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2025-07-11 06:41

自然の生態系から学ぶ組織論その1

その1
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サマリー

自然の生態系から学ぶ組織論の議論において、共生農法を通じて組織運営のヒントを探求しています。特に、評価基準や自立した関係性の重要性が強調されており、自然の複雑性から新たな組織の姿勢が見えてきます。

共生農法と評価の見直し
えっと、今回はですね、あるオンラインコミュニティの議論の記録を皆さんと一緒に、ちょっと深掘りしていきたいなと思っています。
はい。
テーマが、自然の生態系から組織論を学ぶというもので、これがなんかすごく視差に富んでるんですよね。
面白いテーマですよね。
え、まるでこう森の中を歩くような感じで、いろんな視点を探っていきましょう。
自然のシステム、例えば森林とか、今回の発端になった共生農法でしたっけ?
そうです、共生農法。
え、ああいうアプローチには、我々の組織とかコミュニティ運営のヒントがなんか隠されてる気がしますよね。
どんな発見があるか楽しみです。
まずは、その共生農法からちょっと見ていきましょうか。
はい。
多種多様な植物を、輝さず、肥料も農薬も使わずに、密整させて育てるっていう。
まるで食べられる森を作るみたいな、そういうイメージですよね。
ええ。
で、この自然の力を生かす考え方を、じゃあ組織にお手はめたらどうなるんだろうと。
そういう問いかけから議論が始まったみたいなんです。
まさにそこがポイントですよね。
で、その自然感から、まず議論に出てきたのが、既存の組織にある評価っていう仕組み。
これのなんか根源的な問いかけみたいな。
ああ、ありましたね。
誰かが決めた基準で優劣をつけるのって、生態系の豊かさとなんか違うんじゃないっていう。
そういう声が結構強かったみたいですね。
そうなんですよ。
会社が決めた基準で劣るとされても、森全体で見たら大事な役割があるんじゃないかって意見があって、これはハッとしましたね。
一見弱そうな草だって、土を良くしたり、虫の隠れ家になったり。
そうですよね。
その視点すごく重要だと思います。
つまり、学立的な評価っていうのは、組織が本来持つべき生態系みたいな多様性を無視を削いてしまう可能性があるっていうことですよね。
そのディスコードの議論の中では、じゃあ評価がない場合にどうするかみたいな代替案とかは具体的に?
具体的な制度設計っていうよりは、そもそも競争で勝つこと自体好きじゃなかったとか、評価されることに違和感があったみたいな個人の経験が多く語られてましたね。
これって、組織を考える上での大きな問いかけじゃないですか。
評価よりも、それぞれの持ち味が生きる関係性をどう作るかっていう、そっちの方向性なのかなと。
自然から学ぶ組織の自立性
なるほどですね。
で、評価の話から繋がって、今度は組織の成り立ち、特に創設者とか、最初のエネルギーを持ってきたソースと呼ばれる存在。
あー、ソースの話。
その役割についても議論が深まったみたいで。組織が成長した後もソースっているの?みたいな。
えー、ありましたね。ソースが組織に溶け込んで、その存在に依存しなくなったら、もうそれは生態系って呼べるんじゃないかって意見がすごく印象的で。
はい。
はい、まるで森がどの木から始まったかなんてもう誰もわからないみたいな状態。
これ、組織の自立性を考える上ですごく面白いなと。
そのエネルギー伝達を電気に例えたメタファーも興味深かったですね。
あー、ありましたね、電気の例え。
最初はソースからの一方向、直流だったのが、やがてメンバー同士で受け止め合う交流になって、エネルギーを蓄積し蓄電、最後はそれぞれが発電できるようになる発電。
この発電段階、つまりソースがいなくても自分で走れる状態になるには、じゃあ何が必要なのっていう問いかけは結構本質的ですよね。
その自走とか自立性っていう点では、自然栽培の稲の話も出てきましたよね。
あー、はいはい。
肥料をもらえない稲は、自分で栄養を探して、ぐっと深く根を張るんだと。
これもなんか組織とか個人の成長に重なるなって。
さらにグレゴリー・ベートソンの、精神と自然からの引用もありましたね。
植えたアメーバは、植物を求めてより活発になるっていう。
あー、それも印象的でした。
つまり、足りないとか何もないっていう状況が、かやって強い動機とか進化を生むきっかけになるんじゃないかっていう指摘ですよね。
ヤギが塩を求めて崖を登る話とかも。
なるほど。これってリーダーシップ論にも通じそうですよね。
ええ。
なんか全部お膳立てするんじゃなくて、あえて余白とか適度な欠乏感みたいなものを残すことで、メンマ自身の力、つまり自分で根を張る力を引き出せるのかもしれないと。
まるで森の地面が、いろんな種が芽吹くための何もない空間を用意してるみたいな感じですかね。
そうですね。
そして、共に生きるっていう点では、共生と共生の違いも話題になってました。
はい。台湾の植物の例でしたっけ。
はい。共生っていうのは単に隣にいるだけじゃなくて、もっと積極的にお互いが関わり合って、影響し合って、なんか新しい価値を生むみたいなイメージ。
なるほど。チームで言えば、ただ席が隣同士っていうだけじゃなくて、お互いの強みを生かして、なんか一つのものを一緒に作り上げるみたいな。
そうそう、そういう能動的な関わり合いということですよね。
ええ。
さらにリーダーがいなくても全体としてうまくやってる、あのハキリありの社会とか。
ああ、自己組織化の例ですね。
あと、単細胞なのに迷路を解いちゃう文字誇り、年金でしたっけ。
はい、はい、年金。
個々の自律的な動きが、どうやって全体の秩序を生み出すのか。これもまた森の複雑なバランスを思わせますよね。
うーん、こうしてみてくると、自然の生態系、特に森みたいな複雑なシステムから組織を捉え直すと、効率とかトップダウンの管理とか、そういう従来の常識とはまあちょっと違う原理が見えてくる感じがしますね。
本当にそうですね。
多様性があって、個々の自律性を促して、関係性の中からなんか秩序が生まれてくる、そういう場作り。
管理とかコントロールってよりは、場そのもののポテンシャルをどう高めるか、みたいな、そういう発想ですよね。
今回の探求は、なんかそんな可能性を感じさせてくれました。
ええ。強制農法が土の力を引き出すみたいに、組織もそこにいる人たちの力を最大限引き出すような、そういう土壌を作っていくことが大事なのかもしれないですね。
最後にですね、これを聞いているあなたにちょっと問いかけてみたいと思います。
はい。
あなたの周りのチームやコミュニティは、人の手で管理された整然とした畑に近いでしょうか?
それとも予測不能な多様性が息づく森のようでしょうか?
そしてもし、森のようなもっとこう生命力あふれる場を目指すとしたら、その最初の一歩として何ができると思いますか?
06:41

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