おそらく800人くらい来てくれたんじゃないかなと思うんですよね。
あ、やっぱ2日間か。
2日間やって99席を1日5回くらい上映したから、
それが2日間でおそらく1000人弱かな。
1日4回か5回かどっちかだったんですけど、800人弱か1000人弱のどっちかくらい入った感じでしたね。
で、それ以外にもディズニー映画であるとか、黒沢映画のフィルム上映とかもやったことあるんですよ。
養人房と生きると天国と地獄が。
国立フィルムアーカイブだったかな。
そういうところでフィルムの提供とかしてもらえる事業があって、それに応募して黒沢映画の上映やったりとか、
あとね、小枝監督のそして父になるとかも上映したんですよね。
その時はその相元オリオンという場所じゃなくて、地元のホールで出張場でって形でやったりとかして、
結構ほんといろいろやったんですよね。
その中の一環がガールズ&パンザ劇場版っていう映画の上映だったんですよ。
で、もともとこのガールズ&パンザって作品、この上映をしようって思う前はそこまで詳しくないというか、
テレビシリーズをサクッとかじって、その後劇場版ですんごいきっかいな映画があるなと思ってて、
で、そこからすごい話題になってたので、じゃあ一度上映してみたいと。
で、もともとその相元オリオンっていう映画館で以前、軽音の劇場版を上映したことがあって、
で、その時にすごい淡路島の外、島外から見に来られる方がいたっていう話を相元オリオンの支配人から聞いて、
あ、なるほどなるほど、アニメ映画っていうのは遠方から見に来てくれるんだ。
しかもわざわざ海を渡って見に来てくれるわけですよね。
で、その軽音の劇場版っていうのがちょっと記憶曖昧なんですけど、
確か2011年かなの映画で、夜中の映画館がデジタルに移行する時期で、
その相元オリオンでの軽音の上映が日本で最後のデジタル上映だったのかな、確か。
で、それを目当てで見に来ていただけたみたいな話だったらしいんですよね。
で、その相元オリオンっていう映画館、また頭のおかしい映画館で、2010年くらいかな、
DCP、デジタルの上映機器を取り揃えたんですけど、その後2013年に閉めるんですよ。
で、そのデジタル導入するタイミングでやめといてよかったのではという。
本当に淡路島って人口が14万人くらいかな、しかいなくって、
正直、現代の映画館が成立する証拠としては人数足りないぐらいなんですよ。
で、しかも淡路島の北の端とか南の端の人だと、
北なら神戸の方見に行くし、南なら徳島の方に映画見に行く方が早いんですよね。
だからわざわざその、あ、ごめんなさい、淡路島の地理の説明が足りてないですね。
スモトっていう淡路島のちょうど中心部、へその辺りにあるところがスモトオリオンの立地なんですけど、
北からも南からもちょうど遠いぐらいの立地なんですよ。
神戸行く方が早い、徳島行く方が早いっていう風な立地なんで、
正直、経営としては難しい感じなんですけど、
でも、DCP導入してデジタルでやっていこうって言って始めたけど、
結局、地元のお客さん入らなくて、2013年に1回休館みたいな感じにしたらしいんですよね。
まあ、あのね、変な試合なんですよ。
あー、ごめんなさい、話めっちゃ逸れてるな。
で、そのガードズパンツァーを上映したらきっとK-ONの時みたいに遠方から来てくれるだろうなと思って、
で、すごい人気の映画だったんで、ロングランしてたんですよ。
ただ、ちょうどゴーデンウィーク入るタイミングぐらい、
2015年の秋公開で、2016年のゴーデンウィークですね。
春休み商戦とゴーデンウィーク商戦のタイミングになったら、
さすがに終映するだろうと思って、
で、そのタイミングでゴーデンウィークにガードズパンツァーの劇場版を上映したら、
日本で最後にガルパンの劇場版を上映した映画館になれるなと思って、
じゃあ、その、なってやろうと。
その爪痕を残してやろうと思って上映したんですよね。
そうしたら、まあ実際、結構来てくれたわけなんですよ。
で、また面白かったのが、ガーズ&パンツァーって音がすごい映画と言われてて、
戦車が走ったり弾を撃ったりで、すさまじい高音が鳴る映画なんですけど、
そのスモトーリオンがすごい小さい箱なんですよ。
99席の箱で、ワンスクリーンで、建物も昭和40年か50年かぐらいに建てられたもので、
結構ガタが来てると。
壁も薄いし、正直普通に映画上映してるだけでも音漏れしてるのに、
ガーズ&パンツァーを上映すると、低音がきつい映画なんで、
周りの家まで響き渡るんですよね。
スモトーリオンの棟ってすぐに民家なんで、
しかもスモトーリオンに来てくれるお客さんが、
ワンブロックぐらい先からもうズドンズドンって音が聞こえたとかっていうね、
変な部分で注目してもらえたりで、結構お客さん来てくれたんですよ。
で、あ、これは行けるぞと。
ただ、このガルパンの劇場版っていうのが本当にロングランにロングランを重ねて、
特に東京の立川のシネマシーですね。
ずっと上映してたんで、最後の上映になれなかったんですよね。
日本最後の上映には。
これは悔しいっていうことで、
じゃあ最後にはなれないかもしれないけど、
変な上映してやろうと思って、
テレビシリーズと、あと1回OVAの1エピソード挟んで、
劇場版っていうのがガーズ&パンツァーの全体の流れなんで、
じゃあそれを1日で全部上映してやろうと。
テレビシリーズ12話とOVA1本と劇場版って、
合計多分10時間くらいかかるプログラムなんですけど、
それをやってやろうと思ってやったら、
本当ネタっぽいことやって、
積み跡残してやろうみたいな感じでやったんですけど、
この時がですね、本当にね、自分の中でももはや伝説なんですけど、
自分の中でだけども伝説ですけどね。
スモトリオン埋まったんですよね。
要はその物語の側をファンがその現実の世界に落とし込んでいっていくことで、
だんだん現実の大洗い自体が観光地としてちょっと育っていくみたいなことが起きたんですよね。
ガールパンツァーの中で。
ここまで成功している地方が扱ったアニメーションで地域振興が起こりたっていうのは、
他の例はそこまでないとは思います。
特に単に舞台にするとかだけというより、物語上のギミックとしてぶっ壊しまくったりしているところが、
やっぱりガルパンがちょっと得意なところではあるなと思って、
やっぱり壊すってでかいんですよね。
怪獣映画とかで、例えばモスラが東京タワーに卵を見つけて東京タワーへしおるだろうとか、
大阪城がゴジラに壊されるだろうとか、
名古屋城がゴジラに壊されるであるとか、
国会寺が壊されるであるとか、
あとまあ博多の街がラドンに壊されるであるとか、
要はランドマークが怪獣によって破壊されることで、
その土地は怪獣に破壊されたっていう物語を得ると同時に、
永遠性を獲得するなと思うんですよ。
怪獣に壊されてるから、もう壊すのは怪獣が先にやってくれたから、
あとはもう存在し続けるだけなんですよ。
みんなの中でそのランドマークは存在し続けることになると思うんですよね。
これはね、某スカイツリーに見習ってほしいところだと思うんですよ。
壊されることで、そのランドマークはより価値を増すんですよ。
で、ガーズパンはそれをやってるんで、
もうバッキバキに街が壊されるんで、
あのね、やっぱりね、逆に永遠になるんですよね。
逆に物語として強固になるんですよ。
そこはね、面白いです。
観光アニメとして丁寧に遊ばっかってるわけじゃないのに、
実質的には大笑いは観光地としてより育ったんですよね。
もともと観光地としてのキャパシティがたっぷりあるエリアなので、大笑い。
この辺りちょっと関西の人間からしたらあんまり感覚的にはわかんないんですけど、
関東圏の方の海水浴場としてもともと人気なところですよね。
あと、北海道行きのフェリーが出てたりとか、
結構な拠点にあるような場所で観光地としてもキャパシティがある場所だったと。
そこにガルパンという物語が乗っかることで、
別の文脈で爆発したっていう経緯がある土地で、
すごい面白い経緯を持ってるアニメーションなんですよ。
観光アニメとしての現実にフィクションを放出させるのではなく、
フィクションに現実を放出させるって形で盛り上がったっていうアニメーションとして、
非常に興味深いのかなと思います。
あと注目してほしいポイント4番、情報の占領ってとこなんですよ。
ものすごい量のキャラクターが出てくるアニメなんですよね。
しかも戦車がいっぱい出てきて、僕も戦車とか全然詳しくないから、
形見てもあんまり区別つかなかったりするし、
キャラクターも多分何十人と出てくるから、
主人公格が5人いて、主人公チームが5人いて、
その5人は覚えやすいんですけど、
後ってそんなにいても覚えきれないと思うんですけど、
ここですごい情報の占領が働いてて、
戦車ごと、戦車道の試合をやるためのそれぞれの戦車っていうものは、
盛り上げ役なんですよね。
その上でこのキャラクター好きだなっていう愛着を
自分自身で見つけていけるようにはなってたりはするので、
そのあたり味方の自由度が高い話かなっていうふうには思ってます。
あとアクション性ですね。
アクション性に関しては戦車というものを本当に自由に動かしてアクションをします。
さっきも言った通り、街であるとか自然であるとかっていう舞台を
自由自在に戦車が駆け巡るというか、
戦車というものが持っている構造で想像し得るフィクションとしては
限界の動きをしながら戦車同士が戦うんですよね。
戦車ってそんなスピードで走るの?とか、
戦車ってそんなジャンプするの?とか、
戦車ってそんな上に戦車を簡単に乗せても壊れないの?とかあるんですけど、
それが特殊なカーボンで守られているので不思議なことが可能になっているんです。
その上で本当に想像力豊かに戦車が動き回って戦うんですよね。
ここでまたさっき言った情報の勢力というのが大事になってくるんですけど、
基本的にキャラクターたちは戦車の中に乗っているので、
アクションの最中は動いている戦車と乗っているキャラクターたちというのを
一時はすぐには撮れないようになっているんですよ。
もちろんこれはこのマークがついててあいつらが乗っているんだなっていうのが
慣れてきたらわかるんですよ。
わかるんですけど、例えば戦車が入り乱れて戦っている状態で
誰が何をどう喋っているのかって結構把握しにくかったりするんですけど、
ここでさっき言った情報の勢力が効いていることで、
あ、これはこの戦車はこのキャラクターが喋ってこういう意図で動いているんだなみたいなのが
なんとなくわかるようになっているんですね。
あと戦車自体がある種のジェスチャーをするような動き方をするので、
キャラクターの内面みたいな、例えばせっかちであるとか
どっしりと構えているであるとかっていうキャラクターを踏まえたような
ジェスチャーをするような動き方をするので、
キャラクターが喋っている声とその動きさえ含まれれば、
その戦車自体がキャラクターとして見えるんですよ。
このあたりはすごい、やっぱりその情報を整理していることが
アクションの見やすさであるとか面白さにつながっていっている部分なんですよね。
このあたりは本当にすごいなっていう、
その戦車戦の構成を考えている方もすごいし、
脚本の吉田玲子さんの整理の上手さとかもあるのかなとは思います。
あと最大の魅力と言っていいとこかなと思うんですけど、音ですね。
音が本当にすごいです。
特にやっぱり劇場版で味わっていただきたい部分なんですけど、
もうね、ビリビリ来るんですよね。
機銃を操作する感高い音は耳をつんざくような感じがあるし、
爆発音であるとか、戦車が走る語音であるとかっていうのは
本当に体の芯にくるような低音で響いてくるような設計がされていて、
テレビシリーズもやっぱり音すごいんですけど、
元がテレビのために作られているので、
そこまでの音の集めはなかったりするんですけど、
劇場版は本当に森に持っているのですごいです。
このあたりね、意外と僕喋れないんですね、音の。
スペック的な部分があんまり分からなくて、
低音すぎやとかそういうあっさりした言い方になっちゃうんですけど、
このあたりはね、話とかって以上に、
この作品がある種のアトラクション、ある種の体験としての機能を
強く持っている要素なんですよね。
この音がすごいっていうのが。
そこにこそこの映画館でこの映画を見る価値がそこに生まれているわけなんですよね。
以上はガーザーのパンツァーをあんまり詳しくない人が楽しむための
踏まえておいていただきたいポイントっていう言い方がいいのかな。
もう一回一応言っておくと、バカアニメであるということを踏まえておくと、
深夜の美少女アニメであるということを踏まえておくと、
観光アニメとしてのある種の特異性に注目していただくと、
情報の勢力に注目していただくと、
アクション性の上手さと面白さに注目していただくと、
あとも音の凄さを感じていただくんですね。
この6つをガーザーのパンツァー自体を知らない方、
あるいはアニメーション自体をあまり見ない方にも
ガルパンを楽しんでいただくために個人的には
持っておいていただきたいポイントかなと思っています。
はい、てな感じですね。結構長くなりましたね。
ちょっとスマトリオンエピソードもしゃべりすぎたかな。
ではこれで前半を終わりたいと思います。
後半は最終章第3話の個人的な感想の話に行きたいなと思います。
あとちょっと前半のガルパンの注目ポイントのところで
1点付け足したいことがあって、後から収録しているんですけど、
基本ガルパンってめちゃめちゃ各キャラクターのキャラクター性が
ステレオタイプにのっとって、味付けが濃い感じになっているんですよね。
こんなキャラをバカキャラとか、せっかちであるとか、
ちょっと小悪であるとか、ひょうひょうとしてとかっていう役割が与えられたら
基本的にその役割にのっとって行動するので、キャラクターたちが。
キャラクターの掛け合いっていう感じが強い話であるんですけど、
肝心かなめの大事なところはわりと分かりやすくしないっていう
品の良さのある話だなと思っていて。
特にこのガールランドパンザーのシリーズの中で一番その大事な部分って
主人公はミホと母親シホの関係なんですよね。
もともとニシズム家っていうのがめちゃめちゃ幻覚なセンシャドウの家に
センシャドウの家元の家で、センシャドウのリュウハの家で
母親が家元で姉のマホと妹のミホは厳しく育てられてたっていうのは
話の中でも描かれている部分なんですけど、
そこでセンシャドウの試合の中で自分のミスで、自分のミスというか
自分の判断で試合に負けてしまうっていうのがあったところで、
もともといた黒森美音から転校して大洗い。
大洗い。センシャドウのカリキンラムがもともとなかった大洗いに