1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第6回 「アノマリサ」「サプラ..
2021-05-30 1:00:39

第6回 「アノマリサ」「サプライズ」の話~新企画『プレゼンタイムワープ』前編~

プレゼンタイムワープとは、このPodcast内でみんなで語りたい映画を各人が一本選び、他メンバーにその作品についてプレゼンをします。

そしてその直後に映画を観たあとの時間軸へタイムワープ、観る前の自分と観た後の自分を直結させて、観る前にはもう戻れない時間の不可逆性の無常さとその味わい深さを楽しもうという新企画です。

今回は第1回、マリオンさんによる「アノマリサ」、まえださんによる「サプライズ」のプレゼンののち、その二作を観た後の時間へタイムワープして語ります。

  •  アノマリサ視聴後の時間軸
  •  サプライズ視聴後の時間軸
映画の話したすぎるBAR店長メンバー
  • 山口
  • 原口
  • まえだ
  • マリオン
00:13
はい、始まりました。ポッドキャスト、映画の話したすぎるBAR、ポッドキャスト視点リニューアル第6回になります。映画の話したすぎるBAR、店長の山口です。
関西の映画シーンを伝えるサイト、キネ坊族でしています、代表の原口です。
前田です。
リオンです。よろしくお願いします。
大阪の南森町にあるカフェバー、週間曲がりで1回開催している映画の話したすぎるBARの店長メンバーでやらせてもらっているポッドキャストです。
今回から新企画プレゼンタイムワープを始めさせていただきたいと思っています。
プレゼンタイムワープとは、このポッドキャスト内でみんなで語りたい映画を各人が1本選び、他メンバーにその作品についてプレゼンをします。
そしてその直後に映画を見た後の時間軸へタイムアップ。
見る前の自分と見た後の自分を直結させて、見る前にはもう戻れない時間の不可逆性の無常さとその味わい深さを楽しもうという新企画です。
では早速なんですけれども、1本目、マリオンさんから紹介いただいてもよろしいでしょうか。
何をお勧めしたらいいのかなーってちょっといろいろ考えてたんですけど、
あんまり皆さんが見てないような映画をせっかくだったらお勧めしたいなと思って。
一応探してたのが、個人的にはめちゃくちゃ刺さりまくった映画で、
見終わった直後、ちょっと鬱っぽくなるぐらい結構刺さった映画があって、ちょっとそれをお勧めしてみようかなと思って。
タイトルなんですけど、ノマリサっていう映画なんですけど、聞いたことありますか。
名前はありますね。ちょっと興味はあったけれども見る機会がなかったやつです。
一応概略というか、監督はチャーリー・カウフマンですね。
エターナルサンシャインとか、マルコビッチの穴とかの。
これはストップモーションアニメで作られた映画になります。
話の概略としては、ある中年男性が主人公なんですけど、
基本的には社会的にも恵まれてる、普通に家庭があって子供もいて仕事も普通に順調で、
という感じの中年の白人男性なんですけど、
03:01
彼にはちょっとしたある問題があって、ちょっと悩んでいるんですけど、
それが、自分以外の他人が全員同じ顔と同じ声に聞こえるっていうことに悩まされてると。
どんな人も、身近にいる家族ですら同じ顔で同じ声にしか聞こえないっていう。
なぜか病んでるような状態になってて。
そんな彼がホテルにいたら、その時ある女性の声が聞こえて、
その人の声だけはちゃんと普通に聞こえるし、顔もその人だと認識できる女性と会うっていう。
そこから物語が進んでいくっていう話なんですけど。
これは結構…
将来このままいったら、僕もこのまま自意識をこじらせたままこうなってしまうんじゃないかっていう、
ちょっと恐ろしい気持ちになりまして、結構刺さった映画なんですけど。
他の皆さんはこれをどう見るのかなっていうのをちょっと見てみたいなと思ってちょっとお勧めしてみました。
めっちゃ面白そうですね。
設定が結構面白そうだと思うので。
ある種のGUIとして読めるような話って感じですかね。
好みのタイプというか、多分見たいなと思ってたのも、
多分その辺りの要素がちょっと刺さる部分があって気になってたのをちょっと今思い出しました。
そういえば何年くらい前ですかね?5年くらい前かな?
そうですね。アカデミー賞のアニメーション部門にもノミネートはされたんですけど、
結局劇場公開はされなくて、結局DVDだけだった状態。
なんか映画祭では1回上映とかはしてたみたいですけど。
多分僕めっちゃ好きなやつだろうなってちょっと予感がしてて、
めっちゃパーソナルな話をしたくなる予感がして。
多分そうだと思います。
ちょっと話したくなるような映画なんじゃないかなと思ってちょっとお勧めしてみました。
じゃあちょっと一度見てみたいなと思います。
もう一本じゃあ前田さん映画紹介していただいてもいいです?
はい。皆さんゴジラvsコング延期になりましたけど楽しみですよね。
超楽しみですね。
その監督のアダム・ウィンガードが撮ったサプライズっていうスプラット映画があるんですよ。
なんかあの動物の被り物してるやつですか?
あ、そうですね。よくお勧めとかに出てくるんじゃないかなと思うんですけど。
配信サービスとかだとよくサムネイルが上に出てきたりはしてましたね。
2011年の映画なんですけど、ストーリー的にはとある家族がいて、
06:02
両親の結婚記念日を祝うために兄弟を組めて、
その兄弟がそれぞれ自分の恋人も連れてきて、別荘に来てお祝いをしようとするんですよ。
で、いざご飯食べようってなった時に急にその、なんていうんですかね。
矢が飛んできて、急に襲われるんです。何者かに。
動物の仮面をかぶった集団に襲われてしまうんですよ。家族が。
その中でどう生き残っていくかっていう話なんですけど、
その兄弟の中に一人サバイバルに長けている子がいるんですよ。
その子を軸に戦闘が繰り広げられていくっていう話なんですけど、
全く紙はないんですけど、アダム・ウィンガードの作品で、
結構私ホラー映画、普段あんまり見ない人にも見やすい映画として結構勧めるんですよ。
配信でも見れるんで、なのでこれを機にぜひ見ていただきたいなと思ってお勧めさせていただきます。
見どころはどうですか?スプラッター描写なのか、その子がめっちゃ強いところが見どころとかっていうのはあるんですか?
そうです。スプラッター描写もアクションに近いんですかね。
どういう意味で、アクション込みのスプラッター。
ちゃんと人も死んで、ストーリーもちゃんとそれなりにあって、という感じでサクッと見れる映画になっています。
いいですね、なんか普通に楽しそうというか、見たら間違いなく面白いタイプの映画って感じが。
案外自分で見ようと思わないんですよね、そのラインの映画って。
配信サービスのおすすめに上がってきて、面白そうやなって思うんですけど、
もうちょっと自分が本来興味あるものを先に見ときたいっていうので優先順位下げちゃったらずっと見ないみたいな、
つんどくところにあり続けるタイプの映画やなと思って、
多分この機会じゃなかったら見なかった気がするんで、ちょうどいい機会かもしれないです。
90分くらいなんでもサクッと。
いいですね、いいですね、サクッと。
サクッと見れるとありがたいですね。
プライムを見るとプライムワークはあと5日で終了と。
マジですか?
タイムリーですね。
超タイムリー。
もう今見るしかないって。今見るしかないですね。
もう皆さん5日以内に見てください、ぜひ。
じゃあ、あのマリサと、あのマリサ?発音がわからないな。
それで多分大丈夫。
あのマリサとサプライズですね。
をまずそれでは見てみましょう。
ではここから映画を見た後に、タイムワーク!
さっきの2本の映画を見た後の時間軸にタイムワークしてきたわけなんですけど、
09:01
もしこれから見てから、ここから先の見た後の話を聞きたいっていう方は、
1回視聴を止めて、一度見てからここからの通知は聞いていただけたらなと思います。
はい、ではまず1本目。
マリオさんに紹介していただいた映画のあのマリサから話していこうかなと思うんですけども、
一応その概要だけ挟んでおきたいなと思います。
【解説】
【解説】
はい、てな感じの映画で、まあ我々は見た後の世界に来ているわけなんですけども、
皆さんどんな感じでした?
原口さんは、原口さんはあれですか、見たことあった感じでしたっけ?
いや、見たことなくて、見出す前の頃やって、
実はマリオさんから教えてもらった感がすごかったりします。
前田さんはちょっとどんな風に見た感じでしたかね?
私も全然作品のこと知らなくて見たんですけど、めちゃくちゃ好きでしたね。
なんかそのストップモーションアニメっていう手法も好きなんですけど、
そのストップモーションアニメって分からないぐらいクオリティが高いというか、
すごいですね、まず視覚的な、ビジュアル的な技術がすごいなっていうのがありました。
内容もめちゃくちゃ良かったなと思ってるんですけど。
なるほど、僕個人としてはちょっと昔の自分だったら結構刺さってたかなって思ったんですけど、
今見るとあんまり刺さらなくて、刺さるというよりは結構この生き方に対してすごい嫌悪感を感じて、
こうはならないぞっていう気持ちの反動で、ちょっと抵抗感というか、受け入れたくない価値観だなっていう風に感じながら見てたんですよね。
この感じになったのは多分最近かな、本当最近なのかなと思ってるんですけど、
12:00
実際そのプレゼンしていただいたマリオンさんとしては、
どういう部分で特にグサッと刺さったかっていうのを詳しくて喋ってもらえたりします?
そうですね、主人公のマイケル・ストーンの悲しいところに惹かれるというか、
このままいったら何も関わり合いも全然できなくて、
ただ自分の欲望だけを押し付けるしかできないような悲しい男になっていくんじゃないかっていう悲しさのところに
めちゃくちゃグサッと来るというか、
なかなか言葉にするのも最初ちょっと躊躇われるようなくらいちょっとエグい作品だったなっていうのがあったんですけど。
マイケルでしたっけ、主人公が?
はい。
めちゃくちゃ独りよがりというか、傲慢ですよね、本当に。
そうですね、とにかく傲慢な男で、
自分の思い通りにならなかったりとかってする人に対しては、
もう多分あやって全く同じ声と同じ顔にしか見えないような風になってるんだろうなっていう。
世界自体に期待してないというか、諦めてる虚無というか、
にひりずみたいなものも感じるし、そういう見方もできるかなと思うし、
ちょっと見方変えると、単なるミドルエイジクライシスの話なのかなとも思ったんですよね。
なんかそれなりに成功してて、地位もある程度の名声とかも持ってるけど、なんか満足できないっていうのの、
その虚無感を他人に面白みを覚えられないっていう風に表現してるのかなっていう風に見えるんですけど、
ただちょっと僕はすごい抵抗感感じたのが、あいつ結局、まあ結局スケベじゃないですか、単に。
で、自分の虚無感を性的なもので埋めようとしてるっていう感じがすごいあって、
本人としてはもうなんかこの世界に何か意味がなくって、そんな意味が欲しいみたいな感じに言ってるっぽいけど、
やってることとしては最終的にセックスで何かが満たされるっていう、そこに着地しようとしていく感じ。
で、元カノとちょっと寄り戻したいみたいな時も、あそこでちょっと部屋行って話そうぜみたいなの、
本人としてはもう友人同士の関係としてプラトニックで行こうぜみたいな感じを出そうとしたのかもしれないですけど、
結局そこミス化されてたんだとは思うんですよね、あそこで激行されたのって。
で、僕ちょっとあの前の街の上での時に性欲ないフリしてみたいなのがすごい反応してたじゃないですか。
あれ、嫌なのこれなんですよね。
15:02
自分が性的じゃないものに興味があって、そういうのこそいいんだよって思ってる男が実は最終的に性的なものを求めてるっていう、
つくろってる感じが透けちゃう感じがすごい嫌でグロテスクだなって思うんですよ。
それを見事に見せられてきついなって思って。
最終的にそのリサに対してやることも結局そのそんなに経済的にも恵まれてなくって、
職業もオペレーターでおそらく本人すごくやりがいをすごく感じてるわけではないと思うんですよね、リサにしても。
そういうちょっとモッテる中年男性が持たざる若い女の人を、もう言っちゃダメだけど食い物にして人生楽しみましたと。
で、次の日の朝になったら、や、なんかつまんなかつまんねえってなるってこんなおぞましい話ないなと思って、
結構受け入れがたいなって本当に思ったんですよね。
そのグロテスクさはちゃんとストップモーションの中で描かれてたなと思って、
やろうとしていることに対して適正な表現をとられている話なのかなと思いながら見てたんですね。
だからまあその僕が拒否反応を覚えているのは、たぶん狙っているところとしては正しいのかなっていうふうには感じました、最終的には。
そうですね。なんかストップモーション独特の動きが硬い感じっていうのが絶妙にこうなんて言うんですかね。
ほんと人間味をなくしていく主人公とマッチするというか、文字通りあの人形のパーツが取れるっていう夢のシーンでは取れるっていうあの使い方もすごくうまいですね。
最後の講演会のシーンでも本当に何言ってるか尻滅裂になっていかないの壊れ方も含めて本当に辛いというか、
ああなんて寂しい男なんだお前はというになってしまいますね。
顔が外れるストップモーションアニメの人形の表現も、表情を変えるためのそのパーツ的な部分かもしれないですけど、
そこがすごいなんか薄気味悪さを感じるというか、結局その意味のない仮面をつけてるんですよっていう表現としても怖いし、
マイケル本人がそうであるっていう虚無感の怖さもあるし、他人もそう見てるっていう傲慢さみたいな。
お前ら全員人形ですよねって勝手に断定して見てくる人間のすごい嫌な感じとかっていうのがすごい出てたなっていうのは思いましたね。
本当はちょうど目線のところで境目があって、目が潰れてるように見えるんですよね。
目って意思が宿る場所なわけだと思うんですけど、そこが潰れてしまっているっていうので、
顔が取り外せてしまうことでパーソナリティもないし、目が潰れてることで意思もないっていう、
18:02
とことん他人のことを虚無に見ている嫌だなっていう感じがすごい、
単にスポットモーションである以上にあの人形表現の嫌さっていうのがまきわたってたのかなっていうのは思ったりはしましたね。
マイケルは人に受け入れてほしいって思ってはいるけど、人を受け入れることができない人間なのかなっていうふうに思っていて、
人に受け入れられたいっていうところの一番手っ取り早い方法がセックスだって思ってるんじゃないかなっていうふうに感じたんですけど、
その上で最終的に結局それでもリサのことを受け入れられなかったんですけど、
一番最後のシーンにそれでも結局幸せになったの。幸せになったというか、リサが最後手紙を書くシーンって終わっていくと思うんですけど、
リサはすごく幸せそうなんですよね。結局なんかこれってすごく、さっきの山口さんのお話だと事実だけ捉えると、
ひどい目に合わされてるのはリサのはずなんですよ。絶対的に。傷ついてるのもリサなんですよ。
だけど、そこで心が少なくとも満たされたり、幸せを感じたり、豊かな部分が生まれるのって人を受け入れられた人なんじゃないかっていうふうなことを感じて、
それを大人になって人を受け入れたり、受け入れてもらいたいと思ったりすることって恋愛よりももっと手前にあって本質的な部分になってくるんじゃないかなと思っていて、
それを描けたっていうのが個人的にはガツンとやられたっていう感じでした。
そうなんですよね。リサが最後満足して終わるっていうのをどう捉えたらいいのかなってすごい思ってて、複雑かな。すごい複雑には見てたんですよね。
ただやっぱりリサの方が世界を豊かには見ているっていう。隣のお友達の女の子もちゃんと個人としての顔を与えられて最後終わってたし、
もともと空虚な人間であるマイケルのことを個人として人やの関係ではあるけど、ちゃんとそれを思い出として消化してる。
それは客観的事実としてすごいおぞましいことかもしれないけれども、それを捉えようによって豊かに感じることはできるっていう。
それに対してマイケルは全てを虚無にしか捉えられなくなってるっていうこの違いは残酷だし悲しい話だなと思うし、
ざまあみろとも思いながら最後は見たんですよね。お前はもうそこで朽ちていけと思いながら僕は見てて。
そうですね、結局特別な声は聞こえるのは結局大人のおもちゃのお店で買ったご当品から出てくる歌声しかカリンは聞こえないっていうね。
人間とはもう人形じゃないと無理なんだよっていうタイの悲しみは結構グサグサくるというか。
21:01
あの最後の人形も結局その海外で手に入れたちょっとすごいユニークな骨董品みたいな感じで家に持って帰ってきたけど、
もうそのなんか汚れてるで汗液だって言って結局その清処理の道具でしかないよねっていうそのマイケルのつくろってる部分と本質みたいなのが最後にポンって置かれて、
それが空虚な歌だけを歌って終わるっていうのがすごい悲惨的というか、ちょっとまともぶってたけど結局ただの虚無なスケベですよねっていう。
あのマイケルに何も残ってない感じはすごいきついですよね。
本当霊国だと思うしマイケルに何の救いも当たり前のまま終わるところの霊国さはやっぱきついなと思うし。
じゃあ突き放しますから。
しかもなぜかその虚無な歌が桃太郎っていう。
味わい深いですよね。
実妙にちょっと舌が回ってないんですよねあの歌ね。
どんな気持ちでこの歌聴いたらいいのかと思いながら。
本当ね。
ちょっとすごい印象残ってるのがセックスシーンなんですけど、今まで見た映画で一番生々しいセックスシーンだったなと思って。
なんかあの何のファンタジーもないんですよね。
それがストップモーションで、まあ要は人が動いてるんじゃなくてそういうふうに動かそうとしてるからこその何かエッセンスだけがあそこにあるなって思うんですよ。
本当に客観的になんか嫌な感じというか客観的に意味のないセックスを映像撮ろうとした時にストップモーションがめっちゃ合ってるなと思って。
ただやってること自体がすごい生々しいというか。
ここまでよく生々しいの撮るなぁと思って。
いきなりマイケルの前裸とか普通に出てくるのも何のモザイクもなく出てくるとか。
ストップモーションだからいいだろうみたいな感じでやってんだろうなっていう。
びっくりしましたよね。本当に生々しくて。
マイケルはまあ接客とかそういうカスタマーサービスのコンサルというかなんて言ったらいいんだろうな。
ある種の自己啓発ビジネスかなと思うんですけど。
自己啓発って結構アメリカの成功者のある種のモチーフとして共通してる部分としてよく出てくるのかなと思うんですよね。
それがああいう空虚さに描いてるっていう。
ちょっとすごい意地悪な視点でも題材選びとしてすごい上手いのかなと思って。
結局成功を目指してるやつの取り繕ってる部分が空虚に終わってしまってるっていう。
そこの指摘なのかなっていうふうに設定の部分には感じてみてましたね。
あと僕これ初めて見た時結構やられたんですけど。
ちょうど見る前に岡村隆がラジオの発言かなんかで延長した事件あったじゃないですか。
それともすごくシンクロしたんですよね。
24:02
岡村隆の言動とマイケルの空虚な感じっていうのがすごく似たところにあるなっていうのをすごく感じたっていうのもありました。
どっちの視点もある種の冷床主義に根差してる価値観ですよね。
結局何も楽しいことなんてないから肉体的快楽だけしかないよねみたいな。
そこを上げ面っていうのがあるし、俺本当のこと言ってる俺みたいなスタンスもあったりするのかなと思うんですよね。
このマイケルがもし女性だったらこの作品の捉えられ方って結構変わったんだろうなと思うんですけど。
女性でもマイケルのような考え方だったり感覚というか心の状態になることはあると思うんですけど、
それを客観的に見た時にやっぱりわかりやすく言うと女性の方がかわいそうな感じになってしまいがちだと思うんですよ。
それもすごい私の中では不思議な現象というか。
結構そういうことも考えると、私からするとリサがそんなに悲壮感はないとは思っていて、
ちょっと憧れというか憧れというか有名な人とちょっとした思い出できて、
リサとしても正直あんないきなり言われてもその場では喜ぶけど、現実的に何言っとんねんって正直女性だと思うと思いますし、
そこで爽やかな思い出に即切り替えられるっていうのは結構現実的だなと思ったりしてるんですけど、
それが結構男性と女性の関係者の中でお互い同じような感じでも勝手にナチュラルに女性がの方がかわいそうみたいな変換されるのが社会の面白い側面だよなって思うので、
これの女性版みたいなのもちょっと見てみたいなと思います。映画として。
そこもね、やっぱ男性視点の傲慢さが反映された映画かなと思うんですけど、男の方が成功しててもまだ足りないみたいなのが、
共通の認識として見てる方も共有しているところがあるのかなと思うんですよね。成功しててもまだ成功してても俺は空虚だとか、
妻子がいても別に別の女の人と関係を持ちますみたいなのが、そこまで違和感を持って捉えられないっていうのが、
すごい男性視点の価値観から見たときにあんまり違和感がないんですよね。
男ってそういうもんでしょみたいなのが共有されてるからすんなり飲み込めちゃうんですけど、
もしこれで主人公マイケルが女性だったとして、夫と子供がいて、でも空虚に感じてて、運命を感じた男性が現れて関係を持ってみたいな。
27:01
ただすぐ飽きちゃったみたいな。いわゆる単なるシリガル的なものとして、見てる方も処理してしまうんじゃないかなと思うんですよね。
夫がいるのに愛に飢えてて、父親の関係を持った男性のことも飽きましたっていう。
ただ、ここでたぶん、例えばですけど、女とは愛を求める生き物であるみたいな、女性論みたいな捉え方をしてしまってもおかしくない話になっちゃうと思うんですよね。
そこの男と女の差みたいなのは残酷というか、ひどい話だと思うんですよ。
男性の方がそれが比較的許容される社会的な立場にいると思うんですよね。
やだな話だなと思います。そういう部分は。
ちょっとそういう贅沢な悩みを抱えながら生きていけるっていうか、男性はある程度ヘマやらかしてもなんだかんだ生きていけるみたいなところがありますよね。
個人的に良かったなと思うのが、マイケルが結構いくつなんですかね。
年がね、わかんないんですよね。40代かな。50はなってないと思うんですよ。
元観音の人が結構、なんだろう、割と若々しい見た目で、10年前までは付き合ってた。
結婚せずに付き合ってても違和感のない年齢だと思うんで、たぶん30ぐらいがギリギリだと思うんですよね。
30代前半までかなって考えたら、たぶん40、真ん中ぐらいなのかなと思うんですよ、設定上。
50はいってないんじゃないかなと思って。
私結構50、なんかこう白髪具合とかで、結構逆に50半ばぐらいなのかなと思ってて、なんか年下の女性が好きみたいな。
あ、そうか。元観音が年齢差が結構あるってことか。
わかんないですけどね。
いや、そういうことですわ。
可能性で見てて。
いや、そうですわ。そうだそうだ。あいつは基本的に年下に手を出すやつですよ。
あいつの回りしてる。
だから、自分がコントロールできる対象だから年下にいくんですよね。
マイケルやったら、たぶん10年前でもある程度の社会的な成功してると思うんですよね。
たぶん上り調子で心身経営の感じとかでもおかしくないと思うんですよね。
それが年下の女の人と付き合ってなって、元観音の女の人もたぶん10年前だったら20代前半とかだと思うんですけど、
ある程度経験があって地位があって意気込みがある男の人からしたら、本当に20代の女の人をコントロールするのって絶やすいと思うんですよね。
まあ、そういう話は本当に世の中に溢れてると思うんですけど、そこがね、やっぱね、貴重いっすね、マジで。
貴重いっすよね。
本当に嫌なとこっすよね。
そうかそうか、年齢差のことに気づいてなかった。
50代ぐらいだと思います。
30:01
思ってて、そのリアルさっていうか、逆に。
これが逆にリアルっていうか、それぐらい年齢になってもああいうことが普通にあったりするっていうことの生々しさが、
個人的には良かったというか、嫌な気持ちにさせられる意味で良かったですね。
これを本当にトップモーションアニメで作ろうって思ったことがすごいなって思うんですけど。
実写というか、実際の人が演じるよりもよりエグく見えるようになったと思うんですね。
人形劇だから、子供向けのものとして作られているものにもちょっと感じたりする部分もあるし、
人形が動くことで、その抽象性というか、象徴性というか、具体的な個人じゃなくて、
そういう人形がやることで誰もがそこに入り込めるような感じのものになってたかなと思うし、
あとは、ああいう人形が存在してて、動かしてそれを撮ったっていう事実がこの話に合ってるなと思うんですよね。
空虚な人間が空虚な衝動に動かされて何かやってるっていう。
突き詰めると何もそこにはないっていう。
アニメーションって魂を込めるものとして捉えられると思うんですけど、
逆に動いてるだけで魂がないっていう風に捉えることもできるなと思うんですよね、アニメーションって。
確かにそこに人の形をしたものがあって、動いてるけど実は中身がないっていう風に捉えることもできるって考えると、
この話とストップモーションアニメの相性ってめちゃめちゃ良かったんだなって思うんですよね。
ちょっとディテールになると、この作品って元はチャーリー・カフマンが穴埋めで制作した朗読劇。
割とカフマンのマルク・ビッチとか好きなんですけど、
あの作品にある気持ち悪さが朗読劇にプラスされてこうなったっていう感じが結構印象深くあるんだけど。
朗読劇だと読んでる人がみんな一緒っていう部分で出してたところを顔のパーツが一緒っていうところで、
絵的にも合わせたって感じなんでしょうね。
なかなか実写で全員同じ顔でやるとちょっとギャグっぽく見えるところも多分あると思う。
確かに確かに。
ストップモーションだとああいう世界観も成立するし、
ちょっと魂のない感じっていうのを含めて面白いと思うし。
確かに確かに。
どうなんですかね。僕、マリオンさんがああいうふうになるとは思えないんですけど。
いやー、何て言うんですかね。
他人とちゃんと深いところまでちゃんと交われるかっていう不安って結構ずっと僕はあって、
ちゃんと情深く愛せるんですかね、僕はっていうのをずっと考えたりすることが結構多いので、
だからああいう人と人との距離感みたいな話って結構好きというか、
33:03
考えてしまう。それは陳海誠の話先もそうだと思うしっていうところですかね。
そうですね。どうなんですかね。最終的に、
でも結局、マイケルの問題って結局のところ他人に興味がないってところに尽きるとは思うんですよね。
そうですね。
うーんと、なんだろう。
割と他人興味ありません。
僕は若い時、他人に興味ないと思ってたんですけど、
なんかだんだん人好きやわって思うようになってきて、
なんかそれは他人に気が使えないとかっていうこと、他人に興味がないっていうことだと思ってたんですけど、
どうも他人と関わるの、むしろ好きだなっていうのは感じるようになってきて、
そこを完全に割り切ったのが30歳超えてからなんですけどね。
なんか意外と変に作ろうとそこを見失いがちかなと思うんですけど、
ちゃんと自分の根っこにみたいなところに注目しながら行ってたら、
意外とそこってずれずに生きていけるんじゃないかなって気はしてるんですけどね。
どうなんだろう。
僕もこういう映画バーとか、
いろいろな映画のオフ会とか行って、いろいろな人と話すのめちゃくちゃ楽しいし、
人と関わるのが嫌いとかいうわけじゃないんですけど、
どっかで人のこと考えてるかなっていう不安は毎回ちょっとどっかにあるっていうか、
そういう思いがないとたぶんいつかきっと、
ああやって傲慢な考え方に陥ってしまうんだろうなっていうふうには思うので、
次の日の朝の朝食のやり取りの感じとか、
僕めちゃくちゃファントムスレッドとかもめちゃくちゃ思い出したんですけど。
あんま同じシーンがあったと思うんですけど、食べ方についてどうこうとか。
本当にだからファントムスレッドも大好きなんですけど。
ファントムスレッドもいいっすよね。
ファントムスレッドはちゃんと彼が屈服するというか、
こういうものだってちゃんとわかって、ああいう形になってするので、
ハッピーエンドなんですけど。
あのマリサはそれに気づかないまま結局終わるので、
本当の意味で救いがないと思って。
何月話してて本当に憂いだと。
これはちょっと個人的にはツー映画ですね、本当に思うのは。
分かんないですね。
もうなんか生きてみないとああなるかどうか分かんない部分もあるなと思って。
ちゃんと生きていこうというか、
人のことない場所にするのだけは本当にやめようって思うようになりましたね。
あとそれで言うと、この後の新作、ちょうどネットクリックスで彼の新作があったんですよね。
36:01
大輪にしようっていう。
あれは原作があるんですけど、彼のオリジナルではないんですけど、
あれも鬱なんですよね、だいぶね。
同じような意味で。
本当に去年のベスト10とかにも入れるぐらい、
たまらんぐらいの鬱で大好きなんですけど、
本当にちょっとチャーリー・カーフマン大好きかもしれないっていうのに、
まだマルコビッチの穴とか、エターナルサンシャインとか実は見てないんですけど、
アナマリサから入って絶対この人好きだってなったっていう。
ぜひ見てほしいな。
映画自体が自己反省のとこに見るみたいなところもあったりはすると思うんですよ。
鏡として見るというか、
自己カウンセリングみたいな目的で見るみたいなところもあるかなと思って。
そういうふうに意識して生きていかないとダメなのかなとかは思ったりはするので、
そういう目的で見る作品としてもすごい良かったのかなというふうには思いましたね。
そんな感じですかね。
じゃあアナマリサはこんなところで。
じゃあもう1本サプライズですね。
こちらも解説いきます。
カナダのトロント国際映画祭やアメリカのファンタスティックフェストなど、
各国の映画祭で話題を集めたスチュエーションスリラー。
両親の結婚35周年を祝うために家族10人が集まる。
しかしそこへ突然狐や羊、トラといった動物の仮面をつけた集団が現れたことから、
逃げ場のない密室で予測不能な事態が次々と巻き起こる。
監督はVHSシンドローム、ビューティフルダイなどで、
新世代のサスペンスホラー作家として注目を集める。
シンエ・アダム・ウィンガード。
脚本もこれまでのウィンガード監督作を全て手掛けているサイモンバレットが担当と。
僕から言わせてもらうと、
すごく非常に収まりの良い映画として楽しく見ました。
なんていうか、貸し込まるところもなく、
変にカルト的なラーメン屋とかではなく、
ちょっと帰りに買って帰りたい唐揚げ屋の唐揚げがめっちゃ美味しかったみたいな感じで。
ちょうどお腹がいい感じに満たされて、美味しかったなって思える。
非常に良い映画だったなと思った感じでしたね。
いかがでした原宿さん。
いわゆる最近の劇場であるブラムハウス作品みたいな感じの、
あの感じの爽快感がたまらんなっていうのは。
最後スカッとする感じ。
あと、生えてたこいつが実はスゲー感も好きだったり。
そういうホラー系の美味しいところをまこと入れていて楽しみましたね。
マリオさんいかがでした。
僕実はこのお題に出る前から見てたんですけど、
とりあえず。ただ全然覚えてなくて。
覚えてたのが、ミキサーで脳をグルッと混ぜにされるところだけしか覚えてなくて、
それ以外別に印象特に残ってないな、普通ぐらいだったなぐらいな、
39:04
舐めた感想を当時書いてたんですけど、
今見たらめちゃくちゃ面白いですね、本当に。
めっちゃ楽しいなって思って、
なんでこんな作品つまんないとか言ってたんだろうって、
あの時の自分もぶん殴りたくなりましたね。
いい意味でいろんなところでレッシュで裏切ってくる展開の数々で、
本当に楽しいですね。
前田さん的にはどんな感じというか、
プレゼンの時にはおっしゃってもらってましたけど、
この作品をどんな感じで捉えてある感じですか?
私実はこのワープする前に進めて、その後もう一回見て、
個人的にはやっぱり好きなんですけど、
いや、これ私もしかして、
すごいクソ映画を皆さんに進めてしまってるんじゃないかって、
めっちゃ不安だって。
全然そんなことなかったですけどね。
いや、今日前田の反省会になるんじゃないかと思って、
不安だったんですけど。
いや、すごいよくって、
プレゼンの時におっしゃってましたけど、
ホラー映画を見たいっていう人に進めやすいっていうのは、
本当にその通りだなと思って、
グロすぎないっていうのがすごくいいかなと思ったのと、
あと、あんまりビックリが過度じゃないところも、
すごい好ましいなと思ってて、
ホラー映画のビックリめちゃくちゃ苦手なんですよね、本当に。
薄気味悪いシーンよりもとにかくビックリが怖くて、
ホラー映画見だしたらビックリするのが嫌で、
ずっと吐く縛りながら見てるんですけど、
あんまりそのいやらしい感じにビックリさせてこないところが、
すごい好ましいというか、
なんとなくそうなるんだろうなって予感が常にある感じで、
次の展開が起こるんで、
今から辛いもの食べるぞっていうつもりをしながら、
次のシーンにどんどん行けるのが、
すごい腹落ちがいいって言いたいんですかね。
飲み込みやすかったんですよ。
いや、もうそれだったら本当に良かったんですけど、
普段ホラー映画ばっかり見てると、
ホラー映画って基本的にB級なんですよ。
なので、サプライズとかってもうA級なんですよ、私の中で。
なるほど。
ホラー映画の中では。
ホラー映画、これだけはちょっと言い訳ではないんですけど、
ホラー映画を見る上で前提にしておいてほしいのが、
基本見どころが一つあれば合格にしてほしい。
ハードルをかけるような。
基本低予算で作ったりするんで、
ここっていうとこだけに全力かけてるやつとかが多いんで、
それで言ったらそれこそミキサーのシーンとか、
あと個人的にサプライズ好きなのが、
人対人で、グロシーンはそんな派手じゃないんですけど、
人対人のリアルさがあるというか、
殴られたりしたり、
釘踏んだりするのが普通に痛そうっていう、
42:00
その痛みがちゃんと束るところがいいかなと思ってて、
ピアノ製のシーンも、
あれもっとB級の映画だったら、
首スパーンと飛んでいっちゃうと思うんですけど、
あれぐらいの速さだったら、
あれぐらいの切れ具合っていうのがいいんですよね。
プシャーとかじゃなくて、
おそらくこれリアルにこんぐらいかなっていうところが、
逆に痛い感じというか。
そうですね、確かに。
お姉さんが隣の家で斧で頭を割れる時とかも、
あんまり豪快じゃないところが、
本当に痛そうやなってなるんですよね。
パッカーンっていくと、それはもう何か別のものだなっていう、
ゲームのエフェクトが気持ちいいみたいな感じに見えるんですけど、
派手な破壊がなく、
ただ刺さるとか、ただ切れるとかって、
生々しい痛みみたいなのがあって、
驚くとかではなく、
痛そうっていうのはいいですよね。
痛そう感っていうのがちゃんと際立ってるっていうのを見てて、
注目ポイントかなと確かに思いましたね。
私結構ホラー映画で、
多分間違った知識を仕入れまくってるんですけど、
医学的な。
はいはい。
矢が刺さったお兄ちゃんいたじゃないですか。
あの人、しばらくずっと矢刺さってて、
私聞いたことあるんですけど、
注射とかもそうだと思うんですけど、
あれ刺す瞬間が痛いのであって、
刺さったら痛くないらしいんですよ。
刺さってても痛くないんやなって、きっと。
抜くよりも刺したままの方が、
いいんだろうなっていう学び。
刺さってる間は出血止まってますからね。
抜いた瞬間に血がバーって出るんで、
刺さったままにしとくって結構確か、
正しい知識だったんじゃないかな確か。
プロレスのデスマッチもそんな感じよ。
そうですね。
でもあれ、灰に刺さってそうでしたけどね。
位置的に。
あのお兄ちゃんも結局めっちゃナイフ刺されてましたけどね、
最終的に。あんな刺されても生きてるか?
ぐらいのぐらいの。
ギャグホラーのスクリームもそんな感じじゃん。
ここら辺刺しとけばみたいなやつが。
主人公めっちゃ良かったんですよ。
だから家族じゃないんですよね、一人だけ。
他にも家族じゃない一人か。
次男の恋人ですよね。
主人公にあたる女の人って。
ちょっとサバイバリティに長けてて、
普通に戦えるっていう感じだったんですけど、
手足長くて見た目がめちゃめちゃかっこいいというか、
斧とか持ってるのでもめっちゃ絵になるなと思って。
強すぎないのがいいんですよね。
45:01
罠とか仕掛けるけど揉み合いになったらすぐ不利になるからっていう、
無双できないっていうバランス。
ちゃんと対抗しようとはするけど、
あくまで相手の攻撃を防ぐレベルで、
一方的には勝てないバランスっていうのが、
ちょうどいい感じのハラハラ感があって、
すごい魅力的だったんですよね。
役者さんの名前、シャーニ・ウィンソンさん。
モーストライヤーの女優さん。
めちゃくちゃいいなと思ったんですけど、
あんまりこれ以外が出てなくて、
続編だったら見たいなって思いましたもん。
主人公が行った先で殺人事件に巻き込まれてはサバイバルする、
ダイハードみたいな感じの話になっても、
ちょっと温床そうやなと思って。
確かに板に釘とか打つやつとか、
参考にしようと思いますよね。
あそこだけホームアローン的な感じ。
ふやんふやんみたいな。
やっぱりオチがめちゃめちゃ好きで、
オチだけでも100点ってあげたくなりますね。
個人的には。
絶妙ですね、終わり方。
ハッピーエンドというか、
やったーって感じで終わっても違うなと思うし、
みんな死んじゃって、どう考えても自分が犯人の状態になってると。
最後に仕掛けてた罠が警官を襲って終わりっていうので、
後味良すぎず悪すぎず、
ホラー映画の終わりとして絶妙な終わり方やなと思って。
頑張って仕掛けたやつをそこで使うんやっていう、
外し感もうまいなって思いました、本当に。
犯人の誰かがあれに引っかかるんやろって楽しみにしてたなって思ったら、
最後そこっていう外しがいいですよね。
そういう犯人の犯人の誰かがあれに引っかかるんやろって楽しみにしてたなって思ったら、
最後そこっていう外しがいいですよね。
なんか、あれでやったーって終わるのもなんかおかしいなって思うし、
全員めっちゃ不幸で死にましたっていうのもなんか違うなって思うし、
なんだろう、もうほんと絶妙なんですよね、終わり具合が。
いや、本当に正直すごい良い映画だとは思わないんですよ。
良い映画っていうのは、
人生の一本とかになる映画ではないなって思うんですよね。
ではないと思うし、
見た後すっごい大切な映画だと思うんですよね。
本当に。
見た後すっごい大事に持っておきたいとかっていう感じじゃないんですけど、
見てる間グロすぎず怖すぎず、
ちょうどいい感じにハラハラして、
後味良すぎず悪すぎずで、
これぐらいのホラー映画たまに見たいよねって思える感じなんですよ。
これぐらいのホラー映画たまに見たいよねって思える感じなんですよ。
これも次、
キングコングもそういう武器
自分で作る可能性ありますよね。
はいはい。
ゴジラが釘踏むみたいな。
頭脳性のねってことですね。
ゴジラが海から上がってくるところに、
トゲとか置いといて。
わからないですよ。
勝てるかもしれないですよ。
48:01
いやーでも、
なんかよく分からないけど、電撃食らって放電体質になって、
ゴジラと戦えるよりは良いほど筋を取ってますよね。
たまに何回言わんけど、
ある意味頭使うところあるよ。
たまに何回言わないけど。
いやーでも、ゴジラVSコングめっちゃ楽しみになったなと思って、
いやーでも、ゴジラVSコングめっちゃ楽しみになったなと思って、
純粋に楽しい怪獣プロレスを期待していいなって、
純粋に思える映画だったんでね、サプライズが。
純粋に思える映画だったんでね、サプライズが。
そこはあたってますよ。
交渉なこととかするつもりないだろなっていうのは、
安心できるし、
キングオブモンスターズみたいな、
喉越しの悪い思想性みたいな、
怪獣こそが地球の支配者みたいなのを、
作品自体がテーマとして持ってる飲み込み方の分からないのも
無さそうだなと思って、
ゴジラとキングコングが戦って、
なりそうだなっていうのはねめっちゃ楽しみになりました あの腕のある方だなって思いました
こういうのを撮ってる人がゴシラルダイキンコンクは結構意外っちゃ意外
それな、そう、余計なこと考えてみれるかな
そういうのがたまにはあってほしいですよね
でも僕アダムウィンガードあと僕もう一本見てて確かあのデスノートの実写版もこの人でしたよね
確か確かそうでした
ハリウッドファンのあれそんなだったよなーみたいな気がしたんで
で、そのサプライズも最初見たときはもうなんかすごいあのそんなに?みたいな感じだったんで
大丈夫かって思ってたんですけど今日見たら大丈夫そうだなちょっと考えを改めた感じですかね僕も
確かに今まで撮ってきた映画を考えると本当になんでゴジラ対コングに選ばれたのかちょっとわからないんですけど
急に超対策の感じですよね
そうなんですよいきなりなんかあったんですかね
謎のダイバーってきちゃいますこれ
謎の
デスノートもある意味超対策感ある
初めたのかデスノートは
撮影されてないんじゃないかなそんなじゃない
この前のピッタリッチも結構微妙だったような
実写版ハリウッド版のデスノートの最大の功績はリュウクにウィレムデフォーを使ったこと
もっちりでしょっていうところ
やっぱホラーが多いですねフィルモグラフィー的には
ギャレスエイドワーズがゴジラ撮ったときも結構ダイバー的だったような記憶があるんですけど
間違えましたっけ
ギャレスエイドワーズはその前モンスターズでモンスター映画撮ってるから
51:01
文脈はありますもんね
リメイクのブレアウィッチを撮ってるからさ
あれも見てないけど評判そんな良かったっけあれ
そっかブレアウィッチプロジェクトちょっと劣化版ではある
まあやっきまして安っぽく裏目っていうのではある
今映画ドットコム見てたら2.4ってなってますね点数ブレアウィッチ
サプライズ2.9って嘘でしょせめて3点台はあるでしょ
私もその前回の後にそういうレビューサイト見て
いやすごい世間の人自分の感覚はくりしすぎているかもしれない問題
そこは気にせず自信を持ってもらって
作品書いていいかって
でも良かったですある程度楽しんでいただけて
いや非常に楽しみました
特に僕はあのまりさと続けてみたんで
なんかちょっと妹で知ってるタイミングで
すごいなんかこの唐揚げ全然妹でせえへんわって歯ごたえいいし
ちゃんと肉の味濃いしもういいねって思いながら見てましたから
見る順番としてはあのまりさの後にプロジェクト見たんですね
そうですそうです
逆だったんで
あのまりさを見直したのを昨日見直したので
しんどいなって思いながら逆ですね完全に
順番的に言ったらマイケルとか速攻死ぬタイプじゃないですかホラー映画で
しょうもないしょうもない男
一番真っ先に
りさが最後まで残るタイプですからね
なんかちょっと変なこと言っちゃうんですけど
あのまりさでモザイクとか当たり前かもしれないですけどないじゃないですか
ホラー映画って男性域切り落とした時モザイク入ったりするんですよ
で人の頭にはモザイク入らないじゃった頃になっても
私の中でその謎がわからなくて
もしかして本物なのではとか思ってしまうんですよ
本物なのでは
作り物だったらモザイクかける必要ないじゃんと思うんですよ
モザイクかけてるってことは本物なのでは
どうしようがこれは
そんな発想なかったわ
ぐらい純粋に私はホラー映画見てるんで
映さないことで逆にリアル感出るっていうのはありますよね
そういうあれなんですかね
これは見ちゃダメなものなんで
見ちゃダメなものなんですっていうのを言われれば言われるほど
すごい恥ずかしいこのモザイクの向こうにはすごいものが映ってるんだろうなって
見えないこともないかな
確かに確かに
私みたいなやつが本物なのかって思ってしまいますもんね
そのファンタジーは生き続けるわけですよね
54:00
ホラーのファンタジーは
ここに映ってるものは本当に人が死んでるのかもしれないっていうファンタジーは
そこに常に残り続けるんですよ
マジモンのスナップフィルムや
他の部位まで全部映ってんのに
ここだけモザイクかけるんと思って
切り落とされたときの状態とかによるのかとか思って
いろいろ考えたり
切ったらどうなるんだろう
どう
断面とかどうなるのかなって
そこが名言されないことでファンタジーは生き続けるわけですよね
あくまでファンタジー
サプライズあと
敵が意外としょうもなかったですよね
種晴らし的にしょうもないからこそいいっていう感じなのかなと思ったんですけど
サプライズ続編待望論者としては
敵がもうちょっと立ってた方が続編が出た可能性があるかなと思って
例えば今回だったら
要は雇われの殺し屋なわけですよね
次男と三男に雇われて
遺産創造のために雇われた殺し屋なわけですけど
普通のチンピラなわけじゃないですか
メンタル的には
もうちょっと状況一致した殺人鬼だったら
あいつらのキャラが立って
あの日死んだはずの動物仮面の3人組が再びみたいな展開ができたと思うんですよね
キャラ立ってたら
それで中身変わっててもいいと思うんですよ
模倣犯だったみたいなのでも
それで主人公がずっとあの動物仮面の奴らに
なぜか巻き込まれ続けるみたいな話になってたら
きっと続編出せたと思うんですけど
あいつらがしょうもない悪人だったっていうのが
サプライズの話としての収まりの良さであると同時に
めちゃめちゃ強いフックがないことで続編が出なかったら
惜しいところでもあるのかなと思って
結構ほんと上品なんですよね
なんかエグい死に方そこまでしないし
割と死に方リアルだから
本当にさっきも言ってた首チョンパとかがあったら
なんかもうその語話方面でちょっと際立った作品として
2みたいな感じになったのかなって気はしないのもないんですけど
なんかその喉越しの良さ上にも
一度食べたらうんよかったっていうので
なんかあんまり中毒性がない感じがあるなと思って
本当だから仮面かぶるんだったら
それこそレザーフェイスとかジェイソンとか
マイケルマイヤーズとかね
ホラーアイコンになったキャラ2人いっぱいいるわけじゃないですか
あいつらのキャラ立ちに比べるとやっぱその上品というか
普通の殺人する人って感じなので
もうちょっと脂身の多い肉を乗せて欲しかったかなって
どんぶりにって感じちょっと思ったりはしたんですよ
前回のジャケットとかでも
その仮面をかぶったやつの印象が強いと思うんですけど
その割にはっていうとこありますよね
バイトやんみたいな
そうですね
あの猟奇性みたいなのを期待したところはあったじゃったので
やっぱりその仕事で殺人はしてるけど
57:00
その殺し方が妙に猟奇的で上機を意識してるというか
単なるプロフェッショナルだったところは
もうちょっと脂っ気と塩味濃くてもよかったかなって
気はしたりはしましたね
あいつらってやっぱり一応殺し屋のプロなんですかね
わかんないですね
あんまり僕プロ感ないというか
なんか本当にただのチンピラというか
金持ってきのただのチンピラなんじゃないかって思ってるんですけど
にも見えますね
あいつに注かされてやっただけのぐらいの
じゃないとたぶんあの釘とかたぶん平気で引っかかるようなぐらいだから
たぶん殺しとかもたぶんしたことほぼないんじゃないかぐらいの
チンピラなんじゃないかと思ってる
あそこのシーンめちゃめちゃ間抜けですもんね
窓越えようとしたら釘が立ててあって
おいおいやってくれるじゃねえかと思って近くに足を置こうとしたら
手前踏んじゃったってあれ本当に
トムとジェリーとかホームアローンで起こることできようとしたんですからねあれ
そうそうそう
なんかイーダー格の人はなんかめっちゃこう
俺はできるぜ感ありましたけど
結局なんかあんまりうまくいってない感じとかも含めて
たぶん本当ただのチンピラだなって思ったんですよね
でたぶん僕見た当時なんかここまではなって思ったのがやっぱり
さっき言ってたその動物の仮面の男たちの
猟奇性というかなんか取ったキャラクターとかがなくて
なんだこのしょこい感じがっていうのを思ったのが
たぶん原因かなっていうのはちょっと今思いましたね
そうですね確かにねそこのねミスマッチはあるんですよね
イメージの鮮烈さと
いやこんななんか真剣に語ってもらえる作品だったなんて
今ちょっと感動した
いやあの今だからこそっていうのもあるかもしれないです
10年前だとたぶんあんまり食い応えのない映画だなって思ってた気はするんです
なんかその語れる手数は多少増えて
ちょっとこの収まりの良さが心地よいみたいな
変にいびつさのないこじんまりといい感じの形したホラー映画が
今はちょっとどこか愛おしいみたいな感じの状態なんで今は
これがたぶん若かったらしょうもない映画見たなって思ってた可能性もあったかなと思うんですけど
なかなか拾い物だったかなって思いました
大人になったなって思う
面白いと思える大人になったなって良かったなって思いました
味付けの濃いものばかり好む子供にはわからないわびさびの効いたホラー映画
ちゃんとわかる大人になったぜっていう
数見てるからこそ
そこまで言うと言い過ぎやなさすがに
いやでも楽しかったですいい映画でしたありがとうございました
てな感じでプレゼンタイムワープ第1回は終わりたいかなと思います
第2回次回は私と原口さんがプレゼンしてそれを見るという形でいきたいかなと思います
1:00:06
はいではプレゼンタイムワープ第1回をこれにして終わりたいと思います
はいそれではまたお会いしましょうさよなら
01:00:39

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