『人工知能(AI) vs. 教科書が読めない子どもたち』の著者である新井紀子が訴える読解力が大切な理由

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皆さん、こんにちは。ネットビジネスアナリスト、横田秀霖です。
今日も人工知能AIについて3分で考えていきたいと思います。
以前にも何度か紹介したことがあるかもしれませんが、非常に人工知能の研究していく上で欠かせない人に
AI教科書が読めない子どもたちという本を書いた新井範子さんという方がいるんですけど、
僕もこの本を読んで衝撃を受けたのは、AIについて考える前に、そもそも論として、今の日本人の読解力がめちゃくちゃ落ちているという話でした。
実際の例を挙げて、実際にAIはこの読解力があるから、この問題が解けるのに人間が解けないというのはどういうことなんだと。
つまり、すでに現時点で、計算なんかも完全に負けたわけですけど、その国語の部分の読解に関しても、AIの方が賢くなっていっていることが問題だよということについて、この本の中ではいろいろ書かれています。
いろいろ突っ込まれていることもたくさんある方なんですけど、僕が最近ちょっと思っていることは、この読解力が何で必要なのかって話なんですよね。
つまり、そのAIというものは、実際に人間の代わりになっていろんなことを考えたり、いろんな文章を打ったり、メッセージを送ったり、音声を送ったり、
会話したりっていうのができるようになるわけなんだけど、そのAIは何のためにそんなことをやっているかって言ったら、人間のためなんですよね。
人間がより豊かな生活をするため、自分の嫌なことを何かやってもらうためにAIというものを開発しているわけで、わざわざ自分たちを苦しめるために、嫌な思いをするためにAIを作ったわけじゃないわけですよ。
実際にそれでAIを作ったことによって、その人間は豊かになるのかっていう時に、実際にコミュニケーションを取らなきゃいけないわけですが、そのAIが言っていることが理解できなくなるということなんですよね。
つまりAIは読解力が人間より上回っている、日本人より上回っている状態になっているのに、人間が上回っていない場合どうなるかというと、結局人間側が自分たちが地球の中心にいるというふうに捉えているのであれば、
そうするとAIは何かトンチンカのことばっかり言っている、バカのことばっかり言っていると、俺の言っていることを理解できないと言って文句を言うわけですよね。
でも実はAIの方がよくわかっているのに、人間の方がそれがわからないと言っていたのでは、結局わからないということの方が正義というか正解になっちゃうんですよね。
なぜかというと人間がプログラムを組んでいるから。だからそのようなことが今後も行われていきそうな気がするので、AIが賢くなればなるほど、人間も日本人も賢くならないと完全についていけないというか、
そもそも何のためのAIかということがわからなくなるよというふうに最近よく思います。
ネットビュースアナリスト、横田修林でした。ありがとうございました。ではまた明日。
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