リスペクトトレーニングの概要
こんばんは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
さて、今日はですね、とある会社さんの研修のアシスタントをしていました。
リスペクトトレーニングっていう研修のお手伝いをさせていただいてたんですけど、
このリスペクトトレーニングって皆さん聞かれたことありますか?
これですね、Netflix社が始めて、今結構急速に拡大をしているみたいな、新しい研修のジャンルの一種かなというふうに思うんですが、
その名の通りですね、リスペクトについて、ハラスメント研修とかって何々してはダメとか、
線引きの話だったりするかと思うんですが、リスペクトトレーニングっていうのは、お互いに敬意を払って接することができているのかっていうのが、まず土台になってくる部分ですね。
リスペクトトレーニングとはっていうのを呼びますね。
リスペクトトレーニングは、ハラスメントの白黒をジャッジする場ではありません。
誰かが決めたルールを覚えて守るのではなく、役職など立場を問わず、参加者全員がフラットにディスカッションするワークを通じて、各職場において全てのメンバーが相互に主体性を持って工夫しながら、
継続的により良い職場環境を作り上げていく必要があるという理解につながりますというのがあります。
ハラスメント問題はそうなんですけど、
もしかしたら、昔は上下の上がすごく強くて、上からのことは絶対みたいな感じだったかもしれないんですけど、
時代が変わるにつれ、平等に、対等にということが浸透していって、それはすごくいいことだと思うんですが、
だんだん、上下関係で言った場合の下が強くなりすぎてたりとか、またアンバランスになってるなっていうふうに思うんですよね。
最近は部下から上司に対するハラスメントとか、そういったことも結構聞かれるなっていうふうに思っていて、
役割として、上の立場にある人が何か言うとパワハラだってなってしまうっていうところを逆手にとって、
下の立場にある人が強く物を言うとかですね。それってまた対等じゃないなっていうふうに思ったりするんです。
だから、それがダメとかではなく、そもそもお互いを尊重してやっていこうよっていうのが、リスペクトトレーニングの考え方みたいなんですね。
それによって、心理的安全性の高い職場を作っていこうというものみたいです。
エンタメ業界における実践
もともとそのネットフリックス社が導入した経緯としては、経緯というかネットフリックス社は神々ですね。
ネットフリックス社は毎回作品を作るたんびに、必ず作品に携わる全員にリスペクトトレーニングを受けてもらってから作品作りに入るそうなんですね。
制作現場っていろんな人がいますよね。監督、プロデューサー、役者もそうですけど、撮影、クルー、美術スタッフとか、ケータリングの業者さんとか、本当にいろんな人が関わる中で、
エンタメ業界って業界の闇みたいな、この人の言うこと聞かないと上には上がれないぞとか、そういうことがあったりして、自分が本当は嫌だなって思ってることも受けた指示を飲み込まないといけなかったりとか、
それって本当にその人が尊重されてるかっていうと、かなりNGだなというふうに思いますし、
そういう、いろんな立場の人が出入りする現場で、昔みたいに動画が飛んだりとかするような現場ではなくて、今の時代に合わせて、
それも一つの労働環境として、心地の良い環境を作っていくというためにも、そういうお互いをリスペクトし合ってやっていけてるかっていうのを立ち止まって考える機会を都度設けるというものみたいなんですね。
すごい素敵な取り組みだなっていうふうに思っていて、ネットフリックス社がそういうのを始めて、でもそれってエンタメ業界だけじゃなくて、いろんな会社でいろんな組織で通ずるものがあって、
パワハラを避けようとかそういうのではなく、そもそもお互い人として尊重し合いながら仕事をやっていくべきだよねっていうのを立ち変える機会っていうのがいいなって思いました。
あとこういう事例検討とかディスカッション形式の研修なので、その参加者がですね、座学っていうのも参加者が結構発言していくんですね。お互いがどんな態度がリスペクトできてるかとか、こういう態度だとちょっと敬意にかけるんじゃないかとか、
そういうのを話し合ったりする、活発に話し合ったりする感じなので、普段一緒に働いている人たちがどういう考えを持って人と接していらっしゃるのかとか、そういうのが効いたりするっていうのもすごいいいなと思いましたね。
なんかどういう姿勢で普段仕事と向き合っているかとか、人間関係に対してどんなことを思っているかとか考えているのかって、なかなかそういうことをテーマに一緒に働いている人と腹を割って話す機会ってないかなっていうふうにも思うので、
なんかそういう機会になっていいなぁと研修を見ながら感じた出来事でした。
なんかとても良いトレーニングだなぁと思う一方で、
そういう芸能界とかで幅を利かせていて、
俺の言うことが全てだみたいなふうに感じている業界関係者の方がいらっしゃった場合に、そういう方たちがこういうリスペクトトレーニングとかを受けてどんなふうに感じるんだろうってちょっと気になりましたね。
なんか響くのかなって気になりました。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムスでした。
