2025-12-15 20:56

#415 SMCからIO-LINK対応電動シリンダが出たぞ【e-Actuator】

e-Actuator のリンクはこちら


アンプレスで動作するアクチュエータは、今後かなり既存のアクチュエータ市場で大きな存在感を示すと考えています。みなさんも1度調べてみてください

サマリー

SMCが新たに発表したIO-LINK対応の電動シリンダーe-Actuatorは、従来のエアシリンダーを置き換えることを目的とした製品です。この製品は、従来のエレシンダーの無駄な配線を解消し、通信の効率を向上させるメリットがあります。SMCはIO-Link対応の電動シリンダに関して主要機能や他メーカーの動向を議論しています。IoLinkによるデータ管理やワイヤレス電動アクチュエーターの可能性が広がる中、今後の市場動向への期待が寄せられています。

新しい電動シリンダーの登場
明日のファクトリーオートメーションへようこそ、メインパーソナリティの高橋です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけで、本日はSMCの新しいアクチュエーターが出たということで、我々待望のIO-LINK対応のアクチュエーターが出たということで、ちょっとそれの紹介をしたいなというふうに思います。
出たのは、これまた概要欄に載せておくんですけど、SMCのe-Actuatorというシリーズですね。電動シリンダーです、いわゆる。
クリスさん、電動シリンダーなんとなく分かりますよね。
そうですね。
まあ、いわゆるIAIみたいなやつですね。一般的に言うと。
スライダーにモーターがついていて、一軸動くよと。そういうやつですね。
こいつ、さっき言った通り、日本でかなりシェアを取っているのがSMCですね。
サーボモーターとかをつけると、これがTHKとかそういう概要がついてくるんですけど、IHIのいわゆるパルスモーターですね。ステッピングモーター。
ステッピングモーターでちょっとコストを安くしてっていうものが、一般的にはIAIがかなりシェアを取っていると。
基本的にそれはエアシリンダーの置き換えでどんどん入っていっていうような形なので、いわゆる今までエアシリンダーを売っていたSMCとかCKDとシェアを取り合う形になるんですよ。
当然ながらSMCやCKDも対抗派として電動シリンダーをガンガン出していくと。
そういう今日本の市場の争いになっているんですが、ここをかなりIAIが今勝っている状況なんですけど、それを巻き返すべきですね、今回SMCが出してきたと。
通信方式の進化
こいつがどういう、このE-Actuatorどういうものかっていうと、簡単に言うとエレシリンダーの対抗です。
エレシリンダー対抗?
クリスさん、エレシリンダーは分かります。
エレシリンダーは分かりますよ、エレシリンダーは。
エレシリンダー、エレシリンダーです。
IAIが出しているエレシリンダーシリーズって分かります?
これ分かります、すみません、これ分かります。
エレシリンダーシリーズっていうのは一般的には電動アクチュエーターっていうのはサーボアンプみたいなのがあって、
あそこに通信とかで指示を出してどこどこ行けってサーボみたいな動作をするようなものなんですよね。
そうすると結構通信がかさばったりだとか、結構値段が高くなったりするのでアンプも必要だし。
そうじゃなくてもうアンプとモーター一体型で、
でも動作も2点ぐらいしかいけないと、3点ぐらいしかいけないと、
こことこことここだけみたいな。
一番最初に設定したこことこことここだけ行けますみたいな。
その代わりめっちゃ安いですみたいな。
いわゆるそのエアシリンダーみたいな動作しかできない電動シリンダー。
なるほど。
そういうことか。
だから次はちょうどEアキュメーターのカットロックを見てるんですけど、
E点、点指、3点、点指が高さで出たあれですね。
E点、3点。
上の2点、点指のところにシングルソロイノイドモード、ダブルソロイノイドモードって書いてあると思いますけど、
いわゆるエアシリンダーの置き換えみたいな形で、
エアシリンダーほとんど同じ動作しかできないけどすごく安くできますよって、そういう代物なんですね。
だからバーもいらないし。
なるほど。
ちなみに下のクローズとセンターモード、3点指は何ですか。
すみません、勉強不足ですけど。
これは中間点指って意味ですね。
なるほど。
エアシリンダーの中間点指。
分かりました。
あと3点ですね。
片方と真ん中というか、もう1ポイントもかるってことですね。
分かりました。
すみません。
というところで出してきたというところですね。
これエリシンダーのちょっと欠点みたいなところが結構あったんですよね。
それをちょっと後出しなんで、こいつはかなり解消しているというところで。
一つはですね、IoLinkに対応したっていうことですね。
これは結構大きいですね、IoLinkに対応できるのは。
IoLinkは結構大きいですね。
エリシンダー結構Ioをかなり消費するっていうので、
もう今説明の中でIoがかなり少なくなってきているので、
結局1回どっかの中継箱に引き込んだりだとか、
遠くにあるすごい大きな制御盤にそこまで線を長々と持っていかないといけなかったりだとか、
その中間でその処理をするっていうのが確かになかなか難しいですし、
あとピン数がM12の12ピンとか8ピンとかなんですよ。
なんでケーブルも結構そのままになるっていうことで、やっぱり結構大変だと思いました。
中にこのIoLinkでお近くのIoLinkまさにブツッと刺すだけみたいな。
パラメーターもIoLinkなんで通信で書き込みますよと。
エリシンダーだったら通信用の線っていうのを別途刺さないといけなかったんですよね。
こういうところが綺麗に解消してますよっていうものになります。
そのカードですね。
じゃあ結構。
はい、どうぞ。
そうか、高畑さんの話聞いたら、
さっきIoテンション結構占有してた。
確かにそうだなと思ったんです。
センサー2点、あとストローグ2点、それでも4点なくなっちゃうんですね、最低限。
そっか。
高畑さんが言ってたら12ピンの8ピンの専用ケーブルになってて、
青代わりに青リングで4ピンのケーブルで刺せば、
有スロックセンサー用できるという大きなメリットになったんですね。
スッキリしちゃったっていうところですね。
そうですね、スッキリしたし無駄な線配線しなくていいってことですね。
毎回設定のたびに刺さなくていいっていう。
なるほど。
通信ケーブルも別々でいたんですよね、高畑さん。
そうですね。
前は。
前はっていうか、IAIはですね。
IAIのエリシンダーはですね。
なるほど。
これね、アクチュエーターなんで、サーボアンプに通信ケーブルを刺したり、
PLCに通信ケーブルを刺したりするのはちょっと話が違うんですよね。
設備の中に入っていって、刺すなんていうのはやっぱりなかなか大変なわけですよ。
無理があるな、これ。
無理がある。
物理的に刺せないところもありますよね。
例えばめっちゃ高いとか、めっちゃ狭いところにあるとか、
物理的に刺せないところも当然あるんで、やっぱりそういうところが結構辛いと。
こいつだったらIOリンク対応してるんで、IOリンク上から書き込むことができると。
いわゆる通常のフィールドネットワークの中から書き込むことができますよと。
そういう嬉しさっていうものがありますねと。
確かにそれぞれ専用ケーブルだったら、わざわざアンプの近くまで刺さなきゃいけないんですよね。
これだから難しいな、そういう場合は確かに。
今まではコントローラーとかアンプっていうのはすごくアクセスしやすいところにあったんで、
そこに刺せばよかったんですけど、それがモーター一体化になっちゃうっていうところで少し問題が出ると。
別に刺してどっかに出しとけばいいんですけど、
じゃあ全部それ出すんですかっていったときに結構なコストと手前になると。
なるほど、なるほど。
IOリンクだったら、IOリンク経由でできたら、もう全部そういうところ考えなくてもいいんですね、なるほど。
別にIOリンクじゃなくてEtherCATとかEtherNet IPでもいいんですけど、
そうするとちょっとお値段が上がっちゃうので、
IOリンクっていうのが適切なところなんじゃないかというところですね。
なるほど、はい。
そうですね。
すぐ使える簡単設定、中間優先。
ソフトウェアの高さが出たんですね。
なるほど。
コネクタ電源。
ちょっと聞きたいんですけど、電源コネクタ、これ。
なるほど。
IOリンク、電源コネクタは3つ通信用のコネクタこれと、電源コネクタ。電源は別ですね、これは。
電源は別ですね。
電源コネクタは別。
なるほど。
電源とIOリンク通信と、あと設定用の通信コネクタ。
もう一個ポートついてますね。3ポート。
電源用のポートがね、はい。
なるほど、なるほど。
電源と制御が分かれてないと、電源切れないんで。
そうか、そうか、そうか。
いるんだね、やっぱりいる。
そうですね。
あと何があるかな。
お金は電源、ちょうだいLEDもついてて。
で、あとこれ専用ソフトあるんですか。
画面は専用ソフトであるんですね。
その設定用の専用ソフトがありますね。
いわゆるそのポジションの設定であったりだとか、そういうものをですね。
あそこやっぱりいるんですね、ここ。
アウリングでもできそうですね。
IOリンクでも多分できると思います、普通に。
ただより簡単にするソフトウェアだと思いますね。
さっきの通信ポート、専用の通信設定ポートでやっちゃうんですよね。
そうですね。
で、あとIOリンクなんで、
IOリンクなんでヘルシーエンダーとかだって現在にしては分からなかったんですけど、
その2点しか返ってこないからですね、この単2点しか。
こいつIOリンクなんでそのポジションっていうのは一応見えると。
なるほど。
確かにプロセスデータの割り付けも一応パレット上見えるんですけど、
4バイト有力に2バイト出力ですね。
そうですね。
で、最初に2バイトは現在位置で、16ビット位置で0.1ミリ単位で、
で、あと次は出力信号とBCとかアラームエラーとか全部取れる。
これは便利ですね、全部取れる。
で、出力は多分、出力は上空とか、あとリセットと、
多分さっきのどこの場所行くかの出力のあれですね。
なるほど。
分かりました。
課題と比較
課題としてはちょっとでかいんですよね。
でかい?
このEアクチュメーター自体が本体がでかい?
そうですね、本体がちょっと大きいなっていうところですけど。
なるほど。
ただ今回ね。
でも高さ満員?
これ似たようなものとしてFESTがあるんですよ、FESTがね。
FESTって分かります?
FEST。
知ってます、青色のところですね。
FESTも前クリスさんに喋ったと思いますけど、FESTも同じようなものを出してるんですよ。
結構2層に近いものが高さが満員なんですね。
ただFESTはバッテリーレスアブソじゃないんですね、インクリメンタルなんですよ。
電気切ったらいいんちゃう?
電気切ったらね、それ忘れちゃうんですよ。
でもこいつはバッテリーレスアブソなんですよ。
電源切っても一応。
こっちのほうがより高さの近い2層イメージになってるんですかね。
そうですね。
なのでこのIOリンク系のパルスモーターとしては非常に2層に近い形になっています。
なるほどね。
機能切れてますね。
ちょっとプロセスデータの中身気に食わないですけど、そこぐらいかな。
どこで気に食わないんですか?
やっぱ少ないですよね。
もっと出せるのに。
SMCの新製品発表
4バイトなのにもっと出しても良くないって思っちゃいますね。
もっと出せる調整も全部出せよみたいな。
そうですね。
例えばアラームとかもすごく大雑把じゃないですか。
アラームワーニング動作中みたいな。
アラームコード欲しいな、アラームコードも欲しいなとかね、出せるんだったら。
でもこういうのが全部あれだけメッセージ通信でやってくださいみたいかもしれないですね。
でもメッセージ通信でやるなんて論外じゃないですか、普通にね。
常時収集のデータをメッセージ通信なんていうのはあり得ないんで。
メッセージっていうのは基本的にサービスデータっていうのは静的なデータを書き換えるためにある。
なるほどね。
これ変化するデータは基本的にはプロセスでやるべきです。
これだけもう少し載せられるんだったら、例えば電流値データとか指示とか載せられたらもっと良いかもねとか。
そういうこともすると良いかもねってなるかもしれないじゃないですか。
それが何の制約でなっているかはわからないですけどね。
もしかしたらないのかもしれないし。
だからチップが、チップが通信。
ジップアイドル余ってますよ、高橋さん。
例えばその通信容量を削減しなきゃいけない何か別の理由が、メモリ的な理由があったのかもしれないし。
何とも言えないんですけど。
だからできればちょっと物足りないんですね、これは。
もうちょっとね、あるんじゃないって思いますね。
なるほど。
ちょっと聞きたいですね、この辺は。
え、なるほど。
SMCって、ちょっと話が変わっちゃうんですけど。
今後、我々の今ちょうど17時ですね、今日。
2日後はIFSですね。
SMCも出しましたっけ。
SMCも出してると知ってますよ。
ただこのラジオはもう終わってます。
このラジオが出る頃には終わってます。
そうですね、あの時これを見るにいいですね。
見れるといいかもしれないですね、この新しいののいいアキュレーターが。
あと何かあるかな。
自動書き込み機能搭載。
いわゆる同じのデータの同じアキュレーター。
パラメータを自由的にIoLink経由で上書きできるということですね。
こいつの機能じゃないですね。
これはIoLink自体の機能ですね、データストレージ機能っていうのはね。
そうですね。
これは違うですね。
あとウィミタランもほぼ使用同通面ですね。
見ると最初のときか、オプション。
そうですね。
デカいな。
例えばこれIoLinkなんで、IoLinkワイヤレスとかを使うと、ワイヤレスで信号を送れたりもしますね。
IoLinkワイヤレス。
確かに。
IoLinkワイヤレスはどうなってるんですか、高田さん。
全然知らないですね、その辺りも。
知らないですね。
どうなってるんですか。
どうなってるのか。
今もう採用されるところはあるんですか、IoLinkワイヤレスって。
IoLinkワイヤレスで言えば単体を飛ばすものがまずあるんで。
そういうこと?
はい。
そうかそうか。
ワイヤレス技術の導入
ただのIoLink信号を真ん中でぶった切ってそれをIoLinkワイヤレスで飛ばすっていうものがあるんで。
なるほど、これバルフとか出してるってこと?ちょっと調べないですね。
前にあったかな。
バルフじゃないんだ。
ターゴやったかな、ターゴみたいな名前の会社が、確かイスラエルやったと思いますけど、作ってますね。
そこはほぼ専用的に出してて。
そういうのを使うとワイヤレスアクチュエーターとして既に動作する環境に実はあるよねって。
なるほど、あと必要なのは電源キープだけですね、そう考えると。
そうですね。
みたいなことも出来始めてるよねって。
1本少なく引いたらそれぐらいもいいよね、1本だけ少なくても。
そうですね、はい。
SMC自体は無線のIoLinkマスターっていうのを出してるので、無線のね。
出してますね、はい。
これを使えば似たようなことが出来る。
出せて。
っていうことをここにも書いてますね、はい。
なるほど、なるほど。
じゃあ今回ちょっと見に行かないとな、これもう私気になるなこれ。
毎年出してますよね。
っていうのがこれですね。
はい、はい、はい。
セッティングで分度カード、あ、そうですね、ツインツーで設定して分かりました。
なるほど。
まあ高橋さんが毎回もIoLinkのデバイス話すときも絶対プロセスデータ本に文句言いますね。
毎回も同じ不満が持ってますと。
決めたら買えるんですからね、プロセスデータって結構。
決めたらもう買えないですから、とりあえず送れませんとしたら裏から買えないですから、メーカーはもう買えないと思うんですね、これ。
こういうアクチュエーターがいっぱい出てくる何がいいかっていうと、IoLinkマスターと、
こいつモーション系の軸として消費されないんで、IoLinkですからね。
いわゆるモーションを動かせないPLCでもEthernet IPだとかそういう産業通信さえついていればモーターアクトすることができます。
なるほど。
シーズンもちょっと安くなりますけど、バレーションも増えますよね、そういうの。
例えばですけど、コレス使いますという時も別ソフトモーションがなくなって動くわけですから、その分値段が下がるわけですよね。
ライゼンも高いもんね、ソフトモーションは。
そうか、そういう面で考えると確かに。
そうですね、例えばKeyenceを使った時も、別にKeyenceってモーションコントローラーは別倍ですけど、8000とかだとね、
これはもう倍ぐらいするわけですよ、値段が、PLC。
でもそういう風に言わせると、Ethernet IPつないでやれば、
安くないっていう。
性能はちょっと同じく比べないですけど、できるタスクでは、一つの手じゃないかなというですね。
そうですね。
なるほど。
言われると、いわゆるローコストローエンドの方向っていうのは、少し道が開けてくるよねっていう。
ローコストローエンド、確かに。
なるほど。
そうですね。
アウリングマスターってそんなに高くないですかね。
今どんどん安くなってるんですね。
もうディロミが作ってるんで。
大体2万円から8万円ぐらいがオーダーだと思いますけど。
2万円買えるんだ、今のアウリングマスター。
すごい安いな。
2万円から8万円ぐらいが多分オーダーだと思います。
なるほど。
そっか。
私、いつも10万円超えると思ったんですけど、アウリングマスター。
そんなネタがあってるんだ。
相場はね。
手頃ですね、もう使わないでいいはないな、そんな安いんだったら。
IOの何点が揃えるより、IOカード何使う時よりは、多分アウリングマスター使うといいかもしれないですね。
ああいう手は。
そっか。
はい。
今後この低価格帯のアクチュエーター。
これがどんどん増えてくると思います。
SMC、その後に他のメーカーでも言ってるようなもの。
ペットが先ですよ。
ペットが一番先です。
すみません、ペットが先ですね。
ペットが一番先で、今回SMCがこれに出て、これが流行ればおそらくIAとかも追従してくるとは思いますけど。
このメーカーも作って始めるかもしれないですね、これは。
そうですね。
例えばCKDさんとかもIOリンクワイヤレスにかなり力入れてるんで、IOリンクワイヤレス対応のアクチュエーターとかもしかしたら出してくるかもしれませんね。
これゲームで入れるかとかですね、どれほど納得するかですね、これを。
市場の展望と期待
なるほど。
IOリンクワイヤレス結局2.4GB帯なんで、そこまで大体的に広がるかっていうのはちょっとよくわからないところですけど。
微妙。
簡単ですよね、2.4。
4.40mAいって、RDDファイル、RDDファイルバージョン1、なるほど。
そっか、じゃあ今後もこれだってもっといろいろメーカーが出るかもしれないですね、この似てるようなデバイスが。
なるほど。
僕はIOリンク対応のアクチュエーターが増えるといいなっていうのをずっと思ってるので、これを聞いてるメーカーの皆さんはぜひいっぱい出してくださいというところで今日は終了したいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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