長澤文庫 エンカウンター
暗闇の読書会。異なる職業、年齢、出身のゲストが集い、人生を変えた一冊を読み解く、暗闇の読書会。
そこにエンカウンターしたゲストは、その本から自分に必要な何かを持ち帰れる。
偶然ではなく必然の出会いがある場所。
そんなエンカウンターの世界へ、あなたを誘います。
長澤文庫 支配人の長澤成子です。
師匠見習いのトーマス・J・トーマスです。
ここ長澤文庫には、あらゆるバックグラウンドの方々の人生を変えた一冊が所蔵されております。
今お聞きいただいているあなたとの出会いも、偶然ではなく必然の出会いです。
ぜひ最後までお楽しみくださいね。
この番組では、心理的安全性を担保していくことを大前提に発信しております。
はい、心理的安全性というとちょっと硬い言葉になってしまうかもしれませんけど、
感性が違う、違っていい、それを受け取る、みんなでオープンに語れる場を目指したいので、
意識的にファーストネームだったりニックネームだったり、
そんなことを使って気持ちがぐっと近づくような空間を目指している。
そういうことを、ちょっと心理的安全性という言葉を使って、皆さんにお願いをしている感じです。
というわけで、私も支配人のことはノリちゃんと呼ばせていただきますので、ご了承いただければと思います。
はい、ありがとうございます。
お願いします。
私たちはですね、暗闇の読書会を月に一度開催させていただいております。
その模様をこちらのポッドキャストではご紹介しているんですが、
今月ご紹介していたのが、アマヤンが紹介してくれた本だったんですけど、
なんと今日はアフタートークということで、アマヤンをこの場にお招きしております。
では、お呼びしましょう。
アマヤンこと、アマダユキヒロさんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
というわけで始まりました。アマヤン、本日はお越しいただきましてありがとうございます。
もちろんこそです。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ちょっと今月、アマヤンのご紹介いただいた会を、3週にわたって番組で紹介させていただいたんですけど、
めちゃくちゃですね、当日も言ってましたけども、非常にIQの高いと言いますか、
非常に深い話がですね、繰り広げられていてすごかったなと思ったんですけれども、
森ちゃんもなかなかこんな会なかったですよね、今まで。
そうなんですよね。今までどちらかというと、こんな感じっていうところでお話しするっていうところが、
とても流れ的に多かったかなというふうに思うんですけど、
今回はですね、もちろんアマヤンが初めから本の紹介というところで、
きちんとパワポのようなものまで、資料まで用意していただいて、
ここからして、入りからして違いましたよね。違いましたね。
非常にしっかりして、集まった面々も、なかなかすごい方たちが多くて。
偏差値高めな人たちが。
というわけで、夕暮れに夜明けの歌をという文学を探しにロシアへ行くという本をご紹介いただいたわけですけども、
アマヤン、簡単にまずは自己紹介などいただいてもよろしいでしょうか。
ありがとうございます。アマヤンことアマダー・ユキヒロでございます。
本日はありがとうございます。
私は日頃ですね、コンサルタントとして中小企業向けのいろんな経営戦略面とかをサポートするお仕事をさせてもらってます。
バックグラウンドはですね、編集者っていう仕事を20年ぐらいやってまして、
主に雑誌からスタートしたんですけれども、
私は子供の頃から雑誌の編集者になりたいっていう夢を、小学生の頃に打ち立てて、
それを20代の頃に叶えることができました。
20年ぐらいそんな仕事をしていて、雑誌、そして書籍作りにも携わって100冊ぐらいの本を作ってきました。
なので子供の頃から本当に読むことがすごく好きだったので、
いろんな本に影響を受けてきて、今日に至るのかなという形でこんな読書会っていうのは、
私自身は読書会に参加したこともなければ、主催したこともないんですけど、
いつかね、こういう機会があればいいなぐらいで思ってたら、こんなね、とても素晴らしい機会をいただいたので、
喜んで参加させてもらったっていう感じです。
ありがとうございます。
嬉しい。ありがとうございます。
そういう出版のお仕事されてたっていうのもあるし、たくさん本も読んでこられてるんだろうなっていうのを、
すごくこの紹介いただいた本からも感じましたよね。
夕暮れに夜明けの歌を、文学を探しにロシアに行く。
まあ手に取らない多分、普段だったら。
ねえ、このロシア文学っていうところでね、
まずとっても一個それだけでもハードルが高くなるっていうか、
もちろんね、このポッドキャストの中でもどうしてこの本を手に取ったかっていうのは、
あの天谷が紹介してくださってるところだとは思うんですけれども、
これね、あの実は、紹介いただいたときのこのポストカードが入ってるんですよね。
天谷からのりちゃんにこの本を紹介してくれたときのポストカード入れてくださってたってことですか。
そこにこの本は、私がこの3年間で最も心を揺さぶられた一冊ですって書いてあるんですよ。
素敵なメッセージ。
私もでも本当にこの本、
実はですね、天谷の読書会のゲストスピーカーになっていただくときまで一生懸命読んだんですけど、
29章までしか読んでなかったんです。
で、このね、30章がすごいんですよね。
このね、30章を読んだときに天谷が書いてくださった。
意味がわかった。
30章のタイトルがね、大切な内緒話っていうタイトル。
気になるタイトルですね。
これ読んだとき、私も確かに最も心を揺さぶられた一冊になったわって思いました。
マジか、そんなですか。
天谷は何かわかりますか、30章って言われて。
そうですね、今手元に本があるので。
はい、今それをちょっと見ながら伺ってました。
天谷がね、この本を本当にエッセイっていうところで、
日記のようなものですよってポッドキャストの中でも紹介くださってるんですけど、
本当に日々の様子っていうのをよく覚えてるなっていうぐらいに詳細に書いてある部分もあるんですけど、
この最後のところはね、その事柄っていうところから引き起こされる心の内側みたいなところがもう本当に素敵で。
天谷、いかがでしたか、30章。
そうですね、やっぱり全て29章までがここにたどり着くまでのプロセスだったんだなっていうね。
やっぱり本ってそういう、一冊丸ごと全部面白いっていう本は少ないと思うんですよ。
後に記憶に残るなんて本当にわずかですよね。
だから人はマーカーを引いたりするわけですけど、書類を挟んだりとか。
そういう中でも30章っていうのは私も最も印象に残って今も線引いてますけども。
この本を最後まで読んできてよかったなって思いましたね。
だから私もノリちゃんと同じ感じで、一晩で読んだことっていうわけではないんですよ、この本。
確かお風呂の中で電子書籍を1日1章か2章ぐらい読み進めながらコツコツ読んでったっていう、そんな感じでしたかね。
そうですよね、そうおっしゃってました。
面白い。
この本当に30章は、ここだけでも映画にとるなんですね。
すげえ気になってきた、30章。
映画にしたいなって思いますね。誰か動いてもいいかなって本気で思ってます。
そんなですか、なるほど。
そのポッドキャストの中でも天谷が言ってくださったように、
やっぱりこう、たまたま刺さったっていうところは人それぞれ違いますよねって言ってくださってるんですけど、
もうね、ここは刺さったっていうか、くっさーって感じですよ。
そんなに鋭いんですか、30章。
鋭いって、もうね、大変だろう。
なんかね、突き抜けちゃった感じ。
突き抜けるほど?
へー。
刺さったっていうよりも、貫通した感じ。
へー、めっちゃ気になる。
ちょっとこれ聞いて、ぜひ気になっている方、抽選で1名様にプレゼントしてますので、
ぜひ番組へのメッセージを送ってきていただければと思います。
ぜひ手に取っていただきたい。
ですね。
リンクで購入できるリンクも概要欄に貼ってありますので、
ぜひ興味ある方、気になった方は手に取ってみてください。
どうでした?実際この本を暗闇の読書会で紹介してみて、
何かご自身の中で感じたこととか変化とか何かありましたか。
そうですね。やっぱり自分の感動はそのままに、
それをどこまで共有と言いますかね、感じてもらえるかっていうのは半信半疑だったんですよ。
よくあるのが、自分は面白かったけど、相手はそうでもなかったっていう。
当たり前ですけどね。何でもあるわけですよね。
特に趣味の世界っていうのはそういうのが強くて。
だからどこまでそれが受け入れられるのかっていうのは当日までちょっと不安ではあったんですけどね。
でもここの会はめちゃくちゃ参加者共感してましたよね。
特に文脈っていうフレーズ、あそこの部分でいろんな、
まあね、残りゆか、ようさん、かおちゃん、
本当に3人ともがとても深くここのところを感じてくれてましたよね。
本当にありがたかったですね。初めてでしたけど、皆さんとは。
あれをきっかけにその後繋がったりとかってありますか、誰か。
何かとは連絡、メッセージ交換とはさせてもらっています。
いいですね、こういうところから出会いが。
心出会いですよね、本当にね。
偶然ではなく必然の出会いですので、何か生まれてくるんじゃないかなと思いますが。
これでも集まったメンバーが、文学的なこととかの知見が浅いと、
多分あそこまで盛り上がらなかったと思うんですよね。
そういった意味で、のりちゃんの人選というか、
あのメンバーが集ったのもすごい必然だったなっていう気がすごくしました。
本当になんていうか、あそこまで、
アマヤンがそれこそ、自分の選んだ本で、それをシェアする機会ってなかなかないですっていうのを、
ポッドキャストの他の回で言っていたりとかしてくださってるんですけど、
それに本当に皆さんが反応してくださった。
いい意味でですね、いい意味で反応して。
本当にメディアっていうのが長いところを最近切り取って、
本当に真意じゃないところだけをちょっとピックアップされることもあったりとかして、
それがちょっと危険だよねっていうような感じの部分もあったじゃないですか。
そこに関しては本当に皆さんも同じように思われてましたよね。
ああ、そうでしたね。
もう今流行りのTikTok、それがいい、悪いとかそういう話ではないけれども、
なんとなく短い時間だけで、なんかお手軽な感じだけで、
なんかそういうコスパがいい、タイパがいいみたいな、
そういうことをちょっと重要視され、
ガチな今、そこと真逆な感じの文学っていうところが大切っていうところは、
本当に伝わった感じありましたよね。
そうですね。
ですから、何でしょう。
本を私ね、親しい方にはね、聞かれたりもするんですよ。
最近読んで面白かった本を教えてくださいとか。
こうですよってお伝えしたところで、大抵そこで終わるんですよね。
読みましたって言って、感想まで寄せてくれる人なんで、
まあ多分10人中1人いるかいないかっていう。
そんなもんでしょうね、でも。
はい、まあそうなんですよ。私もそうですからね、受け取る側なら。
そういうのも時間使いますからね。
なかなか読もうってところまであれですよね、ハードルが高いと言いますか。
ですからね、その中身の一部を紹介して、
それを一晩でシェアできるっていうのは非常に濃い時間、濃密な時間でしたね。
同じ時間ですけど。
そうですよね。でも本当に語学がすごく長けている人が集まったので、
特に何か話題が盛り上がった感じのところって、
ハイコンテキスト文化、いわゆる言葉の裏に隠れた意味、
暗黙の了解が重視されて、直接的な表現とかいうよりも、
間接的な表現が好まれる日本だと、なんとなくっていうところでつながる。
だけれども、欧米とかでは、言葉にしなきゃ伝わらないよねっていう、
それを経験している人たちが集まっているからこそ、
この文脈っていうところの部分に多分、すごく共感されたのかなと思いましたね。
アマヤンのね、素敵な奥様の話もちょいちょい入ってきてね。
入ってましたね。
入ってましたよ。
そっかー。
これは根拠なのかと思いながらね。
面白い。
またね、この素敵な奥様のエピソードがあるから、
単純にこの本というだけじゃなくて、
アマヤンが語学を習いたくもなったりする本なんですよっていうところに、
また奥様の話が登場されたりとかするんですけど、
本当になんていうか、たぶんこの本っていうのが、
アマヤンの人生を本当に描いているっていうところの一面のエピソードとして、
すごく微笑ます。
ありがとうございます。
なんかでも本当にトーマスはこういう本って今まで手に取ったことがなかったので、
これからまだ読んでないんですけど、これから読みたいなと思ってるんですけど、
アマヤンの例えばこれ以外に何かおすすめの本とかって言ったら何か思い当たるものってありますか。
おすすめですか。
ジャンルにもよると思うんですけどね。
一つ言えるのはただ私、若い頃は文学青年だったとは思うんですよ。
20歳ぐらいまでは。
よくある話ですけどね。
小説本当にいろいろ読んできた方だと思います。
ですけど大人になってからやっぱり仕事が楽しくなってしまって、
いつしかやっぱり仕事に関連する本ですか。
でも30歳ぐらいからビジネス書ばっかり読んで、
仕事もちゃんとやっていかなきゃみたいな脅迫観念みたいにもあってですね。
ちょっと文学は捨ててそっちにのめり込んでいったっていう時期はやっぱり長くあったんですよね。
ですけど今回この本を改めて読んで、
自分が忘れかけていたものとかをね、
やっぱり文学っていいよなって思わせてくれたので、
年に何冊か小説読もうというふうに思ってますかね。
だって人と人との文脈をつなぐっていうのが文学だっていう話になるわけなんですよね。
そこからすると本当にアマヤンが今されているお仕事もそうだったりとか、
アマヤンが書かれている5本、もう著者と読者がつながる。
これも想像を超える出会いなんですよっていうところがあったりとかして、
それを実体験で持ってらっしゃるんですもんね。
確か読書会当日にもお伝えしたと思うんですけど、
ヨネガラ・マリさんっていうロシアの翻訳家の方がね、
通訳の方が文学者としても知られた方ですけれども、
その方の本をご紹介したんですよね。
確か打ちのめされるようなすごい本っていうね。
これは彼女が書評家としてもすごい有名な方だったんですけれども、
日頃の生活の中で読んだ本を簡単に説明してもらうっていう、
そんなエッセイなんですけど、エッセイ集ですね。
エッセイ集って言っても400ページ500ページぐらいある大作なんですけど、
その本は一冊読むだけで、これも読んでみたい、これも読んでみたいっていうようなものなので、
何から読んでいいかわかんないっていう方は、
それこそ打ちのめされるようなすごい本っていう本のタイトルなんですけど、
すごいタイトルですよね。
それを手に取ってもらうと、いろんな扉が開かれていくんじゃないかなと思います。
ここに参加してくださったユウカが、今の翻訳者の方の大ファンだったんですよね。
そういうのも途中、ちょっとポッドキャストの中には配信されてないんですけれども、
出てきてたりとかして、やっぱりそういうところが、
この番組の偶然ではなく必然での出会いっていうところにもつながるなと思うね。
ここは本当に素敵な人たちの集まりでしたよ。
本当ですよね。
配信の中でもご説明ちょっと載ってましたけど、
マヤンが書いてる本も興味があって、
僕今まだウォッチリストっていうか、欲しいものリストにしか書いてないんですけど、
それも買おうと思ってるんですけど。
でもその時もしかしたらまたアマヤンは腰痛を抱えながらね。
おっしゃってましたね。
または本当にこの本の中で言っていたように、
文字の虜というかね、書くことによって、
どんどんどんどん中毒性のような、
もう本当に自分の溢れ出る感じ。
どんどんどんどんその魅力に、
自分が自分で中毒になっていくみたいなね、方向になるのか。
どちらにあるんでしょうね、次の本は。
いや私もだから本当にね、なんかこう恐る恐ると言いますかね。
ワクワクしつつドキドキみたいなね。
怖さもありますし、楽しみもあります。
夏までですと意外と時間ないですからね、夏までだと。
そうなんですよ。
なかなかドキドキしそうなタイミングですけども。
もうそういうテーマは自分の中であるんですか?
はい、そうですね。
ライフワークっていうか、今私はいろんな方のストーリーを作らせてもらってるんですけど、
ストーリーによって顧客を想像するっていうテーマを掲げて、
ビジネス活動をさせてもらってる中で、
それをテーマにちょっと次、書いてみる予定です。
楽しみですね、それは。
そんなアマヤンの情報を知れるホームページとかって何かあったりするんですか?
ホームページは私の会社のホームページ、あんまり更新はされてないですけども、
過去の作品とかは、あと今やってることとかはね、かいつまんで見れるようになります。
じゃあそちら概要欄にリンク貼らせていただきますので、
皆さんも興味ある方、覗いてみていただけたらと思います。
SNSとかもやってますか?
そうですね、一通りは。
じゃあその辺、一式、アマヤンから後でいただきますので、リンク貼らせていただきますね。
今後どうですか、アマヤンの方向性というか、告知したいよとか何かありますか?
そうですね、最近で言いますと、定期的に開催しているセミナーとかはありますので、
私がどんなことをやってるのか、特に仕事面ですけどね、
興味ある方は、セミナーなんかお気軽に参加いただけると。
アマヤンのセミナーみたいなのに、私も参加させていただいて、
それでもうある、河原でしたっけ?
企業さんのストーリーで、本当に今アマヤンが言ってくださったように、
ストーリーでどんどん展開していくという、本当に自由的に。
たまもりを欲しゅうという感じですね。
紹介してくださって、なので非常に分かりやすい。
どれだけストーリーというものが、ブランド力にもつながるし、
その企業の理念みたいなものを他の人たちに広めるというのに有効な手段か、
というところの部分を、備戦的なことを踏まえた上で、
お知らせいただけたりするセミナーなので。
面白そう。セミナーはオンラインですか?リアルの会場で。
オンラインで今はやってます。
オンラインなのに誰でも参加できますもんね。
ぜひ皆さまそちらのほうもチェックいただければと思います。
あと今年の目標とか、何かありますか?
今年の目標は今言った台湾の本を形にするというのがありますので、