自分を責めないための理解
こんにちは、ライフコーチのえりこです。
今日は、保育士なのに自分の子供にはうまくお育てできない、というふうに責めなくていいよ、というお話をしていきます。
子供と関わる知識や経験もあるのに、イライラして我が子にうまく関われない、と悩んでいる人に向けたお話です。
結論から言うと、保育士だから家庭でも同じようにできて当たり前、という前提ありませんか?
その前提そのものが苦しい原因だよ、ということです。
今日は、保育の仕事をしながら、私自身も双子の子育てをしてきて、
イライラをぶつけては自己嫌悪を繰り返していた、私自身の経験を振り返りながらお話をしていきたいと思います。
まず、そもそも今日一番伝えたいことは、保育士だからといって、家庭でも同じように子供に関われるはず、関われなくてはいけない、というその前提自体が間違っています。
ということです。
家庭でも同じように子供に関われないからといって、あなたはダメな親でもダメな保育士でもないんですよ。
で、なんでこんなにも苦しくなってしまうのか。
それは、保育園と家庭って全く別の環境なのに、同じ基準を自分に当ててしまって、その基準でやれていなければならない、というふうに自分が考えているからです。
ちょっと比べてみると、保育園では周りに経験も知識も豊富な先生たちがいっぱいいますよね。
で、困ったら相談もできます。
で、食事は栄養士さんがいて、もうプロが作ってくれるし、見てくれる状態。
後片付けまでしてくれますよね。
そして子供と関わるのは勤務時間の中だけです。
じゃあ一方で家ではどうかというと、基本寝ている間も含めれば24時間ですよね。
しかもそれを当時私はワンオペでずっと回していたので、一人で子供を見て回しているわけです。
じゃあしっかり休憩時間は取れるかといったらそんなことはなく、
さらに生活の中で食事だったり掃除、洗濯、そういったこともやりながらやっていました。
ここだけ並べてみても、保育園と家庭では全く違う環境なんですよね。
だから同じように子供と関われる方がおかしいはずなのに、
なぜか私たちは保育士なんだからできるよね、保育士なんだから子育ては余裕だよね、
というふうな自分自身にもそうだし、周りの声もそのように言われることが多くて、
自分にもそう言い続けてしまうということがあるから苦しくなるんじゃないかなと思います。
まさにこの前提が自分自身を一番追い込んでいたんですよね。
私自身、保育園で働いていた時、
例えば目の前の子供がわーって思い通りにいかなくて、
ギャン泣きをしていても、例えば周りの先生が変わる変わる、
ちょっと一呼吸をおきながら、その子にあった関わりをしようというふうにやったり、
そうやって、私自身も保育士として子供の気持ちを受け止められやすいような気持ちだったり、
そうやって、私自身も保育士として子供の気持ちを受け止められやすいような状況を作って、
だからこそ子供の気持ちを受け止める関わりというのもできやすかったんだと思います。
じゃあ、家に帰るとどうかというと、経験豊富な相談できる人がいるわけではなくて、
誰も変わってくれるわけではない。
その泣いている状態から、自分を一旦落ち着かせてというような余裕もない。
さらには生活のことも回していかなきゃいけないから、
そのことも頭によぎりながら、目の前の泣いている我が子に対応する、そんな状態でした。
その中で、保育園で自分が保育士として子供と関わっているときと同じように関われないと、
やっぱり自分はダメなんだというふうに思ってしまった。
イライラして怒鳴ってしまっては、
なんで保育をしているときみたいに私は穏やかな気持ちで子供に関われないんだろうと自分を責めてしまっていた。
でも今思えば、それって条件、環境が全く違うから、
同じ関わりができないのは当たり前のことだったんですよね。
でも保育士なんだから、環境が違ったってできて当たり前っていうふうな前提が一番自分のことを苦しめていました。
でもここで、やっぱり子育てのプロが保育士なんだから、自分の子育てだってできて当たり前じゃない?
っていうふうに思い浮かぶことありませんか?
私自身も、いや環境が違うんだからしょうがないって自分に言い聞かせていても、
いやプロだからでもやっぱりこういう状態でもできるのは当たり前じゃんっていうふうに本気で思ってたんですよね。
でも本当のプロって、どんな状況でも超完璧な120点を出せる人のことではないんですよね。
本当のプロっていうのは、どんな状況でもちゃんと大切な一定ラインのものをしっかりと実力を出せる人だと私は思います。
例えば余裕がなくても、それから環境が違かったとしても、
それでもちゃんと目の前の子供を寄り添って大切にしたい、気持ちを受け止めたいっていう軸をちゃんと失わないで、
目の前の子供と関わろうとする人、それがやっぱりプロなんだと思うんですよね。
その軸をしっかり持ち続けて関わっている時点で、
あなたはもう保育士としても親としても、ちゃんとプロとして大切なところは守れていると思うんですよ。
余裕を持つための視点
もうすでにできていると思うんですよね。
だから改めて、あなたが保育士なのに全然子育てできない、イライラぶつけてしまって、
なんで私はダメな保育士だし、ダメな親なんだろうっていう風に、
もし自分を責めてしまっているならば、
そのあなたの苦しみっていうのは、あなたができていないから、努力が足りないからではないんです。
全然違う無理な環境、無理な条件の中で、
同じ基準を自分に課し続けていたから、それだけだったと私は思います。
だからそもそも環境も条件も違う中で、保育士として働いている時と全く同じように、
子供と家でも関われる、関わることが当たり前、
っていうその前提自体が、そもそもあなたを苦しめていたんだよということです。
もし今、いやでもそれでも結局条件が違えば、違うからしょうがないよねって思ったとしても、
やっぱり結局イライラしてぶつけちゃうよ、もうこういう子育てしたくないよっていう風に思っていると思うんですよね。
ぜひだったら、自分を責めるわけでもなく、
あとは自分を逆に条件が違うからしょうがないよねって肯定して、
もうイライラぶつけることを諦めるというわけでもなく、
ぜひこれをあなたに問いかけてみてください。
私は今これぐらいイライラして余裕をなくしている。
その余裕をなくしているのは、どんなことが原因なんだろう。
何が余裕をなくさせているんだろう。
という風に問いかけてみてほしいなと思います。
このイライラっていうのは、あなたがダメっていう証拠じゃないんですよね。
これはあなたが余裕をなくしてしまっている今の環境っていうのを見つめ直すサインです。
余裕をなくすこと、イライラすることがダメなことではありません。
ぜひそのあなたが余裕をなくしているこの今の環境を、
どこのところを一つ変えてあげたら、自分はもっと余裕を持って、
保育園で保育している時と一つでも近づいて、
家でも我が子に関われるんだろうかというのを考えてみてください。
そこに気づいてあげることが、あなたとあなたの大事な子供との関わりを変えていく一歩だと思います。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
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それではまた。