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2022-02-27 29:00

おまけ配信 水田交付金見直し問題の補足

今回のおまけ配信では、前回のおまけ配信で話した内容の補足をしております。
北海道の農業関係機関・団体で行われた会議「水田活用の直接支払交付金の見直しに関する関係機関連絡会議」の資料を元に、前回話そびれていた内容についてお話しております。
内容的にはかぶっている部分が多いのですが、よろしかったら聞いてみてください。
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/nsi/suidenkatsuyou.html
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皆さんこんにちは。この番組を配信しております北海道在住30代米農家をしておりますジョンと申します。よろしくお願いします。
こちらの音源は本編にならないようなことについて延々とお話しすることでおなじみの不定期配信コーナーおまけ配信のお時間となっております。
今回話をしますのは営農とサブカルの営農だけの部分、水田交付金見直し問題についての続報について、大体30分間ぐらいちょっとお話をしようかなというふうに思っております。
前回の話を聞いていることを前提にお話をしておりますので、それを聞いていないし興味もないという方は回り右していただいて他の回を聞いていただけたら幸いです。
今回何を話すのかというと、前回私は水田交付金見直し問題についてですね、とりあえず地木場の水田、地木場は水田だけれども実際は畑というふうな水田に5年後から交付金を払われなくなるよっていうふうなことですとか、
あとは水田地帯の農家、交付金をもらう前提で営農を組んでいるから、これが5年後から変わるようになると偉いことになるよっていう。
あと水田が減ると水田を維持管理する土地改良工が潰れて水田もできなくなるよなんていうふうな話をさせてもらいました。
それをですね、わかりやすく伝える都合上ですね、だいぶ本当は紹介しないといけないのにすっ飛ばした部分があったりですとか、あとは意図的に間違ったような形に聞こえるように伝えちゃったりですとか、
そんなようなことがありましたので、その辺を踏まえてちょっと一部訂正をしたいとか、そういうふうなことをやっていこうかなというふうに思っております。
この水田交付金問題はですね、大きく物事が動いたり状況が変わったりしないような形でもならない限りですね、当番組ではしばらく扱いません。
なので何か訂正とかそういうふうなのを送ってもらったら、それなりにちょっとお返事とかそういうふうなのに対応とかはしようとは思うんですけども、
続報を聞きたいからっていうふうな形で連絡いただいてもですね、特に何か話すようするというふうなことは考えておりませんのでね、
その辺はあらかじめご了承いただけるとありがたいです。
なんかあの、エノートサブカルというね、日常について話をする回の方で、
多分何か動きがあったらまとめて話をするとかっていうふうにはやると思うんですけど、
こうやっておまけ配信でまとめて話をするっていうふうなのは、とりあえず今回ぐらいで最後にしとこうかなというふうに思っております。
あんまりね、農業系の番組をやるつもりはないのでね、
そういうふうなのが番組でございますので、あらかじめご了承いただきますようお願いします。
今回お話しするのはですね、北海道の農業者のお選かたですとか、あとは公的機関のお選かたですが、
そういうふうなところがですね、今現在この問題についてはワーキンググループを作って、
それで連絡協議会とかそういうふうなところで会議を行ってたりはするんですよね。
こちらの方にですね、水田活用の直接支払い交付金の見直しに関する関係機関連絡協議会の懸念事項っていうふうなのが、
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今現在北海道の農政事務所のホームページの方で上げられております。
で、そちらの方の懸念とかのまとめとかはですね、大変わかりやすかったので、これをもとにですね、いろいろとちょっとお話をしていこうかなというふうに思っております。
で、私は前回の方で話した懸念としては、だいたい交付金が払われなくなることによって農水田だったところが二十歳に戻されて、
二十歳に戻された結果、土地改良区の付加金が集められなくなって、そこで水田が作られなくなるんじゃねーのとかね、
あとは交付金が払わないことによって、そもそも離農する人が増えんじゃねーのとか、
あとは土地の移動とかがなくなるんじゃねーのっていうふうな話をさせてもらってたんですけども、
そういうふうな部分も当然含まれてはいるんですけどね。
その含まれてなかった部分とか、あとはちょっと私が言葉を間違ってたとか、そういうふうなところをちょっとこれから見ていこうと思います。
で、皆さんお手元というかインターネットを検索して資料を見れるような方がいらっしゃいましたらですね、
水田活用の直接支払い交付金見直しにより懸念される事項について、
例は3年12月に行われた会議の資料として出されております。
今回ちょっと話をするのは、このAさんのスライドの見直しにより懸念される事項というふうにかかって、
赤枠で囲われている部分について話をしていこうと思います。
私がある程度話せそうな水貼りを行う場合と水貼りを行わない場合で、
2パターンにおいてそれぞれどんなことが起こるのかというふうなのをちょっとこれを話をしていこうと思います。
ちなみにこの水貼りを行う場合、行わない場合はどういうふうな違いなのかというと、
地木状の水田、つまりは一応地木状水田なんだけれども、ずっと畑として使われてきてて、ここ最近はアゼも取り壊しちゃっているような畑。
こういうふうな畑をもう一回復伝といって田んぼに戻すようにしたようなものが水貼りを行う場合になります。
水貼りを行わない場合の方はそのまま畑としてやっていって、最終的には地木状は水田というふうなのをやめて、地木状は畑に直していくというふうな場合のことだと思います。
それぞれについてちょっとお話をしていきますね。
まず水貼りを行う場合についてからちょっとお話をしていきましょうか。
こちらの水貼りを行う場合の影響なんですけど、水棟生産への影響というふうなので、とりあえず項目としてはまとめられております。
全部で項目が1、2、3、4、4つありますけれども、それぞれちょっと順番に解説をしていきますね。
1個目。生産の目安を守らず、主食用米をサクつけする生産者が増加し、需要に応じた生産が困難になる懸念があると書かれております。
これどういうふうなことなのかというと、今まで地木状の水田だったところを5年後交付がやめますよというふうに言われなくなるためにですね、交付金をもらうためだけに水田に戻すというふうなことをやると、
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結果的にそこに意図しない形でサクつけさせられる主食用米とかそういうふうなものが出るんじゃないかなというふうな懸念となっております。
皆さんもここ最近お米が安いのはご存知いただいているとは思うんですけれどもね。
スーパーで買うと高いぞ馬鹿野郎というふうな方もいらっしゃると思うんですけどね。
こっちも売る側としてもA6安くなってるんで大変なんで、痛み分けだと思ってくださいとちょっと思ってたりはするわけなんですけれども。
とにかく今現在お米というふうなのはアホほど余っておりまして、それで生産の目安を守って、
それで主食用米とかそういうふうなものを減らして価格の威力を防いでいるような状況なんですけどね。
ただこの交付金がもらえなくなるよというふうになってくると背に腹はかえられないので、
今まで二十歳だったところを水田に戻すというふうなことが必要になってくるかなと思うんですよね。
それで多分今年あたりから機械屋さんは忙しくなるんじゃないかなと思いますね。
ブルゾーザーで水田に戻す工事とかそういうふうなのをやらなくちゃいけないので、
そういうふうな形で水田が結果的に増えるというふうな形になると必然的に主食用米とかそういうふうな米がですね、
増えてくることも出てくるんじゃないかなというふうな懸念がこちらとなっておりますね。
次の懸念、福厳田では窒素を過剰に吸収することとなり品質の低下を招く、特に低暖地域で影響が大きいですねというふうな感じでコメントを書かれておりますね。
こちらはですね福厳田、もともと畑としてやっていた場所というふうなのはですね、水田よりも肥料分とかそういうふうなものの蓄積が多いんですよね。
窒素分が多いとどうなるかというとですね、高タンパクマイといって旨味成分とかそういうふうなものが制限されたお米ができちゃうんですよね。
皆さん、天水のさくな姫を一度でもやられた方でしたらですね、歯声をずっと切らさずに与え続けると米がまずくなるっていうふうなステータス上で上がらなくなるというふうなのをご存知いただいているかと思うんですけども、
あんな感じでですね、窒素分が多いとあんまりおいしくはならねえよというふうに言われております。
ただね、ここ最近高タンパクマイもちょっと使い方次第では旨いんじゃねえのというふうな考え方も出てきておりまして、
冷凍用のチャーハンとかにするものとかだと、逆に高タンパクマイの方が有難がられるよというふうな話も聞くんですけどね。
この辺はよしよしだなと思いますけれども、主食用米とかそういうふうなもの、特に北海道の主力品種ですと七つ星とユメピリカなんですけども、
これを復元年でやっちゃった場合ですね、特にこだわってるユメピリカに至っては高タンパクマイとか、
タンパクチーの基準がありますから、それを超えちゃうようなものも出てきちゃうんじゃねえのというふうなところの懸念がこちらとなっておりますね。
で、次の懸念はこれ、私前回話をした時にすっと出した部分なんですけれども、
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飼料用米は令和3年緊急作付け転換により作付け面積が大幅に増加している。
飼料用米を作付けする生産者がさらに増加し、定着性が高く需要のある作物への転換が停滞することになるというふうな懸念が書かれておりますね。
で、こちらはですね、私前回話を避けてた部分だったりするんですけども、
この交付金の見直しが来ることになった原因の一つにですね、
この飼料用米ですとか、加工用米に対する補助金の額というふうなのがですね、
かなりの割合を秘めておりまして、
これが増えたことによって財源が圧迫されて見直しに至ったんじゃねえかなとすら考えとしては出てきたりするような、
そんなようなものだったりするんですよね。
この飼料用米ってですね、基本的に豚の餌とか牛の餌とかになったりするようなものなんですけども、
死なない年はすんごく安いんですよね。
すんごく安いんだけれども、それを水田で作っちゃってる関係上ですね、
水田で作って作ってもいいなっていうふうなぐらいにするための手取りの値段にするためにですね、
かなりの額の交付金を入れてたりしております。
水田交付金で検索するとですね、2万円から10万円とかっていうふうな形でニュースとかそういうふうなのに出てくることが多いんですけど、
この満額10万円の部分がどこに当たってるかといえばこの飼料用米だったりはするんですよね。
おそらくこうやってその水田が増えることになるとですね、
主食用米を作るか、主食用米ダメって言うんだったら飼料用米作付けするわっていうふうな形になりましてですね、
ダブルパンチで大変なことになるよっていうふうな懸念がこちらとなっておりますね。
これで今までこの畑作物とかそういうふうなものにして、
そしてある程度収益性が高いものを作るようにしていったところもですね、
交付金がやっぱり欲しいとなると水田に複田してこういうふうな単価があんまり取れなくて補助金ばっかりかかるようなものを作ることになっちゃって、
それでまた財源が圧迫するんじゃねーのとか、
あとせっかく地域の作物を増やしていったのに、
そうやって転換をすることによってそういうふうなものが減っていくのはどうなのっていうふうな懸念がこちらとなっておりますね。
最後、当初計画を超えて水張り面積が増加した場合、
複田が集中するような場合には要水不足が生じる懸念があるというふうな形で書かれておりますね。
補足として、復元田の必要水量は通常の水田と比較して1.5倍から2倍というふうに書かれてたりしております。
これ何かというと、基本的に北海道の農家とか、
大体の水田は土地改良区が管理している要水機関というか、
水を引き上げてそこに水を流す設備とかそういうふうなものを使って水を送っているんですね。
こういうふうな復元をするというふうなものが増えていきますと、
その結果として水を送る、この設備の機能のパワーを超えて水を送らなければならないことになるのではないかというふうな懸念だったりしておりますね。
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特に復元田というのは今まで畑として使われていたので、
例えば暗虚排水が掘ってあったりですとか、掘ってなくてもサブソイラーといって水が抜けやすくなるようにする機械を入れていることが多いので、
そういうような場合には水が抜けやすくなっていて、
基本的に水田は水を貯めておかなければならないというふうなものとなっておりますのでね。
それが水が抜けていっちゃうことになって、水が多く必要になるよという懸念がこちらとなっておりますね。
ただでさえ土地改良区の設備とかは老朽化してたりすることでお馴染みだったりするのでね、
その辺で大変になっちゃうからちょっとこれはやめた方がいいんじゃないというふうな懸念がこちらとなっておりますね。
水道生産への影響はこんな感じなんですけども、
水貼りを行う場合、基盤整備への影響として2項目挙げられておりますね。
そしてまず最初の項目が水貼りに向けた水道、警犯、水口などの補修作業、補助の禁閉作業の増加や予定していた整備の取りやめなど、
整備要望が増減していくことにより、地域関係者や市町村、土地改良区、JAなどと連携した整備構想に則った
計画的な基盤整備事業が進まなくなる懸念というふうなことが書かれておりますね。
これが結構大きな部分だったりするんですよね。
水道というか復元年を増やすことによって工事が集中したりなんだりするよというふうなところはちょっと話をしておきました。
なんですけれども、こちらはですね、基盤整備事業というふうなのが、
すごくお金がかかる事業なので、
これ当然のことながら巨額のお金が動くことになりますので、かかってくる人も多くなってくるのでね、
かなり年単位で予定されているようなものだったりするんですよね。
どんなことをやるかというと、
例えば水電に関わる基盤整備とかだと水電を大きくしましょうねとか、
そういうふうなことをやっていく事業なんですけれども、
ただこれが補助金をもらえるようにしたいからというふうなところで、
コマゴマと復元年を増やしていくとですね、
この計画に狂いが出てくるよねというふうなところが懸念として挙げられているようなものだったりするんですよね。
当然のことながらこういうふうなものを計画的に進めていくような形になっているので、
関係するところが大きくなってくるので、
これに狂いが出ると困るところがいっぱいあるよというふうな懸念がこちらとなっておりますね。
そして基盤整備への影響で2つ目、
農家所得の低下により投資意欲が減退して整備要望が減少し、
農地の収穫や収益に影響が及ぶ懸念というのが出ておりますね。
例えば基盤整備とかそういうふうなもので、
面積を広くしたりすることによって土地の規模を拡大していきましょうねとか、
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というふうなことをやることが大きいにあるんですけども、
ただこうやって規模を拡大しましたとかというふうなところは、
当然のことながらそれ以上の収益を見込めるとか、
そういうふうなところを考えていったりするんですけども、
ただそもそも交付金でもらえるように前提で組まれていたA値で、
そしてその交付金のお金がもらえなくなるというふうなことを考えるとですね、
投資に対して下向きに考えるようになるよねというふうなところで、
それでその農地の収穫とか収益に影響が出てくるよねというふうな懸念は、
当然のことながら考えられる部分かなと思いますね。
特にこれ水張りを行わない場合の方の考えにも紐づいてくる部分なんですけれどね、
5年間待ってたらどうせ畑になるんでしょというふうな頭があるとですね、
当然のことながら水田というか農地がここ5年間はしばらく動かないんじゃないのというふうな状況になってくるんですよね。
そういうふうなのもありまして、農地の収穫とか収益に影響は当然のことながら出てくるだろうなというふうな部分がこんなところとなっておりますね。
水張りを行う部分で、あと私が完璧に抜けてた部分がですね、
多年生作物、かっこ牧草への扱いというやつがありますね。
これは時給飼料生産への影響として、主に水田地域において、
肉牛や軽種馬用に牧草を作付けしている添作田については、
他の作物に転換されることが想定され、時給飼料の作付け面積の減少が懸念されるというふうなことが書かれておりましたね。
水田で牧草をやっているところとかもあるんですね。
確かにそういうふうなところが水田に戻っちゃったら、牧草減って時給飼料が減っちゃって困るよねというふうなところにもなりましょうなというふうな部分なんですけどね。
すいません、ちょっとこういうふうなのがあったのは全然知らなかった部分だったりしておりますね。
そしてこの辺の部分についてはですね、細かく話せることがないので、次の水張りを行わない部分についてちょっとお話をしていきます。
こっちはですね、水田を元に戻さないでおいたらどうなっておくのというふうな話をしていくんですけれども、
まず最初、水田農家の収入源への影響になっておりますけれども、水田農家は交付金が減少することによって経営収支が悪化し、
後継者難やさらには離農が発生する懸念があるというふうなところが書かれておりますね。
これはね、そうでしょうねというふうな部分ですね。
特に経営収支が悪化、例えばこの水田地帯の農家さんですとですね、ひどいところになると9割近くが地木場は水田、だけど畑作農家というふうな奇妙なことがあったりするんですよね。
そういうふうなところですとね、この比重が結構大きかったりするんですよね。
特に畑作農とかそういう辺の部分はですね、交付金で食ってるような部分もあったりすることはあるんですよ。
逆に言うと交付金に頼らなくても食えるようになりますっていうふうな状況になるとですね、
それこそ100ヘクタールとかそういうふうなところになるか、あとはたくさんトマトとかそういう高収益のやつを狭いところで作ってるか、どっちかになっちゃったりするんですけども、
そういうふうな形の営業形態が崩れてですね、特に続けていくのが難しいねっていうふうな状況になると思うんですね。
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特に畑作農とかそういうふうなところはですね、機械にとにかくお金がかかるんです。
この機械の維持管理とかそういうふうなもので毎年結構長くいいお金がかかったり、あとは設備投資をしたりするのでお金を貯めたりするんですけども、
これが買えなくなったり機械が動かなくなったりすると、まあできませんねっていうふうな形になっちゃうんですよね。
そういうふうなことを考えるとですね、後継者が来なくなったりとか、あとはこんな状況だったら継がせたくないわっていうふうに思うのもやむを得ない部分かなと思うんですね。
特に厄介なのがですね、水田ってやっぱりある程度土が硬くて水が抜けにくいとか畑にするには面倒くさいところでやってることが多いんですよね。
そしてこういうふうなところですとですね、もともとこの畑としてやりづらいからっていうふうなところで一生懸命暗巨といって水が抜けやすくするパイプを入れたいとか、
そういうふうなことをやっちゃってる都合上ですね、水田に戻しづらいというのがあって、なかなか交付金がなくなるというふうなだけですね、
理能するふうな人っていうふうなのも当然のことながら出てくることは考えられるようなと思うんですね。
逆に言うと、もう辞めたいというふうに都心屋の方でもですね、今現在は土地が全く動くことがないような状況になっているので、
とにかく理能したくても辞められない、5年後までは辞められないんじゃないかというふうな状況もあってね、なかなか大変なような状況となっておりますね。
あと水張りを行わない場合で、今後交付対象から外れる単について、これはですね、影響というふうにいっぱい公募をおかけされておりますけれども、
まず大項目、土地評価額の下落による影響について見ていきましょうか。
これはですね、水田をやめて畑に戻したよというふうな状況になりますけれども、
そういうふうなものになると、まず起こるのが農業経営における資産の減少となっておりますね。
これはですね、バランスシートがちっちゃくなるというふうなやつですね。
もともと土地の評価額が水田の方の金額で見られてたものがですね、これが畑の方になりますと半額ぐらいになっちゃうので、
当然のことながらバランスシートの資産の部分が減っちゃうよというふうな部分がこちらとなっておりますね。
続きまして、これドミノ倒しで起こっていくんですけれども、
借入金の担保評価額が低下することにより不利を再権化した場合、農協の健全な運営に支障が出るというふうなのがあります。
これはですね、農協が基本的には金融業がメインなんだけど、ついでに野菜も売ってるというふうな、
そんなようなものになりつつあるというふうなのが今現在の農協だったりするんですよね。
ドコゾーの番組ではですね、これのことについてひどく批判的に戻されてたりするわけなんですけれども、
基本的にこうやって金融やら何やらをやってることによってついでに米とか野菜とか売ってもらってるというふうな組織になっちゃってるのはですね、
どうしたって金融業とかその辺の部分についてのお金の集まりがいいというふうなのがあったりはするんですよね。
そういうふうなもので恩恵を受けている部分というふうなのが多分にありましてね、
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これがそのメインどころの仕事である金融業というふうなのが間もなくなるようになるんじゃないというふうな懸念がこちらとなっておりますね。
これは地方の農協ごとによっていろいろとあるとは思うんですけどね。
私の所属している同農協の方はまあまあ頑張ってはいるんですけれども、
なかなか経営的にちょっと厳しい部分があってちょっと怖いなというふうな部分がこの辺だったりしておりますね。
その次にですね、地方自治体の固定資産税の減収が組み込まれるんじゃないかというふうな懸念があります。
これは土地の固定資産税、当然のことながら農地にもかかってくるわけなんですけども、
資産評価が減るとですね、その分土地の評価額も減って固定資産税も減って市町村に対する減収というふうなのも起こってくるんじゃないのかなというふうな懸念となっておりますね。
どのぐらいの額になるのかなというふうな話になりますと、
多分ですね、水田の地帯の農家がいっぱいいるようなところだとですね、結構半額ぐらいにはなるっていう。
一人一人のところだったら微々たるものかもしれないんですけどね、
これがその土地全部とかそういう半分以上とかになると結構いい額の減収になるんじゃないかなというふうなのがこちらの懸念となっておりますね。
そしてこれは私もちょろっと話しましたけれども、
土地売買の停滞や広範農地の拡大の懸念、そして地域内の経営体が減少することにより地域コミュニティが損なわれる恐れがあるというふうなのがありますね。
この水田交付金のやつっていうふうなのが5年後っていうふうに言われることからですね、
要は5年後待っていたらどうせ水田にならないところは畑になるんでしょっていうふうな頭が農家の中には全員にあるんですよね。
そういうふうなことを考えると5年後畑地化になるんだったら今水田で買うメリットないですよねっていうふうなところが今のお話だったりするんですよね。
というふうなのがありますので、ここ5年間は土地の売買というふうなのを停滞するのはまあ当たり前の話だねというふうなのがこちらとなっておりますね。
そして買われなくなる、要はもう辞めたいというふうな感じになっている農家さんも当然のことながらいるわけなんですけども、
ただ辞めるにしても5年間は土地が動かないというふうなところは5年間は荒れ地になるような状況になるんじゃないのというふうな形になりまして、
荒れ地のうちの拡大とかそういうふうなのが増えるんじゃないかというふうに思います。
特に水田地帯の農家さんとかでは辞めるに辞めらないし拡大するに拡大できないしというふうなところで一時的に広範囲農地みたいなのが増えると思います。
そして余波を受けてそのまま広範囲農地、二十歳下になったとしても投資意欲がなくて結局買われないわというふうなことが起こるんじゃねーのかなというふうな部分がこの辺だったりしておりますね。
この土地評価額の下落による影響というのが結構でかい痛い部分だったりするかなというふうに思いますね。
そして大項目2つ目。中産間地で直接払い、多面的機能の支払いへの影響というふうなのが挙げられております。
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これは私が完璧に漏れた部分ですね。
例えば中産間直接払いの場合、畑へ転換した農地は畑の傾斜基準が適用されほとんどが交付の対象から外れるというふうに表っております。
これ何かというと、土地が斜めだったり要は山上の場所で農地をしているとそこのハンディキャップボーナスみたいな形で中産間地域直接支払い交付金というふうなのがまた別にあるんですよね。
それで多面機能支払い交付金とか、要は土地が斜めだった場合の交付ボーナスというのがありまして、
これが水田の場合ですと基本的に斜面に作られていたら水田として機能する以上、基本的に傾斜がないように作られちゃうんですよね。
傾斜があってもある程度水を貯めておけるような状況になるぐらいまで傾斜が抑えられているような状況になっちゃってるんですよ。
それが畑になると当然のことながらこの傾斜値のボーナスから外れちゃうことになりますので、交付対象から外れちゃって困るよねっていうふうなところがこの中産間の影響だったりしておりますね。
それと交付金の減少により農村地域における多面的機能を支える活動などに支障が生じる懸念というふうなのが挙げられておりますね。
これは水田があることによって土砂崩れを防いでいるとか、やめるにやめられない水田みたいなのがこの中産間地域にはどうもあるようなんですよね。
そういうふうなのが水田交付金の影響を受けて作らなくなっちゃったらそれをやめることになっちゃって、やめることになっちゃった結果土砂崩れが起こってまた大変なことになるよという懸念がこちらとなっておりますね。
これはですね私はこういうふうな傾斜地域を持ってたりすることがないおかげであんまりマークしてなかった部分だったりするんですけどね。
結構視覚問題になったりするような地域もあるようなのでこういうふうな問題もあるよというふうなので紹介されておりました。
そして治水機能の喪失による影響として畑への転換が済んだ場合水田の治水機能が失われ防災減災国土強靱化に向けた流水治水対策の取り組みが後退する懸念があるというふうなことが書かれております。
これさっき言った中山間地域の水田と同じような感じですね。
水田にはある程度水を貯めておいたりですとかあと水を引っ張ってくるというふうなことをやる都合上ですね。
そうやっていろいろ河川から水やら何やらを引っ張ってきてそれで貯めておくという人間がやってることなんですけどもかなり広く渡ったダムみたいな働きをしているよというふうなところで水田にはこういう治水対策の機能があるよというふうなのは昔から言われてたりはするわけなんです。
これが水田が減ったりすることによってこの機能が損なわれますよどうするんですかというねそれはそれで多分また護岸工事とかそういうふうなところでお金がかかりますよというふうなところがこの辺の部分だったりしておりますね。
ただこの影響はですね私も全然わからないです。
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そもそも5年後水張りなくなるというふうな形になってどのぐらい水田が減るのかというふうなのがですね今現在私の方の試算も全然できてないような状況となっておりますのでなかなか話すのが難しい部分かなと思いますけれども。
でも水田が減ることによってですねちょっとこういうふうな機能が損なわれて河川があふれて大変なことになるよなんていうふうなこともあるんじゃないのかなというふうなところがこの辺の話だったりしておりますね。
でこんな感じでですね見直しに懸念される事項としていろいろと挙げさせていただきました。
で今現在こちらのワーキンググループもですね毎月1回月に1回あのこういうふうな会議を行ってそれぞれちょっとどういうふうな形になっているかというふうなところで報告会とか連絡やら何やらをやっているような状況となっておりますね。
で一生懸命今現在この対策やら何やらを打ってたりするそうなんですけれども。
皆さん良かったらですねこちらの問題について詳しく知りたい方は水田活用直接支払い交付金の関係連絡協議会というふうな形で検索してもらうと北海道のものが出てきますので良かったら続報はこちらの方の次第とかそういうふうなものを追って確認をしていただけるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
私の方で話をしてもいいっちゃいいんですけどねただあんまりこういうふうなことをやる番組でもないというふうなことがありますのでとりあえずこういうふうな形でお話とか訂正をさせていただきましたので今後こういうふうなのがありましたらちょっと調べていただけるとありがたいなというふうに思っておりますね。
あとはAノートサブカル会の方で動きがあったらついでに話をするというふうなのがありますのでよろしかったら毎月1回配信されてるはずのAノートサブカル会を今後も聞いていただけるとありがたいなというふうに思っておりますね。
というわけで長々とお話を聞いていただきましてありがとうございました。
ではおまけ配信の方はこちらの方で終了とさせていただきます。
ではお付き合いいただきましてありがとうございました。
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