はい、ではここから内容に触れる話入っていきますので、ネタバレ気にされる方がいらっしゃったら是非見てから聞いていただけたらと思います。
では最後の感想をマリオさんお願いします。
そうですね、見終わった後、「めっちゃ面白いじゃん!」って思ってSNS開いたら、あんまり盛り上がってなくてすごい悲しい思いになりました。
あれ?みんなそんな好きって言ってない?みたいな。あれ?みたいになってちょっと悲しい気持ちになりました。
というぐらいちょっとあんまりセヒョウと比べて僕結構全然違うというか、かなり面白かったし好きだけどなっていう感じでした。
まあなんか見た目とかはすごいあの僕は思い出したのは、ブラッタバード?ミッション…ミッションインポジティブじゃない。ミッションインポジティブも撮ってますけど、
ミスターインクレイティブルとか、トゥモローランドとかを本当かけ合わせたような映画だなーっていうふうにすごい思いました。
レトロフューチャープラススーパーヒーローチームみたいな。家族のスーパーヒーローチームっていう。
本当にこの2つ足したなーみたいな感じの映画かなーっていうふうに思いました。
まあなんかそのめちゃくちゃクオリティが高いですとかっていうわけじゃないんですけど、個人的にはすごいちょうどいい規模感の映画というか、
ちゃんとした2000年代ヒーロー映画感っていうのを僕はすごい感じられて、僕はすごい好きでしたね。
あとすごいテーマ的にも、スーパーマンに続く流れを引き継いでいる感じもちょうどね、たまたまですけどあるかなっていうのはありましたね。
あくまでレトロフューチャー、世界観、あの年代観を保ったままですけど、そこに生きる人々たちの人間の前世っていうのを描く映画っていう感じが僕はすごいしたので、
でもまあどちらにしろもなんかスーパーマンと同じようなテーマを図らずもなんか同時にこう2作のヒーロー映画がなんか描いてるなっていうのはすごいシンクロニシティとして感じられたりもしましたね。
他からはこんな感じですかね。
はい、大石さんいかがでした?
予告編からやっぱ期待してる通りで、そのレトロフューチャーな主に青を基調としたプロダクトデザインに関しては本当に素晴らしいですし、映画の絵作りみたいなものは見ててずっと新鮮というか懐かしいと新鮮が掛け合わされてた。
そこの見事さがやっぱりずっと見て楽しくて、いろいろ考えたら青って未来を抱負させる色だよなっていうことを思ったりとか、まあすごく本当に青色が基調として描かれている作品なんでね。
で、音楽も結構印象に残るような使い方をしていて、MCUの中では結構スパイダーマンって音楽使い、その元の原作のその要素を取り入れながらうまく映画としてピックアップしてくるっていう音楽使いがすごい上手かったと思うんですけど、
それに並ぶぐらいの音楽の上手さみたいなものがあったなと思ってます。
あと前半部のSF描写、ブラックホールとか宇宙描写とかは結構楽しくて、それこそインターステラーに近いような感じの冒険感を含めて、その辺はすごい楽しかったんですけど、
なんかね、物足りないっていうか食い足りない気がしてしまっているのもちょっと正直事実ではあって、
何なんですかね、ある種のやっぱり、これはMCU全体にも言えることだと思うんですけど、箱庭感的なものがちょっと否めないというか、
なんか別の世界の話なんだろうなぁが、どこかでこう自分にとっては引っかかってしまうというところもあったりとか、
後半のギャラクターとのアクションも正直あんまりちょっと面白いとは言いづらいかなって気はしていて、
あれだけ特殊能力がある面々の中で、もちろんある程度その能力の面白みみたいなものは出せているような気もするんですけど、
なんかこう突き抜けた感じはしないかなーってちょっと思っちゃったのは正直なところではあります。
で、マリオさんが先ほどテーマ説いていて、僕も確かにスーパーマンをすごい連想したんですよね。
すでにヒーローとしてこの世界においては守護神的な存在になっているってところもすごいスーパーマンっぽいなと思って見てたんですけど、
なんかそれ、スーパーマンと比べちゃうとやっぱり、少しこう見劣りしてしまうところがどうしてもあるかなーって僕はちょっと思ってしまって、
なんか、なぜ食い足りないかがすごい言語化しづらくてって感じなんですけど、
ちょっと話していく中で何か言葉にできたらいいのかなーとは思ってはいますっていう、ちょっとそういう感じの感想です。
はい、僕はですね、好きな作品ではあります。
はい、何よりルックが好きですね。
このレトルフューチャーを前面に押し出した、大井さんもおっしゃってたプロダクトデザインの部分は本当に素敵だなぁと思いながら楽しんでましたし、
同時にそのレトルフューチャーが代々的に作られてた時代、1960年代まさにファンタスティック4が作られた時代の未来像みたいな、
その未来を信じてた時代の前世みたいなものを描いている話として、
まあ、ちょっと意地悪な言い方になるけど、無邪気な正義を楽しんだかなっていうのはあります。
これがなんか今、アメリカでは受けそうだなと思ってて、
なんか、すごい古き良き良さ、アメリカ的良さの話だから、
ああ、なんか今のアメリカでちょっと受けそうだなってすごい思ってたりはしてました。
まあなんかそこにね、引っ掛かりがないでもないですよ。
その、正しさって前に進んでいくべきだとは思うので、
その古き良き正しさを描いているっていうことは、ちょっと正しくなくなっている可能性あるなっていう思いはあるんですよね。
そこをどこまで本作に求めるかっていうのは微妙なとこかなって気もしてます。
あくまでそういうレトルフューチャーな世界観とレトルフューチャーに根差した正しさみたいなものを描いた作品として見た時に、
よくできたパッケージだとは思うんですよね。
あとはちょっと好みかなって気もしてますっていう感じですかね。
はい、ではお便り紹介させていただきます。
オイスさんお願いします。
はい、タウルさんからいただきました。
こんにちはタウルです。
本作は演出に粘りがなく子供の扱いがあまりにもセンシティブだったり母性が強すぎたりと気になる点が多いです。
でもそうした点を逆にコミックのノリでファミリー色が強めの大らかなSFファンタジーとして捉えて楽しみました。
マイケル・ジャッキーナの音楽もよくテーマのモチーフと合唱で遊びまくっていて、空想科学ものの劇版としては最高です。
また一番良かったのはプロダクトデザインです。
ミッドセンチュリー風のインテリアやレトルフューチャーな科学描写にワクワクしました。
私は50年代から60年代の東方特撮を中心とした日本の特撮オールドファンですが、そことの神話性も感じました。
宇宙の活動は地球防衛軍を彷彿とさせ地球を移動させる作戦は妖精ゴラスですし、ギャラクタスのデザインや動きは大魔神のようでした。
ただそういったデザインやギミックをうまく取れていたかというと疑問で、こだわりが弱くて物足りなかったです。
もしスタイリッシュなアクションが得意なブラッドバードが監督だったらとつい考えてしまいました。
では皆さんのお話も楽しみにしております。とのことです。
はいありがとうございます。
ありがとうございます。
あの子供の扱いのセンシティブさは僕めちゃめちゃ感じてました。
その生まれてくる子供の先天的なものを事前に知りたいっていうのを調べるっていうセンシティブだなっていうのはすごい感じてたのと、
母は強しっていう話になるのかっていうのを
おおーってなってましたね。
だからそうなんですよね。今の感じで見るとなんだかなって僕も思ったりはしたんですけど、
これが僕、箱庭的っていう大石さんの話の中で言ってましたけど、僕は結構箱庭ものとしてある意味しっかりやってるなって思っちゃったんですけど、ある意味。
すごいあの2000年代のヒーロー映画館というか、あとリブートも乱発した時期っぽい映画だなって思いながら見たんですけど、なんとなく。
そこまで踏み込めてない感じも含めてね。
そうなんですよね。
その箱庭館はまああるっちゃあるというか、もうこの世界ここで描かれていること以外、もう何も描けないぞっていうその窮屈さはすごいあるんですよね。
で、コミックとかだとその窮屈さってないとは思うんですよね。
コミックはもう作られたものしか存在しないのは当たり前なんでないんですけど、やっぱ実写映画ってこの世界どこにも広がらないぞみたいな、その息苦しさはすごい感じる部分はあるっちゃあるんですけど、
まあ本作そこを恐れてないのは良いとこだなとは思ってて、もう絶対箱庭に見える世界観を恐れず作り切ってるとは思うんですよね。
結構この番組でも何度か本作のことは触れてて、これまでも。
キャプテンアメリカの時とかにちょっと話したりはしてましたけど、結構もうド直球のレトロフューチャーを、もうド直球ド真ん中やりきるって結構な、まあその成熟度合いも必要だし、
まあ勇気もいるとは思うんですけど、それはやり遂げてたと思うんですよね。結果的にそれが箱庭館にも繋がってると思うんです。
そうじゃない部分の世界の広がりっていうのが感じた瞬間に、どっちらけちゃうものでもあると思うんで、それって。
ちょっとその口座にあるやり方だと思うんですけど。
そこらへん、すごい難しいなって見てて思ったのは、予告編で見ていた時に期待されたものは全部多分入ってるなと思ったんですよ、この映画の中に。
だからすごい期待値通りの感覚は得たんですけど、予想外のものはなかったっていうところを、なんかどう味わうかっていう部分なのかなって思っていて。
だから約束されたものは出てるって意味ではウェルメイドではあるんですよ。最近のMCU若干それ全体的にそうだなって思ってはいるんですが、
ウェルメイドなのは間違いないんですけど、でも何なんだろうこの感じっていう。
たぶんファンタスティック4そのものに対するリテラシーっていうのもあるとは思うんですよね。
やっぱ待ってましたなと思うんです、今回の最大の売りって。
そうですね。
今までちょっと実写寄りのアレンジを聞かせてきてたものを、いやもう原作の感じのデザインラインでやり切りますみたいな。
初期のコミックスの感じで押し切りますみたいな。そこをごまかしなしでやってる。やってくれましたねーみたいなのは、我々としてはそんなないとは思うんですよね、やっぱり。
ファンタスティック4って映画でしか知らないぐらいじゃないですか。
だいたい僕映画でもそんな知らないから、周辺情報だけでしか知らないぐらいなんで。
むしろなんか最近YouTubeのショートにめっちゃ流れてくるんですけど、宇宙忍者ゴームズっていうあの60年代のファンタスティック4のアニメの日本語吹き替えしたやつのショートめっちゃ流れてくるんですよ。
あれなんなんすかね。わかりましたわかりました。
なんでなんすか。
僕もあんまあれのミームめちゃくちゃ詳しいわけじゃないんですけど、あれですよね、あそこに出てくる悪魔博士、ドクタードゥームがよく出てきますよね。なんとも知れんとぼけた表情の。
あれが多分なんか。
名古屋弁喋るっていうね。
そうそうそうそう。そこぐらいしか僕も知らないんで、あれですけど。
僕も映画しか見たことないんで、ファンタスティック4って。宇宙忍者ゴームズとか見たことないんですけど。
けど本当でも今回の映画、劇中でもちょっとアニメ放送されてましたけど、あれのワンエピソードだな。ワンエピソードを実写映画化しましたみたいな感じの再現度というか、ぐらいの規模感の話しかしてなくて。
そうですね。
逆にフェティッシュだなって思って。
あー確かにね。
すげー、アニメを実写化してそのまんまだみたいな、逆にフェティッシュだなみたいな感じもしたんですよね。
なんかそこに結構、レトロフューチャーにもちろん刺さってるんですけど、なんかそこまで徹底してるのかみたいな感じにもちょっと僕は結構興奮してたっていうのがありますかね。
なるほどなー。
うん、だし。
もう、もろ、オープニングもそうだし、ポストクレジットの部分も、例のアニメのファンタスティック4のオープニングをなぞってますよね。もうそれですっていう感じでやってたから、
ある種のこの、なんていうか、クラシックな感じに対するノスタルジーっていうのは絶対に本作を味わうために必要なピースな気はするんですけど、
それをちょっと距離を置いて、そのノスタルジーをちょっと距離を置いたところからフェチとして見ている、みたいな感覚はあります、僕も。
あー、なるほど。
そう、いや、あと僕その劇中のアニメもちゃんと当時のアニメっぽいじゃないですか。
うん。
あ、いいぞいいぞって思って、あの、僕ジョーカー・フォリアドゥのアニメあんま好きじゃなかったので、あんまりルーニートゥーンズっぽくないみたいな。
はいはいはいはい。
ことを思ってたんで、いや、そう、この再現度、この再現度、みたいな、いうふうに思ったんですよね。
なんかそれを含めて、結構この映画のこと好きだなっていうのはあるかなっていう気がしますね。
本当に細部に渡るこだわりはすごいですよね。小道具に至るまで。
うん。
てかもう、あの、本当にあの、ファンタスティック4のこれまでの活躍を4周年、四国結成4周年の振り返りどうか、最高じゃないですか。もうずっと見てないなって思いました。
あー、あれ確かにすごかったな。
うわ、最高と思って、もうこれが見たかったの、みたいな。
もう僕もあの、ありがとうファンタスティック4っていう人のメンバーいたかったですもんね。最後の2周年。ありがとう!って。
そう、あれもなんとなくそのまあ、語り口が軽快。その絵は、オリジン物をもうさらっと飛ばすっていう、もうある種、最近のヒーロー物ではもう定番になったり、語り口でもありましたけど。
なんかそこの、なんていうかな、ダイジェストの作り方というか切り取り方が、それこそちょっとショート動画っぽさもありつつ、みたいなスピードで動いてて。
その辺はそれこそスーパーマンのカットがめちゃくちゃ早いとかにも近いのかなとか思ったりはしましたね。
うんうんうん。そうっすね。
なんかその、自分はその当事者じゃないんですけど、
その、庵野秀明が昔のウルトラマンとか仮面ライダーを再建して、なんかそこにフェチズムを生じさせようとしてるっていう、でも自分は当事者としてぶっ刺さってるわけじゃないけど、
そのフェチズムを再構築しようとしてるものから出てるなんかオーラみたいなのを、二次的に摂取してる感覚はすごいあったんですよね。
なるほどなるほど。うんうん。確かに確かに。そうか。シンウルトラマンの時のなんか、多分すごいんだろうけど置いてかれてるな感が、すごい近いかもしれない。
あ、そうなんですね。いやでもなんか、あんまりそういう意味では、こだわりという意味では結構薄い方だと思ってるんですけどね、今回ファンタスティック4って。
はいはいはいはい。それこそブラッドバードだったらマジ本気でやると思うんですけど、お便りもあるけど。
テモローランドの時とかの、うわマジこんな未来像あったねみたいなことを本当に再現してるみたいなことをやってたりとかしてたとかと比べると、結構ライトな方かなって思ってて、今回。
うんうんうん。で僕それぐらいがちょうどいいなって思ってる。そんななんかゴリゴリにこだわってますでっていうのも大好きなんですけど、
なんかそんな過剰摂取したくない時ってありませんかみたいな。
あーなるほど。だからそのめちゃくちゃ思い入れがある人が、その自分ごととしてフェチズムを炸裂させてるんじゃなくて、他人ごととして再生産しようとしてる感じなんですかね。
あーそうそうそうなんですよ。なんか、いやもちろんこだわって作ってますよ。でめっちゃそれで良かったって思ってるんですけど、
でもなんかめちゃくちゃその、もうゴリゴリに熱意あるオタクが作りました感は別にないというか。
あーなるほど確かに。それはそうかも。なるほど。
僕はそこがちょうどいいというか。で逆になんかこだわりすぎてると、こんなんもわかんないのかって言われてる感がすごいしつつる時もあるじゃないですか。
はいはいはい。 向こうから、作り手側から。失礼いたしましたね私の知識不足でございますみたいな、いう風になる時もあるんで。
でもなんかそういった感じのこと言ってくる感じでもないから、ファンタスティック4、今回の映画って。
なんかそこがすごく、僕はすごく良いことだと僕は思ってるんですけどそれは。
はいはいはい。 うんうんうんうんうん。
いや、そうですわ。だから庵野秀明の例は完全に間違ってましたそれは。
いやそう。
むしろその初めて見たけど懐かしいぐらいの感じを、広く薄く感じれるバランスみたいな。
そう。僕はそういうのはあってもいいと思うというか。もちろんそれが、その時代へのこだわりがある人がゴリゴリ作るとか、
そもそも映画的になんかめちゃくちゃ才能ある人がそういう世界観を作り上げるとか、
それこそブラッドバードとか、エドガーライドとかそういうのを知ってもいいと思うんですけど、
また違う、そこまで熱通ってるわけじゃなくて、なんか熱意が感じられるわけじゃないけど、
けどちゃんとそこのこだわりも感じられて楽しめるみたいなバランスが、僕はすごい良いなと思ってたし、
監督のマット・シャンクマンってそれこそワンダービジョン撮ってましたって書いてましたけど、
ワンダービジョンもある意味そういうドラマだったじゃないですか。
各年代のシットコムとかの再現みたいなのを各はやっていくみたいなのって。
そこの編長ぶりとかも、ちゃんと踏襲してるんですけどその年代ごとの、ちゃんとフルハウスっぽいなとか、奥様は魔女っぽいなとかやってるんだけど、
めちゃくちゃゴリゴリかっていうとそういうわけでもない。けどそれがすごい面白いみたいな。
っていう感じが、僕は今回もあったなって思いますけどね。
そっか、なんでワンダービジョンの監督なんかなと思ってたらそこなんすね。
うん、確かに。やってることとかアプローチは近いっすね。
そうなんすよね。かなってちょっと思ったりしましたね。
はぁはぁ、なるほど。そうかそうか。
いや、なんか今回マリオンさんが一番芯を捉えてる感じが。
なんか、ほんとだって。ほんとだってなってます、ずっと。
いやぁ、ちょっとあまりにも今回見方がいないだろうなっていう感じが思ってたんで、
頑張ってここ捻り回してきたんです、今日。はい、とか言って。
いやでも、番人が本作に関して肯定するのは音楽とプロダクトデザインだと思うんですね。
そう。
プロダクトデザイン最高ですよ。これだけでこの映画見れますの、ほんとに。
いや、いいですよね。もう宇宙船のデザインから最高なんだよなぁとか。
いやぁ、そうっすよね。
あの形の宇宙船に飛んでほしかったもん。
ほんとに。そうなんだよなぁ。
なんで世界はそんな風にならないんだろうって思いますよねっていう。
現実はつまんなかったですよ。
現実はつまんなかった。
宇宙艦船もカッコ悪い形の方がゴール的ってなっていってますもん。
そうなんだよなぁ。ピカピカしてないんだよなぁとかね。
やっぱこう、随所にこう、なんて言うんでしょうね、モニュメントがいいというかね、マンハッタンですよね。
今のマンハッタンのビルとか、エンパイアステートビルの中にすごくハイテクなモノレール的なものが走っていたりとか、
不思議なオブジェクトがこう、普通にあるみたいなのがもう大変カッコいいですよね、もうほんとに。
それこそは多分ハドソン川の向こう側はちょっと見えるシーンありますけど、
向こう側の都市の方がだいぶこう、マンハッタンからどんどんかけ離れて未来的になっているところとかちょっと見えて、
もちろんマンハッタンも歴史があるから多分このままギリ残ってるけどぐらいのバランスなのもめっちゃ良かったですね。
ミッドセンチュリーのデザインの家具とかマジ良いんですよね。
ですよねー。
あれかっけー、カッコよかったなー、ほんとに。
いやなんかちょっと、自分の部屋でそういうことしてみたいなって気持ち湧いてきちゃう気持ちすごいわかるなーっていうか、
やったらやったらなんかすごい暮らしにくいなって多分なると思うんですけど、
ただああいう椅子とかテーブルとか集めたくなるなーみたいなのがありますよね。
あとやっぱり気になるメディアがレコードだったり、あと普通の人たちが持ってるカメラが全部フィルムカメラだったりとか。
そこはちゃんとオールドなんだよねっていうか。
そう、しっかりオールドなんですよ。
いやもう、レコードもその宇宙からの声というかそのシルバーサーファーの声を記録するレコードが金色っていうのもゴールデンレコードじゃんって思いながら、
あれですよね、宇宙に向けて送ったあれってゴールデンレコードって言いますよね。
そうそう、たぶんそろそろ太陽系を離れつつあるぐらいの距離にあるはず。
すごいですよね。
わあ、熱っ!と思いながら見てましたね。
レコードなのフィルムだけど、情報の圧縮率半端ないんでしょうね、あいつら。
だから当時のレコードがフィルムの中をよりこう極めてって技術を高めてって先にあるものがあの未来ですもんね。
そう、だと思うんですよね。確かに。
異様に記録媒体は大きいんだよな。
たぶんハービーっていうお手伝いロボットも、顔のあたりカセットでカチャって取り出したりとか、あれもだいぶでかいですよね。
だってあれたぶんビデオテープでおそらく記録というかプログラミングされてますからね。
直記テープに記録してるんでしょう、あれ。おそらくは。
直記テープってそんなデータに入るんかね。
だから違うのかも。デザインだけを踏襲して全然違うことをしているのかもしれないですね。
そうですね。いや、そう。
それこそブラッドバードのトモローランドもだいぶ、これ結構すごい洗面思想激しいなみたいな感じで、結構これはこれでどうなんだみたいなものある意味突っ切ったとこある映画ではあったので、
今回のファンタスティック4もまたそういう映画でもあったというか、ちょっと現代的に見てどうなんこれみたいなのもちょっと抱えたままでもある種その年代にしか描けなかった理想のままやってみるみたいなのはやってる映画かなって思いますけど。
なんかそこもあんまり悪の強さを感じるほど濃縮もされてない感覚もあったんですよね。
ブラッドバードの作品僕そんな見てないですけど、ミスターインクレディブル見た限りでもちょっとギョってなる部分たまにはあったりがある。
ミスターインクレディブルは敵の結末のつけ方とか本当にどうなんって思ってますけど、
なんかすごい力持ってる強者の理論で動いてるなみたいな感じすごいしますけど。
しますけどブラッドバーってそこの悪の 強さはやっぱりでもそれもやっぱないね
ファンタスティフォールで今回見やすいって 確かに見やすさ
そうですねだから見やすさであり物足りなさ でもありみたいな難しいと思うんですね
僕はそこを結構絶賛と捉えてるんですけど 世間的にはそうではないようでっていう
感じですかね まあ単純に食い足りないって感覚は強いですけどね本作に関しては
なんか腹7分目ぐらいやなって感覚でしたもん そうそうそうなんです腹8分目に届いてないなっていう感覚はあって
そうなんですよね 特殊なんですよ期待値的にも別にそんなに高いところ設定したわけでも
まあないのに何かあともうちょっと食べたいな っていう
まあなんかもうちょっと食べたいなで言うんだったらもうちょっとキャラクター ごとのドラム座がもっと見たかったのはまああるかな
なんかもっと深掘りしたら面白そうなとこたくさんまあ あったような気はするんですけどなんかそれはなんか結構ファンタスティック4のこれ
までの映画もその家は強かったので まあ4人描きますもんねそもそもそうなんですよね
なんかちょっと尺足らないのかなみたいな感じなんかなることは多かった気がするなぁ みたいな印象はありますね
それは今回も一緒かなっていう それこそ4者4様のキャラクター性を持っているけど軍曹劇的にするほど
なんか離れてもいないっていうバランスなんでそうなんですよね結構 個別で抱えたものがやっぱちょっと違うたりとかするからなーっていうのはありますし
あと結構個人的には何かすごいあの ヒューマントーチのキャラクターとかなんか僕映画のイメージとこれまでのイメージちょっと違う感じ
してたので ちょっと結構ガキっぽいイメージが伝わったので
山ちょっとそういうやんちゃなとこありますけど基本結構聡明な感じ まあもうスター団で多分そのにわきまえてるってことなんでしょうけど
なんかそこらへんのなキャラ造形とか変わっててなんかそことかの違いとか多いいいん じゃないかと思ってたりしますんですけどね
ちょっと全員慣れてますよね 人前に出るのというか
ちょっともうその何だろうスターやなっていう売れたスター もうちょっと世の中との付き合い方ある程度わかってるスターやなっていう
そうそう
今までだったらそのパワーを持ってしまってうわぁーみたいにカットみたいなのを まあやってた
と思うんですけどなんかもうそういう感じでもなくもう本当に スターだなっていうか
ちょっとすごいちょっと持ち上げられ方すごいレベルになってましたけどあれなんか
あたりのその能力を持った人がみんなを引き入るんだみたいな感覚に対する疑いの なさとあとまあその科学に対する全幅の信頼みたいなのがやっぱり
そのアメリカの理想みたいなのすごい強く感じるんですよね そうですねこれあのアメリカがこれで行ってくれたら良かったの日っていう
すごい感じのああああああああああああああああああああああああああああああああ わかるんですけどなんかちょっとさすがにいじわりすぎるかなぁみたいな
ちょっとあるかなっていう まあただそう言われて何も僕は言い返せませんって感じですけど
いやえっとちょっとなんかすっげー意地悪な言い方になっちゃった感はあるんですけど 例えばそのヒーローコミックとかもそれを疑うことでどんどん複雑だとか多様性を持って
いって深みが増していったって歴史はあるわけで だからそのアンチテーゼンみたいなものはそのこのヒーロー
っていうコンテンツ自体が歴史の中で得ていくものだとは思うんですけど じゃあそのスタート地点って悪かったんですかねみたいな
そこに1回立ち戻ってきてそれのパッケージそのものを楽しむっていう体験をするっていう 感じの作品っていう捉え方
疑うことで確かにヒーローコミックは面白みを増していきましたけども スタート地点もいいんじゃないですかねっていうのを改めて出すみたいな感じに
見えたかなっていうのはあるんですよね 本当それこそその疑うことから始まってみようかってやったのが本当に
ジェームズガンのスーパーマンだったりすると思うんですよ今だったら俺こそ やっぱテーマ今回ファンタスティック4とスーパーマンってかなり似たものはありますけど
本当に現代的にやるの今のその極めてるというか部分が今スーパーマンにあって いやちょっとマジでちょっとある種古典的なものでやってみようよみたいなのを
突き詰めていったのがやっぱファンタスティック4かなっていうのはあるんで なんかそれは僕2つとも違いをかみしめながら味わって楽しんでるっていう感じ
どっちが物足りないとかもなくっていう 描きたいことは結局似てきてるから
いやでもこれ結構今大事なこととしてのテーマはすごくどちらとも受け取ってるっていう感じなので
そうですね テーマって意味で言うちょっと
あーでもこれも食い足りないことだったのかもわからないんですけど トロッコ問題を結構がっつり通ってくるっていう話
まあこの手の話よくマーベルあるあるではあるんですけどトロッコ問題を通ってくるって ただ今回もろにトロッコ問題だったんで
しっかりそれに対してどう落とし前つけるんだろうとちょっと見ちゃったところがあるんですけど
なんかそこもなんか割と無邪気に解決したところもある気がしていて あそこも辛くていいっちゃ辛くていいんですけどね
まあそうですね 確かにあの演説でおじょーって言ってあのデモ隊の人下がらんだろっていうのはありますよね
わかります 本当にトロッコ問題ってあの物事何でもなんか語ったような気になるの本当に良くないなっていうのは
なんか結構このラジオ内でも結構出てきたことかなぁと思うんですけど なんかそこに対して
まあある種人々の前世みたいなのでいやそんなこと関係ねーしって言い切ってくれる みたいなところまでをまあどうやってやろうかっていうのは多分すごい試行錯誤してきた
ものがやっぱあると思うんですよね ダークナイトもそういう映画だったと思うんですけど
でやっぱそこでなんかトロッコ問題出してキャハハーで止まっちゃうような映画もやっぱあるんですよね それこそ今年そういう日本映画があってちょっとだいぶ怒った覚えがあるんですけど個人的に
そうなんですね そういうのでやっぱキャハハーってしてるやるタイプの映画とかもあるのでそれとかと比べたら
もなんかあの理想でもいいからそういうのを出してくれる方が僕はすごい何倍も健全というか 何倍もなんか応援したくなるっていうのはすごいありますかね
それはそうですよねあの 結構本作無邪気というか結構無邪気に最終的なあの結論をキャッチしないと結構
ちょっと個人的にはちょっと喉に引っかかった部分があって その地球丸ごとワープさせようってなって世界中にあれ立ってるじゃないですか
はい それがあの一瞬でシルバーサーファーによってほぼすべてが壊滅させられるんですけど
これおびただしい人の労力とか資源が全部無駄になってしまったなって思いを抱いてしまったんですよ
いやもう いやまあ正直本当にこれで地球終わったなって思いましたけど
うわ 妖精ゴラス計画終わったみたいなって思いましたけど
いや僕あのシーンで自分がその感情を抱えてしまったことで 自分はスーパーマンになれないなって思いました
その選択を確信を持って無駄とかじゃない これを選んだことに意味があるんだって思えない自分なんだなっていうことに気づかされて
無駄になっちゃったって思っちゃったんですよ
無駄になっちゃったなって思いますけどね それは
そこの深く考えると大変だなってなるけど 最終的な結論が良ければオッケーになるっていうのの無邪気さはやっぱ本作強みだと思います
なんか考え出すと本当にちょっと うーってなっちゃう いかねない?
そうですそうです
でももうみんな別にそこに疑いもしてないから ギャラクタスを追い出せて良かったねってみんなが信じてくれてるから
良かった 僕みたいな人はあの世界に居なかったんだなって
そうです そういうのも含めて楽しい映画ですっていうのは
そういう価値観で生きる人たちが主人公というかなんか 世界の頂点に立つような物語がたくさんあったねみたいな
ことを改めて懐かしむんじゃないけど あああったねそういうのっていうのを思い出すみたいな
こうかなっていう
そこもね あーやめとこうこれ ごめんなさい 話かじれるからやめときます
ある意味マルチバースっていうところに踏み込んだ MCU だからこそその割り切った遊びができるっていう強みをまさに生かしてるってのはそうかなと思いますね
むしろこれで現代みたいな世界観でやられるとやっぱり途端にちょっとノイズに感じるわけじゃないですか
それこそキャプテンアメリカのブレイブニューワールドってそうだったじゃないですか
そうなんだよなぁ こんな日本はあらへんやろうみたいにやっぱりなっちゃうみたいなことか含めて
はもう MCU が多分そこもキャッチしにくく大きな物語の枠組みの中にでやることになった以上 そこはもうちょっとこちらもそういうものと思ってみる必要はありそうかなっていう
のはあってそれが良いか悪いか別としてですけど そういう意味の中では今作非常にストレスなく見れるっていう
だってそういう世界だからみたいな ってのはすごくなんか僕としてはすごい納得がいく感じですよね
なるほどなぁ たとしたら自分の多分見方が悪かったなぁ
いや見方が悪いわけじゃないんですけど 食い足られないっていうのは大変その通りだと思うんで
全然あの僕が頑張って今コネクリ回して凝固してるって感じの構図なので別に あの全然乗っからなくて大丈夫なんですけど
いやあの自分の甘さだと今捉えていることがあって これが実際に60年代に作られた映画だったら僕素直に楽しんでるんですよ
あーなるほど ちょっとわかるかもしれないなるほど
だからそのさっき名前が上がってたような 妖精ゴラスとか地球防変具みたいなノリの映画
本当にその時代に作られた現代から見たレトルフィーチャーと言われるような世界観で作られている映画を
当時のものとして見た僕余裕で楽しむんですよ本当に
それを現代に作って当時的なものを今再現したものとしてもうやり切って作り切ったとしても
そこに純粋にそれそのものとしてキャッチしてないんですよね 時代性を込みで見てるっていう
まあそれはそうだと思うんですけどでも逆に言うとそれって下駄博してるっていうことでもあると思うんですよね
ちょっとそこは別にどっちかだけにならなければならないってことはないと思うんですよ 下駄履かせてもいいし下駄脱がせてみてもいいと思うんですよ
どっちでも なんかそれを僕はその下駄履かせてるものに下駄履かせてないって言ったり
下駄履いてないものに下駄履かせてるって言ったりしてる時あるなっていうのを今すごい反省してます
まあ それは僕もやってると思うんですけど
やってますやってます
それを僕は主観で一貫性なくやってるというふうには僕はそれを思ってますんで
この映画を褒めるのにこの映画を褒めるのかいみたいなことは普通にあると思うんですけど
それはあの僕別にすごい客観性が取れてる人間じゃないのでっていう
そこは開き直ってますけど僕は
どうせやったら全部お腹いっぱいになりたいんですけどね できることなら
そうなんです せっかく映画館で見るのであれば そうなんですよ
そうですよね 確かに大石さんが言ってましたけど
アクション物足りなかったなっていうのもまあ分かりますし
そうですね ギャラクタスってなんかあんな感じなんだみたいなのも多分思った人いるんじゃないかなっていうか
すごい惑星ごとなんか包み込んで食べるみたいなイメージだった人いませんか?
僕はそうだったですけど
けどあんな感じなんだみたいな
元のコミックで 絵的には大きい人みたいな感じで出てるイメージがあったんで
まあああなるかなっていう
そうですね いやなんか現代的とかしたら多分そういう
地球のサイズ級のでっかい顔みたいなのが丸呑みするみたいな
なんかドクターストレンジの時のドルマムみたいなやつを何倍もでかい版みたいなイメージになるのかなと思うんですけど
まあでもレトロフューチャー感を生くんだったらやっぱあれだよねっていう
ある種怪獣ぐらいのサイズ感というか
そうそう
そうですよねなんかウルトラマンとかでも普通に惑星滅ぼしたみたいなやつが
一回の怪獣として出てくるみたいな あくまでワンエピソードみたいな
確かに
このエピソードで処理していい設定みたいな怪獣いたりするんですよねやっぱり
そうですね
なんかその感じやなって
確かに
いや確かに
多分一番ねこれまで最大規模で来たと思うんで
まあそうですねウルトラマンでいう時のウルトラマンが本当に一回死ぬタイプの話に出てくる敵なのか
最終回ぐらいの敵なのかどちらかぐらいのエピソードだったのかな今回とはちょっと思いましたね
うんうんうん
なんかそこのなんていうかギャップというか設定の凄さに対する
絵的な可愛らしさみたいなのもちょっとこの時代の作品っぽさはあるなと思うんですよね
うんうんうん
宇宙の歴史より古い星々を喰らう神のような存在が単なる巨人として処理されるっていうこれがねなんかやっぱこの可愛さだなって
設定が過剰になっている感じというか
まあ確かにななんかウルトラマンとかあとゴジラの怪獣図鑑読んでる時のあの感じに近いって言えばいいんですかね
そうですねいやー載ってるんでしょうね敵図鑑みたいな宇宙マジンギャラクタスみたいなのが載ってるんだろうなーと思うと
ニコニコしちゃうなっていうのがあるんですよね
確かに確かに
それこそそのダイジェスト版で出てきた敵たちもなんか割とこうウルトラ旧敵というか
いやそうそう
確かに
うん
地底人の話とかね
ねいやだってちゃんとインクレイティブにも出てくるじゃないですかミスターインクレイティブにも出てくるじゃないですか
より似てるなって思っちゃいましたけど
あの猿の敵とかもちょっとねウルトラマンっぽいってウルトラマンっぽいかもなとか思いましたもん
あー言いましたね言いましたね
そのタウルさんのお便りの中にあった空想科学ものっていう表現むちゃくちゃしっくりくるというか
空想科学っていうジャンル自体がまさにこの時代のものですよね60年代ぐらいの感じ
うんうんうん
その機械でそんなすごいことできるんですかみたいなののロマンというか
うんそれこそあのブラックホールでスイングバイしようとしてるとことかそんなできるんだと思いましたけど
笑
無理じゃねえブラックホールだよだってっていう
ヤバそうだ気がしますけどね
しかもちゃんとブラックホールはインターセラー基準のものがちゃんと出てくるっていうデザインの感じは
っていうとこ含めてね
可愛いんですよねそういうとこ
そう