クリスさんがXで気になったことがあるらしいです
サマリー
このエピソードでは、安全設計と運用における重要な考慮点について議論されます。人停止時の動作確認や登録遮断の重要性、そして前提条件の設定が深く掘り下げられています。特に、運用側の安全意識の重要性と設計フェーズからの安全対策の必要が強調されます。また、設備の安全設計と運用に関する課題においては、人がいる状態での電源投入の危険性やリスクの管理方法が考察されます。仕様の重要性や安全性の確保に関する合意の必要性についても言及され、AIが介入できない判断の難しさが強調されます。さらに、安全設計とその運用というテーマに基づき、AIによる曖昧な判断の難しさや安全に関する哲学的な視点が議論され、安全が技術だけでなく、政治や文学の要素も含むことが強調されます。
人停止時の注意点
明日のファクトリーオートメーションにようこそ、メインパーソナリティの高橋です。
クリスです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
高橋さん、ちょっとXでポストを見ましたので、高橋さんの2件を聞きたいんですけど、よろしいですか。
はい、どうぞ。
まずポストを言いますね。めちゃめちゃ大事なことを言います。
人停止は必ず動作確認してください。人停止なんだから止まるのが当たり前なんて固定概念を捨ててください。
点々止まりません。
そして、その下にもう1人がちょっと、あの、ウィポストをしたんですね。
人停止はまだわかりやすいんですが、人が一時的に体入るとき、登録遮断を制御ソフトで止める。
見過ごされ価値ですが危険な状態です。
機械は動作指令か条件を待っているだけで、ソフトの合同作で動く可能性がある状態です。
実際に重大な災害を招きました。
必ずハード回路で登録遮断してください、というリポストもついたんですね。
うん。
いろいろちょっとこれを見て、もよもよ、もよもよというかちょっとわかんないなぁというところなんですけど、
まずね、この動作確認ですね。
何ていうか、これ自分必ず止めれますか?って聞いたら、自分来るならセーフティー回路を必ず止めれますか?って言ったら、
自分も多分言い切れないんだろうし、
安全設計の前提条件
多分止まれますよとしか言い切れないですね、自分も。
あとはこのハード回路で登録遮断はマストなのかなとかちょっと疑問とか思ったりもしているので、
高橋さんの意見もちょっと聞きたいなと思ったりして、これが私の頼りですね。
まあでも、結論としては確認しましょう以外の答えはないですけどね。
そうですね。
多分私最初に自分でやるときに、ずっと人ですよ。
手を置いてながらやってるからね、最初は。
すごく怖いので、私本当に。
すごくビビるタイプなので。
でもこれは多分確認ですけど、その次の質問に気になってて、
人が一時的に体入るときとか、
例えば今はちょっと人が左右したいから、
片方のライダーカーレンだけを誘導して無効にして、
人が入っていいよとか、多分結構ある動作ですけど、
そういうときに、
最終的には動作確認するしかないかなと思ったんですけど、
最高の頃は必ずハード回路で登録を遮断してくださいとか言うんですけど、
これ本当にマストですか?
マストっていう言い方はちょっと変ですけど。
安全規格上はマストですね。
ああ、なるほど。
でも実際はマストになってるんですよね、これをちゃんと。
登録を遮断してる。
容赦はしないといけないですよね。
ですよね。
この方が実際に重大障害を学びましたっていうことは、
多分あのときは遮断しなくて、誰かが怪我しちゃったんかなと思ったんですね、多分。
例えば遮断してたとしても後ろから襲いかかってくることなんてよくある話だと思いますよ。
もう一回言っていいですか?ごめんなさい。
もう一回言って。
例えば、設備が2つあって、隣の設備のロボットが隣の設備に何かワークを運ぶみたいなことがあるとするじゃないですか。
よくあるんですね。
じゃあロボットは片方の設備に侵入するわけですよね。
来るね、来ますね。
ぶつかるな。
じゃあその侵入される方の非常停止をして、そこに人が入ったときに横の設備からロボットが襲いかかってくる可能性っていうのはありますよね。
これは十分あるね。
ありますよね。
でもそのときは左の設備は電源切れてるわけですよ。
そういうときにソフトコースだとも言えるかな。
インダログが足りない。
でもこれで言えるんですか?インダログが足りない。
でも違うか。
ソフトで、これはソフトの問題でも言えるんですか?それでもまだハートの設備や設計上でまだ問題あるというんですか?
基本的には、現代の安全回路はもうほぼソフトの問題が大きくから見ます。
安全回路で言うとね。
だって安全PLCで組んでるわけですからね。
そうですよね。
なので、ソフトの問題が方がデカい。
単立のときっていうのは非常に簡単なわけです。
単立のときっていうのはわかります?
自分で完結できる装置。
非常にシンプルなもの。
例えば非常停止をしたら止まります。
ライトカーテンを遮ったら止まります。
ドアロックを開けたら止まります。
これめちゃめちゃシンプルですよね。
そうですね。
これプラス、このときはドア開けても止まらないっていうケースがあるわけです。
片方無効、片方有効。開けたら無効。
でも他のところはまた動けるみたいな最高非条件ですか?
例えば隣の設備からロボットが物を搬入してくるときはこのライトカーテンは無効になってます。
このコンベアから物が入ってくるときはこのライトカーテンは無効になってます。
非常によくあるんですよね。
そのときは…
このときに正常にどうやって作動させますかって保証しますかっていうのは非常に難しい問題ですね。
でもそう言われると、ソフトを組むのが我々だから爆出ますよね。
カバーが切れない状態もあるだろうし、
そのときに本当にテストをするしかないんですよねって言われると。
じゃあそのテストを網羅的にできてるって保証をどうやって取りますかっていう話ですよね。
他のケースは本当に無いんでしたっけっていう。
これはどこまで検証したわけないのか。
理想は全部やらなきゃいけないんですけど、
本当にできるかどうかですね、全部の条件。
誰が決めるのかっていうか、
テストの条件を誰が決めるか。
機械設計の人が決めるか、それとも西洋設計の通り、テストの条件を決めるか。
誰が決めるかってそんなに重要じゃないです。
誰かが決めればいいです。
そうか、誰かに任せればいい。
任せればいいとかそういう話じゃなくて、
まず何においても前提があるんですよね。
前提、はい、そうですね。
例えばクリスさん、絶対安全な設備ってあります?
他の設備は絶対、ごめんなさい。
そうですね、本当安全な設備が安全な設備です。
じゃあ例えば危険源があったとして、
それを絶対安全な設備ってありますか?
ないです。
じゃあカバー、設備にカバーが全部されてて、
ドアロックとか一個もなかったらどうですか?
ちょっと待って、もう一回言っていいですか?
運用と安全教育の重要性
例えば中にロボットがいる、産業ロボットがいます。
その中はカバーで囲われてます、全部。
このカバーにはドアが一個もありません。
はい。
これは安全ですか?安全じゃないですか?
これも安全じゃないです。
なんでですか?
安全権が聞いてないですから。
危ないの、危険権が聞いてないですから。
高谷さん、毎回これ、
じゃあそこに人がカバーの外にいたとして、
この人は安全ですか?危険ですか?
この人がカバーの外にいる限りは、
安全です。
いや、なんかね、ちょっと引っかかり問題そうだな、これ。
なんか引っかかりそう。
ちょっと待って、待って。
今、高谷さんが教えてくれるようなことで中田を言うと、
安全、
難しい。
安全です。
安全ですね。
はい。
でも、作業者の人がカバーを勝手にネジ外して
入っていくかもしれませんね。
これは何と限らないと引いていけないですね。
ですよね。
だから、カバーは外さない限り安全なんです。
これは前提条件ですね。
そう、だから前提条件が必要なんです。
だからさっき言った、
どうすれば安全なんですかっていうのも、
この前提において安全ですっていうふうにするんですね。
そういうことか。
今回はこういう設備でこういう作業があって、
こことこことここからこういう時に入ってくるっていうケースを想定します。
これ以外の作業はしませんっていう前提において、
こことこことここを見ておけば安全ですよねって話をするんです。
確かにそうだな。
普通に設備じゃなくて、日常生活でも前提条件あるんですよね。
そうですね。
だからまず前提条件を決めるっていうのがとても大事なことだし、
それがないと始まらないってことですね。
だから逆に前提条件をなしにポンっていきなりお題を出されて、
これ安全かどうかって言われたら、
前提条件を定めない限りは安全じゃないですっていうのが答えです。
明確だな。
ちょっとこれをポイントとこう。
前提条件が決めない限りはこれ安全じゃないんですと。
決められないですからね。
そこに危険源がある限りも決められないですから。
究極カバーを六角レンチでバラシ入ったら死にますからね。
確かに。
確かに。だからこれは前提条件ですね。
でもそれは想定しているわけですよね、全然。
想定的に言いますね。
ロックカバーを工具で外して中に入っていくのが全然想定できるわけですよ。
現実にやるやついるわけですよ。
なんで?なんでやったとおいておいてやる人いるんですね。
そうですね。そこはもう取り決めはするんです。
そういう人たちは安全保障しませんと。
それは運用でカバーしてくださいということですね。
そういうときは運用でカバーすると前提条件がセット来るんですね。
そうですね。だからこの設備はこのカバーがきちんと付いている状態で安全だということを言い切れるので、
これを外した瞬間にそれは崩れますと。
崩せないようにする。
そうそう。だからこのカバーを外して中に入ったやつは安全保障しませんと。
それ死んだらそいつが悪いですと。
なるほど。なるほど。
だから安全と前提条件があって、
安全の前提条件を守るのはこの運用ですね。
そうですね。
ここで大事なのはその前提条件っていうのが運用側と共有されていることっていうのが大事なんですね。
共有されて、シェアするかとか。
そうですね。要は運用側がこれ外したら危険っていうのがわからずに絶対安全なんでしょ。
じゃあ外しても安全じゃないですかって入って死んだら、
それは政策側にも当然責任がある話ですね。
でも実際、制御ゲーマーでこれを共有していないところ結構多いんですか?
安全に供給されていないと。
はい。それはだから非常に問題であると。
今は僕めっちゃくちゃわかりやすい例で言いましたけど、カバーを外して入ったなんて。
実際には例えば非常停止を押さずに入って、
じゃあ非常停止を押してロックアウトとか何も鍵をかけずに入って、
別の人が非常停止を外して起動しちゃったみたいなことも全然あるわけですよね。
あり得るね。あり得ますね。
知らなかったらそれをやってしまうわけですよね。
だから使い方を一歩誤れば危険になるっていうことは非常にたくさんあるわけです。
たくさんありますね。
これは周知されてるっていうことがとても大事で。
はい。なるほど。
いわゆる周知して運用できるかっていうことが、
使い手側と合意できてるかっていうのがとても大事なわけですね。
もう一回サイコロもう一回でいいですか。ごめんなさい。もう一回でいいですか最後の。
使う人と作った人が、これはこういう前提で安全ですよっていうのを共有したわけで、
この使い方をできますかっていう合意ですね。
こういう使い方ができます、確かにね。
この使い方ができないんだったら。
できない使い方はもう破られるんで、みんなやらないからそれはきちんと別の仕組みが必要ですよと。
なるほど。なるほど。
結構話全部複雑になっちゃうんですねこれ実際は。
運用するともっといろいろの人が多分自我をやる方法で機械で触ろうするので、
だからそういう自然にこういう前提がありますよ。
こういう使い方は安全ですよって共有しないとダメですよね。
そうですね。
設備を作るたびにカバーを分けて入ったやつは知らんぞなんて言ってられないんで、
そういうのは基礎教育としてきちんと職場でやりましょうねっていう話です。
この前提条件、運用、安全教育でやっと安全が少し担保できるようになる。
安全がある程度担保できるようになるっていうことですね。
なるほど。
そういう危険状態って案外簡単になるんですよ。
案外簡単になる。
例えばこの前のこれの4個前ぐらいの話でクリスさんが自動車工場に見学に行きましたと。
じゃあ産業ロボットがいっぱいロボットを溶接しましたと。
いっぱい溶接しましたよね。
あれって普通に電源が入ってて、設備が動いてるときって柵を開けたら電源落ちますよね。
ライトカーテン突っ切ったら電源落ちますよね。
安全設計の課題
でも最初から柵の中に人がいた状態で電源を入れたら落ちますかって話です。
これはこの掃除カバーできるような安全デバイスあるかどうかですね。
ないですよね、普通に動いて。
じゃあできないですよね。
じゃあ人が中にいた状態で電源を入れて、いわゆる運転準備を入れてしまった場合はもう安全を担保できないわけですね。
なるほど、なるほど。
で、それをために多分これを防ぐためには人の中にある。
例えば電源を入れる前に非常に大きな音を出しますと。
電源が入りますっていうでっかいアナウンスが鳴りますとか。
めちゃめちゃパトランプが回りますとか。
で、その間に中にいる人が気づいて出てくるよって。
仮にそうなった場合はって。
で、そういう運用をしますと。
これだったら中の人守れますよねって運用をしますと。
っていうのが使い手側の行為なんですよね。
でもそれって100%守れてるわけじゃないじゃないですか。
実際に気づいてない可能性もあるし。
気づいても出てきれない、出れない場合もあるしね。
そうですね。例えば柵の中で気絶してました。
何かあって気絶してました。
うずくまってまして、動けない状態でした。
だったらそれは防げないですよね。
ですね。
でもそれはどうやってカバーすればいいんだろうなと言われたら。
じゃあリスクが残ってるわけですよね、やっぱりそういう。
だったらそのリスクをどこまで考えますかっていう話なんですよ。
どこまで考えるか。
でもそういうのと結構無限に近いじゃないですか。
無限に近いというか結構数多いんですよ。
だからどこで線を切るかっていう話なんですね。
どこまでカバーするか。
カバーするかというか。
良くないなこれ。
どこまでカバーするかじゃなくて。
どこまで見なきゃいけない。
違う違うこういう言い方じゃない。
難しいねこの線。
どこで引っくるのが難しい。
死ぬっていうわけじゃないですよ。
例えば電源を入れる前に人が一周設備の周りを回りましょうとか。
そういうルールにするとかね。
なるほど。
運用ルールでカバー。
できるようになるんですね。
でも人がやってる以上見逃す可能性はありますよね。
これでまたどうすればいいのということですね。
気絶が倒れたら。
リスク管理と仕様の重要性
人が倒れるリスクと人が見逃すリスクが偶然一致することを許容するか許容しないかなんですよ。
確率もないですね。
確率で言うか。
人が気絶してなおかつ一周回ると気付かない。
それ運燃準備入ったと確率ですね。
どれがあるか。
こういうことはたくさんあるわけですよ。
普通に。
だから前提がとても大事だし。
その前提を運用が受け入れられるかっていうこともやっぱり大事なわけですね。
さっきの人が自治的に体入るとき、
道路クシャッターの整治にソフトで止める。
これはそもそも前提条件があるんですね。
正直その話は論外の話なんであんまり議論するべきでもないと思います。
これは本当にアウドの。
要は人が入ったときにすでに危ない状態ですよっていう話ですからね。
そうか。
ちょっと問われてる話とは別の話をしてしまいましたけど、
まずその人が何らかのアクションをしたときに、
その人が怪我する可能性のあるエネルギー源の近くに触れる可能性があるっていうのはまずNGなわけですね、基本的に。
そうですよね。
そうか。
人が近くにいるときにこの危険源がまだ危険でこっちはもうダメですよね。
そもそも。
だからそういうときには道路クシャッターですよね。
そうですね。
それはもう当たり前の大前提な上で、ただ動力を切り切らないっていうのはソフトウェアなわけじゃないですか。
そうだね、そうですね。
で、さっき言ったようにこういうケースではっていういろんなケースをやってたときにたまたま入るかもしれないっていうことですね。
危険な状況っていうのは陥るかもしれない。
それはさっき言った人がそもそも柵の中にいた状態で運転準備入れたらどうですかみたいな話も含めてです。
それってソフトウェアの動作の回復もあるし、そもそもこういう前提条件が危ない状態で起動しちゃったってことですよね。
いわゆる想定してない前提条件が来た場合は当然想定できないですし、当たり前ですよね。
想定してないんだから。
そうですね。
それは当然に危ない危険な状況がいっぱいあるんですよね。
なるほど。
だから前に安全リスクアセスメントの話ちょっとしましたけど。
しました。
危ない事象に対して対策をするわけですね。
そうですね。
だから危ない事象がライダースでなかったら対策できないわけですよ。
できないですね。
だからこの設備はこれだけの危ない事象が考えられますと。
100個あったら100個ありますと。
この100個全部対策したんで大丈夫ですよっていうのが一般的な言い方ですけど、
その100個が漏れてたらもうアウトですね。
そうですね。
例えば1個ないと。
そうですね。
漏れてるかどうかっていうのはもう仕様なんで、仕様のところになんでわからないわけですね。
漏れてるかどうかっていうのは。
仕様で決める。
そうか、仕様上で?
漏れてるかどうかは仕様でしかわからない。
仕様でしかわからないのはわからないです。
漏れてるかどうかっていうのはわからないんです。
どういうこと?
発生する条件無限あるんですか?
無限に近いあるんですか?
要は第三者の目を通すこと以外に発見する手法はないです。
そういうことか。
でもその第三者っていうのも必ず発見できるって保証はないです。
難しいね。難しいですね。難しいなっちゃうんですね。
クリスさんにこの安全100個って言ってますけど、本当にないんですか?本当に?って聞いたときに、
クリスさんがいくら考えても出ないわけですよね。
これしか考えないから。
考えてないから。
ですよね。
じゃあ第三者の人をもう1回入れるかもしれないですけど、
これ漏れてるって101個目見つけてくれるかもしれないですけど、
102個目かないかどうかっていうのはもうわからないんですよ。
これ永遠にわからない。
永遠にわからない。
わからないですよね。
永遠にわからないです。
できるだけ抑えるしかないんですね。だからそのためには。
だから使用者との合意が必要だって言うんですね。
だから最終的にこういう仕様、こういう運用でこういう選定があるところで使ってくれない。
絶対安全だったら合意取る必要ないんですよ。
ないね。ないですね。
だって安全なんだからね。
生きれないし。
そうですね。
そういう危険があるときは。
でも安全を絶対担保するもんじゃないから合意が必要なんですね。
これでよろしいです。こういう使い方でよろしいですよねっていう。
こういう使い方で全然安全ですよねという。
全然あるですよね。
要は一緒に考えましょうってことですね。
お互いの目で見て、こういう前提条件のもとで、
こういう安全対策のもとでやりましょうということです。
なるほど。なるほど。
これ毎回言うと毎回もちょっと苛立ち吐き合いますね。
この安全の話が。
確か前提条件とか運用、
そして自分も誰でもはっきり自分の掃除が8%の安全が言い切れないんだろうし。
このとき的には運用的な前提条件が安全ですよと言うしかないんですよね。
そうですね。
確認をするなんて当たり前の当たり前の話で、確認してもダメなんですよ。
安全なんて。
確認しても書を取れないからね。
ソフト作るとこの条件じゃ考えないもん。
そうですよね。これ以下のことを考えたら大勢誤動作が出るんですよね。
考えることっていうのを確認するっていうのは至極当たり前の話で、
ただそれをやってすら安全を守れないっていうのが安全なんで。
そんなに難しいことですよ、安全。
だから確認するっていうのは当たり前の話です。
技術以外の話ですよね。
もちろん確認するんですけど、
そもそも言い切れないし、絶対安全も言い切れない状態でボクですね。
そうですね。元ポストはおそらくそれすらやってないケースっていうのはたくさんあるっていうことなんだとは思いますよ。
そもそも合意もやってないし。
そもそも安全っていうものを理解しない人っていうのは世の中にたくさんいると思います。
僕たちも含めて理解できない人もたくさんいます。
例えばいろいろあるじゃないですか。
AIと安全性の判断
例えばサーボモーターに指示が入ってなかったら動かないから安全ですよって思ってる人もいるし。
ロボで動いてないから大丈夫でしょみたいな人もいるかもしれないし。
例えばクイズさん、電源切ったら安全だと思います。
ごめん、私は安全だと思います。
でも要はエネルギーなんで、位置エネルギーっていうものがあるんですよね。
高いところに何かがあって、それを電源を振ったときにブレーキがかかってなくて、そのまま落ちてきたら危険ですね。
エンド言えますね。
危険ですね。
だから電源切ったら別に安全なわけでもないわけです。
どこまで注意しなきゃいけないかと思ったんですね。
だから危険源っていうものを最初に払い出せって言ってるわけですね。
それを排除できるものは排除、排除できるものというのが対策ですよね。
これ高谷さんが安全の回で何回も言ったけど、危険源はまずは排除できるかを考えるということですね。
まず危険源を全部払い出すんです。
払い出して。
払い出したらそれを全部排除するんですね。
そうですね、排除できるかを全部排除する。
そこ漏れたらもうアウトなんで。
なるほど。
でも危険源を探すのも結構、何も見て探すからですね。
危険源を探すのはだいたいわかるのかな。
これはノウハウですよね。
ノウハウの経験ですよね、これも。
決めるもんですね、これ。
危険源を見つかって排除できるかどうかを確認して、排除できないなら対策する。
ワークドプロですね。
多分これは最後までAIじゃできないんでしょうね、多分。
最後まで、すみません。
最後までこの作業はAIにならないんだろうなって僕は思いますね。
この作業AIにならにはできないということですね。
何ですかというと、何でかというと、危険源がノウハウ。
でも危険源がノウハウ。
何でですか、すみません。
何でだろうな、このAIで何でこの危険源を、これ全部洗い出せないのかな。
それも洗い出しても排除できない場合の危険のわからないのかな。
例えば、この角で手を切りますって言われたときに、どの角度から手が切れるんですかって。
難しく言いますね。
低量的に判断できないことばっかりなんですよ。
そういうことか。
で、それも危険のまま放置することもありますしね。
これは触らないからいいですっていう。
触らないから安全です。
っていうその人間の高度な判断がすごい入ってるんですよね、ここに。
これやんなくていいですみたいな。
これ危険だけどやんなくていいですみたいな。
こういうことを多分AIは評価できないです。
基準のあるものしか評価できないと思うんで。
そこをルール付けできるんだったらあれですけど、現状は非常に高度な統合的な判断をしてるんで。
難しいかなって。
このアネガンスっていうのは結構曖昧とルールと暗黙が色々混ぜてるってこと?
そうですね。
さらに前提変えていったりしますからね。
これがあまりにも対策できそうなかったらここは人が入らないようにしますとか。
そういうこともいきなりやりだすんで。
入らないからこれは危険じゃありませんって。
確かに。
条件がすぐに変わるときもあるので。
前提条件をいじったりするんで。
やっぱりこれは本当に後のほうだと思いますね、入ってくるのは。
そうか。
その定量で判断の測れないものですね、これは安全かどうか。
だから危険源を洗い出して、この危険源を安全にするようにややり考えてくださいみたいなのは多分全然普通にあるでしょうけど。
うんうん。
その後に高田で、ここは今日からもう人入らないから安全ですみたいなところはちょっと難しいかもしれないですね。
そうですね。
AIと曖昧な判断
だからそういう構想設計に近いようなところはやっぱりなかなか難しいんじゃないかなっていうふうに個人的には思いますね。
なるほど。
なるほど。
前回になかったので、そうか。
どこまでできる。
でも最後にAIができるんじゃないかなと思って、高田さんが言う通りこういうのが判断できる。
やっぱルールがないと明確。
明確なルールがないし、多分日本でOK、でも中国はダメ、中国はダメとかこれもあるしね、文化的な問題もあるしね。
曖昧なことも別にAIは判断できるんですけど、曖昧なことをAIが決めたことを人間が納得するのは結構難しいんじゃないかなって思います。
曖昧なことをAIが決めさせて、人間が納得させるのは難しいですね。
そうですね。だから要はAIがこの角度は切れないからOKやとか、曖昧に判断することは多分できるんでしょうけど、その結果誰かが指を切ったときに人間は多分それを許さないんだろうなって。
人間がこれ本当にそうなのとか思っちゃうな、わかる。自分もそうだな、それ本当に大事なのかと思っちゃうんですよね。
これはルールベースだったらこのルールに従って決めましたっていうことを人間が納得していれば納得するじゃないですか。
はい、でもこれはそもそもこのカードを切れないのかどうかそもそも曖昧ですね、これも。
そうですね。だからやっぱり最後は人がどういうふうに納得するかっていう話に持っていくためにはある程度のルールが必要だっていう話なんだろうなっていう。
やっぱり相手がこのカードを取っちゃうかもしれないしね。もう今日からこのカードなくてもいいんですということもあるしね。
安全の哲学
なるほど、また勉強になりました、この安全話。毎回この話面白いな、安全話。すごい哲学的な。
なんじゃ哲学ですよ、基本的には。
技術も大事ですけど、技術もあるんですけど、どっちかというと考え方とか、こういうもんだこうなのよとか、そういう理論とかも面白いなと思ったんです、本当に。
安全はね、実は技術じゃないですよ。
安全は言葉ですよね、基本的に。
言葉ですか。
文学に近いところあると思いますけどね、僕は。
文学、いきなり強い言葉が出ましたね。文学、何でですか?何でそう思いますか?
結局は考え方だからですよね。
そうだね、考え方ですよね、これ。
そっか。
要は曖昧で、正解のないものにどういうふうに決着をつけていくかっていう話じゃないですか、こういうのって。
そうですね。
僕は絶対の政治って言うんです。
絶対に答えないんですもんね。
でも、どこかに決着点を設けないといけなくて、それをどういうふうに人が表現しているかというと、僕は政治って表現するんだと思いますよ。
なるほど。
確かに、決着点をつける。
我々は絶対に発音が正しい、ないことに対して決着点をつけるのが僕です。
高橋さんにとっては政治です。
政治って言うんだと思いますね、僕は。
なるほど。
安全度を上げると文学に近いですと。
文学とか政治学とかそういうものに近いんだって思いますよ。
ロマンチック。
いけない政治ですぐロマンチックになっちゃいましたね、高橋さん。
もっとドロドロしてる感じだと思いますけどね。
そうなんですか。
なるほどね。
政治。
政治が近いな。
決めたことにすごい責任が出ますしね。
安全なんて。
なるほど。
文学より政治。
いろいろな技術以外の要素も絡んでていったの。
これは多分皆さんのオリルっぽいのかなと思ったんですね。
そうですね。
決めることにいろんな根拠とかいろんな技術だとかそういうものがあるんだけど、
最後はエイヤーで決まるんで。
エイヤー。
このルールやりましょうと。
これでいくぞって最後になるんですよね。
そこに根拠とかなんていうのなくて。
決め入らなければいいでしょみたいな。
入らなければいいと。
A案とB案っていうのがあって、絶対にA案だっていうのはなくて、
99人はAっていうけど1人はBっていうみたいな。
それをどうやってAにするかって話ですよね。
なるほど。
多数決だからAっていうのも別に構わないんですけど、
でも全員が良いと思ってないものを決めるっていうのは政治なんだと思います。
全員が良いじゃないものを決めるのが政治だと。
さっそく良い言葉が出ましたね今日。
安全に対して。
安全だけじゃないですよ。仕様決めとか全部そうです。
仕様もそうですか。
肺肯定とかは全部そうです。
肺の中でも良いじゃないけど、その中でも決めていくと。
そうですよね。だからエンジニアになったら政治とかじゃなくてみたいな話しますけど、
結局最後はそうなっちゃいますよ。僕はそう思う。
理論のキーズだけじゃ全部決めれないことですね。
確率が絡むことなんてもうどうしようもないですからね。
そうね。ないと言い切れないしね。
ないと言い切れないから。
0.001%ではあり得るでしょみたいな。
確率が低いからいらないじゃん。
言い切ることが政治なんですよね。
なるほど。これ言い切れる人もいて、言い切れるのパワー。
そっかー。また違う観点から政治を見始めました。高橋さん頃。
上流をやってるとそういう感覚になってきますね。
絶対じゃなくてやっぱりそれ以外のものに絡んでくるということですね。
僕もセーフティとかそういう上流は政治だって今まで思ったことなかったですけどね。
今初めて言いましたけど、自分で言っててそれはそうかもしれないなって今思ってます。
よし、高橋さんのいい言葉引き出しましたよ。
よし、大成功だ。今度この私が頼りが。
というわけで今日は安全の話。最近安全の話ちょっと多いですけど、
第3回目ぐらいやってきましたということで。
高橋さんはこの安全はセーフティ、セーフティは政治だという初めての新しいのかっこいい言葉が出ましたので。
皆さんも日々安全の業務、安全な機械を触っていると思いますので、
100%過信はせずに日々いろいろ頑張っていただければと思います。
というわけで本日は終了したいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
38:36
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