ピルと女性の健康
男性だからわからないを卒業する番組、femsta。
femstaは、どこにでもいるような中年男性のnakamasaが、
男性だからわからないを卒業するをコンセプトに、
女性の理解を深めるために学んだことをアウトプットする番組です。
前回はPMSとホルモンなどの関係のことでしたが、
今回はピルとホルモンのことについてアウトプットしていこうと思います。
それでは今回のテーマは、
避妊薬だけじゃないピル、ホルモン治療と女性の選択肢、
今回はピルやその他のホルモン治療について、
少し深掘りしてお話ししていきたいと思います。
あなたはピルと聞いてどんなイメージを持ちますか?
やっぱりまだ避妊薬というイメージが強いのかもしれませんが、
実はそれだけではないんです。
ピルは女性の心と体の健康を支える選択肢の一つになります。
現代の女性は昔の女性より生理の回数が遥かに多いということをご存知ですか?
例えば江戸時代の女性たちは、
初町が平均15歳頃と現代に比べ遅く、
10代後半で妊娠・出産を迎え、
その後も何人もの子供を出産するケースが多かったとされています。
さらに平均寿命が50歳未満という時代だったので、
生涯の生理回数は大体100回以下だったとも言われています。
一方で現代はというと、
初町は平均12歳、
平均は50歳前後、
子供の数は平均1人から2人、
そうすると生涯の生理回数は
大体450回前後にも上ります。
実はこの生理の多さが子宮内膜症や不妊、
卵巣癌のリスクを高める可能性があることが
研究でも示されているようです。
このような背景からピルを使って生理の回数やホルモンの波をコントロールすることは、
女性の健康を守る選択肢の一つとしても有効になってくるんですね。
ピルというのは人工的に作られたエストロゲンとプロゲスチン、
こちらの合成の応体ホルモンをプロゲスチン、
その2つが配合された薬です。
日本で一般的に処方されるのは低容量ピルと呼ばれるタイプで、
主に不妊科などで処方されます。
このピルがどんな働きをするのかというと、
脳にもう女性ホルモンは足りているよという錯覚を起こさせて、
自然なホルモン分泌を抑えることで、ホルモンの波を穏やかにしてくれるんですね。
そうすることで肺乱が起こらなくなって、そのため妊娠もしなくなります。
これが非妊薬としてのピルの側面になりますね。
でもそれだけではなくて、低容量ピルを飲むといくつかの効果が期待できます。
1つ目は生理臭気が整う。
2つ目は肺乱がなくなるのでPMSが軽減される。
3つ目は生理痛が和らぐ。
そして4つ目は軽血量が減る。
ピルの種類とデメリット
では低容量ピルにはどんな種類があるのかというと、
2つありまして、まずOC。
こちらは傾向非妊薬とも呼ばれて、目的としては非妊になって、
こちらは現在でも保険適用外になっていますね。
もう1つはLEPと書いてレップ。
生理痛や子宮内膜症など、こちらは治療を目的としたもので保険が適用されます。
どちらもホルモンの配合は似ているんですけど、
レップには医療目的での使用が前提になるので、保険が使えるというメリットがあります。
またドロスピレノンというプロゲスチンを使ったレップは、
PMSより重いPMDDにも効果があるとされています。
さらにニキビとか多毛症の改善にも効果があると言われていて、
美容面でもメリットがあるようですね。
次にですね、中容量ピル。
こちらは生理の時期を移動させたい時や、生理不順の治療などに使われます。
あとはアフターピル。
こちらは緊急否妊薬とも呼ばれていて、成功後72時間以内に服用することで肺乱を送らせて妊娠を防ぐという効果があります。
最近では72時間を超えても使えるウリプリスタルサクサンエステル。
こちらはだいたい120時間以内であれば効果があるという新しいものも登場しているようですね。
ピルの服用が難しい方にはミレーナというのも選択肢の一つになります。
ミレーナは子宮の中に小さな器具を入れて、局所的にプロゲスチンを放出する仕組みになっています。
ピルのように全身にホルモンを回さずに済むため、血栓症のリスクが少なくなると言われています。
ミレーナは軽血量を減らしたり、生理痛を和らげたり、PMSを軽減したり、否妊効果もあるという多機能なアイテムになります。
ただ装着時に痛みを感じたりすることもあるようで、出産経験のない方には少しハードルが高い場合もあります。
ピルにはデメリットもあって、一つは血栓症のリスクを高めてしまう。
特に40歳以上だったり、喫煙者、高血圧、肥満などの方はリスクが高くなるので注意が必要になります。
そして服用初期の副作用として、不正出血とか吐き気、頭痛、これらは3ヶ月ほどで落ち着くことが多いとされているようです。
日本でのピルの普及率は2024年頃でもまだわずか3から5%程度とかなり低めで、欧米では30%以上の国もあったりして、
日本ではまだまだこう否妊薬のイメージが強いんですかね。
医療的メリットがあまり知らされてないという現実もあるようですね。
ピルを飲み続けることで抗燃器の症状が軽くなるという研究もあったり、ホルモンの波を穏やかに保つことで心身の安定が得られて生活の質が上がるというのはとても大きなメリットだと思います。
否妊のためだけじゃなくて、生理とうまく付き合って日常生活をもっと快適にしていく。
もっと自分らしくするための手段としてピルやホルモン治療、こういったことの知識とか情報がもっと正しい形で広く伝わっていってくれる社会になるといいなと今回の勉強を通じて感じました。
では今回はこんな感じで、男性だからわからないで終わらせずに、まず知ることから始めて少しずつ理解を深めていく。
このヘムスターがそのきっかけの一つになればとても嬉しいです。
今回のテーマについてあなたがどんなことを考えているか、経験しているかなど、ぜひコメントやメッセージで教えてください。
番組の感想やご意見、この情報が古いよ、これ違うんじゃないといったご指摘も大歓迎です。
お便りフォームとXのアカウントを作っていますので、Xでつぶやく際は、ハッシュタグ、カタカナでフェムスターをつけてポストしていただければ探しに行きますし、
お便りフォームは概要欄にリンクを貼っておきます。
またお聞きのアプリでの番組のフォローや欲しいの評価、アップルポッドキャストの方はレビューをいただけると来週への活力になります。
それではお聞きいただきありがとうございました。中政でした。ではまた。