群馬県のDX調査結果
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県内企業を対象に、デジタル技術で業務を変革するDXに関する調査を行った結果、
6割以上の企業が取り組んでいると答えたことがわかりました。 デジタル技術で業務を変革するDX、デジタルトランスフォーメーションを導入する動きが進む中、
民間のシンクタンク「群馬経済研究所」が、今年3月から4月にかけて、県内の1,984社を対象にDXに関する調査を行った結果、359社から回答を得ました。
それによりますと、DXに「取り組んでいる」と回答したのは63.8%でした。
このうち、取り組む目的を複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが、「業務プロセスの改善や効率化」が86%、
次に「情報共有の迅速化」が57.5%、「人手不足の対応」が53.9%などとなっています。
一方、DXに取り組んでいる企業は35.4%に上っていて、その理由を複数回答で尋ねると、最も多いのが、
「取り組む知識や情報が不足」で59.1%、「取り組むスキルが不足」が57.5%、「現場で推進・実行する人材が不足」が51.2%などとなっています。
(2)前橋市の小川晶市長が市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題をめぐり、市長が市民と意見を交わす公開対話集会が14日と15日に開かれることが分かりました。
前橋市の小川晶市長が市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題をめぐり、市長が市民と意見を交わす「公開対話集会」が14日と15日に開かれることが分かりました。前橋市内が放送圏のまえばしCITYエフエムが主催し、グリーンドーム前橋サブイベントエリアで行う予定です。
両日とも1時間半ほどを予定しており、定員が300人を見込んでいます。
内容は、市長が冒頭に説明した後、参加者の質問に答える形になるということです。
7日の前橋市の定例会見後、前橋市民を対象に参加者募集を始める想定をしています。
小川市長は10月24日の定例会見で、市議会の7つの会派から辞職して出直し選挙の望みを求められたことを問われた際、改めて続投の意向を示しました。
一方、市民の声を受け止めて改めて判断すると述べ、11月に対話の場を設ける考えを示していました。
(3)高崎市の市立小学校で来年度から開門時間が午前7時に早められることをめぐり、
県内の教職員らでつくる組合が5日会見を開き、改めて撤回を求めました。
高崎市の市立小学校ではおおむね午前7時半から午後50分ごろに門を開けていますが、
一部の保護者からもっと早く開門してほしいとの要望があったとして、
高崎市は来年4月から全ての市立小学校で開門時間を午前7時に早めることを決めています。
高崎市は教職員が出勤時間を早めて対応するのではなく、各校の公務員に時間外勤務の手当を支給して対応していくと説明しています。
しかし組合によりますと、現場教職員からは「児童がけがをした場合に誰が対応するのか」や、
「問題が発生すれば結局、教員が解決のために動くことになるのでは」、「教員の働き方改革に逆行する」といった反対意見が多く寄せられているということです。
組合は高崎市長と高崎市教育委員会に撤回を求める要求書などを提出し、
先月、市の教育委員会と交渉したものの、撤回要求は受け入れられず、
改めて撤回を求める要求書を教育委員会に提出しています。
(4)玉村町でコスモスと小菊が見ごろを迎えています。
玉村町福島地区の遊休農地およそ5000平方メートルに咲くコスモスと小菊が見頃を迎え、通行人を癒しています。
景観形成のため、福島地区農地・水・環境保全会の会員が栽培しています。
9日の午前10時から正午にはコスモスまつりを開き、花摘み体験をしたり、赤飯を振る舞ったりする予定です。
場所は玉村町文化センターの北西およそ400メートルに位置し、今月中旬まで楽しめるとのことです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。