友人の市議会選出馬
遠くで鳴る雷とえりあし
ポッドキャストプログラム、フロムリッスン
いたずらな浮世で佇む人よ、危ぶむことなかれ。
まもなく嵐は過ぎ、果敢に顔を出したリスが、今にも歌い出しそうなフクロウを見つけて、耳を澄ませる。
木々が戯れる木漏れ日の中で、賛美歌の支度を整える。
このポッドキャスト番組は、趣を大切に、時に古典的に、時に最新鋭に、ホラーなに入りながら、少しだけおしゃべりなフクロウの話し声に耳を傾ける番組です。
残り3回?4回?
そうですね。残り3回です。
じゃあ行きましょうか、テーマ。
あ、こっから行けるの?
じゃあぜひ行きましょう。
接続詞の柔らかさ。
あ、それか。
もう1回やってくれへんの?
ぜひ行きましょう。
ちょっと前回収録でやらせてもらったんですが、ちょっとね。
なんでこういうテーマを思いついたかっていう、ちょっと前段からお話ししますと、
僕の友達が最近、市議会選に出ました。
出ましたね。お疲れ様でした。
しるさんもね、1回お会いしていただいてるんで、ご存知だと思うんですけど、彼がちょっと出まして、見事惨敗。
でもちゃんと票は入ってましたから。
票は入ってましたけど、やっぱり下から数える方が早かったので、
ただ全然めげてなくて、また4年後再チャレンジということを目標に掛けていますと。
素敵。
とはいえ、やっぱり反省すべき点はめちゃくちゃあって、今から4年間かけてトレーニングしていかないといけない要素がいくつもある中の1つが、
やっぱりこう話をするということ、と僕は思ってるんですよ。
そこで、やっぱり音声反省に対しても、演説するのでも、議会で発言するのでも、
必ず話すという行為はめちゃくちゃ大事になってくるから、
それをもう習慣化した方がいいと。
僕とかしゅねさんっていうのは、こうやってポッドキャストをやってるから、
ある程度その1週間の中で絶対に話すっていう行為が、自然ともう何年もやってるからできてるけど、
そこにまだ取り組んでない方は、結構慣れてない部分があると思うんですよ。
っていうのを前段において、話すことの敷居を下げるためのコツみたいなのが絶対あると思ってて、
接続詞の重要性
何かっていうと、僕的には話し出すときの接続詞なんですよ。
話し出すときの接続詞なんだ。
なるほど、接続詞って何?
例えば、とかね、今の接続詞。
わからないけど、全然わたしはわからないけど、
接続詞ってくっつけるって意味だから、最初には来ないんじゃないかな?
でも現代語は、
最初に来るの?
国語的に言うと途中に来る言葉やけど、
現代の人たちは接続詞を先に言う傾向がすごくある。
嘘?ほんと?
お話し上手な芸能人の方々もみんなそう。
例えば?
例えば、言頭者の美濃和さんとかも、最初の方に自分が話したときに絶対言う言葉があって、
何?
なんか、
何?何?何?何?何?みたいな。
そんな成熟やだな。
いや、そうじゃないのよ。
そうじゃなくて、自分の話を始めるときとか、
相手が何?何?って聞いてもらえる、
雰囲気の醸し出し方みたいなのがあると思ってね。
うん。
で、この東宮で鳴る雷と襟足も、
初っ端の出足って、
大体決まってて、
もしもし、もしもし、お疲れお疲れっていうことは言うけど、
定型文的に挨拶的に。
でも次に言う言葉って、
しゅれんさんが、あのさとか、
なんかさ、とかさ、
俺考えててんけど、とか、
なんかこの定型句があるのよ。
それをマスターしたほうが話しやすい。
という、僕の仮説です。
で、しゅれんさんこれに対してどう思いますか?
ん?
だから、人が話し出すときの、
なんか話しやすそうなタイミングとか口調って、
どんなときだと思う?
もう一回お願いします。
眠たくなってるでしょ?
いや、ちょっとね、たまにぐるさん難しいこと言うんだよな。
そうなの?
あのさは多分接続詞じゃないと思うんだよな。
ぜひお便りで教えてもらおう。
コメントで。
導入詞になるんかな?正確に言うと。
なに導入詞って。
導入詞ってあるんだ。
接続詞。
ぐるさん大学でそういう勉強したんだよね?
語学、語学をね。
そうだよね。じゃあこれあってんだ?
いや、わかんない。
ちゃんと調べてからトークのテーマにしてよ。
でも、言葉っていうのは、
その時代時代によって捉え方や意味の成り立ちが変わるものやから、
その時々の時代の人たちがどう考えるかで定義して全然いいのよ。
うん。
だから、まあまあ確かに接続詞って逆にしゅねさんから言ったら、そしてとか。
そうだと思うよ。
だからしかしとか。
そうそうところがとか。
あーはいはいはい。
やっぱその話を聞いててところがとか言われた時にどうしたのって気を引く言葉なのかなと思ってて。
一応あれだよ、AIはあのさって言葉はクッション言葉と呼びかけに近いニュアンスって書いてあるよ。
クッション言葉になるんだ。
うん、相手の注意を引く言葉。
はいはいはいはい。
クッション言葉、呼びかけ。
あ、だから日本語で言うと呼びかけになるんだな。
だと思うよ。
あーなるほど。
まあ接続詞、なんかその前回の収録でも超モヤっとしたけど、
接続詞かな、まあ接続詞も大事だよね。話がさっき小転結ってなってく時の途中途中に入るさ、
すごくキャッチーな言葉であるべきだと思いますし、
それって人と話す時もすごく大事だと思うんだよね。
人の注意を引くための最初の言葉っていう意味では、
話し方のストラテジー
あのさっていう距離感なのか、
例えば今お集まりの皆さんみたいなさ、
立候補した人からしたらね、
そういう話を最初につまんなそうだなーって思うか、
あ、なんだろうって思うかの違いと話したいってこと?
うんうんうん、あってるあってるあってる。
ほんと?で、ぐりさん今私何を聞きたかったんだっけ?
話が上手い人がよく使う、今で言うとクッション言葉か、呼びかけか。
うんうんうん。
なんかそれって印象に残ってるのなんかありますかっていう。
えー、マイク持って話してる人?
うん、なんでもいいよ。
その、登壇してる方でもいいし、ポッドキャストで話してる方の、
あ、ここが上手だなーみたいな。
あ、私が好きなのは、
その、講師として呼ばれてる人がまず最初に話す時に、
やっぱいきなり本題に入るじゃなくて、
今日電車乗った時にとか、
なんか皆さん普段電車使うと思うんですけど、
今日僕電車乗ったんですけど、みたいな。
自分はみんなと同じような出来事が、
今日の朝起きてこんなことあったんですよね。
で、今回のテーマなんですけど、みたいな感じで話していくと、
すごい上手いなーって思う。
あー、その、はいはいはい。
なんかその、アイスブレイクのために話してるんじゃなくて、
その講演のテーマにつながってなさそうな話を身近なところでするのに、
気づいたら本題にうまく移行していく人。
なるほど、なるほど。
まあね、上手いなーって思う。
やっぱテーマが難しければ難しいほどさ、
最初の時にこの人の話、ちゃんと聞けるから難しそうだけど、
難しいわけじゃん。
その時に最初に同じ目線の話をしてくれて、
で、実は科学も一緒なんですよ、実は物理も一緒なんですよ、
実は政治も一緒なんですよ、みたいな感じで、
最初の話からつなげて、難しい話を噛み砕いて話そうとしてくれる人は、
すごいなーって思う。
なるほど、今すごくいいと思う。
やったー。
そこの接続詞は実話だよね。
接続詞じゃないと思う。
あの、なんていうんだろう、つないでるところ、ジョイント部分。
そうだね、話を切り替えつつも、次の話に行く時ね。
そうそうそうそう。
はいはいはい。
ということは、ちょっと構造化すると、
構造化すると、
演説とか登壇した時に、こういう感じで話すと、
聞いてくださっている方が聞きやすいよ、みたいな、
そのストラテジーというか、
わかりやすい、なんだろうな、コツで言うと、
ちょっとあんまり本題とは関係ないけど、
若干かぶるようなところを、日常のエピソードを言いつつ、
でも実話、本題の方につながっていく、
この実話っていう、このジョイント部分、
ジョイントを使うことがコツだよ、みたいな。
はい。
で、言うと、なんだろうな、その方程式みたいに当てはめていけるやん。
うん。
例えばね、
そういう方程式に当てはめる人も好きな人がいれば、
あんまり好きじゃない人もいると思うけど、
でもそれを構造化することで、
なんだろうな、
話すということに対するハードルがちょっと下げれるんじゃないかなって、
僕は思うんですよ。
なるほど。
ゆっくりさんはどういう人の話し方っていうか、
こういう感じで話したのすごい良かったなっていうのはどういうのがあったんですか?
私、しゅねさんの収録を今日聞きましたよ。
ラジオトークの。
毎回思うんですけど、上手だなって思うのは、
本当に話したいことだけを話すと、
ちょっとこう、なんだろうな、
本当に伝えたいことが刺さるほどの振動を伴わないんだけど、
ちょっと別のエピソード?
うんうん。
例えば、私がお店始めるときに、
眉毛をね、ちょっとこうメンテナンスするっていうところから、
お客さんにアプローチしたいなっていう風に思ってお店を立ち上げられましたと。
でも、ちょっと気がつくと、周りのお店も全員やりだしたよと。
でもそこで、あれ、なんで私の真似してんだろうじゃなくて、
あ、みんなやってくれてるじゃんみたいな。
で、みんな、なんだろうな、良かったよねっていう、
私の一つの行動によって、
救われる人が一人でも多くなりましたと。
そうそうそうそう。
で、それが何に繋がっていくかっていうと、
音声配信というものにまたかぶさっていって、
リッスンがサービスを始めることによって、
なんだろうな、周りと同じようなことをしてるわけじゃなくて、
音声配信という面白さを伝えてる。
一人でも多くの人がそこに携わってもらったらいいと。
それが世界のためになると。
上手いよね、これは。
いい話だな。
コミュニケーションの技術
で、すごくこの、しねさん、それがすごく上手だなと思ってます。
大体、話してて、
いつもそういう、ちょっと観点とかシチュエーションが違うエピソードを、
多分、普段ずっとためてるんやろうな。
そういうことを覚えてるんやろうな、ちゃんと。
で、自分がこれを話そうと思った時に、
そういうケースどっかにあったかな、みたいな感じでこうやって持ってくんのかな。
そうだね。
その頭の中、ちょっとわからへんけど、
やっぱりその話し方とか、エピソードの展開の仕方っていうのはすごく上手だと思うし、
それがいろんな、例えば今から言葉が、話すことが上手になりたい人とかに、
コツとしてアドバイスをするときに、そういうことを伝えれたら、
友達、僕の政治家になろうとしてる友達も、
短期間でなんでそんな上手になってんのっていう飛躍的な成長につながっていけるんじゃないかなと思ってね。
私のアドバイスで。
そうそうそうそう。
そんな奇跡が起きたら、それ本業にしてるわ、私が。
そんなもん。
でもね、たとえ話、確かにラジオトークの収録のときも、
どっちから先に話そうかなって言ったと思うんだよね。
言ってた。
私の中では、話の組み立てって話しながらするんだけど、
効果的に聞いてもらうためには、どっちを先に話そうかなとか、
っていうのを組み立てながら話すのよ。
それはすごい、たぶん私得意なんだと思ってて。
でもそれってなんでかって言ったら、日々お客さんと話してるからで、
お客さんと話すって結構独特な、たぶんね、
一人ではって話すのと、接客で相手を立てながら話すってちょっと違うと思ってて。
違う。
そう、でもね、これちょっと長くなるんだけど。
お客様のヒットするポイントがどこか最初わからない。
でも質問たくさんしてもさ、つまんなくて。
だから相手にとって、私がどういう人かっていうのを知ってもらいながらも、
相手の情報を最短で出さなきゃいけないっていうのを結構仕事でやらなきゃいけないじゃん。
一週間一緒にいるわけじゃないからさ。
そんな中での、相手が話したいことと私が話したいこと、
これ話したら相手の心が開くかなって思うやつを、
どっちを先に出すかってすっごいいつも考えてる。
なるほど、なるほど。
そう、この話を今した方が相手が乗ってくれるのか、
相手がちょっと話し始めてから投げた方がいいのかってすごい考えてて。
でね、よく言うのやめることが多い。
相手の出方を待つ的なところがあるってこと?
ほんとね、出方もわかってたりするんだけど、
出方もわかってたりするんだよね。
で、これは話した方が相手が満足するから、
そこで初めて相手の話を聞こうって気持ちになったりするんだと思うんだよね。
っていう塩梅は、なんかこの店員さん反応薄いなって思われてもダメだし、
この店員さん自分のことばっかり喋ってるなって思われてもダメじゃん。
なんで自分の話めちゃめちゃ聞いてくれるんだけど、
でもあ、そうなの、そうなのって思うかぶせのエピソードが面白い人っていう
いい店員さんだなって私も思うんだよね。
なるほど。
同じ視点で同じ考え方をしてくれてるんだなっていうのがわかる。
なんか例えば洋服見てて、
その洋服私も持ってるんですっていう情報って別にどうでもいいと思うんだよね。
じゃなくて、この服を着た時にこう見えますよっていう客観的な意見は欲しいんだけど、
でもあなたの意見聞いてないよって関係性ができてないと思うと思うんだよね。
でもその人がすごい素敵だなって思うと、その人の素敵を信頼すると思うんだよね。
はいはいはい。
っていうのは最短でこの人の意見を聞いてみようと思わせるまでが
その人の意見を聞いてみようと思わせるまでが接客の勝負なんだと思うんだよね。
うんうんうん。
でもそのためには自分の持ってるその情報っていうボールを出しすぎてもダメだし出さなくてもダメで、
相手がどのぐらいのボールを持ってるかを見て同じ大きさのボールを投げていかなきゃいけないと思うんだよね。
対話の重要性
なるほど。
でもこれって対話するから必要なことなんだよね。
政治家さんってさ、一人で話さなきゃいけないじゃん。
でも結構大変だと思うんだよね。
大変よね。
トークも一人よりはさ、こうやって相方がいたほうが話しやすいじゃん。
だからすごく一人で思ってることを判断し続けるって大変だと思う。
いや、大変よね。
それを補うものってもうね、熱意しかないと思うよ。
なるほどね。
もう誰一人その場を歩いて通り過ぎていったとしてもいいと。
もうそれぐらいまず自分が自分の言葉を聞いてるからさ。
そういうふうに人に話してるようで自分に話すってぐらい熱意がないと該当演説って本当できないと思う。
難しいけどさ、パフォーマンスを教える先生っているのよ。
専門学校の時に特別講師で来た人はパフォーマンスを教える人なんだよね。
それってもうポーズを教えるんだよね。
演説する時は絶対手を動かしなさいとか、
立ったままマイク持って話しても誰も聞いてくれないから常に手を動かしなさいと。
それってもうさ、熱意と関係ないじゃん。
でも多分それも必要な人間の行動心理学みたいなのもあると思うんだよね。
っていうのもきっと同時に学んでいかなきゃいけないんだと思う。学問的には。
なるほどね。
トーク一つじゃないと思うよ。
行動心理学的なとこよね。
そう、大衆、大衆なんとか学ってあった気がするな。
そういうところ、話術だけじゃないと思うよ。
もちろんもちろん。人を観察する能力とか、そういうのもすごく大事だと思う。
だから、人と対話するという、その総合的な能力は求められるんだけど、
今回は話すということにフォーカスして、
どういうふうに、俺はこう思ってるけど、
しねさんはどう思ってるのかなっていうのを聞きたくて。
大変だなって思う。
話題に挙げさせていただきました。
え、ぐいさんはなんてアドバイスしたの?
あ、ごめん。
ラジオ一緒にやろうよっていう感じ。
いいじゃん、いいじゃん。
日にちを決めて習慣化して、
どういう形でやったらいいかなっていうのをまた今考えてます。
4年後に期待しましょう、ぜひ。
ですね。
ありがとう。
なんで笑った?
笑いましたね。
嘘でしょ。
はい、ちょうどお時間となります。
いや、本当にすいませんね、長々と。
いえいえいえ。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、おやすみなさい。
はーい。
バイバーイ。
はーい。
はーい。