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みなさん、あけましておめでとうございます。
この番組を配信しております北海道在住30代米農家をしておりますジョンと申します。よろしくお願い致します。
本日は2022年1月11日火曜日となっております。
本当だったらあのバカすか配信をしててもおかしくないようなぐらい私はのここ最近年末にしサブカルを詰め込んだりなんだりしてたんですけども、
まとめる時間もなければ収録をする時間もないし場所もないというふうな状況となっておりましてね。
なかなか収録したりなんだりするペースが元に戻らずにいる昨今でございます。
今年に関してもですね、乳幼児の下の娘が大きくなってきたり、上の娘がわがままザカリになっているというふうな状況を考えますとね、
なかなか配信本数が増えるような要素がねえなというふうな状況となっておりまして、
今回今年に関しても地道に配信はしていきますけれども、そんなに配信本数は多くはないと思いますので、
地道にお付き合いいただければありがたいかなというふうに思っております。
今回新年一発目の話題として相応しい話題かどうかというふうに言われるとですね、
ちょっと微妙だなというふうに思っている話題ではあるんですけども、
これは昨年の末からこの話題について何かしらで話そうと決めていた話題となっておりましたのでね、
というか今回話せる内容がこれ一本しかまとまっていないというふうなのがありますので、
年始早々暗い話からちょっとスタートさせていただこうかなというふうに思っておりますね。
今回何を話すのかと言いますと、昨年の11月の末に農業新聞の方でニュースに出ておりました、
水田交付金見直し、今後5年間水張りなければ対象外というふうな見出しのニュースが出ておりまして、
このニュースを見た一部の農業者界隈ではですね、非難豪々というか阿鼻共感というか、
とても衝撃のあるニュースが昨年の11月末に行われておりました。
こちらのニュース、反応する人はですね、分かっていらっしゃる方だと思いますので、
だいたいどういうふうなニュースの話なのかというのは分かると思いますけども、
ピンとこない方、特に一般の農業に関係のないお仕事をされている方なんかはですね、
何からなしまでピンとこない話題だと思いますし、
あと水田に関連する農業をされてこなかった農業者の皆さんとかはですね、
同じように全然関係がないなというふうな話だと思いますね。
なんですけれども、こと水田を一度でもやったことがあるような農業者さんですとか、
あとは今まで水田をずっとやってきたんですけども、
添削に協力をして、そしてその補助金をもらいつつ農業をやっていったというふうな地域の農家さんにとってみたらですね、
このニュース、利農するかもしれないねとか、
営農の方針を大規模に転換しなければならないねというような、
すごく大きな政策方針の転換だったりはするわけなんですよね。
こちらのお話について、今回は営農とサブカルのサブカル抜きでお話をしていこうと思います。
このお話をですね、皆さんできれば農業に関係もないというふうに言われているような方もですね、
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今回ばかりはちょっと黙ってお話を聞いてもらえるとありがたいかなというふうに思っておりますね。
というのも、私このニュースに関してはですね、
Twitterとかインターネット上とかいろいろ見てもですね、全然話題にしている人がいないんですよね。
それがすごく恐ろしいことだなというふうに思っておりまして、
それでちょっと一応前回ね、農業経済についてのお話を
もっこり販売会の方でやらせていただいてたので、
それのおまけ配信として、江戸幕府では米課長政策いろいろ大変そうにやってたけども、
現代日本においても米課長政策はいろいろ大変そうな感じにやって、
そして今現在は農水省が農家に丸投げをしたいというふうなのが丸出しにした
減炭政策をやめたおかげでですね、いろいろと偉いことになってんだよというふうな話を
だいたい30分間ぐらいお話をさせていただこうと思っております。
皆さんはですね、できましたら今回のお話を聞いて、
私のファクトチェックにご協力していただけると一番ありがたいんですけども、
そうでない方はですね、これについて興味を持ってニュースを拡散していただいたり、
あとは調べていただいたりすると大変ありがたいかなというふうに思っております。
この理由についてはですね、最後の方にお話をさせていただきますので、
だいたい30分間ぐらい今現在の農家に対して激進が走っております。
水田交付金見直し、今後5年間水張りなければ対象外が何が大問題なのかというふうなお話にお付き合いください。
一応あと前置きをちょっとさせていただこうかな。
今回のお話はですね、私がある程度自分で調べられる範囲で調べたり、
インターネット上で省庁が公開している資料とかを見たり、
あとはニュースを読んだり、近隣の農家のおじさん方、特に偉いおじさん方ね、
農協の組合長さんですとか議員さんですとか、
そういうふうなところと関わりを持っているおじさんとか、
そういうふうな所づてに聞いた噂や憶測も含まれているというふうなことを
あらかじめ念頭に置いていただけるとありがたいです。
当然のことながら、まだ一応こういうふうにニュースが出て、
規定路線で今現在は話が進んでいるというふうな話なんですけれども、
それがちょっとどう動いていくかわからないし、
あとはちょっと要件とかがはっきりとしていない部分というふうなのも存在しているお話なので、
ちょっとそういうふうなものを重々承知の上聞いていただけるとありがたいです。
このニュース、そもそもどういうふうなことが問題になるのかというふうなお話をする前にですね、
そもそも水田交付金って何というふうなところからちょっと解説をさせていただこうと思います。
この水田交付金と言われている補助金なんですけども、
こちらは正式名称、水田活用の直接支払い交付金というふうな名前が付いている補助金となっております。
これは厳端政策の一種でありまして、
お金あげるから水田でお米以外のものをサクつけしてくださいねっていうふうにするための補助金だったりするわけなんですね。
特に作ったらお金をあげますよというふうな対象の中にはですね、
主食用米というふうに言われている、
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皆さんが買ってスーパーとかで買って炊いて食べてるようなお米ではなくてですね、
例えばそれ以外のお米だったりしても補助金をつけますよというふうなものになってるんですよね。
飼料用作物の飼料用米にするお米ですとか、
あとは米粉の加工とか、
あとは酒米にするお米とか、
あとはWCSといって、
米の作物体全体を飼料にするというふうな、
そういうふうなものに関しても補助金をつけて水田交付金というふうなものを出すようにしておりますよというふうな話もついております。
その他ですね、大豆とか小麦とかそれ以外の畑作物を水田で作るともらえるお金もありますし、
あとは産地がしている農作物をサクつけすることによってもらえる産地交付金というふうなものもこの中から含まれておりますね。
で、こういうような形ですね。
ちょっと話をしておかないといけないのはですね、
今回のこの水田交付金の見直しの際にですね、
白いお米ですとか米粉加工用米ですとか、
あとはWCSなんかの補助金の助成額ですね。
大きく減額されてたりはするんですよね。
で、人によったらそっちの方が大問題だよだよというふうに思われる方もいらっしゃると思うんですけども、
この辺の部分まで話してるとですね、とてもじゃないけど30分で収まらないので、
とりあえず今回はなくなく大幅にカット割愛させていただきますので、
あらかじめご了承ください。
で、そんな感じでですね、
お米以外のものを水田で作るともらえるお金というふうなのがこの水田活用の直接支払い交付金だというふうに思っていただけると、
まあ間違いはないかなと思います。
で、大きいのはですね、作るだけでもらえる交付金だというふうなところが非常に大きな交付金だったりするわけなんですね。
で、この交付金、いつからあったものなのかというと、
古くはですね、昭和45年から名前とか、あとは助成する額とか、要件とかそういうふうなものを変えながら、
50年間ずっと続いてきた、そういうような交付金だったりするわけなんですよね。
で、これが交付されるようになってしまった半世紀の間にですね、
これを前提とした農業が組まれている、
そういうふうな、例えばもともと水田がたくさんあったけど今は畑作地界というような、
そういうような農家がいる農業地域というふうなのがですね、
日本国内で結構な数あるような状況となっておりまして、
で、そこに対して今回の5年間水張りなしならば交付なしというふうな条件が加わることによってですね、
この交付金がもらえなくなるかもしれないというふうなお話だったりするんですね。
というのも、この交付金をもらえるというふうな前提で添削をしていった結果ですね、
地木場は水田なんだけれども、実体は、例えば暗巨が入っていて水が貯められないとか、
水を貯めるためのアゼがないとか、
あと、下手したら水利の設備とかそういうふうなものすらないというふうな、
なぜか地木場は水田になって水田交付金は受けられるんだけれど、
実体は畑だよねっていうふうなものがですね、
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ここ50年間でいろんなところにたくさん出回っているような状況となっておりましてですね、
それが大規模にこうやって水田活用の直接支払い交付金をもらえなくなるという、
そういうふうにもらえなくなってしまうとですね、
そういうような営農形態を組んでいたその地域の農業がですね、
まとめてダメになるかもしれないというような、そんなような状況だったりするんですね。
で、なんでこうやって大騒ぎをするのかというとですね、
この補助金の金額っていうふうなのがこういう、
実際は畑なんだけれども地木場は水田というふうな、
こういうふうな農地をいっぱい持っている農家さんがいたりするとですね、
大変に影響を受けるわけなんですね。
例えば同地域の中にあります水田面積、
一応水田面積とはなっているけど実体は畑作をやっている農家さんというのがいたりするんですよね。
この辺が不思議な話だったりするんですけども、
こういうような水田に戻せないけれども地木場は水田で補助金が当たる謎の畑のことをですね、
とりあえず便宜上地木水田畑というふうに呼ぶことにしましょうか。
この地木水田畑を持っていて農地面積の大半が地木水田畑になっている畑作農家というふうなのがですね、
こういうような元水田地帯には結構いたりするわけなんですね。
例えばこの農家さんがですね40ヘクタールの地木水田畑で畑作専業でやっているような農家さんだとするとですね、
例えば麦とか豆とかを作ってますよってところだったら10あるあたり2.5万円もらえる計算になるんですよね。
となると年間で900万円の助成金がもらえるって風なものだったりしてたんですけども、
これが5年間水走りなしならばつまり一度でも5年間の間に水田に戻すことができないのであれば補助金を上げませんよっていう風なルール変更になってたりするんですよね。
この辺の人々はという風なのはですね、
もともと水田を辞める気満々でそれで水田の交付金をもらい続けていてそのままでやってたっていう風な部分があって、
言い分もわかるんですよ、お国の言い分。
実質水田じゃないんだから水田の補助金をもらってるのはおかしくないっていう風な言い付けからですね、
今回のこの交付金の見直しっていう風なのは起こってて、
その辺の部分っていう風なのは偶然でもない、確かにそうだなっていう風な思う部分ではあるんですけども、
これを前提に組まれてしまうという風な営農形態っていう風なのが存在している以上ですね、
これについてそのままこの5年間水張りなしなら交付なしっていう風なことをやってしまうとですね、
ここに対するお金がゴンと入ってこなくなっちゃうわけなんですよね。
この補助金とかそういう風なもののやめられない部分っていう風な点がですね、
これって要は売り上げじゃなくて利益がスコンと入ってくるような仕組みになってたりするんですね。
900万円の利益が今年からなくなりますよっていう風な話になって、
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じゃあ農業で900万円の利益を別のもので出すって言ったら果たして何ができるでしょうかねっていう風な話になってくるんですよね。
特に面積が小さかったらあの営農の形態とかスタイルとかを変えるという風なことは比較的容易ではないにはしてもできたりはするかなとは思うんですね。
それこそ4ヘクタール全部トマトにしますとかそういう風なこととかはできたりするかもしれないですけども、
これが40ヘクタールでそのうちの4ヘクタールトマトやりますってなるとそこのトマトに全部人手を割かれるようになって、
残り36ヘクタールどうしましょうねという風な話になってきてて、なかなか変えるのも容易ではないのねっていう風な状況になってきちゃうんですね。
そういう風な形になりまして、今現在というか私がいる同地域という風なのもですね、
もともと水田が多かった地域で、そしてこの添削をやら何やらをですね、この源端政策の折に協力をしていった結果こういうような農家さんが増えてしまったんですよね。
その結果、地目水田畑みたいなものがですね、いっぱい出るようになって、そして地目水田畑ばっかりの農家さんに対してはこうやって今まで補助金が当たってたものが、
ついに50年の時を経て当たらなくなるんだよっていう風な状況になりましてですね。
今現在阿備教官の大騒ぎという風な状況になってたりするわけなんですよね。
で、今回の見直しっていう風なのはですね、かなり影響が出てくるのは、とりあえずこれだけではなかったりするんですね。
交付金がもらえないっていう風なだけでもなくてですね、ここからさらにドミノ倒しでどんどんひどいことが起こってくっていう風なのが予想されるようなものだったりするんですよね。
具体的にどういう風なことが起こっていくかっていう風なのを、ちょっと私の予想と憶測やら何やらを交えてちょっとお話をさせていただきますけれども、
まず今回この今後5年間水張りなければ対象外というルールはですね、5年後、2028年からスタートになるという風な、そういうようなルールの見直しだったりするわけなんですね。
で、もしもこのまま5年後こういう風に水張りなしでっていう風な形で交付が行われないようになりますよという風になりますと、
まず最初に起こりますのが、水田に戻すことができない地木水田畑の畑地化っていう風なのが最初に行われるようなものになるかと思いますよ。
で、この地木水田畑、私の便宜上の呼び名ですけど、要は水田ですね。水田を畑地化するっていう風なのはどういう風なことなのかというと、
要は今まで水田としての機能やら何やらを持っていて、その設備やら何やらを土地買い領区という風な団体が整備やら何やらをしていて、
水田という風なのはそれだけで土地買い領区の持ち物としてその水田やら何やらの水利のシステムを使う付加金という風なのを年間払い付けてたりするんですよね。
で、それを払わなくていいようにするために順端といって、そういう水田には戻せないよとか、そういう風なルール付けをした上で畑にするという風な作業が行われるんですね。
で、これは地木場の返還が行われまして、で、この畑地化の際にですね、一応単当たり17万円支給されるという風な形になります。
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単当たり17万支給されるんだったら、まあいいんじゃないのという風に思われる方もいらっしゃると思うんですけどね。
水田を辞めるという風なことになりますとですね、ただでは済まないんですよね。
という風なのも、この地木場の水田であっても一応水田の機能を有している。
で、その水田の機能を有するという風なことは、土地買い領区という風に言われている水田の水利のシステムやら何やらを維持管理する団体に脱退金という風なものを結構長く払わないといけないことになるんですよね。
でなると、この17万円という風なお金はですね、その9割近くがこの土地買い領区の脱退金として支払われることになって、ちょっと残るかなという風なぐらいで畑地化という風なのは行われるような形になります。
で、こうやって畑地化が起こるとですね、今度農地価格の減少という風なのが同時に起こってきたりしますよ。
という風なのも、水田と畑地という風なのはですね、農地価格が倍近く違うことになるんですよね。
というのも、水田という風なのはそうやって水を引いて送るという風な水利のシステムが必要になってきたりしておりますよ。
山奥で棚田みたいなことをやっていて自然で引けますよという風なところは別かもしれませんけれども、
例えば北海道の平地みたいなところでやりますと、灌漑をするための設備という風なのが当然のことなのが必要になってくるんですよね。
で、この設備の費用とかという風なのはですね、ただ建てるだけでも数十億円ぐらいのお金がかかっちゃったりするんですよね。
この数十億円のお金はどこから出てくるかというと、大体8割方は国が出してくれたりするんですよ。
残りの2割とかを受益農業者と言って、こういう風な水利で水を引っ張ることになる農家が自分で頭割、面積割でお金を払っていくという風なことをやっていたりしております。
この管理やら何やらをしているのがさっきからたびたび名前が出ている土地買い料庫という風な団体がやってたりするんですけどもね。
これが水利やら何やらを強いたりする都合上ですね、水田の方が当然のことながら高いよねという風な形になっちゃうんですよね。
そのため、大体うちの近所の水田価格で言いますと大体40万円、40数万円というところなんですよ。
これがですね、農地畑だ、ただの畑になりますと20数倍になるんですよね。
そういう風な形になりますと、こうやって畑地化されて農地価格という風なのが安くなった結果、これはですね、どういう風な影響を与えるかというと、その土地を持っていて畑地化した農地を持っていた農家さんの資産価値を減少させることになるんですよね。
当然のことながら多分この辺のやつ、もともと持っていたり相続したりするものもありますし、あと弊社のように水田として購入してしまった場合とかはですね、購入した価格よりも大幅に減額した資産価値という風な形になってしまって、要はバランスシートが小さくなっちゃうというようなことになるんですよね。
それで農地価格が安くなったことに紐づいてバランスシートが小さくなっちゃって、ついでに融資やら何やらを受けたりする際にですね、ちょいと不利になるという風なことが結構なことで考えられるかなという風に思います。
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ただ農地価格が安くなって、そしてこういう風にバランスシートが小さくなっちゃって、あとは交付金をもらえないと畑作農業とか今までの農業は続けられないし、あと何だったら年齢も年齢だからという風なところがありますと、そういう風なところはどんどん利農していくことになるかなと思います。
利農していくことになるとですね、この畑地化したお金でこうやってじゅんぐりに畑地化したおかげで安い農地という風なのが多分この地域の中でも結構出回ることになって、それでこの畑地やら何やらを購入していって大きな農家になっていくところもあるだろうなぁとは思うんですけども、それはそれで厳しいことになるかなと思いますね。
という風なのも、いくら半年になったとはいえですね、買うとなったらいい額のお金はしますからね、農地。そうやって規模やら何やらを拡大していくと、今度は規模に応じた機械とか設備とかを持たなくならないといけなくて、設備投資にお金がかかってくるようになってくるんですよね。
その設備投資をする際に持っている資産がそんなにあれな感じだとですね、なかなか融資も通れなかったり、なかなか難しいことになるのではないかなという風な状況になると。そういうような形でどんどんどんどん5年後以降にですね、水田の畑地化が起こって、それに伴う資産減少とかそういう風なものとかがどんどん起こっていくような形になりまして、結果的にですね、この地域の中の農業者という風なのがですね、結構な数減ることになるんじゃないかなという風に思っております。
ただ、こうやって減っていってもですね、5年に1回水田に戻しておけば水田の交付金をもらい続けることができて、安定的に農業ってできるんじゃないのという風に思われる方もいらっしゃると思うんですけどね。そうは豚野が下ろさねえような状況になってきてたりするんですよね。
という風なのも、たびたび名前を出しております。土地改良区の問題という風なのがここにひも付いてくるんですよね。土地改良区の水を利用したり、水利をしたりなんだりするという風な費用という風なのは、面積割、その人が持っている水田の面積に応じて払われるという風な仕組みになっております。
今までは、地木場ではあっても水田を持っている農家さんという風なのがたくさんいて、いろんな家に負担が分散されるという風なことが行われていたんですよね。ただこれが地域の中でこの地木場の水田であったところが二十歳になってしまった結果、実際の水田が減っていくとですね、そこの今現在も水田を持っている人々に対しての面積割の付加金とか利用料みたいなものがですね、
跳ね上がることになるのではないかなというふうに思っております。一応これは土地改良区の人から聞いた話なんですけども、今後この5年後にこうやって地木の水田場とやら何やらが二十歳化がどんどん行われるようになったらですね、とりあえず今現在の戻せないだろうねという風に土地改良区が把握している水田が全部二十歳化されただけでも土地改良区が解体されるような状況になるかもしれないという。
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解体されるとどうなるかというと、より大きいところと合併されていくという形になるんですよね。だから一つの地域の土地改良区ではこの付加金やら何やらで組織を回すことができなくなるので、より大きな地域で合併して地域を回すようにしましょうねという風な形になるんです。
そうなってくるとそこでのあたわわりという風な形になりますので、面積割の付加金という風なのがおそらくかなり上了していくことになるのではないかなという風に思っております。今現在弊社のある地域のこの土地改良区の付加金なんですけども、だいたい10あるあたり6000円ぐらいだったりしております。
全国の平均だと2000円から2万円というね、単あたり2万円は結構厳しいんじゃないかなと思うんですけどね。ちょっとそういうような形で開きがあるんですけども、これがですね、どんどん上昇していくことになるのではないかなという風に思っております。
で、交付金とトントンになるぐらいの金額でも結構きついんですけど、トントンになるぐらいの金額だったらまだ水田に続けていってもいいでしょうねとはなるんですけども、これがこんな感じでですね、地木場の水田がどんどん減っていったらですね、そのうちその地域では水田を維持するとか作ることという風なのができなくなってくるのではないかなという風に私は考えております。
そしてなお難しくする要因という風なのがですね、この水利のシステムの老朽化とかそういう風な問題が関わってくるかなと思います。この水利のシステムという風なのはですね、当然のことながら一度作ったら100年、200年、300年と持つものではないんですよね。
だいたい30年か50年かぐらいに一度交換したりメンテナンスしたりしないと、とりあえず壊れちゃってどうしようもなくなるという風な代物だったりするんですよね。で、さっきもちょろっと話しましたけども、これらの工事、だいたい数十億円のお金がかかったりするんですよね。
そして新たに水田やら何やらのためにこの受益の農業者を集めてこういう風な工事をしますよという風になった際にですね、水田をやっているのが2、3件しかいなくて、それで数十億円のやつを面積とかそういう風な頭割りで支払うことになりますよという。
で、国とか道とかそういう風なところが8割方お金出してくれたとしてもですね、残りの2割、例えば40億円かかったとしたら8億円がそこの地域全体の受益農業者の頭にかかってくるという風な形になりますよね。
だから水田をやっているところ全部にその金額がかかってくるってことになって、それを10年から15年ローンで払っていくという風な形になりますと、さて払える額になるのかな、水田を作ってブラスになる額になるのかなという風な世界になってきちゃうんですよね。
で、そうなってきてもしこの付加金やら何やらがうまくいかないという風なことになりますとですね、弊社でもおそらく米を辞めることになるのではないかなという風な形になると思います。
で、今回ちょっとこういうような形で今後5年間水張りなければ対象外という風なのは5年後からスタートするよという風な形で今現在の農水省とそれと自民党が決定したという風なところがニュース報道の方で挙げられておりましたけどね、本当にあの衆院選終わったばかりでやってくれたのっていう風な感じになっておりましたけれどね。
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そんな感じでですね、こういう風なことが今現在は起こっているようなものとなっております。で、この決定をニュースやら何らの報道で受けて、今現在農協のお偉いさんですとか、あとは地方の事議員さんとかそういう風なのを通してですね、今現在農水省とかそういう風なところに陳情やら何やらという風なのを結構いろんなところで行われてたりするんですけれども、それはですね、今現在どうも陳情をシャットアウトされているそうなんですよね。
これは噂でしかないので、ちょっと私はどうなのか知らないですけど、受け取らねえよという風に、5年後から規定路線で話を進めていくよという風な話で進めていったりするようなんですけどね。とてもじゃないけど、今現状のところであれば地域の農業が本当に潰れてなくなるよという風なデカいニュースになってたりしておりますね。
一応こういう風な状況になってて、そういうオルタナティブな代替手段とかそういう風なものってなんかねえのという風に思うんですけどね。一応この水田交付金の代わりにですね、水田リノベーション事業という風なものがここ2,3年前に立てられておりまして、それで多分なんとかこの水田交付金の穴みたいなものを埋めるように使っていきたいという風に狙ってるんじゃないかなと思うんですけどね。
ただこれもね、その穴を埋めるような代物にはならないかなという風に思っております。一応この水田リノベーション事業という風なのはどんなものかというと、これも仕組み的にはこの水田の交付金とほぼ同じようなものとなっております。水田でお米以外の指定された作物を作ることによってもらえる補助金なんですけども、水田交付金と多く聞くと違うのがですね、
例えば生産コスト低減という風な目標を掲げて、その目標に合うような努力をして、それの成果を出しなさいねという風に言われているような要件がつくのと、あときっついなという風なのがですね、自分で販売をして、その販売の契約を結んだところからスタートして、その結んだ契約が何やらもう受け付ける要件の中に含めますからねという風なところを含めておりまして、
どの農家がそういう風なことができるんだよという風なものとなっております。一応昨年とかそういう風な形で水田リノベーション事業という風なのが始まっておりまして、それでいろいろと私もちょっとまとめやら何やら調べてたりしてたんですけども、ちょっとこれは正確な記録とかそういう風なのが出てきなくて、解釈というか私の感覚でものを申し上げるんですけれども、不採択になっていることが多かったりするんですよね。
近隣でもあんまりこの水田リノベーション事業に乗っかってこのリノベーション事業の予算をもらったという風なところがですね、あんまり聞けることがないようなぐらい全然採択されない代物になってたりするんですよね。
一応こっちをですね、水田交付金の代わりに今年から次回の予算から増額するという風なことは言われてたりするんですけども、増額されたところで採択されるようなものになるのかなという風なのが非常に怪しいようなものになってたりするかなという風に思っております。
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ただこの水田リノベーション事業、5年後水張りなしなら交付なしという風な縛りは現状のところついてないという風な形なのですよね。
国としてはちょっとこの水田交付金の代わりにこっちに乗ってねという風な話なのかもなと思うんですけどね。
ただ作ったはいいけどこの事業全然採択されないんじゃね、何なのかなという風なのは思うような部分だったりしておりますね。
なんとなくどこかの特定の地域にお金をあげたいがために作ったんじゃないのという風に邪推したくなるぐらい全然採択されないような事業となってたりしておりますね。
そんな感じでですね、今現在は妥当なオルタナティブな政策とか補助金とかそういう風なものもなしに5年後からほぼ死刑宣告のような形で言われているようなニュースとなっておりまして、
皆さんもちょっとこういう風な危機感をご共有できていただけるとありがたいかなというふうに思っております。
という風なのも私はもっこり販売会の後半の方でお話をさせていただきましたけれども、
基本的に一時産業的な農業、特に食料生産とかなくなると困る食べ物で数が少なくなって値段が上がっても困るような食べ物という風なのは保護しなければならないような仕組みになっているんですよね。
どうしたって作りすぎたって値段は安くなってしまうし、あとは作りすぎて値段が安くしないと買える人が少なくなって世常不安が起こるという風な代物になっておりますので、
こうやって保護する必要という風なのは当然のことながらあるかなって私は考えております。
それがですね、いろいろとその制度やら何やらをすっきりさせたいという風な考えで、こうやって5年後の交付なしにという風な話が出てたんですけれども、
じゃあ何かしらの大案を立ててくれないとその農業自体がなくなっていくかもしれないんだよという風なところは認識しておいていただきたいなという風に思っておりますね。
当然のことながら認識はしているとは思うんですけどね。
たぶん狙っているところといえば、とにかくでかいメガ農家みたいなものをたくさん使って中規模ぐらいを一斉に淘汰して、
あとは細々と高いお米を作るような農家が出れば万々歳じゃないという風な発想のもとにこういう風なことをやってるんだろうなという風なのはちょっと思ってたりはするんですけどね。
でもなかなか世知辛い世の中だなという風なところで、ここ最近はですね、私あんまり農業が楽しいなという風に思うこともなく大変な思いをしながら日々過ごしているような状況となっておりますね。
何にせよ本当だったらこの交付金の見直し、来年から交付金なしねという風になりそうだったところだったそうなんですよね。
ただ何とかこの5年間の時を稼いでいただいたようなものとなっておりますので、その間に営農の形態を見直すとか何かしらの方向を考えていかないと結構厳しい時代だなという風なところで今回のお話は締めさせていただきたいなという風に思っておりますね。
最後になりますけども、今回ここまで聞いていただいた皆さんはですね、できました。
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ちょっとこのニュースに興味を持っていただいて、そして当番組のこのお話のツイートをですね、拡散なりなりでご協力いただけるとありがたいかなという風に思っております。
というのもこういうニュースって誰かが笑いにしてある程度広めていったりしないとですね、その危機感という風なのが全然伝わっていかないようなそんなような代物だったりするんですよね。
そういう風な形でですね、ちょっとこの辺の部分でご協力いただいて、それで私たちというかこういう水田があるような地帯でこの交付金を前提にした営農形態を組まれている農家さんとかっていう風なのが今後も営農できるようにちょっとこの辺でご協力いただけるとありがたいかなという風に思っておりますね。
この回風な形で私ちょっとお話をさせていただきましたけれども、私言うても一回のただの農家のおじさんだったりしております。
自分でいろいろと調べてある程度こういう風なことなんじゃないという風なところでまとめてお話をさせていただきましたけれども、分かりやすさ優先とかそういう風なところでちょっと間違ったこととか言い間違いをしている部分とか、あと根本的に勘違いしている部分とかという風なのが当然のことだから含まれる可能性という風なのが多分にございます。
なので皆さんちょっと興味を持っていただいたらですね、ちょっと私のファクトチェックにお手伝いがてら何が違っているとかこういう風なことなんじゃないとかそういう風な状況提供とかがありましたらA農のAにサブカルのサブ、Aサブとつけてコメントをお寄せいただきますようお願いいたします。
というわけで年始早々暗い話からスタートしましたけれども、次回からですねなるべく楽しい楽しいサブカルと営農の話をこれから頑張って話をしていこうと思いますね。
で一応次回はですね、マトリックス一応用意はしたんですけどもマトリックスは全然面白い話ができなかったので非常におまけみたいなそんなような本編としてちょっと農業病者警察ではない形で配信したいなというふうに思っておりますね。
その他今現在ジョジョリオンにちょっと手をつけておりますので荒木博彦先生大好きという風な方はですね今現在6部がアニメ化されておりますけどねその第8部となっておりますジョジョリオンがこの間完結してそれを今現在ずっとちょっと農業病者を追っているようなものとなっておりますので気になる方これも楽しみに待っていていただけたらなというふうに思っておりますね。
あと架空農業はですね撮ろうと思ったらいつでも撮れるんですけどもちょっと時間を空けてやろうかなというふうに思っておりますのでもうしばらくお待ちいただければなというふうに思っておりますね。
というわけで今回もお聞きいただきまして誠にありがとうございます。では1年間これからもよろしくお願いします。では次回もお楽しみに。