00:00
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)今年の群馬県内のどんぐり、3年連続「不作」となり、クマの出没の危険性があります。
クマの餌となるどんぐりの豊凶状況について、県は30日、本年度は「不作」とする調査結果を発表しました。
不作は3年連続で、2013年度以降で6度目となります。 クマは冬眠に備え、9月から11月に食欲が増し、
主食となるどんぐりの実りが悪いと餌を求め、人里に出没する危険性が高まります。 昨年、人間の生活権で目撃された県内の件数は、
23年度、過去4番目に追い、727件に上り、人身被害が4件発生しています。 県は30日、人身被害防止に向けたパンフレットと動画をホームページで公開し、
市町村にパンフレットのデータを提供、広く注意を呼びかけています。 (2)県警が昨年把握した認知症による行方不明者が減少しました。
昨年1年間、県警が把握した行方不明者1,109人のうち、認知症やその疑いがある人は、前の年に比べ33人減り、152人だったことが県警のまとめで分かりました。
全体の占める割合は3.9ポイント減り、13.7%で、6年ぶりに減少に転じました。
人身安全対策によると、全体の行方不明者は前の年と比べ59人増えました。 年代別では20代が最多の297人で、10代は176人、30代が141人と続いています。
原因別は認知症関連のほか、事業・職業関連が249人、家庭関係は199人、認知症除く疾病などが86人となっています。
(3)同僚をボンネットに乗せ走行させたとして、男が逮捕されました。
同僚男性を車のボンネットに乗せたまま走行したとして、太田署は30日までに、殺人未遂の疑いで太田氏のアルバイト、高島一樹容疑者35歳を現行犯逮捕しました。
警察によりますと、29日午後2時ごろ、商業施設駐車場で自身の乗用車の前に立っていた前橋市の男性会社員に向けて発進。
男性を車のボンネットに乗せたまま国道50号などおよそ3.9キロにわたり走行した疑いです。
(4)10月1日から運行を開始したデマンドタクシー「たまGO」のお披露目会が30日開かれました。
03:05
玉村町が10月1日から運行するデマンド乗り合いタクシー「たまGO」が30日、町役場でお披露目され、石川町長が乗り心地などを確認しました。
導入したのは乗車定員6人のミニバン2台で、車いすにも対応します。
町内190箇所に加え、伊勢崎市民病院に停留所を設置、スマートフォンのアプリや電話などで予約をし、町内の移動は乗車1回につき200円、町外は400円で利用ができます。
玉村町によると、1日以降の予約状況は堅調だということです。
(5)災害時の助け合いとして、榛東・吉岡・玉村の三町村が応援協定を結びました。
榛東・吉岡・玉村の三町村は30日、災害時の総合応援協定を結びました。
生活物資や応急に必要な資材を提供し合うことなどを定めました。
協定内容には、救助に必要な車両や職員の提供、派遣についても盛り込み、
吉岡町役場で締結市が開かれ、榛東村の南村長と吉岡町の柴崎町長、玉村町の石川町長が協定書を取り交わしました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。