防災ヘリ墜落事故の追悼式
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)県防災ヘリ墜落事故から7年が経過し、追悼式が行われました。
県の防災ヘリコプターが山中で墜落し、9人が死亡した事故から10日で7年となり、亡くなった消防隊員などの追悼式が行われました。
2018年8月、中之条町の山中で登山道の視察のため飛行していた防災ヘリコプターが墜落し、消防隊員やパイロットなどを合わせて9人が死亡しました。
事故から7年となる10日、山のふもとにある草津町で追悼式が行われ、遺族や山本一太知事などおよそ60人が参列しました。
追悼式は例年、現場近くに建てられた慰霊碑の前で行われていますが、8月4日に草津白根山の噴火警戒レベルが引き上げられた影響で、今年は会場が変更されました。
追悼式では、墜落時間とされる午前10時1分に合わせ、全員で祭壇に向かい黙祷を捧げました。
山本一太知事は、「事故を風化させず、二度と起こさぬように防災航空体制の安全管理に全力を尽くすことを固く誓う」と述べました。
(2)夏の全国高校野球、天候不良の影響で健大高崎の初選は13日に変更となりました。
第107回全国高校野球選手権大会の大会本部は9日、天候不良が予想されるため、甲子園球場で10日に予定されていた全4試合を順延すると発表しました。
これに伴い、11日以降のすべての日程が、休業日を含めて1日ずつ順延となることも決定しました。
群馬県代表の健大高崎の初戦は、13日の第1試合、午前8時開始予定に変更となりました。
(3)県は不動産取得税50件に関し、一部課税額に誤りがあり、およそ130万円を課題徴収していたと発表しました。
県は2024年に新築された軽量鉄骨作りの家屋のうち50件の不動産取得税に関し、一部課税額に誤りがあり、合わせて130万5,800円を課題徴収していたと発表しました。
課題徴収の1件あたりの最大額は10万2,200円で、最小額は200円でした。
対象は、2024年に県が課税標準額を算出したもので、この評価額は市町村が課税する固定資産税などでも使われていることから、市町村にも影響があるということです。
県が評価額を算出するのに際し、一部の項目に基準と異なる数値を使っていたことが原因で、県税務課は謝罪し納税者への課題徴収の幹部や市町村に評価額の訂正を通知する予定です。
(4)上野村の御巣鷹の尾根で乗客乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から12日で40年が経過します。
高校野球と不動産取得税の報告
上野村の御巣鷹の尾根で乗客乗員520人が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故から12日で40年が経過します。
遺族らはことしも11日に村役場近くで灯籠流しを行い、12日の朝から尾根を登って事故現場へ祈りを捧げます。
また、12日の夕方、村の関係者や遺族、日航幹部らが出席する追悼慰霊式が行われ、墜落時刻に合わせて、黙とうする予定です。
(5)戦後80年にあわせ、玉村町で音楽劇「ヒロシマ」を上演しました。
戦後80年にあわせ玉村町は9日、
玉村町文化センターで音楽劇「ヒロシマ」を上演しました。
玉村町の戦没者追悼式に合わせて開催し、この作品はマリンバの生演奏とともに、原爆が投下された広島市の
惨状が表現される舞台で、来場した多くの町民が平和に思いを寄せました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。