前橋市長の辞職
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)前橋市の小川晶市長が辞職の意向を固め、前橋市議会議長に退職願を提出したことが分かりました。
前橋市の小川晶市長は25日の午後5時ごろ、前橋市議会の富田議長に
「27日をもって退職する」とする退職願いを提出したということです。
小川市長をめぐっては、部下の既婚男性と複数回ホテルに行ったことが問題になっていますが、
これまで市長は続投する意向を持ち、
辞職の意向を表明していました。
一方、市民との対話集会では辞職を求める声が上がったほか、
市議会7つの会派は議会に不信任決議案を提出する方針を示していました。
小川市長は、25日の夜、SNSで
「自らの姿勢を正し、信頼を取り戻すために全力で行動してまいります」と、
自身の考えを投稿していて、関係者によりますと、退職後に行われる市長選挙に出馬する意向を示しているということです。
(2)桐生市役所入札妨害事件、元副市長に対し、有罪判決を言い渡しました。
桐生市の元副市長、森山享大被告52歳は、5年前、市役所の新庁舎建設工事をめぐり、県議の相沢崇文被告を通じて、建設会社に入札に関する情報を漏らした見返りに商品券10万円分を受け取ったなどとして、加重収賄と官製談合防止法違反の罪に問われました。25日の判決で、さいたま地裁の裁判長は
「副市長の職にありながら入札の公正を害し、市民の信頼を大きく損ねた。
市民の信頼を大きく損ねた。賄賂も受け取っていて言語道断だ」と指摘しました。
一方「職を辞して市民に謝罪し反省している」として
懲役1年6ヶ月、執行猶予3年を言い渡しました。
この事件をめぐっては、県議の相沢崇文被告49歳も元副市長に不正を働きかけ、
商品券10万円分を受け取ったなどとして、あっせん収賄の罪などで起訴されています。
(3)無免許運転と引き逃げの疑いで19歳の男を逮捕しました。
伊勢崎署は25日までに無免許過失傷害と引き逃げの疑いで、
伊勢崎市の19歳の男を逮捕しました。
警察によりますと逮捕容疑は、22日午後3時ごろ、
伊勢崎市堤下町の市道交差点で無免許で乗用車を運転。
横断歩道を渡っていた女子大学生に衝突し、胸部打撲のけがを負わせ、救護措置をとらずに
逃げた疑いです。調べに対して男は容疑を認めています。
女子大学生の関係者が110番通報。男は22日の午後、警察に出頭しました。
(4)インフルエンザの患者数が8週連続で増加しました。
県によりますと、今月17日から23日までの1週間に、
県内の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は
1医療機関あたりの平均で73.47人と、前の週より21人増加しました。
前の週を上回るのは8週連続で、
統計を取り始めてから最も多くなりました。
地域別で見ると中毛地域が95.17人、東毛地域が75.92人、
西毛地域が70.6人、北毛地域が32.33人となっていて、
全ての地域で警報レベルとなっています。
また、この期間中、県内にある高齢者施設でインフルエンザの集団感染が発生し、
3人が亡くなったということです。
(5)伊勢崎興陽高校の3年生がオリジナルパンを考案し、製品化しました。
伊勢崎工興陽高校の3年生がネギと味噌を使ったオリジナルのパン
「ネギ味噌パン」を考案し、渋沢製パンが製品化しました。
農産物や加工食品などを販売する29日に開催予定の
「秋の興陽フェスタ」で販売するほか、渋沢製パンの店舗で12月1日~5日に限定販売されます。
販売しています。ネギ味噌パンは授業の一環で考案し、
これまでも高校生と製品開発に取り組んできた渋沢製パンに製品化を提案しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。