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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)公正取引委員会が、下請61社に金型を無償保管させていたとしてサンデンに勧告をしました。
公正取引委員会は28日、下請61社に自社の金型を無償で保管させたとして、 下請法違反で3年に保管費用相当額の支払いと再発防止を勧告しました。
公正取引委員会の試算では、保管費用は総額1億円を超えるとしています。 サンデンは、自動車空調用コンプレッサー部品などの製造を61社に委託し、自社で所有する金型などを貸与していました。
2022年以降、部品の発注を長期間行わないにもかからず、 下請業者に4220の金型を無償で保管させていました。
下請業者は倉庫を借り、保管するなどし廃棄を求めましたが、断られたケースもあったとしています。 (2)前橋の幼稚園で「セアカゴケグモ」が発見されました。
特定外来生物「セアカゴケグモ」について、県は28日、前橋駒形町のこまがた幼稚園の庭でメス1匹が見つかったと発表しました。
県内での確認は昨年9月以来12例目となりますが、幼稚園では初めてとなります。 園児に怪我はなく、クモはすでに駆除されているとしています。
この園では「セアカゴケグモ」や「ヒアリ」など触ってはいけない虫の写真を玄関に掲示しており、 園児に注意を促していました。
(3)玉村町の新年度予算案が発表されました。 玉村町は28日、総額124億2000万円の新年度一般会計当初予算案を発表しました。
予算規模は過去最大で前の年度に比べ7.4%増加しました。 公立小中学校の給食費完全無償化をはじめ、歴史資産の保存・活用
暮らしやすさ・向上などに重点を置いた配分となっています。 (4)県立夜間中学校の希望者の8割が外国籍であることが分かりました。
4月に県総合教育センター内に開校する夜間中学、県立「みらい共創中学校」について、 県教育委員会は28日、現在の入学希望者はおよそ30人で8割程度が外国籍だと明らかにしました。
開校式と入学式は4月11日を予定しており、 学習をサポートするため複数言語の母語支援員を配置する計画となっています。
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(5)伊勢崎三郷小学校の創立150周年記念式典が28日開かれました。 伊勢崎三郷小学校は1874年(明治7年)2月28日に波志江小学校としてスタートしました。
式典では児童が司会を務め、6年生125人が三部合唱で「春に」を披露しました。 卒業生で作詞作曲から編曲、プロデュースまで出かける音楽作家「小倉しんこう」さんが記念講演しました。
(6)美容室が全焼。男性一人が軽傷を負いました。 28日午後2時ごろ、前橋六区町、美容アベックから煙が出ていると
近隣住民から119番通報がありました。 前橋消防局によりますと木造平屋建ての店舗70平方メートルが全焼し、およそ1時間20分後に消し止められました。
(7)川場スキー場でノロウイルスが発生しました。 県は28日、川場村の川場スキー場内レストランパウパウで食事をした男女8人が腹痛やギリなどの症状を訴え
一部の客と従業員からノロウイルスが検出されたと発表しました。 県は店が原因の食中毒と断定し、3日間の営業停止処分としています。
県によると14、15の両日、店を利用した2グループ10人のうち8人が発症したもので、カレーやまぜそば、とんかつなどを食べ、15日正午ごろから症状が出始めました。
医療機関を受診しましたが入院した人はいないということです。 以上、県内のニュースをお伝えしました。