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はい、では後半。ガールズ&パンツァー最終章第3話の感想のお話しさせてもらいます。
当然ながらネタバレになっちゃうので、一応気をつけていただけたらなと思います。
いつも通り、映画.comの解説読ませていただきます。
女子高生が戦車を操り対戦する姿を描く人気アニメガールズ&パンツァーのOVA最終章の第3話
戦車を用いた武芸戦車道が普及した世界を舞台に主人公の西鈴美美穂ははじめとしたお笑い女子学園戦車道チームが
他校の戦車道チームとの激闘を通して成長していく姿を描く
当期無限起動杯第2回戦で千葉丹学園と対戦するお笑い女子学園は
あらゆる突撃を駆使した戦法で迫りくる千葉丹学園に苦戦を強いられていた
舞台はジャングル、そして夜戦という環境の中で徐々に追い詰められていく美穂たちだったが
一方サンダース大学附属高校vs継続高校
黒森美音女学園vsプラダ高校
セントグロリアーナ女学園vs安対高校
当期無限起動杯の他の試合も不足不能の展開を見せていくと
個人的な感想としてはちょっと大人しめの第3話には感じました
最終章第2話のBCG学園戦がすごい好きだったっていうのがあるので
ちょっと自分の中で比較しちゃってるっていうのがあるかもしれないんですけどね
第3話が千葉丹学園戦の後半になるわけなんですけど
結構このあたりはね
そのよりガルバンの戦車戦の部分に魅力を感じてる方は
きっとすげごい楽しめたんだろうなと思うんですけど
結構戦いがね渋いなって思ったんですよ
なんて言ったらいいのかな
本当に夜戦で暗い中で相手がお笑いの主力である暗黒チームを追い詰めていくっていう経緯
そこの追い詰めていくまでの過程なんですけど
暗いっていうのと
あとキャラクター的な盛り上がりが割と最後の最後まで溜めてる感じの話だったので
その千葉丹戦の後半が
戦車がただ戦ってるシーンが多いのかなっていうのはちょっと印象としてあったりして
ただね良かったのが千葉丹の福田ですよね
アヒルさんチームの一騎口になる中で
まあ元々劇場版で訓導を受けたというか
教えを受けたわけなので
それに関して恩返しの対決なわけなんですけど
最後の最後で結構な激闘を繰り広げる中
ここもねお互いそのアヒルの風船をつけてる向きを
アヒルの風船とは顔とは逆に方を向けてるとかっていう
そのブラフをやるところを互いにやってるっていう
その福田の成長を映画からやってるところがねすごい良くて
最後アヒルさんチームに福田の戦車が勝つところで
割とね一瞬福田の一概にこういう感情とは言い切れない
複雑な表情を一瞬だけ見せてそのまま特にセリフもなく
次のシーンに移るっていうシーンがあって
あのシーンすごい良かったんですよね
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喜びと動揺ですね
自分が訓導を受けたというか
教えを与えてくれたチームに勝ってしまったと
っていうことに対する動揺みたいなのと
喜びが合わせもったような表情をしてて
そこをね特にその瞬間ではもうセリフなしでパッと切り替わっちゃうので
すごい味わい深いなと思って
なんかああいうとこが好きなんですよね
あのガルバンってやっぱりそのキャラクターのキャラクター性が濃くて
ザ・アニメのキャラクターみたいなキャラクターがすごい多いじゃないですか
ただふとしてた瞬間になんかセリフじゃない部分で
キャラクターの内面みたいなのを見せたりするんですよね
でそういうシーンがすごい好きだなって思うんですよ
なんかそのいかにもキャラクター性にのっとった
言動ばっかりをしたキャラクターばっかりで
最後までキャラクターにのっとった動きをしましたって終わっちゃうと
なんかちょっと物足りないっていうか
なんかキャラクターだなって思っちゃうんですけど
そのふと複雑性なんかこのキャラクターはこういうキャラクターっていう風に
一概に言い切れない瞬間みたいなのを
ふとセリフもなしに見せられたりすると
あこのキャラクターは生きてるんだなって思う瞬間が来たりするんですよね
その瞬間ってすごい嬉しくって
フィクションが単なる架空のものであるっていうことを
一瞬だけ踏み越えてくるなっていう感覚があるんですよ
そこがねすごい楽しいというか嬉しいって感じですね
好きだなって思える部分ですね
千葉丹学園戦のラスト決着は非常に
まあそうなるよねって感じですよね
だから千葉丹が視力であるアンコーチームに執着しすぎたことで
最終的に本来倒さないといけないフラッグ車を後回しにして
亀山チームにやられちゃうと
この辺りの持ってき方は非常に分かりやすいし
勝ち負けのロジックがしっかりしてるなと思うんですよね
視力を潰そうとしたと
そこに執着しすぎたことで逆転されるっていうのは
非常に勝ち負けのロジックが整理されてて分かりやすいなとは思いました
ただねちょっと気になったというか
もともと千葉丹って突撃しかできない猪虫武者みたいな連中で
それでずっと負けが混んでたと
そこで劇場版でアンコーチームと一緒に
アンコーチームというか大笑いと一緒に戦うことで
臨機応変の策を覚えていくわけですよね
この辺りはね本当に臨機応変に動くことを覚えた千葉丹の
本来持ってた連動の高さっていうのがすごい気持ちいい試合ではあるんですよね
一度やると決めたらめちゃめちゃ連動が高いので
すげーすげーすげーってなるんですよ
なんかこの辺りのキレのいい動きの仕方っていうのは
他の学校のチームと比べてもかなりレベルの高いチームだなって見えて
結構劇場版の中だと馬鹿的な扱いをされてた千葉丹学園の優れたところって
見せられる喜びはあったんですけど
ただ結局最後に勝つためにアンコーチームに攻撃を集中したはずなのに
いつの間にか勝つことよりアンコーチームを倒すことだけが目的になってったっていう
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本末転倒になるっていうのを書かれるんですけど
もともと千葉丹の成長が描かれたのが最終章第2話だったので
第3話でやっぱりちょっと馬鹿でしたってなっちゃうのが少し
もったいないかなって僕は思った部分はありました
本当にねアンコーチームを倒した後戦車から顔出して万歳やったりしちゃってるんで
なんかやったーってなって喜んだ瞬間だけ油断したので
神田チームに隙をついてやられるみたいなバランスにしてくれると
個人的には好きだったかなとは思います
ただここもあくまでガルパンってある程度キャラクター性を濃くしたキャラクターたちのやり取りの話なので
あんまり真面目にしすぎないようにしてる部分はあるのかなっていうのがありますよね
ここまで千葉丹は一歩成長したけれどももう一歩は成長しきれないちょっとおまぬけなキャラクターとして描かれてると
ただ福田はさらにもう一歩いってアンコーチームを倒してもそれは勝ちではないっていうのを
一人だけ一瞬早く気づくみたいな成長があるみたいな描き方をされてると
そこはキャラクターに軸を置いた話としては納得度が高いものかなと思うんですけど
ちょっとスポコン的な要素で言うともう一押しは欲しかったかなって思う部分もあったりはするんですよね
ただやっぱりガルパンに関しては悪の強いキャラクターの寸劇を見るアニメであるっていう要素と
戦車を使ったスポコンであるっていう要素をちょっと相反する部分を合わせて持ってるアニメだと思うんですよね
そこを大前提になる世界のぶっ飛び具合でなんとなく飲み込ませちゃってる部分だと思うので
チハタンを最後にちょっと間抜けしてほしくなかったっていうのもあんまり真面目になりすぎないような配分にされてるかなっていうふうに思うので
あれでよかったのかなと思うんですよガルパンっていう作品の中ではね
でチハタンに勝つわけなんですけど
やっぱりね最終章は他の学校を見せるっていうところにもかなり重点を置いているなっていうのがよくわかるんですけど
他の試合やっぱ見てて楽しいっていうのはありますよね
あのキャラクターとキャラクターが戦ったらどうなるんだみたいなのって
とりあえず主人公たちの戦いが一周して完結した後のおまけ的な面白さですよね
ドカベンの後の大行進みたいな適切な例えがわかんないですけど
あいつらとあいつらが戦ったらどうなるんだみたいなのってやっぱり見たいやつじゃないですか
そこをやってるのがいいところだなっていうのがありますけど
特に今回やっぱりねエリカですよね
目標としていた魔法と大行進を持っている魅法っていうものが黒森からいなくなって
自分が隊長になった中でどうやって戦うかっていう
重圧の中で自分の選手などのやり方っていうのを見つけていくってところで
ずっとブッチョドラでわーみたいな顔してたのが
自分がこうやるって決めた後
勝った後の笑顔ですよ
いいなって思いますよね
結構ね損な役回りをずっとしてたキャラクターでしたけど
キャラクター的には本当にね
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魅法のライバルとしていくらでも扱えるキャラクターなんだけど
単にちょっと嫌味なキャラクターとして扱われたのが
テレビシリーズの中ですよね
で劇場版でちょっと違う側面も見せてくれたかなっていうのもありつつ
やっぱり実力的には2番手3番手のキャラクター
2番手3番手も2番手ではない3番手
実力的には3番手あたり上位陣には勝てない
中堅の中ではトップクラスだけど
上位陣の実力者には勝てないっていう立ち位置で
魅法のライバルになりうるけれども
ちょっとその人から向ける役割は持てない
というかそのテレビシリーズの中では
魅法の敵は姉のマホに預けられてたので
ちょっとそこはやっぱりエリカの立ち位置が目立つと
どっちと戦うべきなのか分かりにくくなっちゃうから
エリカは立たせきれなかったっていうのがあったと思うんですけど
そこで今回も完全にエリカを魅法のライバルに育てていこうっていうのが見えますよね
話の組み立ての中に
そのあたりはすごい良いところというか
他校のメンバーの成長を描くっていう部分が
すごい良いところですよね最終章は
その中でもエリカは大切にされているなっていう
あの映画を見たらいろんなものを許したくなると
別に今まで許さなかったとかではなくて
いろんなものが良かったなというか
ずっとぶっちょとしてたけど
やっぱお前笑顔可愛いじゃんってなる
なるですよね
なるですよね
で次の試合継続高校戦ですよね
で最終章っていうのが大洗以外の
学校の姿を描くっていうのが一つのテーマであるのと
アンコーチーム以外の大洗の
各チームの成長を描くっていう部分に
焦点が当たらないっていうのはあると思うんですけど
特に一番この3戦目でフィーチャーして
描かれようとしているのが
アンコーチームがいなくなった大洗は
どうなるのかっていうことですよね
でここは2戦目の千葉丹学園戦自体が
伏線になってて
千葉丹学園はアンコーチームを倒せば
大洗に勝てるっていうことで
アンコーチームを追い詰めて追い詰めて
最後にアンコーチームを倒して
その瞬間に負けるっていう
3戦目の下準備みたいな話でしたよね
アンコーチームがいなくなったらどうなるかっていうのを
まずアンコーチームが追いかけられる
2戦目で描いておいて
3戦目はいきなりアンコーチームがいなくなることで
アンコーチームの重要性と
アンコーチームがいなくなった大洗は
どう戦うのかって描こうとしてるっていう部分で
この後はやっぱり伏線が効いてる感じはありましたよね
2戦目の伏線が
だからやっぱりその3話のラスト本当に衝撃的でしたよね
やっぱりねこういうインチギみたいに強いキャラって
あがりますよね
継続高校がフィンランドモチーフだから
スナイパーの下平平モチーフキャラになりました
もうねああいうインチギできるキャラ大好きですよね
好きだわと思って
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そのアンコーチームそして大洗自体が
乱戦混戦になるとすごい強いチームっていうのがあるので
そういう状況になる前に一方的に狩れちゃう
相手を狩れちゃう戦略を取られると一気に不利になるっていうのがね
すごい面白いというか
ここからね本当に第4話が楽しみになる
最高の終わり方をしたなっていうのはあると思います
ここで本当にガルパンのスポコンとしての要素が
もう一度フィーチャーされることになるのかなとは思うんですよね
やっぱりそのアンコーチーム以外って
やっぱりおふざけの要素が強いチームだったりはしますけど
例えば1年生のサワさんとか
今回すさまじい成長を取れてるのが見えましたよね
地下炭線でも
ミニミホになろうとしている
サワさん自体がミホをすごい尊敬してて
ミホならこの時どうするかみたいなのを
想像しながら動いているキャラクターだと思うんですけど
やっぱりそこで1年生のうさぎさんチームの中でも
特にサワさんの成長っていうものが
ミホを追いかける中で見えるので
第4話のキーになるのかなっていうのが
うさぎさんチームとサワさんかなっていうのが一つと
やっぱりありくいさんチームですよね
テレビシリーズの最後の試合で
最初に一瞬でやられちゃった
アンコーチームが狙われてるところを
かばう形でありくいさんチームがやられちゃったところの
裏返しの展開ですよね今回は
フラッグのついてるありくいさんチームを
アンコーがかばってアンコーが落ちるって形になってるので
あの時の借りを返すというか
あの時の恩を返すみたいな意味合いで
ありくいさんチームの活躍は期待されるのかなと
やっぱりドラマ的に盛り上がるという意味で
やっぱり注目したいところかなっていうのは一つありますよね
あと活躍するとしたらどこかな
そもそもね大学進学のために
この試合に勝たないといけないというのが
最終章の大前提だから
そもそもモモちゃんが活躍しなければならないのではないかっていう
本来名目上の隊長ですもんね
だからモモちゃんが
ここで本当に活躍するっていうのを見せるっていうのも
ドラマとしては盛り上がるのかなって気はしますよね
その3社かな
活躍するかなって想像されるのは
沢さんかありくいさんチームかモモちゃんと
やっぱりね例えばバレー部のアヒルさんチームとか
1回完成されてるチームなので
その戦車戦自体のアクションの盛り上げの要因になるかなと思うんですけど
成長っていう物語はあんまり描けないんですよね
完成されきっているから
って感じですかね
本当に第3話は戦車戦がめちゃめちゃ長くって
すごいボリュームで大満足っていう気持ちがありつつ
戦車の試合が続くと
意外ともうちょっと掛け合い見たかったなっていう思いも芽生えたりで
戦車戦のアクションからハマった身だけど
意外とキャラクター同士の掛け合い好きだったんだなっていうのを
改めて思わされたりはしましたね
その意味でねやっぱりちょっと物足りなかったというか
チハタン学園自体はもう劇場版で出てたから
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知ってる顔だったりっていうのがあったりとか
その継続も完全な新キャラの下平平モチーフなキャラは
まだ喋りも何もしてないのでキャラクターが見えてないから
実質元々出てたミカとかアキとかミッコとかの
劇場版に出てた継続のメンバーがやっぱり出てるシーンが多いので
ちょっと顔ぶれがあんまり変わらないなっていう部分あったんですよね
最終章第2話はやっぱりVCGU学園で
マリー様とかね良いキャラ安藤と静香が出張って
すごいわちゃわちゃしてくれたので
その面白さはやっぱあったんですよね
そこだなちょっと第3話が少し食い足りない感じがあったのは
そこですね新キャラクターのわちゃわちゃ感ですね
知ってるキャラクターの成長があったけど
知らないキャラのわちゃわちゃ感はなかったので
そこはちょっと食い足りない感じはありましたかね
それ以外はやっぱり戦車戦がVのやっぱり楽しいっちゃ楽しいですよね
てな感じですね
はい以上ガールズ&パンザー最終章第3話の感想でした
はい結構長く喋っちゃったんですけど
まぁね前半で喋ったんですけど
本当にガールズ&パンザーはちょっと僕の人生の中でも
結構大きい作品なので時間かかると思うけど
付き合いますよ最後までね早く作ってほしいよね
はいではお知らせになります
大阪南森町にある週刊曲りっていう日替わりカフェバーで
またまた映画の話ししたすぎるバーを開催させていただきます
日時が4月の24日土曜日
時間が新型コロナウイルスの感染拡大状況にもよりますが
おそらく17時オープンの21時クローズになる予定です
はいまあねこれまでもお客さん来ていただいて
映画の話をするっていうコンセプトで
テーマバーをやらせてくれてて
ちょうどゴーデンウィークの手前のタイミング
あとアカデミー賞発表の手前のタイミングなんですよね
ただまた映画の延期とか続いて
ちょっと地味めのゴーデンウィークになっちゃうのかなっていう気持ちはありつつ
やっぱり皆さんやるたび思うんですけど
やっぱり映画って話したくなると思うんですよね
見てる間人と話できないじゃないですか映画って
ずっとこう感じたとかこう思うとかっていうのを
人に伝えたいなと思いながら2時間スクリーンの中で過ごすので
その思いがたまりにたまってみんなぶつけたいんだろうなと思うんですよ
ぜひ来ていただけたらなと思います
場所は大阪南森町週刊曲がりです
このポッドキャストから私のブログの方に行けば
またイベントのお知らせを掲載すると思いますので
そこで詳細は見ていただけたらなと思います
直前にちょっと営業時間が変わる可能性があるので
最終的な営業時間はまた直前に確認していただけたらと思います
それでは第17回ガード&パンツァー最終章第3話と
18:00
ガード&パンツァーと私の経緯であるとか
ガード&パンツァーをお勧めしたいポイントみたいなところのお話を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょうさよなら