気がついたら家に楽器がたくさんあるんですよ。
家にある楽器を一堂に集めて、
Podcastで紹介してみようっていうことを急に思い立ちまして、
今日収録しております。
今収録をしているのは自分の部屋なんですけど、
この部屋にですね、いくつもの楽器があるわけですよ。
ちょっと一つずつね、紹介をしていこうと思います。
まずは何からいこうかな。
まずはリコーダー。
今持っているのはKawaiのリコーダーなんですけど、
高校の時に音楽と美術が選択だったんですよ。
私は音楽を選択して、
その音楽の授業で買ったリコーダーを数年前に東京に持ってきました。
このリコーダー、普通のリコーダーって3つに分かれると思うんですけど、
このリコーダー、上の吹き口のところとそれ以外のところ2つにしか分かれない木製のリコーダーで
ちょっと変わった形をしていますね。
これどういう楽器なんだろうか、ちょっと調べてみましょうか。
どうも、Kawaiのウェブサイトを見てもリコーダーのページがないんですよね。
なんでなんだろうか。
Kawaiリコーダーってないわけないのに、
Kawaiのウェブサイトにはピアノしか紹介されてなくて、
ちょっとよくわからないですね。どういう楽器なのかはちょっと謎です。
ちょっと音を出してみましょうか。
なんか良くない?なんか懐かしいよね。
リコーダーってやっぱり学校で習う楽器っていうイメージがあるじゃない?
で、結構舐めてたんですよ、リコーダーをずっと。
まあ舐めてたって言ったら失礼ですけど。
リコーダーって実は歴史のすごく古い楽器で、
ルネサンスとかバロックとか、
そういう時代まで歴史としては遡れるんですよね。
なので、ルネサンスバロック時代のリコーダーの曲って実はすごくたくさんあるんですよ。
なので、最近になってそれを知ってね。
最近でもここ10年ぐらいでそういうことを知って、
すごいリコーダーって奥深いというか、
学校でみんなが一度は吹いたことがあるからって、
別に決して簡単な楽器ではないし、
プロのリコーダー奏者っていうのもね、
素晴らしいリコーダーを吹く人もたくさんいるっていうことをね、
ほんとここ10年、15年ぐらいで知りまして、
高校時代の自分の行いを恥じている。
今日この頃でございます。
大学の進学部の宗教音楽の授業っていうのがあって、
夏休みにみんなで集まって集中講義みたいなのがあったんですよ。
その時に担当してたのが外国人の先生だったんですけど、
他の音題とかで教えてる外国人の先生で、
その人が宗教音楽のことを色々教えてくれるっていう会という授業だったんですね。
5日ぐらい連続で夏休みに学校に通うと単位が1個取れるみたいな、
そういう授業だったんですけど、
その先生の専門が実はリコーダーで、
授業の最後にリコーダーの演奏を聞かせてくれたんですよね。
それが最初に演奏として、
小学生とか初中学生の演奏じゃなくて、
プロの演奏するリコーダーっていうのを聞いた最初の時でしたね。
あれで結構リコーダーってこういうものなんだって思いましたし、
結構衝撃だった覚えがあります。
ちょっとせっかくなので何か曲っぽいものを吹いてみましょうか。
いいですねリコーダー。
なんか懐かしい感じがね。
音のこの音色のあったかい感じがすごいいいですよね。
私、まあこれがこの楽器が木製だからっていうのもあるんでしょうけど、
小学校とかで使うリコーダーって多分プラスチックだと思うんですよね。
プラスチックよりもなんかあったかい感じがして、
私は結構この楽器気に入ってますね。
なんかねもうちょっと複雑なことができるようになったらいいんですけど、
何しろ私指先に神経が通ってないので、
指先を使う楽器が一切できないっていう悲しい運命にありまして、
なのでこれもリコーダーもこれぐらいが本当に限界ですね。
というわけでリコーダーでした。
次は、トロンボーン。
一応一番長くやってる楽器がトロンボーンになるんですが、
トロンボーンを始めたのは大学生の時ですね、20歳ぐらいの頃です。
中学生の時に一瞬、吹奏楽部でチューバーを吹いてたんですけど、
その後、高校では何もしてなくて、大学に入ってトロンボーンを始めました。
トロンボーンを始めたきっかけとしてはですね、
大学のオーケストラに見学に行った時に、
トロンボーンの先輩からしんげん餅をご馳走していただきまして、
先輩から、これ食べたらトロンボーン入るしかないよねって言われて、
純粋だった私は、
あ、そうか、これ食べたらトロンボーンに入るしかないのかって思って、
トロンボーンに入りました。
なので、その時に誘われたのが、
もし大声だったら今頃大声めっちゃ吹いてたかもしれないし、
いろいろですよね。
そんな感じ。
今持ってる楽器は、
その後、オーケストラでお世話になってたトロンボーンの先生に今、
月一でレッスンに通っていて、
本当にもうね、レッスンでしか弾かないみたいな感じで、
家ではあんまり吹いてないんですけど、
その先生から譲っていただいた、
有償正しい楽器でございます。
本当に私なんかが持っててごめんなさいっていう感じなんですけど、
トロンボーンとしては、
バックとかヤマハとかが結構有名というか、
主流?主流かな?なんですけど、
私が持ってるのは、
SEシャイアーズっていうアメリカの楽器になります。
アメリカのメーカーですね。
シャイアーズ自体は1995年設立なので、
譲ってもらった時点で、
設立から大体10年ぐらいしかまだ経ってないっていう、
シャイアーズの中では比較的古いモデルというか、
設立からまだ間もない頃のモデルになります。
一番気に入ってる点はですね、
ベルのところに彫刻がしてありまして、
彫刻っていうか、なんていうの?
彫り物がしてあって、
それがハンドメイドらしいんですよ。
今出てる最新のシャイアーズ、
手彫りのものってないんですって、
全部機械で彫ってるらしいんですけど、
これは古いものなので手彫りなんですよ。
というとても有償正しい楽器です。
歴史としては、
トロンボーンもとても古い楽器で、
ルネサンスバロックの頃には、
サクバットっていうトロンボーンによく似た、
やっぱりスライドの機構を持つ楽器が存在していて、
そこから派生しております。
そういうの忘れてたけど、
トロンボーンってスライドの、見たことありますかね?
手で管をスライドで伸び縮みさせて音を出すという楽器なんですが、
よくトロンボーンを知らない人から、
あれってどうやって音を決めてるの?
っていう風に言われるんですけど、
別に目印がついてるわけじゃなくて、
一応この辺が第一ポジション、第二ポジションっていうのが決まってはいるんですけど、
目印がついてるわけじゃなくて、そこはもう感覚で、
あと耳で聞いて、ちょっと微調整するみたいなことをやります。
なのでトロンボーンは、
古くからハーモニーを奏でるのにとても適した楽器だという風に言われていて、
いわゆるピアノみたいな12平均律って言って、
1オクターブをきっちり均等に12個に分けて音を出すのが12平均律って言うんだけど、
そうじゃなくて、もうトロンボーンは純正律って、
例えばドミソの和音だったらミをちょっと下げてソをちょっと上げるとかそういうことなんですけど、
トロンボーンはピアノとかと違って音程を無段階で調節することができるので、
そういう微妙な音程の調節っていうのができるから、
そのハーモニーを奏でるのに適しているっていう風に言われるんですよね。
私もいつも先生からトロンボーンは、
ハーモニーとか和音が分かってないとトロンボーン奏者はやっていけないよって言われるんですけど、
私は和音のことが全然分かっておりません。
そういうのができるっていうのがトロンボーンの大きな特徴です。
そういう特徴からトロンボーンは神の楽器なんて言われたりもするわけでございます。
教会で吹かれることがもともと多い楽器だったので、
やっぱりそうこんな感じだったり、ちょっと高豪しい感じ、神秘的な感じが出るとても美しい楽器です。
そんな高豪しい音は出せないんですけど、ちょっと楽器の音を出してみましょう。
グリーンスリーブス綺麗な歌なんだけどなぁ。
そういう美しい。
この私の演奏が美しいとは思いませんが、美しい楽器でございます。
トロンボーンの何が素晴らしいって指を使わないということですよね。
指を使う楽器ほんと無理なんで、中学校の時にチューバーやってたから、
チューバーの指をちょっと覚えてるはいるんですけど、
トランペットチューバーは指3本使って4本しか使わないんですけど、
それでもかなり無理だなって思ってました。
だから指を使わない楽器っていう点では私にはとても合っていたかなと思います。
上手いとか下手とかは全然別の話としてね。
好きになれる要素がより多い方がいいじゃないですか。楽器って。
そういう点では私にとっても合ってる楽器だなって思うんですよ。
それから金管楽器をやってて良かったと思うことのもう一つの点は、
金管楽器を吹く技術って歌う時にもすごく役に立つんですよ。
息をどうコントロールするかとか、ほとんど同じことなので。
なので歌が上手くなれば金管楽器も多分上手くなるだろうし、
金管楽器が上手くなれば歌も多分上手くなるっていうね、
相互作用的なことが見込めるっていうことと、
あとね、肺活量。私結構ね息が長く持つんですよ。
金管楽器をやってるおかげで息がすごく長く続くので、
息継ぎの場所で困るっていうことがね、ほぼないんですよね私ね。
こっからここまでを一息で歌わなきゃいけないっていう場面になった時に、
それで息が足りないどうしようみたいになることがね、
本当にマジでほとんどないですね。
それもね楽器をやってて良かった点の一つですね。
本当にもうトロンボーンに出会えて私はとっても幸せでございます。
で最後にピアノでございます。
うちにはね実はピアノがあるんですよ。
これピアノどうしたかっていうと、
私全然ピアノ弾けないんですね。本当に全く弾けないんですよ。
で母親の実家が秋田にあったんですけど、秋田の祖母も亡くなって、
秋田の実家をもう取り壊そうっていうことになったんですよ。
その取り壊す秋田の家にあったピアノが今あるピアノなんですね。
でどうやらその母に聞いたところ、母が小さい時にね、
その習ってたすごくない?ピアノを家に買って、
ピアノの先生に家に来てもらってピアノを習ってたんですって。
母が長女でその下に弟と妹がいるんですけど、
誰もピアノを物にせずというか誰も弾けない。
母は自分で言ってました。
私はバイエル挫折組だから。バイエルを挫折するっていうね。
そういう人たくさんいるんでしょうけどね。そういうピアノです。
すごく古い楽器で、これもかわいいの楽器なんですけど、
調律師さんに見せたらすごく驚かれました。
ピアノって全部シリアルナンバーが付いてるんですけど、
これねシリアルナンバーが5桁とかなんですよ。
シリアルナンバーによっていつ作られたかっていうのが大体わかるんですけど、
このピアノは1953年製らしい。
昭和28年。
母が昭和25年生まれなんで、母親が3歳の時にできた。
で、あのちっちゃい楽器なんですよ。
普通のピアノって88個鍵盤があるんですけど、
これはね2オクターブ少ない62件しかなくて、ちょっとちっちゃい。
まあでも普通に弾いて遊ぶ分には全然問題ないですね。
まあ母の実家にあったピアノを、そういう感じで
僕が弾き取りたいっていうことを言ったんですけど、
で、まあ母が子供の頃に習ったりなどしてたらしいんですけど、
そこから誰も弾かないと。
誰も弾いてないんですね。
もう50年以上、60年くらい多分誰も弾いてない。
で、調律もぐっちゃぐちゃなんですよ。
だったんですよ。
ほとんど壊れかけてて。
で、本当新しいピアノが1台買えるぐらいのお金をかけて調律し直したんですね。
今後のメンテナンスなどは私がやるということで、
一応私が管理しているという状態です。
ちょっとね、あまりにも古すぎて調律してもしてもどんどん狂っていくんで、
あれなんですか。
しかもちょっとしばらくまた調律できてないんで、
そろそろまた調律入れなきゃいけないんですけど、ちょっと弾いてみましょうか。
こういう楽器でございます。
ちょっとね、私もピアノ全然弾けないんですけど何か弾いてみましょうかね。
これが今私が弾けるピアノ曲のすべて。
それこそ一人で勝手にね、バイエルとか弾いてみてるんですけど、
面白いですねピアノやっぱり。
トロンボーンと違って音程をまず気にする必要がないというか、
ドのキーを押せばドの音が出るっていう安心感がやっぱりピアノはありますね。
もちろんピアノのピアノ自体が調律がちゃんとなってるかどうかっていうのももちろんあるんだけれども、
そうじゃなくてそれはもうさ、弾いてる側にはもうどうしようもできないことでしょ。
でもトロンボーンはさ、音程からもう自分で作らなきゃいけないっていうところがやっぱすごく難しい。
音程を合わせるってちゃんと弾くっていうところからまずすごく気を使わなきゃいけないんだけど、
まあそこはピアノはさ、もう考えなくていい。
そのドのキーを押せばドの音が出るっていうね、その安心感がやっぱいいですよね。
であのやっぱピアノ弾いてて思ったのは、奏者がさ楽器に対してできることってすごく少ないんですよピアノって。
もうだって鍵盤を押すだけじゃないですか。
例えばトロンボーンだったら、息を吹くところからその息を吹くために体をどう作るかみたいなところから言われるんですけど、
ピアノももちろんその鍵盤を叩くためにそのどういうふうに体を動かすかみたいな筋肉の使い方はとか力の入れ方はとかそういうのはもちろんあるんですけど、
とは言っても、打鍵のその一瞬しかできることがないわけじゃないですか。
すごくその楽器に対してアプローチできる幅がトロンボーンとかと比べるとすごく狭いような気がするんですよね。
にもかかわらずあれだけこう、奏者によってバリエーション、幅のある音が鳴ったりとか、
同じ楽器でもその弾く人が違うと全然違う響きが鳴ったりとか、
この古い楽器でさえもそのちゃんと本職のピアニストの方が弾くとねやっぱりちゃんと綺麗な音が出るんですよね。
そういうのがピアノって不思議だなぁと思って、
何が私とそのプロのピアニストの何が違うんだろうっていうのはあれですけど、
いろいろ違うところはもちろんあるのはわかるんですけど、
本当具体的にどこが違うのか、具体的に何がその瞬間に起こっているのかっていうのはすごい気になりますよね。
なんかすごくその制限の多い楽器だなぁっていうふうに自分でピアノ弾くようになってすごく感じますね。
結構ね、いろいろ楽器持ってるんですけど一つも物になってないっていうのはね、やっぱこう血筋ですよね。
バイエル座説組の母を持ち、マンドリン買ったけどたぶん一度も弾いてない族の人間を祖父に持ち、
うちは本当に音楽的な興味というか、教養というかそういうのが全然ない家なので、
楽器やるとか練習するとかそういうことを全然する習慣がない家なのでこんなことになってるんですけど、
たぶんオタク気質だからちょっと興味はあるみたいなのはあると思うんですよ。私もそれ系なんですよね。
いろいろ楽器持ってますけど、楽器を弾くこと自体というよりは楽器の構造だとか楽器の特性とか、
この楽器はどういうことができてどういうことができないのかとかどういうことが得意なのかとかそういうのを考えるのが結構好きですね。
どういう仕組みで音が出てるのかとかね、そういうのを調べたり考えたりするのが好きですね。