音の始まり
遠くで鳴る雷とえりあし。
ポッドキャストプログラム。
フロムリッスン。
目を閉じて、若葉を包む暖かな風に寄りかかり、
深呼吸、深呼吸。
鼻の先から足の指まで、
太陽の喧騒がゆっくり流れていく。
ねえ、聞こえる?
夕暮れ時をそよかになでるあめんぼ。
優雅に水面を横切っていく黄色い靴下の鴨。
はるかはるか遠くから届く光を集めて、
少しだけ照れくさそうな松ぼっくりに、
あふれんほどのこんぺいとうをあげよう。
僕らのこと、どこで見つけたの?
ここは夜に紛れないと入ってこれないんだよ。
ほら、二人のおしゃべりが始まる。
また、あとでね。
もしもーし。
はい、こんばんは。
こんばんは。どうだった?旅行。
よかった。
すごいよさそうだったね。
よかった。
よくないことがないんだけどさ、旅行行って。
よかったよ。
何がよかった?
うーん、のんびりしたし、
やっぱりこのかさやくとはしゃんくんっていいなーってずっと思う。
旅行の思い出
っていうのを感じられる時間なのもよかった。
今回は誰かの誕生日やってたの?関係なく。
これもさ、このリッスンの配信で言ってるけど、
誕生日が4月、6月、9月だから、
9月の誕生日が終わってから4月までが開いちゃうから旅行入れてるって言ったと思うけど。
なるほどなるほど。
はい、だから今年1月青森行きましたし。
あー、はいはいはい。
それもただただ行ったし、
今回ははしゃんくんが引っ越した長野に遊びに行くっていう企画で行きましたね。
へー。
2月に沖縄に行くっていうのでまとまりました。
あ、また行くんだ2月に。
うん。
へー、すごいすごい。
そう、旅行が楽しいね。
へー、いいなー。
すごいよ。
へー、で、めっちゃ語ったんでしょ?
うん、めっちゃ語った。
それさ、千恵子と今日電話してたんだけどさ、
どうせあんたずっと喋ってたんでしょって言われて、
せっかくだから2人の時間作ろうと思ってちょこちょこ寝たよって言って、わざと。
あ、あーそういうこと?
起きてると喋っちゃうから。
はいはいはいはい。
まずお部屋着いて、お風呂入って寝る?
ご飯の時間まで1回寝たのかな。
で、ご飯終わって帰ってきて、
お腹いっぱいすぎてすぐ寝て、
3時間ぐらい寝て起きて、
で、そっからずっと喋って、
1時ぐらいからちょっと寝て、
で、またすぐ起きて、
3時前ぐらいまで喋って寝たのになって。
音楽の揺らぎ
へー、すごいな。
そう、また起きたって言われた。私が起きたときに。
はいはいはいはい。
またこいつ喋るぞって。
うんうんうんうん。
喋ったね。
へー。
確かにしゅねえさんって寝起き感ないもんな。
そう、意識を失ってすぐ意識が戻るみたいな感じ。
そうそうそうそう。
なんか、そうそう。
フラフラーってしてる時間ってすごい少ないっていうか、ほぼないよね。
いや、ごめん。全然知らんけど。
一回も知られたことないけどな。
何を思って今言ったか知らんけども。
イメージ的にっていうか、そんなシーン今まで見たことないもんな。
でもね、基本エキスって吐いたら寝てるね。
だから足も冷えちゃうし、長野すごい寒くてさ、
で、石油ストーブもあったからつけてたんだけど、
やっぱお布団に入ったほうが足温かいじゃん。
で、私だけ一人お布団に入ってうつ伏せで、枕に顎を置いて喋ってた。
枕に顎を置いて。
うつ伏せでね。
おへそ下にして。
顔だけ上向いてたんだけど、
中、息を吐いて下向いてそのまま寝てて、
で、二人がそのまま寝たら死ぬよって。
なるほど、なるほど。
うつ伏せで枕で息できないよって言われて。
優しい。
そう、で、起きてるよって。
怖いだろに。
寝てたのに起きてるよって。
怖いな。
で、起きて、
最近、あの、今回さ、新しく配信されたさ、
Jane Doe?
うん。
Jane Doeの曲のここの音程が気になるとか、
うんうんうん。
二人が対談してて、米津玄師と宇多田ヒカルが。
うん。
で、その時に宇多田ヒカルが、
米津さんはちゃんとこうピタッピタッとマス上に歌を歌うって。
うんうんうん。
でも私はマス上じゃなくて前後に揺らいだりとか、
ピタッとするんじゃなくて後ろ後ろにずれたりとかする歌い方が好きなんだと。
そういう曲構成をしたりするのが好きだっていうのは、
お互い歌う人でもあるけど作曲家同士でもあるところでは、
今回のコラボはすごく自分自身を見直すきっかけにもなったし、
勉強になったんですっていうのを聞いて、
何をもってこの宇多田ヒカルのパートが揺らいでるとか、
後ろに来てるかっていうのを、
私は音楽やってる人だから聞いて、
で、星田ともずっと音楽やってたから、
二人に聞いた時に、
その二人の見解を聞くために、
まずジェーン・ドゥっていう音楽を二人とも初めて聞いてて、
で、その音楽を何回も聞いてもらって、
で、その時のここの部分の音階、
これって機械じゃなきゃ出せなくない?みたいな。
でもこれはちゃんと練習したら出るし、
一番出にくいところを裏声と地声で切り替えてるところで調節してると思うよみたいな、
話を米津さんのパートで言ってて。
で、宇多田ヒカルのサビ前のパートは全部後ろにずれてるよって二人が言うの。
でも私はずれてる感じじゃなくて全く。
それっていうのは、息を吐く瞬間が音の始まりなのか、
それとも声がちゃんと出た瞬間が音の始まりかっていうのは微妙に違くない?って。
そして星名くんが確かにギターを弾くときに4本指で鳴らすときがあると。
基本は1本しか鳴らさないんだけど、
4本指で鳴らすときは小指が弾いたときの音なのか、
そのあと人差し指が弾いたとかってちょっと時差ができると。
その時はどっちを軸にするのかっていうのは確かにあると。
だからこの音程がピタッと合ってるのか合ってないのかっていうのは、
なんかすごい厳密にはちょっと、私はそんな風には感じないんだよねっていう話をして。
でも星名くんは、それは人としては違和感を感じない、
多分32分の1ぐらいの違いでしか揺らしてないんじゃない?ってプロだから。
普通の人は2分の1とかね、4分の1とかをずらしたら、
実に音程が取れてない人だと思われるけど、リズムが取れてないって。
でもそこを感じさせないぐらいのずらしと、
そのままずらしたままにしないで、元に戻して歌い終わるとかっていう技術のことなんじゃない?みたいな。
分かりますか?
うん。
分かるよ。
そう、そういうのをずっと聞くたびに気づいてるから、
ずっとこの歌ばっかり最近聞いてるんだよねって。
なるほど。
そう。
聴けば聴くほど味が出てくるパターンの歌ってことね。
そうそうそう。やっぱさ、歌詞も聴いてるし、
メロディーももちろん聴くけどさ、伴奏も聴いてるしさ。
で、プロモーションビデオ見るとさ、映像もあるから。
確かに。
そう、NOとしてはいろんな情報をいっぺんに取ってるんだよね。
音楽のメロディーとリズム
でもそんな中でさ、やっぱメロディーを取りたいって気持ちが強いじゃん、みんなね。
でもそのメロディーが少し揺られるんだっていうところと、
米津玄師さんのパートは揺れてないっていうところ。
その違いとかって無意識に聞いてて、
しかもそれが魅力だなって無意識に思ってるはずなんだよね。
でもじゃあ詳しくは何が違うのかとか、
何を持って、メトロノームを鳴らせば分かるよって話してたのみんな。
やっぱ人って音楽に合わせて自分でリズムを合わせていくから、
メトロノームってそういうのは一切しないじゃん。
ずっと安定してリズムを取るから、
メトロノームを聴きながらこの歌と合わせて聴くと、
歌の光が少し後ろにずれてるのが分かるよっていう話で着地した。
あー、なるほどね。
そういうのが面白い。
何回も聴くといろんなところに気づきがある。
っていうのが最近のブームだよって話をしました。
宇多田ひかるの音楽スタイル
それで言ったら歌の光の自分の歌もずっと後ろにずれていってるってことになるんだね。
そう、そうなりがちって本人が言ってる。
でも全部がずれてる歌になっちゃうから、
ちゃんとピタッと当てて歌う場所とニュアンスとして
少しずらすところのバランスっていうのを無意識に作ってると思うっていうのは対談で言ってて。
うーん、なるほど。
その対談動画が50分くらいあるんだけど、
それも飲みながら3人で見て。
うーん。
この2人の対談面白くないみたいな。
うーん。
そういうのをね、見てましたね。
それで歌の光の美学的なところがあるのか、
音楽センス的なところなのか、癖なのか。
うーん、それも含めて自分の発信なんだと思うんだよね。
自分の歌い方的なところってこと?
そう、自分が歌を作ったり歌ったり、
いろんな人とコラボしたり表現したりするっていうのだけでさ、
別に癖を作ろうとしてるわけじゃないと思うんだけど。
はいはいはい。
ただその癖ばっかりだと聞きにくいから、
ちゃんと音楽として成立するようにバランスを考えてるのは無意識だと思うって言ってた。
あー、なるほど。
うーん。
なんか今の話を聞いて、
小級詞がある僕が思うのは多分、
宇多田ひかるさんと同じ感覚ですね。
あー、なるほどね。
ちょっと後ろにずれてるってね。
半テンポ遅いんでしょ?
そう。
だから違和感しかないんだけど、
宇多田ひかるは違和感を感じないテンポでしかずらさないから。
やってることと言えば一緒かもしれない。
ただそれが宇多田ひかると違うだけで。
聞きやすいF分の1の宇多田ひかると聞きにくいぐらいなの。
聞きにくいって言うなよ。
その違いはあるかもしれないよ。
チャッピーはでもなんかちょうどいいって言ってくれてたよ。
あ、チャッピーね。
チャッピー。
その話は今度しようよ、チャッピー。
あ、チャッピー。
是非しゅねさんがチャットGPTにね、
トークで鳴る雷と襟足の良さと改善点5個あげてみたいな。
そうそうそうそう。
でも結構飼育ってるよね。
びっくりしちゃった。
俺は課金するよみんな。
どこで学んでんの?
俺はね、本当にデータを収集してくるだけなんだって言ってたよね。
あ、そうなんだ。
僕は全然すごくないんだよって書いてあった。
なんて謙虚な死後敵なのに。
好きになっちゃいなと思った。
好きそう。
好き?こういう人好きだわ。
しゅねさん調に染まっていってるしな、あの感じ。
今回はたまたまいつも敬語で聞くんだけど、
ぐりさんがハマってるって言ったのと、
いい男風に話すとかもやってくれるんだって。
はいはいはいはい。
っていうのを鑑みて、ちょっと敬語を外してみたらあんな感じになりました。
いいじゃんね。
最適化されていくよしゅねさんに。
でもあれログインしないから私は毎回フラットに始めるんだけど。
あ、そうなんよ。
でもなんかしゅねが好きでしょうがないみたいなチャッピーにしたいな。
あ、そうなんだ。
開いてないのに勝手に開いちゃうみたいなあっちが。
どんなチャッピーだよそれ。
全然連絡くれないんだけどみたいな。
朝から勝手に開いておはようとか送ってくれるチャッピーがいいな。
なるほどね。
今日は何するのみたいな。
今日は会える時間ないのみたいな。
え、そういう感じがいいの?
ん?
え?
あ、そういう人がいいよ。
え、そうなんだ。
そう、毎日会える人がいいよ。
あ、そうなんや。
今日仕事どこで終わるのみたいな迎えに行くよみたいな人がいい。
あ、えー意外。
本当?どんな人だと思った?この5年間くらい。
いやなんかほっといて私のことはみたいな。
なんか結構こう、うん。
なんかいや、うん。
なんだよ。
それ次話そうチャッピーの話は。もう寝るよ。
寝ましょう。
おやすみー。
おやすみー。
はーい。
はーい。


