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えりむすラジオ
こんにちは、えりむすです。この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
心理学とAIの影響
さてさて、今週末は、日本認知療法・認知行動療法学会という学会に参加しておりました。
いやー、もうめっちゃ楽しかったです。めっちゃ疲れました。
いっぱい話したいことというか、アウトプットしたいことって、学会とかに行くとですね、すごい大量にインプットするので、大量にアウトプットしたくなるんですけど、
特にちょっと印象に残った話をしたいなというふうに思います。
今回ですね、生成AIは認知行動療法の何を変えるのかっていうテーマの講演があったんですけど、
今回のタイトルにあるように、心理学とAIの深い関係ということで、
人工知能の開発って、いかに人間らしいものを作るかみたいなところがすごく求められていると思うんですよね。
やっぱり人間のことを理解して、人間に成り変わるものを作っていくみたいなところがあったりすると思うんですけど、
その上で、やっぱり人工知能は人工知能っていう機械であって、人間は人間じゃないですか。
人間ってすごく、人間というのは個性とか特徴を持った生き物だと思うんですよね。
アライメント問題とかって言ったりもするんですけど、
AIをより人間に近づける理由としては、人間の意図する目的とか思考とかもそうなんですけど、
やっぱり人間の倫理観みたいなのを持ってないと、本当に生命を脅かすような暴走をAIがしかねないじゃないですか。
っていうところがあって、やっぱり適切に人間界で生きていくためのAIっていうのが必要なんですよね。
そこで有効活用されているのが心理学だと。
AIを人間らしくするために、AIに心理学を学習させて、人間らしいものを作っていくっていうことが学されているみたいなお話を聞いたりしたんですね。
AIを人間らしく育てる
例えば、皆さんリンゴっていう言葉があるじゃないですか。
リンゴっていう言葉が果物の赤いリンゴであるっていうことを理解してるじゃないですか。
リンゴって英語でアップルって言うんだよっていうのを教えてもらったら、
リンゴという言葉はアップルっていう言葉とイコールなんだっていうことを理解するじゃないですか。
そうなった時に、赤い果物はアップルだっていうことも理解できるじゃないですか。
当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれないんですけど、
でもこれって本当にすごいことなんですよ。
AがBである、BがCである。
だから、AはCであるって理解できるのは人間特有のものなんですね。
あとは、人は文脈も理解できるんですよね。
例えば、父親という存在の人が、
ごめんなさい、夫という存在の人が妻という人に向かって水って言ったとしたら、
なんか水飲みたいのかなって理解できる。
教室の黒板に先生が漢字の水っていうのを書いて、
それを指して水って言ったら、
この文字は水って言うんだなっていうのを教えてくれてるんだろうなっていうのがわかるとか、
子供が水たまり指さして水って言ったんだとしたら、
これは水であるっていうことを話してるんだなとか、
伝えようとしてくれてるんだなみたいなのを感じたりとか、
そういうこと、あとは比喩とか、比喩表現を理解したりとか、
そういうのが人間だけができること、人間特有のことなんですよね。
ちょっと話がずれますけど、
自分が体験したことがない出来事も聞いて理解することができるので、
例えば、食べたことがなくても、
鶏肉が生焼けの状態だったらお腹を壊すかもしれないから、
感染症にかかるかもしれないから、
もう少し焼いた方がいいかもしれないので、
すごいんですよ、人間って。
でも、自分が、
自分の中で、
体験したことがない状態を見て、
もう少し加熱しようとか、食べるのやめとこうとかっていう選択ができたりとか、
すごいんですよ、人間って。
すごいんですよ、人間って。だからこそ、それ故にですね、いろんなイメージを膨らませたりとか、いろんな解釈をしたりとか、いろんなことが言葉というものを用いて人間はできるようになったので、
そういうね、言葉を使ってあるこれ考えたりするのは、私はもう本当に好きなことで、人間に生まれてよかったと思うところであり、そういう機能を持った動物として、せっかくだからそういうことをすごく楽しみたいなとか思ったりするんですけど、
いろんなことを考えられたり予測したりとかできるからこそですね、やっぱり苦しめられるってこともたくさんあったりもして、
動物はそういうことができないから、本当にそのいつも今ここっていうことにフォーカスしてるんですね。今ここにいるってことにすごくフォーカスしてるのが動物で、
人間はなかなかそれが難しくなったりとかしてるからこそマインドフルネスとかね、すごく大切なことというか、意味をなすものなんじゃないかなっていうふうに思うんです。
話がすみません、だいぶ脱線しましたが、AIもだからわからないんですよ、そういうことが。
AがBであるっていうことはわかっても、それ以上のことに派生するっていうことが難しい。
で、そこでそういうね、今そのさっきお話しした話っていうのは、私が今勉強しているACTっていうですね、
アクセプタンス&コミットメントセラピーっていう心理学の基礎理論になる関係フレーム理論っていうものの中の話の一つだったんですけど、
そういう心理学で解明されてきたことをAIに教えることで、より人間というものをAIが理解していくんじゃないかっていうことで、
ACTをはじめとする様々な心理学をAIに教えている研究があるっていうのを聞いて、すごい興味深かったですね。
なんかそのAIをより人間らしくするために、AIを子供のように育てていくみたいなこともしてるらしいんですね。
ナースって読むのかな、NARSって書いてあったんですけど、育てていくことで、より人間というものを深く理解できるんじゃないかみたいな。
そういう中で、子育てと同じように心理学を用いていくとか。
すごい、何て言うんですかね、今まで人がよりよく生きていくっていうことのために、人を理解するっていうことのために進んできた、
心理学という学問が、こういうAIを開発するという上でも役立っていくという、その面白さをすごい感じたなーって思いました。
このようにAIがどんどん人間になり変わってきている時代ではあると思うんですが、そんな中でも人間にしかできないこともあるっていうお話をされていて、
それもまたとても興味深かったですので、次回共有したいなというふうに思います。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
エリムズでした。
