始まりました。映画の話したすぎるラジオ、第208回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長のマリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけで、今回なんですけども、山口さんの方がご多忙のため、映画の方もちょっと見ることができなく、ちょっと収録参加できないっていう風になりまして、今回は2人でまた話しましょうかっていう回になっております。
2回連続揃わないって感じになりましたけど、前回もちょっと僕お休み。
2人回続いておりますけども。
そうですね。お休みしちゃったのであれなんですけど。
じゃあ、近況の話入っていきましょうかね。
はいはいはい。
じゃあ、大石さんから近況の話をちょっと伺えたらなと思うんですけど、どうでしたか?
そうですね。相変わらず仕事が変わってめちゃくちゃ忙しくて、平日にほぼ映画を見に行けなくなっちゃったんですけど。
生活変化ね。大きいですよね。
どう変わったか、どちらかというとポジティブな変化なんで、どう変わったかは僕の方の話ながらね、俺たちの方でも話してるのでそっち聞いてもらえたらなって思ってるんですけど、
ざっくり言うと忙しくなった中で、でもとりあえず2作品はちょっと話したい作品があって、
まず1つは名作っていうか、古典と言ってもいいと思うんですけど、ニューシネのパラダイスをようやっと劇場で見まして。
劇場でやってた?
そうですそうです。ちょうど湘南の方にあるシネコ屋さんっていう、元写真館を改装して作った街のミニシアターみたいな場所があるんですけど。
へー。
1階カフェになってて2階で映画館上映してるみたいな。
ほうほうほう。
そんな感じの場所で、そこで8周年記念としてニューシネのパラダイスを流すみたいなイベントをやってたんで、そこ行ってきたんですけど、ほぼ満席の中で見るみたいな。
へーすごいですね。
正直見る前は、ニューシネのパラダイスって映画好きほどオーディオ振って好きとは言いづらい映画のタイプだなって気がしてるんですけど。
そんなイメージちょっとありますね。
ありますよね。
名作だけど、映画ファンぐらいになるとあんまり名前出さないみたいな感じのイメージはやっぱり常にあって。
だから正直結構敬遠したところがあるというか。
どんな感じなのかっていうのは、すごい映画愛あふれた作品なのかなぐらいなすごい緩いイメージで見に行ったんですけど。
見てみると、招築映画だなって感じがすごいするというか。
ほう。
なんていうんですかね。
コメディあり、涙あり、人情ありみたいな感じで。
トラさん的な?
そうそうそう、トラさんとか釣馬家的な。
ああいう招築映画の匂いがするなっていう。
招築映画だけど、招築正月映画って言った方がいいですかね。
あーはいはいはいはい。
教習というか懐かしさみたいなものを権限させたらこうなるなっていう。
正直そのストーリーあるようでそんなにないというか、そこは実は重要じゃないようなところもあったりして。
なんて言えばいいんですかね。
懐かしさを上に書いて形にしたらこうなりますよねっていうのをエリオモリコーネのあのメロディーとともにちょっとしつこいくらいまでに演出してくるっていう。
あーなるほどなるほど。
その味の濃さがもはやこの映画の装だなっていう感じがするというか。
屋台の焼きそばってたまに食べたくなるじゃないですか。
わかりますよ。風情込みでおいしいって思うやつですね。
特に味がすごい好きとかそういうわけじゃないんだけど、でもお祭りに出たら焼きそばちょっと買って食べたいじゃんっていうその感じ。
その焼きそばの味には子供の頃に行った夏祭りの焼きそばの味がちょっと隠れてるみたいな。
なんかそういう映画だなって思って、なんかそういう意味ですごい満席の劇場で見たっていうのもすごいあったと思うんですけど、楽しめた作品だったなっていうふうに思いましたね。
映画館で見れてよかったなと思いますと本当に。
そうですね、やっぱり映画館にまつわる映画っていうのをやっぱり映画館で見るっていうのは、それはやっぱり体験としていいよなっていうのはやっぱりありますよね。
僕実は見たことないんですけど。
いやーなかなかね、逆に配信でじゃあ選んでみるかって言ってもちょっとうーんっていう。
そうですね、なんなんでしょうね。
名作だとは知ってるんだが見てないみたいなタイプのやつなんですけどね、僕の中で。
だからなんて言うんですかね、普通にいい映画、普通にっていうのが難しいんだよな。
軽い気持ちで見てしっかり中身のあるものを持って帰れるタイプの映画って言い方をしたらいいんですかね。
そういう感じの作品で。
それこそちょっとだけ例えばゴーストワールドみたいなところに繋がってたりとか、テーマというかあるポイントがですけどね。
ただそれを言うことで、この街に帰ってくるなっていうことで、より教習の感情が強くなったなって思ったというか。
メッセージとは逆のことが出てしまう。
メッセージというかセリフというか中身というか。
っていうのもなんかちょっと見てて面白いというかねじれてるなと思って、なかなか面白く見ましたという感じなのと。
あとあの、まだたぶん途中のはずなんですけどガンリバルのシーズン2を途中まで見まして。
話題ですね。
いやーおもろいですねシーズン2も。
そうなんですね。
そうなんですよ。でちょっと話したいのがキャスティングで、シーズン2から新しく登場する2人のキャラクターがいる。
2人っていうか何人かいるんですけどそのうちの2人の話をしたくて。
はいはい。
役名はさすがに定かじゃないんですけど、そのゴトウケってあったじゃないですか。
ちょっと僕は見てないんであれなんですけど。
そうか。そうなんですよ。
実は見てなくて。
まあでもあれですよね。あの村の何か流行ってるなんか名家みたいなやつでしょ。
そうそうそう。で名家があってその一家がまあその村のすごい権力の上に立っていると。
あーなんかそんな感じのはちょっと横継の感じからは。
はい。そうそうなんです。でそこにまあ駐在っていうかまあまさにおまわりさんとしてヤギレユーヤが来るんですけど。
まあヤギレユーヤなんで向こう向こうで権力プラス暴力なんですよ。
向こうも向こうってそうっすね。
で暴力にはヤギレユーヤぶつければいいっていう。
もうなんかすごいそれはそれは絶対やばいなって言ったんですけど。
シーズンはもう本当にまあその緊張感がずっと流れてるみたいな。いつここの火花が散るかみたいな。
中で後藤家はどういうことをしてる人たちなのかってことが徐々に明らかになってくるっていうのがシーズン1だったんですけど。
シーズン2はもう明らかになったんでまあ全面戦争になっていくんですけど。
その全面戦争のその結構なキーマンになってくる2人のキャラクター。シーズン2から出てくる2人のキャラクターが中島彩室と山本ナイルが役として登場して出てくるんですよ。
もうなんかこの2人出てたらこうにんまりみたいな感じなんじゃないですか。
もうこの人たちが出てる作品見応えあるでしょみたいな2人ですよね。
そうなんですよ。でしかもあの2人があんまり僕らが多分あいいなって思うタイプの方がに重ねてる2人じゃないですか。
でその2人がなんていうんだろうな。
その映画では絶対できない表情を楽しそうにやってるんで。
あーなるほど。またイメージがガラッと違う感じというか。
そうですそうです。中島彩室なんかサイコパスの殺し屋というか。
でも確かに見た目結構ごつそうじゃないですか。
そうなんです。結構でかいんですよ背が。
あー確かにはまりそうですね。
めっちゃいいんですよ。ただ立ってるだけで怖いシーン。
あーそれいいですね。それ見たいですね。
そうなんですよ。で一番話し通じなさそうな演技ができてるというか。
えーすごいなそれ。
ここに中島彩室回ってたのマジザグミがザグミだからだと思うんですけど。
本当にさすがだなと思って。
山本ナイルも山本ナイルで信頼していいか分かんない後藤家の娘。
町から帰ってきたというか連れ戻されてきた娘。
でどうやら後藤家を裏切ろうとしてるんだけど自分だけ逃げようともしてる感じっていう。
あーあんまりあれですね背中預けたくないですね。
目的は一緒なんだけどあんま預けたくないみたいな人ですね。
そうなんですよ。でその彼女にいろいろな人が翻弄されていくっていう。
あーなるほどおいしい役ですね。
山本さんは自然派な演技をされることが基本的には多い人だと思うんですけど。
今作はその自然派の演技が演技として出るから騙されるんですよ。
うわーすごいな。
それはまた今まで見てた山本ナイルさんの演技とはちょっと違う展開の仕方ですよね。
それはなんか面白いですね。
ていうのは本当にガンニバルって話の作りもそうだしめちゃくちゃ銃が出てくる。
日本舞台に銃が出てくるってところもあると思うんですけど。
なんか多分見てて役者たちがめちゃくちゃ楽しそうなんですよね。
多分この作品でしかできない役というか演技ができるっていうのを全面にみんながやってる感じがあって。
なんならシーズン3やぎやぎはちょっと北野崎市ですからね。
一番前世紀の頃の。
はい、ありがとうございます。じゃあちょっと僕の方の話していきたいなーと思ったんですけど、
はいはいはい。
まず、前回お休みしちゃったので、片思い世界なしちょっとだけしたいなーと思って。
はいはいはい。ぜひぜひ。
ここでは全然ネタバレとかできないですけど、
前回の回を聞いて、大石さんの言語化能力の高さに、僕はビビり中で勝ちまして。
ありがとうございます。
いや素晴らしい感想だったなって思ったんですけど、
いや本当はもう僕言いたいことこれやんっていう感じで、いやめっちゃ良かったっすねみたいな。
嬉しい、ありがとうございます。
っていうのがめちゃくちゃ伝えたくてみたいな。
いやもう正直僕見たとき、これやべえなと。
これ好きなの僕だけだなって思ったんですよ正直。
めちゃくちゃ、確かに言いたいことたくさんある映画なんですけど、
あまりにもなんていうか、主人公たち3人の周りの人間たちの描き込みのなんとも浅はかな感じみたいなのは、
かなりノイズではあったんですけど、ただちょっとやっぱ片思い世界って何さっていうのが立ち上がってきたときに、
これも好きにならざるを得ないなってちょっとやっぱなってしまったとこがあって、
ちょっともう劇の不恰好さは認めるが、これは僕好きだなって思ったんですよねっていうのがあって。
だから正直、劇中に出てくるあのラジオ。
あいつみたいな感じのヨマイ事を言ってるレベルで僕は好きだなっていうか。
多分みんなこれ嫌いって言うけど、あいつだけなんか訳わからんこと言ってるじゃないですか。
あんなイメージだったんですよ僕見たとき。
あ、僕これ好きな人1人だなって思って。
それはそれで片思いな感じしますね。
なのかなって思ってたら、大石さんも結構3位寄りというか。
そうですね。
坂本竜二論としてというか。
良い感じにちょっと捉えてて、はぁ仲間がいたーって思って。
同じレイヤーの人いたーって。ちょっとネタバレ気味ですけど。
の人いたーって言って僕はすごく嬉しくなりましたね。
あー良かったです。
めちゃくちゃ良くて。
しかもそっからもうなんか、あの3人はタイガーズファンになればいいとかいう訳のわからん暴論まで飛び出してて。
すげー面白い回だったなって思って。
確かに。
すんごい、僕の中にとっての好きの良かったなってポイントのすごい芯も捉えてくれてるし、
訳のわからんとこにも飛んでいくしみたいな感じで、すごい回が面白くて。
いや素晴らしいなーって。
お二人さすがやなーって思いました。
いやお恥ずかし限りです本当に。
いやいやいや。
僕もすごい良かったと思ってたので。
良かった。
やっぱちょっと、そうなんですよね。
もう詳しくはあの、聞いてください。
僕言いませんけど。
大石さんがズバリ全部言ってくれてるんで、
僕もそれに全ドッカリしたいくらいです本当に。
そうなんですよねー。
坂本一作品振り返ってみるとやっぱ彼ってすごい、
日常の中にファンタジーを潜り込ませることが得意な作家なんだなっていうことをやっぱ思いますよね。
うんうんうん。
そうですね。
であとやっぱりすごい深海誠っぽいっすよねーみたいな。
まあそれは今のもはなそうでしたね。
特にやっぱ今作とファーストキスでちょっとそこに寄ってきたなっていう感じですよね。
うんうんうん。
めちゃくちゃ寄ってきてて。
でまあファーストキスの方が上手くいってるんですよね、そこに関しては多分。
そうですね、多分チューニングが上手くいってるっていう言い方をしてもいいのかもしれない。
でちょっと片思い世界はちょっとやっぱ崩れちゃってるところは正直やっぱあるから、
なんか相対的にやっぱ深海誠ってすげーなとも思ったりもしたんですけど。
まあ確かに両方やってますからね、脚本と。
あれをバンバン成立させてやってしまってるところはあるので、っていうのはやっぱすごい思ったりとかして。
そうなんですよね、やっぱすごいそこともやっぱ片思い世界見てる時に連想というか繋がったりもしたし、
あと僕の好きなシャマラン的な要素もありつつみたいなところもあり、
やっぱこれすごい切なる願いとか優しさに持って作ってられた作品だなっていうのを僕はすごく感じられたので、
やっぱこれはちょっと嫌いになれないっていうか、っていう作品になってましたね、僕の中で。
ちょっとネタバレなしで話せないので、ネタバレなしでここぐらいしか喋れないのでちょっとこんぐらいにしておきますけど、
僕はめっちゃよかったよっていう感じですね。
話し終わった後に、別の坂本雄一作品、これもあげればよかったなってちょっと思ったやつがあって、
あの時は大野寺戸箱と三人の元夫の話を軽くしたんですけど、
そのレイヤーは違っても存在するかもっていう点においては、初恋の悪魔っていう、大野寺戸箱の後に出たドラマかな。
仲野太賀と林健と、仲野太賀だっけな。
あとは、名前忘れちゃった。
結構若手4人の有名な人たちが出てるドラマがあるんですけど、
それの中盤までは結構普通の刑事ドラマなんですけど。
あ、刑事ドラマなんですか。
そうなんです、刑事ドラマなんです。4人とも警察官という。
初恋の悪魔っていう名前がついてるだけあって、そこから恋愛物にだんだん発展していくんですが、
ちょっとね、びっくりするというか、あ、そっち描くんだっていう。
後半以降は本番って感じがするドラマなんですけど、それもちょっと片思い世界的というか。
まさにレイヤーが違う2つの話をしてるっていう意味で初めて見る作品だったんで、
多分マリオンさんはどっちも好きじゃないかなって思います。
いや、そうか。
僕は思った以上に坂本雄二とのシンクロが、波長が合うんだなっていうことがより分かりました。
あんまドラマを追いかけてなかったので。
特に最近は、より現実の中のファンタジーっていう、まさに新海誠が得意としてるところを坂本さんもやろうとしてる感があるんで。
そうなんですね。
初恋の悪魔は面白いですよっていう。
そうなんだよな。まだ僕、新海誠と坂本雄二のスイッチインタビュー見てないんだよなーみたいなことあるんですけど。
そっか、やってましたね、そういえば。
そうそうそうそう。なんかね、やっぱちょっとそこにシンクロニシティがやっぱあるなーというか。
っていうのはやっぱちょっとすごい感じましたね。
ぜひぜひ見てみてください。
はい、ちょっと見てみたいと思います、これも。
あと映画は、映画だと、アランギロディ特集っていう。
はいはいはいはい。
フランスの映画監督の特集上映というか。この監督の3本、今、映画館でかかってますよーみたいなのがやってて。
多分、全然知らない人は全然知らないというか、僕も今回の特集で初めて知ったぐらいのレベルの人なんですけど。
日本で初めて公開される作のスタッフです。てか、アランギロディ自体が初めて。
そうですね。まあなんかその映画祭とか、フランスの映画とかをやってるあのアンチティテューセフランセとかあの辺とかでやって、上映とかはされてはいるんだけど、
まあこういう一応、映画館でやるっていうか、全国規模でやるっていうのは今回が初めて。
そうですよね。
っていう。
興行の形ではあんまり出てくことなかった方ですよね。
そうですね。ただものすごく評価されてる人で、フランスの映画大使のカイユジュシネマとかっていうので、その人の作品が一番とってたりみたいな。
レベルで評価されてるような人の作品っていうのは今見れるっていうので、そのうちのちょっと僕2本。
「湖の見知らぬ男」っていう作品と、「ミゼリコルディア」っていう作品を見たんですけど、
はいはいはい。
あのどちらもねバチバチに面白いっていうか、すごいですよこれ。
気になってんだよな。
ヤバかったです。特に僕「湖の見知らぬ男」がめちゃくちゃすごかった。
あれあらすじ読んだだけでも結構変な作品じゃなかったですか。
めっちゃ変ですよ。全部言っとくけど2つとも変です。変ですっておかしいですけど。
見たことないです、こんな映画。みたいなレベルの話ではあります。
そうですね。先にちょっとミゼリコルディアの話しようかなと思うんですけど、
これが一応最新作。去年から作られた作品で、それがほぼリアルタイムじゃないですけど、直近で見れるっていう感じ。
で、このミゼリコルディアって聞いたこともないワードじゃないですか。
そうですね。
一応これ慈悲みたいな意味があるらしいんですけど、許しとか慈悲。慈悲深いとかの。
っていうのが意味としてはあって、話がよくわかんねえんだよなあ、これなあみたいな。
いや、話はあるんですよ。で、全然追えないことはないんですけど、説明したとて、なんで?ってなるんです、これ。
フランスのある村が舞台なんですけど、その村に一人の若者というか、かつてそこに住んでた若者が帰ってくるんですよね。
なんで帰ってくるかっていうと、親しくしてた家族、別の家族なんですけど、のパン屋さん移動なんで、
で、そのお父さんが亡くなったっていうことで、お葬式で帰ってくるんですけど、で、そっから、なんか、なぜかこいつは葬式終わった後もその家に居つきだし、
で、そこの家族の息子がいるんですけど、「お前いい加減帰れよ!」って来られてもずっといるし、なんでかなあみたいな。
で、なんか、この人のパーソナリティーがあんまり実はよくつかめなくって、その主人公というか、その帰ってきた、その久しぶりに帰ってきた主人公が、
なんかその、なんて言うんでしょうね、セクシャリティがよくわからないって言ったらいいんですかね、ジェンダー、セクシャリティじゃない、ジェンダーがよくわからないっていう感じですかね。
なんかどうやら亡くなったお父さんにめっちゃ気があるようでもあるんですけど、けどなんか、その奥さんにも普通になんか気あるし、
なんか誰とでもなんか親密になりたいみたいな感じの人なんですよね、なんか。態度がちょっとふわっとしててよくわかんないんですけど。
で、そいつが主人公があることを引き起こしていってしまうみたいな話になってて、なんでって感じなんですけど、本当に。
たしかに、全然そいつの意図がつかめないというか。
そうなんですよね、そうなんですよ、なんというか本当にちょっとジェンダー的なというかが結構、いわゆるなんかその、なんというか固定化されたものっていうのが全然なくって。
まあ確かに。
うんうんうん。
不思議では今のとここれがピークって感じですけど、今のとこ僕の中で。
そうなんですね。
うん。で、湖の見知らぬ男が、これも不思議な話で、どういう話?って言われても困るんですけど、
まだこっちの方がなんかいろいろわかりやすくはあるかなーみたいなというか。
ほうほうほう。
というとこはあるみたいな感じで。で、これ舞台が湖のほとりなんですけど。
で、そこがいわゆる発展場?
なるほどなるほど。
芸能クルージングスポットっていう。
うん。
になってる場所が舞台なんですけど、そこで主人公、若い男性がいるんですけど。
うんうん。
そこであるこの人いいなーみたいな人と知り合うことになるんですけど。
うんうん。
ただそのすごいこの人と寝たいみたいな人が、もうなんかすでにパートナーがいるみたいな。
なるほどなるほど。
結構そのパートナーが結構ジェラシーをやりちゃうわけですよね。
はいはいはい。
結構嫉妬深い感じの。
はい。
みたいになっちゃうんですけど。で、ある日、なんかその主人公にとっていいなーって思ってた人と、
そのジェラシー、その三角関係の相手がなんか、殺人現場を目撃しちゃうんですよね。
あっ。
主人公が。
いいなーって思ってた人のパートナー、いいなーと思ってた人がパートナーを湖で殺しちゃうみたいな。
おおー。
を見ちゃうって。
修羅場ですね。
だけど、ただ主人公はそんな場面を見ていたんだけども、その男の本能に逆らえず関係を結んでいってしまうっていう。
はあはあはあはあはあ。
話が一個と、あとそこの場で出会うおじさんがいるんですけど。
うんうん。
そのおじさんとの交流もちょっと大事になってくるみたいな。
へえー。
で、そのおじさんは、クルージングスポットなんだけど、すんごい自分、誰ともかかりたくないみたいな感じで端っこにいて。
はあはあはあ。
で、誰かとそういうナンパとか、性行為をしたいとか、そういうわけでもないけど、それが別に重要じゃないっていう風に思っていて。
ただ、人との繋がりは欲しいみたいな。
はあはあはあはあ。
みたいなちょっとこう、複雑なというか、バランスのもとに生きてるみたいな人で。
なんかわかる気はする感じの。
そうそうなんですよね。
うんうん。
そう、結構ちょっとその気持ちすごい僕もわかるなって思って。
うんうんうん。
で、なんか奥さんがいて離婚してっていう感じで、でも男の人とも関係を持ったことがあるみたいな。
うーん。
うんうんうん。
まあそういうバランスの人みたいな感じで、まあそんな中年男性のおじさんとも仲良くはなってくみたいな。
はあ。
っていうのがあって。
そこが、友情としてって感じ?
まあそうね、友情というか、感じなのかなというか。
まあそこで深く結び合える関係があるんじゃないかなっていうのを、まあ問いたいのかなみたいな。
うんうんうん。
と思うんですけど、ただでも舞台がやっぱりそのクルージングスポットなので、まあ要はもう、まあ欲望を叶えるためにもあるし来ている場所じゃないですか。
そうですね。
そう。だからそこの狭間であるし揺れるというか。
あー。
うーん。っていう話にもなってるというかね。
うんうんうん。
もう、まあ一方その欲望をぶつけたいと思っている相手がまあとんでもなくやばい奴みたいな。
というその、どっちを取ってもなかなかこう成り立たないみたいな感じの、なんか狭間で主人公がどう、どういう風になっていくのかっていうのがちょっと描かれてくるね、話。
なるほどなあ。
うーん。
面白いですね。さっきスカートのその、ミゼルコディアと湖の見知らぬ男に関しては結構セキュサリティに関する話と、そこ何かを混ぜ込んでくるっていう。
そうそうなんですよね。そう。そこがやっぱ、ある種型破り、クイアであるっていう。
うーん。
まあ本当にクイア映画のまあ歴史に名を刻む人なんですけど、この型って。
うんうんうん。
っていうのが本当にまあ確かにその通りだなっていう風になってて。しかもこの2作すごいのが、湖の見知らぬ男はもうバリバリなんというか、性行為ガンガン描写するんですけど。
うん。
一方ミゼルコディアは一切ないんですよ。
あ、ほうほうほうほう。
なんか同じ監督作でこんなになんかガラッと変えられるんだっていう。
確かに。
のもちょっと衝撃的だったし、もうコントラストがすごいなっていう風にもすごい思いましたし。
うんうんうん。
けどすごくやっぱり型破りで面白いっていう。
うーん。なんていうか、なかなかいわゆるそのヘテロセキュサリティだけを描くと見えてこないサスペンスがそこにあるって感じがしますよね。
そうです。本当にその通りですね。
いやそうなんですよ。もうだからちょっと、本当に湖の見知らぬ男に関しては、めちゃくちゃやっぱ絵も美しいし、でもまあそういった性行為もたくさん描写されるんだけど、決してポロノグラフィーではないみたいな。
うんうんうんうん。
っていうところのものすごく芸術的な高さとかも含めて美しさ、それとやっぱり逆らえない本能の話とか、あとその性行為を伴わない深い繋がりって成立し得るのかみたいなのを問いとしての話としてもなんかちょっといろいろ、ちょっとねネタバレなしでしゃべれないのもあるんですけど、いろいろ考えてしまうよなとは僕はすごい思ってしまって、
そうならざるを得ないのかなーみたいなとかをいろいろね考えてしまったりとかもちょっとして。
そうっすよ。だから男女の友情は成立するか論とかってヘッテロセクサリティ前提の議論があるじゃないですか。
はいはいそうですね。
でもそこはホモセクサリティの人だったらよりそれが多分顕著にあるものだったり、あるいはでもそういうわけじゃないよっていうことだったりするっていう。
そうなんですよね。ちょっとだからどうだったんだろうあれはっていうのをやっぱりすごいいろいろ見たら考えたくもなるし、ただ映画としてこんな映画見たことないって感じがするので、もうそれだけでも本当にちょっと衝撃度は本当にすごかったっていうのはありましたね。
飛びたいんですけど逆に東京だとまだ見づらいんですよね。
意外と見づらいですね。
日中の時間帯にある劇場で、イメージフォーラムなんですけどイメージフォーラムだけでしかやってなくて、もうちょっとしたらいろんな劇場他にも回ってくるんですけど、今はちょっと見づらいんだよな。
いやもうちょっと是非、東京だとね、あとなんかイベントとかになるけど、他の作品とかもアランギルディーのやつ見てたりとか、これに合わせてやってたりとかもするっぽいので、もう終わってるのかもしれないですけど。
いやでもちょっとこれはやっぱすごいっすよ。これ一見の価値ありって感じです。僕は特に湖のミシェラの男は大好きって感じですね。
いやー見たいっす。めっちゃ見たいっす。
これめちゃくちゃすごいかったっす、ほんとに。で、あとちょっと映画関係の話になるはするんですけど、あるちょっとイベントに行ってきまして、九条怠け者会という会に行ってきまして、何やねんこの会と。
名前だけ聞いても何のことかわからないと思うので、一応ちょっとご説明したいと思うんですけど。これきっかけっていうのが一応、簡単に言うと僕らみたいな、映画の話しさすぎる場みたいに、映画の話をする場をもう作ろうよみたいな。
が、掘ったんで。で、まあ発起人が、我々の去年の年間ベスト会に出ていただいた陽子さんと、あと映画ライターの傷つよしさんと、あとシネヌーボの支配人の山崎さんの3人で、こういう映画の話とかができるような、ビールを飲みながら話できるような、
ビールを飲みながらというか、映画の話ができるような場が欲しいねっていうので、ちょっと作ってみようかみたいな感じで作った会というか、企画という感じですね。
なんか、あれですね、それこそ秋かうりすまき監督の、なんか、木の雷火っていう映画館作ってるんですけど、そのドキュメンタリーあったじゃないですか。
で、あそこで、ライターの傷つよしさんがシネヌーボでトークイベントやられて、それの打ち上げみたいなときっていうかに、そういうできたらいいよねみたいな話になって、みたいなことが伺ったんですけど。
そういう、なんかこう、映画を起きてにいろいろこう、面白いなって思ったことをゆるーく話すような空間っていうのを作りたいなっていうことで、
0回プレオープンみたいな感じで、こうやってみようかっていう感じで開催したっていう感じなんですけど。
で、そこの会場がモモブックスっていう独立系の本屋さんで。
あ、本屋さんだったんですね。
そうですね。あの、1回、あれですよね、大石さんと一緒に僕行ったことあると思うんですけど。
あ、あそこか。はいはいはいはい。あれだ。
そうそうそう。1回、大阪に大石さん遊びに来てくれたときに、こういう本屋あるよっていうことで僕と一緒に遊びに行ったことあるんですけど、あそこで、そう、やってて。
うーん。
そう。で、あの、行ったことあると思うんで分かるんですけど、雰囲気もすごくね、いい場所じゃないですか。
よかったですね。あの2階でってことですよね。
そうですね。あそこの2階で。
はいはいはい。
まあ1階でもあの、あふれて立ち話しながら、あの、お酒飲みながら喋ってたりもしてるんですけど、そうそう。まあそういう緩い会というか。
うーん。
の、やってて。で、ただ0回で、まあプレイオープンみたいな感じだったんですけど。
うんうん。
まあ僕も行ってみて、でも計何人ぐらいかな。20人ぐらい集まってて。
おお、いいですね。
もうかなりね、盛り上がってて。
うん。
本当はこの回、まあそのプレイオープンの時にどんな感じしようかねみたいな話しちゃおうかみたいな、軽いノリで始めちゃったみたいなんですけど。
うん。
でも全然もうここんだけ人集まってたら、もうこんな感じでいつも通り集まってベラベラその場でこう、会った人となんかいい話できるみたいな、全然いいよねみたいな感じにはなってたんですけど。
うんうんうん。
僕もすごくなんか楽しくお話ができる場所で、すごい楽しかったので。
うん。
もうやっぱりこういう映画の話す場っていうのはなんかもう多ければ多いほどいいなって思ってるので。
そうっすね、うんうんうん。
そう、どんどんこういうのがバンバン増えてきてほしいなっていう大阪にも、そう。
確かに、東京は確かに結構いくつか有名なところというか大きなところがありますけど、大阪は意外とね、小さなところが多分各所でちっちゃくやってる感じ。
そうなんですよね。
ですよね。
各所では多分やってるんだけど、あんまりこう認知度がなかったりとか。
うん、あるいはちょっとクローズだったりとかね。
そうそうそうっていうのがやっぱあるので、なんかこういう場を、僕もいろいろアンテナ張っていろいろ知りたいなと思うし、どんどん増えてほしいなって思うので。
なんかまた、もう今回もゼロ回を受けてまた次またやろうかなっていう風に話は上がってたみたいなので、またちょっとその時があればちょっとぜひ参加していただけたら、僕も嬉しいなって思いますし、また行きたいなっていう風に思ってますね、はい。
楽しそうですね、それは。
本当にいろんな年代の方がいらっしゃってみたいな感じで。
多分映画バーとはまた結構違うお客さんの感じ。
あ、でもそうですね。
ですよね。
映画バーで見かけたお客さんとかはいなかったですね。
うんうんうんうん。
でもなんか我々ごと認知してる方はいました。
あ、本当ですか。
で、なんか行きたいなーって思ってたけど、ちょっと日程とかが合わなくて、みたいなっていう人は一人いらっしゃいましたけどね。
だからポッドキャストも聞いてますって言われて、ありがとうございますってなったんですけど。
なんかやっぱり大阪でこういう映画のイベントって調べたら、やっぱ映画の話しさすぎるバーが結構トップぐらいに出てくるっぽいんですよね。
あーそうなんですね。
それで、あ、そんなのあるんだーっていうので、認知はしてもらって、行ったことはないけど、とか行きたいなーと思ってるみたいな人がもしかしたらいるのかなーと思うんですけど。
うんうんうん。
なるほど。
そうなんですよ。
まあ別にでもね、我々一挙とかじゃなくても全然いいので。
いやもう、だもん。
本当にそれは。
そうですよね。いろんな種類というか、いろんな映画の話ができるバーがあってというか、コミュニティーが多いに越えたことないですからね。
そうなんですよ。もうバンバン欲しいなって思ってるんで。
うん。
もう至る所行きたいですみたいな。
うんうんうんうん。
いろんな人とお話ししたいなってやっぱ思うので。
うん。
もうちょっとまたぜひちょっとお時間会う方はぜひなんかこちらの九条怠け者会もぜひ遊びに行ってあげたらいいかなと、遊びに来てほしいなっていう風に思ってますって感じですね。
なるほどね。いやーぜひ僕も機会があれば参加したいです。
ただちょっとね、平日開催っぽいのでちょっとそこがネックなんですけどね。
それはそうだな。
平日なんですよね。そこが、まあ平日しか話せない人とかもいると思うんで逆にね。
そうなんだよなーそうなんですよね。
そうそう。もいるので、まあそれはね全然いいんですけどね。
うん。なるほど。
やっぱりそういうのもあって、なかなかこう会ったことない人と出会えるっていうのはあるかなと思いましたけどね。
うん。確かにね。
ってな感じで、銀狂の方はこれで終わっておきたいかなと思いますね。