クリスさんのお悩み
サマリー
このエピソードでは、設備やプロジェクトに名前をつける文化について議論されています。欧米では独特な命名の習慣があり、対照的に日本や中国ではあまり名前をつけない傾向が指摘されています。特に、命名があまり意味を持たないことが多く、リスナーたちの考えも交えて掘り下げられています。エピソードでは、名前に込められた意味やその変遷についても議論されています。特に、名前が持つ背景や由来が消失し、再解釈されることの難しさに焦点が当てられています。
命名の文化の違い
明日のファクトリーオートメーションにようこそ、メインパーソナリティの高橋です。
クリスです。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
クリスさん、何か意見があるということなんですけど。
そうですね、皆さんさ、自分の作った装置、要は皆さん今まで手に加えた装置に名前つけたことあるかなとちょっと気になってて。
ちょっとよくわからないですね。
高橋さんに聞いたら。
ちょっとよくわからないですね。
高橋さんに聞いたらね。
何言ってんのって言われてて。
実際、昔プロジェクト、いろいろなLINEをちょっと作ったことがあったんですけど。
その後にLINEを作ったんですけど。
その時にこのLINEに名前をつけるんですよ、皆さん。
このプロジェクトに名前をつけるんですよ。
で、例えば、昔ドイツの会社働いた時にプロジェクト名をつけるんですよ、装置をプロジェクト名つけるんですけど。
このプロジェクト名の名前はイナゴーと言うんですよ。
イナゴー。
で、装置の上にイナゴーのフィギュアを置いてるんですね。
で、私が装置を最初に聞いて、これ何の意味なんですかって言われて。
いや、何の意味もないんですよ。
日本人が虫が食べる文化があるから、イナゴーをつけたっていう。
イナゴーのフィギュアを置いてたみたいな。
で、その後に別の会社に入ってて。
会社の製品、プロジェクト、製品の名前が内部ではイーグルと言うんですね。
タカ。
タカ。
で、もう一個はフォーク。
これもタカですね。
フォークはワシじゃない。
そう、ワシじゃない。
そういうみたいな、鳥の名前をつけたんですね。
でも、なんでそういう名前をつけたんですか?
いや、それも別にそこまで意味がないんですって言ったんですね、皆さん。
でも、なんかカッコいい名前をつけたいということがあったなと思ったんですね。
で、前にフランスの、ちょっと小さなフランドの装置を作ったんですけど。
そのときに、キャンディの名前をつけたんですね、彼らは。
自分の装置の名前を。
このプロジェクトを、ほんのつぶやかにキャンディの名前を書いて。
キャンディは忘れないんですけど、キャンディの名前を書いてたんですよ。
だから、なんか、皆さんそういうのが趣味なのかなとちょっと気になってて。
タカさんが聞いたら、いや、そんなの知らんって言われたんですね。
なんかつけたら、でも確かにつけたら、ちょっと愛感じるんじゃないかなと思うんですね、彼らは。
それなんかでも、なんていうんですか。
名前にまつわる趣味
欧米的な感じしますけどね。中国はつけないですか?
そうそう。中国はつけないんですね。
あー、どうなんだろうな。
私、行ったところはつけなかった。
つけなかった。
欧米は結構つける。
欧州は結構名前つける、自分のプロジェクトに。
名前をつけることはありますけど、呼びにくいからあだ名つけるとかそういうのはありますけど、
でも全然関係ない名前つけたりとかしないですか?
全然関係ない場合ですね。全然関係ない名前つける。
タカとかワッシーとか名前つけたりとか。
日本のプロジェクトはそういう感じで名前つけるんですか?プロジェクトとか、あだ名っぽいものだけ?
略嘘とかね。
例えば大難世代モーターみたいなのがあったときに、例えば5世代やったら5世代、5世代みたいな。
5世代。
5世代、そういうふうに省略とか、そういうのはありますけど。
そんな全然名前関係ない。
うん。
だからなんでだろうなと思って、なんか聞いても、いろいろ人聞いても、「いや、そこまで深い意味がないんですよ。」ってほとんどの答えですよ。
設備の名前つけるのが。だからなんでだろうなと思って。
でもなんかさ、欧米ってさ、僕ヨーロッパ住んでて思ったんですけど、あだ名をめっちゃつける文化があるというか。
あだ名?あだ名ですか?
あだ名。
うん。で、それはなんかその名前の少なさに由来してる気がしてきてて。
ひどい、ひどい。
名前少ない、名前少ないと言うと。
ポーランド人とかめっちゃ名前の種類少ないんですよ。
これは名前少ないというか、我々は例えば、日本人は田中なんちゃら、このなんちゃらの名前。
名字訳で名前の方がなんか全然バリエーションなくて。みんなトーマスみたいな、みんなダミアンみたいな。
わかるわかる。でもイタリア人の友達とか、アメリカの友達とか、なんかこれも神様の名前になっちゃったりするんですよ。結構多いんですよね。
で、見分けがつかへんじゃないですか、同じ名前だから。
わかんないね。
で、なんかみんなあだ名つけてる感じがしますね。
名前少ない。
そうそう、だからなんかその、あだ名をつけたり、なんかそういう文化あるんじゃないかなってなんとなく思いましたけどね、今話聞いて。
別に日本の深い意味じゃなくて、たぶん我々の見解、高さの見解ではただ名前少ない。
だから、なんかその、命名する、なんかその全然関係ないけど命名するっていう文化があるんじゃないですか。
あ、なるほど。
意味のない名前の探求
どうなんだろうな。なんかキリスト教的に関係あるんだったらなんかすごく文化的にはっきりしてますけど。
どうなんだろうね。でも他の本言、私本言するんですよ、みなさんもあだ名つけるんですよ、英語の名前つけるんですけどね。
こういう装置をつくるのもそういう由来?由来かな。
欧米、欧米名前少ない。欧米、欧州。
そう言われると名前少ないね、確かに。名前少ない。
少ない。
あ、確か言われた最中もバタンが少ないってよく言われたんですね。バタンが少ない。
そう言われると誰かバタンが少ないかもしれないな。
なんか仏教とか儒教とかって、なんか名前多いじゃないですか。
ちょっとこれ漢字圏とかも考えるんじゃない?漢字めっちゃ多いんじゃないですか、この本の組み合わせの量は違うかな。
まあそうですね、まあ組み合わせの量もあるし、どんどん新しく生まれていくっていうのもありますよね、名前が。
え、どういうこと?
え、例えばその…
キラキラネーム?
キラキラネームもそうだし。
そうか、キラキラネーム?
あ、そういうこと?
でも確かに名前…
特別に意味がないってこと?特別に意味ないかもしれないですね、これ。
そうですね、まあ意味がなかったら何かあるんかって話ですけど。
これをつけたら…
クリスさん、意味がないことが気になってんの?
そう、すごい気になってる。
なんでこの、これをラプロジェの名前が和紙をつけたんだろう、なんでこれ鷹つけたんだろうという。
気になりませんか?
あー、気にならないな。
え?なんで?気にならないんですか?
なんでこの和紙が、何か深い意味あるんじゃないとか思ったりしませんか?
まあ一瞬思いますよ、一瞬思いますけど。
でもこれすぐあるよ、すぐ。
この質問で何回も何人もすぐ聞きたいんですよ。
なんでこの名前、この名前ですか、これはこの名前ですか、皆さんも知らない知らない。
もう聞かないでって言われるくらい聞きたいんです、私。
気になる、名前。
まあでもそれはマッターの人が知らんだけなんじゃないですか。つけた人は意味あるんじゃないですか。
あ、でも上の人に聞かないとダメか。プロジェクトマネージャーくらいの人。
いや、その大きいプロジェクトやったらもうわかんないじゃないですか。
それがそうなってる名前なんて。
そうですね。でも上の人、最初決まったらしかわからないですよね。
例えばこの高橋クリスのFAラジオっていう名前もさ、ネーミングの由来なんて多分知らない人しかいないですよ、リスナーなんて。
そうですね。
だからやっぱつけた人の周辺しかわかんないと思いますけどね、そもそも。
最初につけたらその深い意味がないかもしれないですね、そう言われると。
意外と。あ、そうか。そういうことか。
だから意味はあるんじゃないですか。
意味あるね。
意味はあるんじゃないですか。たまたまその要はクリスさんが聞いた人が知らんかったっていう。
そう、決まる人はいなかっただけですね、ただ。
だってさ、意味なく名前つけるのって逆に難しいじゃないですか。
確かにな。
急にこれをこれしましょうという名前ないね、吹き方ないね。ないですね。
目の前の水筒にとりあえず名前つけてくださいって言われた時に。
名前に込められた意味
意味なく名前つけるって多分相当難しいと思うんですよ。
無理だよ、ちょっと難しいだろ。
本当に何も思いつかないね。
だってさ、たまたま一番最初に思い浮かんだからですらそれは理由になるわけじゃないですか。
あー、何かのレインゾー。何かあったからこの名前つけたんですね。
目に入ったからつけましたもん、それが理由だし。
思い当たったからそれが理由じゃないですか。
本当に機械でランダムで選ぶとか、そんなことしないと意味なく名前ってやっぱりつけれないから、やっぱり何か意味あるんじゃないですか。
もう聞くチャンスはないけど、そうしておきます。
もう聞くチャンスはないですね、もう。
えー?
これがもう人生の中で一番萌え萌えするのはそうだな、これ。
いやだからさ、人のやることって大体何らかの意味があるから。
あー、じゃあ理由はないことはないね。
そうそう、だからミステリーとかに成り立つわけじゃないですか。
あー、そういうこと?
人のやることには何かしらの根拠があって、やっていくからその痕跡からいろんなものが推理できるわけですよね。
はい、ミステリーができるんですよ。
そうそう、だからやっぱり難しいですよね。意味のないことをするのは非常に難しい気がします。
意味がないことをするの意外と難しい。
なるほど、確かに、確かに。
名前の再解釈
そっかー、じゃあもう一回、もう聞くチャンスはないな。
あの時何でこの名前つけたのか、もう聞く人はないですね。
でもそれはなんか、推察するんじゃないですか、クリスさんが。
推察できないんですよ、だからパワーポイントの時も、
彼のパワーポイントを見た時も、ほんのりタカの絵もついてるんですよ、パワーポイントの背景に。
ほんのり、みんな普通に喋ってるから、このタカ、みんな意味知ってるかなーなんて知らない、みんな。
タカはついてるだけ。
でもさ、そんなのいっぱいあるじゃん、だって。
例えばさ、剣の花とか、剣の鳥とか。
意味ないね。
意味ないというか、もう意味分かんないね。
そうそう、分かんないじゃんか。
例えばさ、僕の実家がある東大阪市っていうところの、剣の鳥、死の鳥は鳩なんですよ。
鳩?なんで?
鳩が東大阪市の象徴する鳥なんですよね。
なんで?
分かんないですよね、聞いただけたと。想像もできない。
そういうことですね。
でもなんかの理由で、花とか鳥は決まってるんですよ。
一見全然関係ないように見えて、多分何か奥底には理由あるんだと思うんですよね。
理由を追溯するか、推測はしないかですね。
そっかー、なるほど。
まあ聞く人はないけど、彼は多分もう聞けないな、もうあの会社いないので聞けないですけど、そうしておきますね。
いやいや、それはもう何らかの理由をちょっと推察してもらって、まあ多分そうなんだろうみたいな。
考える結果はそうなんだろうみたいな。
関係者にもうちょっと、まだ、つなげる関係者にもう一回聞きます。
そうですね。
名前ってさ、理由変わったりするじゃないですか。
時代、まあ時代と同じだよね。
最初に考えた人はこういう理由でつけたけど、それが何かいつの間にか失われて、どっかで誰かが多分この名前はこういう理由でつけたはずだみたいな感じで推定して。
で、それが何か理由として成立確立するみたいな、そういうのがあったりするんで。
なるほどね、なるほど。そっかー。
ただあのコメントなんかそうですよ。一旦聞いて、多分これはこういうことだろうみたいな。
うわ、最悪のパターン。聞けないよりつけないより怖いわ。
で、そっからこれは多分こういう意味だと俺は思うんだよねみたいな、その理由として語り継がれるみたいな、全然あるじゃないですか。
でもコメントを再つけ直すとかやったことないですか?たまにするんですよ、私。
いや、このコメント、これって言われてたら多分こういう意味じゃないなと思う。つけ直すとかあるんですよ。
多分そんな同じことだなっていうことはある意味では。
そっかー。じゃあ。
だから意味はあるんだけど、消失するってことはあると思います、意味が。
でも私はこの意味を追求できなかっただけですね。
だからその消失した意味ですね。
いわゆるその…。
そうじゃん。なんかキャンディーだって名前だったりとか、絶対意味あるんですね、これは。
そうそう。だって今だってピラミッドとかそうじゃないですか、ピラミッドが作られた理由とか、意味自体は消失してるわけですよね。
で、後から僕ら、後の考古学者がなんとなくそれはこうだろうって言い付けをしてるだけであって、やっぱり意味は消失するんですよ。
こういうこと?
だからね、気にしすぎちゃダメってことですね、結論で言うと。
気にすぎちゃダメ?
うん。では誰かが知ってるわけじゃないってことです。
誰も知らない命名っていうのはよくあるってことですね。
あの時の付けた人も追求できなかったし、何回も再意味付けられたってことですね。
単純に気にしてないってことです。
誰かが付けたんだけど、もう意味を忘れてしまったってことです。
そうですね、同意しました。
我々のコメント、Rataのコメント同じですね。
誰かが付けたんだけど、いずれ来たらもう意味は忘れちゃった、本来の意味が。
というわけで、クリスさんの疑問はここで終了したいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
15:08
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