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えりむすラジオ
こんにちは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
シナプスと神経伝達物質の基礎
皆さん、シナプスってご存知ですか?
あの、脳のね、あ、あの、シナプシュって知ってます?
なんか、こないだですね、友達の子供がなんか人形を持ってて、それ何なのって聞いたら、シナプシュって言ってたんですけど、
シナプスのね、キャラクターが今あるらしいんですね。結構昔からあるのかな?びっくりしました。シナプシュ、かわいかったです。
その話は置いといてですね、シナプスっていうのは、脳の機能っていうのは、電気信号を発して情報をやり取りする神経細胞のネットワークによって成り立っているって言われてるんですね。
で、そのネットワークを作る神経細胞と神経細胞の間にちょっと隙間があるんですけど、それをシナプスって呼ぶんです、その接続部のところですね。
で、このシナプスで何が起きてるかっていうことなんですけど、神経細胞からいわゆる神経伝達物質っていうのが放出されるんです。
セロトニンとか、例えばですよ、セロトニンとかノルウアドレナリンとかドーパミンとかですね、気分の安定とか意欲とか快楽とかそういうのに関与する伝達物質っていうのもそこで放出されるんです。
で、次の受け取る神経細胞に受容体っていう部分があるんですけど、そこにひっついて受け取るっていうのをすごい繰り返して、
神経細胞からそういうセロトニンとか放出、シナプスで放出されて、で次の神経細胞が受け取るっていうのをやっている部分なんですね。
で、そのうつ病っていうのは、そのセロトニンとかノルウアドレナリンとかドーパミンとか、そういう放出される神経細胞、神経伝達物質っていうのが減ってる状態なんですよ。
原因が減ってしまう原因はまだわかってない。でもすごい強いストレスだったりとか環境要因からそういう放出が減ってしまって、結果的に気分が不安定になったりとか意欲が低下したりとか気分が落ち込んだりということが起きるんですけれども、
そういううつってのは脳の疾患というふうに言われてるんですね。で、その皆さんに今日のテーマではあるんですけど、私がその研修とかをするときにうつのメカニズムとかをなるべく詳しく説明するようにしてるんです。
うつ病について説明するときにですね。で、なんでかっていう結論を言うと、うつ病に対して正しい理解をしてほしいし、その人の心が弱いからとか、その人が弱いからうつ病が起きるとかではないし、
実際うつ病になるとセロトニンとかドーパミンとかアドレナリンとかの分泌が減少するから、やっぱりいつもよりも増して悲観的になったりとか気分が不安定になりやすかったりするとかですね。で、それとうつ病に対する治療法についても正しい理解をしてほしいなというふうに思うからなんですね。
皆さん、精神疾患に対する薬に対してどんなイメージを持たれていらっしゃいますか?というか、それを服用したときに体に何が起こっているかっていうことなんですけど。
例えば1個ですね、抗うつ薬。うつ病のお薬でSSRIっていうものがあります。これ飲んだらどうなるかっていうと、神経細胞から少ないセロトニンとかノルアドレナリンとかそういう神経伝達物質が放出されて、
次の受容体で受け取れた分だけ受け取っていくんですね。で、受け取られなかったのっていうのは元の神経細胞の方に吸収されてしまうんですよ。トランスポーターってところに戻ってしまうんですね。
だから受容体で受け取れなかった分はもう全部戻っていく。で、このSSRIっていうのを飲むとどうなるかっていうと、そのトランスポーターの蓋を閉めるんですよ。バリアをするんですね、トランスポーターに。
トランスポーターにバリアをすると、戻ろうとする神経伝達物質が戻れないじゃないですか。シナプスの中でピンボールみたいに弾き返されるみたいな感じで戻らない。
つまり受容体にひっつくまでずっとシナプスの中にいて、うつ病のときは放出される伝達物質は少ないんですけど、その少ない放出される伝達物質でもしっかり全部受け取れるように取りこぼさないようにするっていうのがSSRIの役割なんですね。
これいつも図を使って説明するので、もうちょっとわかりやすいと思うんですけど、私の言葉だけで今日初めて喋ってますけど、全然意味わかんなかったらごめんなさい。
とりあえずシナプスっていう場所に神経細胞Aさんと神経細胞Bさんがいて、Aさんが伝達物質をセロトリンとかを投げるんですよBさんに向かって。
Bさんはミットを持っててキャッチしようとするんですけど、キャッチできなかった分はAさんの体に戻ってっちゃうんですよ。
戻ってっちゃうところにバリアをして戻らないようにして、Bさんが最後まで全部キャッチできるまでずっとシナプス中の中でいてくれるみたいな、そんな感じです。
こう聞くとどんなイメージを持たれたかなっていうふうに思うんですけど、私はですね、未知のものを知らないまま危ないものとか良くないものって決めつけたりとか、そういうことが世の中から少しでも減っていったらいいなっていうふうに思っているんですね。
一つエピソードをお話したいんですけど、私がすごくお世話になっている先輩がいて、その方と久しぶりにお会いする機会があったんですね。
その時に色々話を雑談をしている時に、最近知り合った子がいるんだけど、その子が精神的な疾患があって、薬をたくさん持ってたから全部捨てさせてやったんだよ、そういうのを飲んでるからおかしくなっちゃうんだよっていう話をしてきたことがあってですね。
で、とても悲しくなったんです。先輩はね、それで人を救ったとか、いいことをしたっていうふうに思っていらっしゃる。悪意はないと思うんです、本当に。別にその人を苦しめようとしてるわけじゃないと思うし。
なんですけどね、100%薬を飲むべきだとかそういう話がしたいんじゃなくて、でもその人にとっていろんな選択肢があっていいと思うし、この社会っていうシステムを生きていく上での一つの方法であると思うんですね。
で、実際にそうですね、例えば薬の調整がうまくいったことで、今月これだけ働くことができましたとか、仕事中に集中して仕事を取り組むことができてとても嬉しかったとか、そういう話を嬉しい報告をしてくださるクライアントさんとかもいらっしゃったりするんですよね。
だから、全部が全部ね、やっぱりなんというか、危ないってことは絶対ないし、もちろん副作用があったりするものもありますけど、でもその人の自己実現とか、その人がより良い生活を生きるっていう上で、いろんな選択肢、どういう選択をするかだと思うんですよね。
精神疾患への理解
それはやっぱり尊重されるべきだと思うし、何よりね、薬のこととか私も全然詳しくないですけど、そこの現場にはものすごく命をかけて開発している方たちがいらっしゃったりもするし、未知のものってよくわからないからこそ不安だったり、マイナスなイメージを持ったりしてしまうと思うんですよね。
だからこそ、その知ろうとする姿勢、知った上で物事を判断しようと思う人が増えたらいいなっていうのは思っています。
あんまり話が派生しすぎるのも良くないと思うんですけど、先日SNSで堀江孝文さんがすごい叩かれてるポストがあって、内容が堀江さんが若いYouTuberの方と宇宙開発とかについて話してる動画だったんですけど、
その若い方が、アポロ11号が月面着陸してから未だに月に到達した人はいないし、あれは全部デマカセとか嘘だったんじゃないかみたいな話をしているに対して堀江さんがもうガチギレでめちゃくちゃそれ失礼だぞみたいな怒ったりしていて、
堀江さんの動画を見た時に、すごく堀江さんはやっぱり宇宙開発のところで仕事とか授業されてるからこそ、やっぱりその人たちの言い方が強くて、
何も知らないなんとなくのイメージで、そういうことを言うなっていうことを言いたかったんじゃないかなって思うんですよ。別に私も堀江さんの動画を見た時に、
堀江さんはやっぱり宇宙開発のところで仕事とか授業されてるからこそ、そこに本気で立ち向かっている人たちのことをやっぱり間近に見てるからこそ、すごく怒りが湧いて失礼だぞっていう言葉が出たと思うんですよね。
何も知らないなんとなくのイメージで、そういうことを言うなっていうことを言いたかったんじゃないかなって思うんですよ。別に私は堀江さんファンでもなんでもないんですけど、すごく熱い人だなって思ったということがありました。
先日、スタンドFMでイズムさんという方とコラボライブをさせていただきました。概要欄にリンクを貼っておきますので、よかったらイズムさんのチャンネルも聞いていただきたいなと思うんですが、
イズムさんもね、結構こういう物事の本質を見ようよっていう思いがある方なんじゃないかなって勝手に思ってます。とっても熱くて素敵な人なので、よかったらチャンネルを覗いてみてください。
というか、イズムさんは薬剤師の方なんですよ。薬剤師の方とかもいらっしゃるスタンドFMで、ちょっとお薬の話とかするとドキドキしますけれども、イズムさんコラボライブしていただいてありがとうございました。皆さんも最後まで聞いてくださってありがとうございました。それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。