所の職員による公共交通利用デーとすることを明らかにしました。
職員が率先して利用することで、市民の意識改革につなげ、利用増加を目指すとしています。
協議会事務局を務める足利市によると、県境またぐ複数の自治体が連携し、公共交通の利用を促す取り組みは珍しいとしています。
(2)高崎市内の全小学校が来年度から朝7時登校に対応します。
高崎市は7日、来年度から市内全58小学校の朝の開門・開校時間を前倒し、午前7時とする方針を明らかにしました。
これは、多様な働き方と子育ての両立を支援するともに、子供の受け入れ時間が保育員より遅いことで、保障の出勤時間と合わないケースが生じる、小1の壁問題の解消にもつなげたいとしています。
(3)県吹奏楽連盟で会計を担当していた50代男性職員が、1650万円あまりを不正に流用していた疑いがあります。
連盟では、複数の業者から大会解消費などが見払いになっているという情報を寄せられ、調査を進めた結果、口座に資金が殆ど残っていないことが分かったということです。
男性は、15年前から県の連盟事務職員として勤務、中部地区の連盟を含め、一人で会計を担当し、調査に対し、資金を使い回したなどと説明しているということです。
連盟などは、男性職員を職務停止の処分とするともに、警察に刑事告訴することを検討しています。
(4)「お金に金が付いている」と騙し、現金を騙し取った男の第3回公判が行われました。
「お金に金が付いている」と不安を煽り、女性から現金を騙し取ったとして詐欺の罪で問われた伊勢崎市の自傷カウンセリング業、田代昌幸被告40歳の第3回公判が7日、毎晩祭で開かれました。
検察側は冒頭陳述で、50代女性に子供が交通事故に遭うからお金の除菌が必要と伝え、現金260万円を受け取ったと指摘、別の50代女性には未来を予言する能力があるということを信じ込ませ、現金を騙し取ったとしています。
田代被告は、「間違いありません」として、起訴内容を認めています。
(5)農機具などを連続して盗んだベトナム国籍の男を2人を逮捕しました。
群馬、栃木、埼玉3県で相次いだ農機具の連続窃盗事件で、3県系の共同捜査官は7日、幸運機などを盗んだとする窃盗の疑いで、ベトナム国籍の男で伊勢崎市の無職ファム・バンナム容疑者37歳を逮捕し、
盗品であることを知りながら耕運機を買い取ったとして、ベトナム国籍の男で前橋・天川大島町の農機具等買取店経営・チャンスンフン容疑者29歳を逮捕しました。
県警は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
群馬県など3県では、昨年9月以降、動力噴霧器が盗まれる被害が相次ぎ、今年1月から共同捜査していました。
群馬県では昨年37件、今年1月6月にかけては34件の被害がそれぞれ確認されています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。