2023-02-16 14:46

第30回「薬剤師がpodcastをやってメリットってある?」

通常放送30回目の節目の回!!健康とか薬ではない質問で話をさせていただきました。よろしければお聴きくださいませ。


今回の内容

・podcastは薬局にとって宣伝効果がある!?

・podcastはボケ防止に良い!!

・くすけんラジオは全薬剤師ポッドキャスター計画のために配信してる!?

・くすけんラジオはなぜ配信時間は15分以内?15分が集中力のカギになる!!


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おはよう、こんにちは、こんばんは。
薬と健康に関するラジオ、略してくすけんラジオのうっちーです。
このラジオでは、現役薬剤師で薬局を経営している私、うっちーが、薬のことや健康のことなので、
ラジオを聴きの方からの質問や、日々の業務で患者様からいただいた質問などを紹介しながら、
質問に答えたり、薬や健康についての話をしていくというラジオです。
どうぞ皆様よろしくお願いいたします。
通常放送30回目です。
番外編を一度挟んでますので、全部で31回目の放送なんですけれども、
第何回と番号を振らせていただいているのが、今回で30回目ですので、
今回を節目とさせていただければなと思います。
私、40回目、50回目と続けていければなと思っております。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
さて、今回の話なんですけれども、タイトルを見て、あれ、なんかいつもと違うなと思うかもしれませんが、
今回、ちょっとした質問会です。
質問といっても、健康とか薬についてというよりも、このラジオというかポッドキャストについての質問です。
30回目節目の時なんですけれども、ちょっといつもと違った趣向のことをやってみようかなと思っておりました。
なので、健康と関係ないというのもありまして、本日のワンポイントもなしです。
ですが、よろしければお聞きいただけると嬉しいです。
今回の質問なんですけれども、同業者である薬剤師の先生方や、
あとは薬剤師問わずの友人から、よくいただく質問をこの場で話をしようかと思います。
それでは、今回の質問はこちら。
薬剤師がポッドキャストをやって、メリットってある?
他にもいくつかよく質問をいただいたりするんですけれども、
大体この質問はどんな場でも聞かれます。
例えば、薬剤師の勉強会だったりとか、ちょっとした飲み会の場、
そういった時でも、僕がポッドキャストやってますよという話をすると、
大体このことは質問されます。
ポッドキャストされている方って、もともとラジオを聞くとか趣味だったりとか、
自分もやってみたいなという思いとか、
あとは誰かと自分の思いとか考え、共有したいということで、
趣味とか楽しさ、そういうのでされている方が多いと思います。
あとは、今後伸びそうなコンテンツだなということで、
今のうちから始めておこうといった方も多いんではないかなと。
僕自身もそういったところで配信しているのはあるんですけれども、
それに加えて、もう少し違った考えとかで配信しているという面もあります。
いろいろな薬剤師の方とかに、配信しましょうよ、
先生もやりましょうと勧めたりもしてるんですけれども、
これ僕なりに薬剤師がポッドキャストをやることはメリットありますよということで、
その点について今回話しておこうかなと思います。
今回のテーマ、全て完全に自分の考えとかになるんですけれども、
まず薬剤師がポッドキャストをやってのメリットというのはいくつかあるんですけれども、
今回4つ話そうかなと思います。
ざっとどんなものか話しますと、
患者様とのコミュニケーションのため、
薬局として外部研修などに積極で必要というアピールのため、
自分のボケ防止のため、
そしてメリットというよりも、
これ配信してる理由の一つになるんですけれども、
薬剤師みんなでポッドキャストとか活用したりとかやっていくと、
面白くなるよというのがありまして、
薬剤師に広めたいというのがありまして、
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そのためにやってますよということをこの場で話そうかと思います。
内容を話していきますと、1つ目、患者様とのコミュニケーションのため、
自分の店にも自分のポッドキャストの宣伝のポスターのようなものを貼ってまして、
さまざまな方から質問に答えてますよというアピールをしております。
話を聞いてくれる薬局とか薬剤師というのは老若男女を求められておりまして、
患者様のコミュニケーション頑張ってますよというアピールというか、
宣伝という形でこのポッドキャストを使っております。
実際のところその効果もあるのか、
以前はうちの薬局でお薬を渡してないよ、お金もらってきたよという方から、
電話なので薬についての質問が増えたりしました。
そこから次の処方箋をもらう機会には、
うちの薬局の方へ処方箋を持ってきていただくということが、
把握してるだけでもほんと何名かいらっしゃるので、
宣伝効果やっぱりあるんじゃないかなと思ってます。
ちなみになりますが薬剤師仲間などからは、
でもポッドキャストを聞く人って10代とか20代の若い人ばかりだろうと質問されたりするんですけども、
一応僕のポッドキャストに年齢分布をお話しますと、
一応これ2023年2月12日現在、
あとAnkerというアプリを使ってるんですけども、
ここでSpotifyを経由して僕のラジオ、ポッドキャストを聞いていただけるという年齢分布なんですけども、
一応27歳以下が合わせて6%、
28から34%が18%、
35から44歳が34%、
45から59歳が23%、
60歳以上が19%、
ちなみに男女比としては男性50%、女性43%、その他が7%という形です。
確かに薬局におけるメイン層とも言える60代以上なのをよく通院すると言われる年齢層の方、
少なめは少なめなんですけども、
でも家族の薬をもらう方とかいらっしゃいますし、
若いうちから健康に気をつけようという方も当然いらっしゃいます。
年齢層結構幅広く聞いていただけるのかなと思いまして、
これ若すぎるから顧客層につながらないということはないなと思っております。
次に2つ目として薬剤師の外部研修などに積極的ですよというアピール、
これに関しても一応こういう活動してますよとアピールしておくことで、
この薬局はよく勉強しているのかなと思っていただけるというそのアピールもあるんですけども、
それとは別として、今後は薬剤師とか薬局は勉強会とか学会などで発表するとか、
それは大事になるよと言われております。
以前というか前回になるんですけども、薬局は厚生労働省の方から
いろいろできる薬剤師とか薬局になるように求められているという話を少しさせていただきました。
外部研修などへの積極的な参加、要は勉強している薬局とか薬剤師、
そういうのが大事だよと言われております。
また、講演活動をしたりとか地域のための健康相談、
そういうのを開くのも地域のために重要だよねと言われております。
そういった活動の種になるものとして、今このポッドキャストをやっているという面もあります。
そして3つ目になるんですけど、自分のボケ防止。
本当30代に入ってから年々脳の劣れを感じるなど、異常なまでにあれとかそれ、本当に増えてきました。
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芸能人の名前が出てこないのはもうしょっちゅうですし、患者様の顔を見て、
あれ、この方の名前って詰まることは本当に多いです。
本来なら通勤時間とか、特に僕電車活用してますので、
その間に勉強すればいいっていうのはあるんですけども、
立っている時って本を開きにくいなともありまして、
またスマホで勉強すればいいじゃんとなるんですけども、
そういう時、ついついスマホを操作してスポーツニュース見たりとか、
ゲームしたりとか漫画読んだり。
もしも電車で座れたりするもんなら、寝よう、睡眠自覚確保しようといった状況です。
正直何か目的がないとすぐにサボり癖が発動します。
そこでポッドキャストやってるとどうなるかと言いますと、
電車に乗っている時も話す内容について調べたりとか勉強したりとか、
他にも収録の際には、あれ今の言い方大丈夫?変なワード使ってない?
とかなるべく気を付けたりするので、これ脳にかなりいいなと思っております。
なので自分のボケ防止としてかなり有効だなと思っております。
最後、これ4つ目なんですけども、これメリットというよりは、
僕が薬剤師の先生方でポッドキャストやりましょうって進めてる理由です。
これ意外とちょっと真面目な話になるんですけども、
お聞きの方で薬剤師でない職業の方でも当てはまると思うんですけども、
同業者でやる勉強会って、なんかすごい面白い時ってありませんか?という。
正直なところ、普段忙しいし勉強会出るのうわ、めんどくせえなと思う時もよくあるんですけども、
いざ参加見してみると、あ、この人ってこういう考え方するんだとか、
この商品ってこういう面があるんだとか、あ、これ知らなかった。
知ることができて面白いなという感覚ありませんか?という。
僕はあの感覚すごい好きなんですよ。
薬剤師の仕事って意外と幅を広く勉強することを求められます。
例えば医師の場合は、内科とか整形外科、眼科など各分野のスペシャリストでありまして、
治療を一から組み立てたりします。
例えばこの患者さんにはどういう治療とか薬がいいのかな?
データを見ながら判断したりとか、薬の数を増やそうか、減らそうか。
そもそも新しく検査した方がいいのかな?とか。
検査結果次第では他の科の医師とか、他の病院に紹介した方がいいのかな?など
治療の組み立てや判断が必要になりますので、その分野のスペシャリストである必要があります。
一方薬剤師、こういった形に治療を組み立てるわけではないです。
が、処方箋を見て大体この人こんな感じだよなっていうのは予想ができないといけないです。
例えばの話をしますと、血圧の薬をもらいに来られた方に
いきなり薬剤師があれ糖尿病ですか?とか聞いてきたりしたら、不審感すごい募りますよね。
あと薬が変わったとして、医師からは調子いいから薬変えようよって説明されたのに
薬局では薬変わりましたけど体調悪くなりました?など言われたら驚きますし不安になりますよね。
なので処方箋を見て病名を予想したりとか、あと処方の変化などを見たら
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これ状態良くなってるのか悪くなってるのかっていった予想、これできないといけないです。
そして患者様が持ってくるのは内科の処方箋かもしれない、
がん科の処方箋かもしれない、整形の処方箋かもしれないなど
様々な処方箋を持ってくる可能性があるので幅広く勉強しておく必要があります。
また薬剤師の業務には今患者様に出ている薬が本当に必要かどうかなどを判断して
必要であれば医師へ確認をする必要があります。
例えば過去に副作用が出たことのある薬だったり、それに似た薬が処方されていたら
他の薬に変えてもらう必要はありませんか?とか
処方された薬が他に飲んでいる薬との相性が悪い薬だったら
これ変えてもらうなり本当に必要なのかっていうのを確認する必要があるといったことですね。
これも知識がないとこの薬って本当に患者様に必要?とか
医師に確認しないといけないの?っていうこういうことすら考えられないです。
なので意思ほどの深い知識を求められないにしても
ある程度の知識を持っておく必要がある。そして
内科だろうと整形だろうと癌科だろうと知識幅広く求められます。
一応の補足として、昨今薬剤師のスペシャリスト化というのも求められてはいます。
例えば糖尿病のスペシャリストの薬剤師、
癌のスペシャリストの薬剤師、認知症のスペシャリストの薬剤師など
とはいえ、そういったスペシャリストの知識も土台として
他の疾患への知識が最低限ないと話にならないです。
いくら自分は癌のスペシャリストの薬剤師だといっても
薬局に来られる患者様って、癌の方ばかりではないですよね。
糖尿病とか認知症とかもちろん、白内障の方、腰痛の方、風邪の方などなど
せっかく来た患者様に、自分は癌の方しか対応できないよという薬剤師であれば
ほとんどの薬局では、薬剤師は君いらないよと言われていると思います。
そういうこともありまして、薬剤師って幅広く勉強する必要があります。
そういった時に、ポッドキャストってすごい便利だと思っています。
自分が知りたいワードとかを検索すれば、誰かが話をしていて
その話が引っかかってくると。
医師とか看護師っていう話も多いんですけども、
この時に同業者の薬剤師の話っていうのが、すごい大事だと思っています。
もちろん、医師とか看護師とか、多職師の話を聞くのも大変勉強になるんですけども
同業者の薬剤師が、こういう時に患者様、お客様にどういう説明をしているのか
どう判断しているのかなど、同業者の考えによって、すごい大事だと思っています。
特に、YouTubeに比べて、ポッドキャストの場合、映像とかがない分
たくさん、会話とかトーク力に重点を置いているので
どういうふうに説明するのか、どういうふうに考えているのかっていうのを
すごい知りやすいなと思って、とても勉強になるなと思っています。
なので、薬剤師みんなでポッドキャストやって、お互いの自分の得意分野とか
患者様の説明の仕方とか考え方、そういうネタを共有しませんかって
みんなで勉強になりますし、ポッドキャストを通してネットワークも広がるかなと思っております。
薬剤師全員がポッドキャストになる、薬剤師全員ポッドキャスター化ですね。
そういう未来のために、魅力ながらも広報活動という意味で
ポッドキャストを僕は配信しております。
そういった広報という意味もあるんですけども、たまに
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ポッドキャストどうやって収録しているの?編集しているの?
っていう質問をいただいたりします。主に薬剤師の先生ですね。
その際に、僕はスマホ1台で録音編集ができますし、無料でできますよと話をしています。
基本的にお金がかかるというのは、何をするにしてもハードになります。
特に薬局経営している方とかですと、経営者ですと
お金にシビアな方が大変多いです。
月々いくらかかりますとかですと、じゃあもういいやとなります。
なので、僕のポッドキャストはスマホ1台で特に機材はなし、
音源などもフリーのものを使っていますとよく話しています。
例えば録音はボイスメモ機能を使っていますよ、
編集に関してはガレージバンドというアプリを使っています。
これらのアプリってスマホ購入して初期から既に入っていたりするので、
新しくダウンロードする必要もないですよということもアピールしていますし、
配信はさすがに新たなアプリにダウンロード必要なんですけども、
例えば僕使っているAnchorさんとかであれば、
スマホでもパソコンでも編集したり使えますし、
Spotify以外のAmazon Music、Googleポッドキャスト、
Appleポッドキャストなどへの配信どうやっていいのかという
有能なのがわかりやすいかなと思っています。
無料で配信できますよというのは強調しています。
また、ポッドキャストを始めることを進めるときに結構皆さん、
1本あたりの配信時間気にされます。
勉強会の講演とかでもありまして、1本あたり、
例えば1時間とか話さなきゃいけないと思ったりするんですけども、
そういうときには僕は1本あたり15分くらいでいいですよという話もしています。
実際このクスケンラジオも1本15分以内に収めるようにするというのも注意しております。
バラエティ系の番組なので楽しめる番組などは、
周知力を持続させやすい、ドーパミンが出やすいので、
長めの番組には全然問題ないんですけども、
通常人間の周知力って15分くらいで切れやすくなるとデータもあります。
テレビなどでも放送時間が15分くらいで小馬車を入れますよねとか、
教育系の番組って10分、15分くらいで終わるもの多いですよね。
なので15分くらいまでの放送で、それで何回かに分けて話したりするのはそれでいいと思いますよといったことを話したりしていると、
1回に1時間話すと思っている方にとってはハードルが下がりやすいですし、
収録時間やっぱり長くなると編集も大変になるので、
短めだとやりやすいと思っていただきやすいです。
こういったことをアピールして、皆さんポッドキャストやりましょうよと僕は声をかけたりしています。
以上が僕の思う厄材次第、ポッドキャストをやるメリットについての話をさせていただきました。
今回で30回目の通常放送を迎えられました。
お聞きいただいている皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。
また今後とも頑張ってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回も最後までお聞きいただき誠にありがとうございました。
また次回も聞いていただけると大変嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
このラジオで話す内容はあくまで一つの説であったり一つの例です。
医師の方針や患者様それぞれの状態で治療方針は違いますので、
自身がかかっている医師や看護師、厄材次第の話を優先するようお願いいたします。
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