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2022-07-23 19:25

今日の10分de1テーマ「市況は変化するけど自分を変化させるのは難しい」

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

00:05
というわけで始まりました。
本日はですね、また最近思っていることをだらだら話そうと思うんですけど
一つはですね、ついに初PCR検査を受けてきまして
というのは、ちょっと濃厚接触者になったんじゃないかというのでですね
今日、一応PCR検査を始めて受けましたと。
僕は割とリモートとか在宅とかかなり徹底してやってた方なんで
あんまりそこまで感染の危険というのには晒されとこず
運良くここまで感染もなかったんですけど
これぐらい強力な感染力のウイルスに置き換わっている状況でね
とんでもない数の感染者数出ている中だったのに
そろそろ流石に年分を収める期間みたいな感じなんですが
でですね、まだ症状は出てないんですけど
PCR検査を受けてね、鼻の奥に長い綿棒を突っ込まれるっていう
すげー痛いんじゃないかと思ったんですけど
予想より痛くなくてよかったんですけど
その検査結果が明日出るのかな
明日かもしかしたらすごい混んでるから月曜になる可能性があるって言われましたね
というのでですね、それをちょっと待っている状況なんですけど
となるとですね、当然充実もいけずですね
なかなかね、このままこの波が収まるまで充実いきづらくなるなーっていうのでですね
ちょっと困ったなーというふうに思ってますね
なんか子どものね、学校行事がずーっとここ数年間の
ちなみにコロナで中止中止ってなっててですね
ようやく来週に宿泊行事とか合宿みたいなことがあるらしくてですね
それに行けるのをすごい楽しみにしてるっていう中でですね
ちょっと濃厚接触者になりっていう中でですね
今めちゃくちゃなんとか映さないようにしないとというのでですね
めちゃくちゃ家の中で隔離体制が敷かれてて
すごいですね、もう本当に何も家事とかもできないし
部屋も完全に分かれてるしマスクもずーっとつけてるしみたいな状態でですね
お互いにね、隔離する方もされる方も大変みたいな状況でですね
過ごしてますね、その中ですね
子供の行事を優先するために何とかそれにやりくりしてるというような状況ですね
03:08
最近仕事だったことみたいな話をいくつかしたいんですけど
一つはですね、日々ね、自分の担当している作品だったりとか
みたいなことの数字とかね、全体の簡単なさまりみたいなのは追ってるんですけど
今のですね、出版業界の数字、かなり細かい数字っていうのはですね
ちょっと一旦さらって見てみようということでですね
ちょっとデータを取り寄せてですね、見てたんですよね
で、見てるとですね、やっぱりはっきりとですね
思経の変化を感じると
で、その思経の変化っていうのはですね
趣味の、趣味思考の変化
例えば異世界系が売れてるとかみたいなことの
趣味思考系の変化もあるんですけど
ちょっとですね、前のマルクス経済学じゃないですけど
趣味思考の変化のベースの部分には
もうちょっとですね、構造的な
市場の構造的な変化みたいなものがあってですね
で、そこがやっぱり
ある種、趣味思考の変化にも影響を与えている部分もある
っていうような側面もあるなと思ってですね
で、その思経の変化をすごい感じたんですよね
でですね、なんかこう
何でしょうね、あの
多分編集部ってそれぞれ得意不得意なことがあってですね
得意不得意というか、それぞれ何て言うんですかね
こういう編集者が集まっていて
こういうクリエイターが集まるっていうのと
こういう文化を持っているみたいなバックボーンですよね
それぞれ持っててですね
その中でやれることやりたいことをやってるわけですけど
つまりですね、なんとなくこう
イメージしてもらうと真っ白い紙があってですね
この辺りはこの編集部がカバーしてる
カバーしきれるっていうのかな、守備範囲みたいな
で、こう丸を描いてですね
この辺りはこの編集部はカバーの守備範囲であるみたいな感じで丸を描くみたいな感じで
ある程度その守備範囲っていうのがですね
決まってるわけですよね
その守備範囲以外のところにですね、ボールが落ちると
取りやすい、その編集部としては取りづらいと
逆に取りやすいボールもあるみたいな感じ
取りやすいボールもあるし、他の編集部からすると
06:00
取れないボール、こっちの編集部で取れるボールみたいなのがですね
やっぱりそれぞれの所要の条件によって
違うわけですよね
そんな感じでですね、その守備範囲っていうのはやっぱり
編集部それぞれが持ってる歴史とかね、バックボーン
どういう文化でですね、どういう考え方の編集者が集まっていて
どういうクリエイターがそこに集まるのか
どういうブランド力を持ってるのかみたいなのによってですね
守備範囲っていうのは大きくは変わらない
一朝一夕には変わらないわけですよね
多少日々変動するにしてもですね
基本的にはその丸の位置っていうのはあまり動かないと
ですけど、至強の変化っていうのは
その編集部のですね、守備範囲の動くスピードよりも
速いスピードで動くわけですよね
そうなるとどうなるかっていうと
ここに守備範囲を持っておくと
そこに陣を張っておくと
弾が飛んでくるんだよなみたいな感じですね
そしたらその弾を取れば
ヒット作できるよねみたいなですね
編集部があったとして
その弾のですね
場所、濃淡がかかってくるわけですよね
飛んでくる弾の数の
あるところに、今だったら異世界の方に
わーって弾が集中してると
そこにですね、たまたま守備範囲を張っていた
編集部はグワッと持ち上がるし
その弾を取りづらい編集部っていうのは
その恩恵をこむることができないと
みたいな感じでですね
至強の変化によって
編集部の業績が上がったり下がったりするわけですけど
その弾の位置に守備範囲をすぐ変えれるかっていったら
やっぱりそれは難しい部分があるし
すべきかどうかっていう議論もあるよねっていう話でですね
でありますと
今、自分がいる編集部の守備範囲を見たときに
至強の変化によって押し上げられているジャンル
っていうのの弾っていうのが
比較的取りづらい守備範囲を持っているなって改めて思ったんですよね
ネットを持ったのと
一方で今のこの至強の変化によって
不況を囲っているジャンルというか
盛り下がっているジャンル
盛り下がっているというよりも
失われていってるに近いんですけど
ジャンルっていうのもやっぱり存在していて
09:00
今自分がいる編集部は
そこの弾を取ってきた編集部でもあるんですよね
だから多分編集部でですね
作品が年に100個作られるとしたら
そのうち30、40くらいはですね
今その不況を囲っているジャンルのものである
というふうに感じてるんですよね
それはなんで
そんなに売れなくなってきてるのにそれをやるかっていうと
すごい一言で言うと
そういう編集とそういう作家が集まってるからなわけですよね
だからそこのところがなかなかどうしたものかな
みたいなことを考えててですね
とはいえですね
それまでは不況が変化したとはいえ
それまでは売れていたりしたジャンルだったわけですよね
それがなんでですね
不況が変化したとはいえ売れなくなるのか
その買っていた人たちはどこに行ったのか
みたいな話なんですけど
これもですね中を見て
改めて数字を見てですね
いろいろ考えたんですが
いくつかパターンがあるなと思ったんですよね
一つは別なものによって吸収されたパターン
っていうのがあるなと思っていて
それはですね
例えば今わかりやすく言うと
SNSですよね
今だと
SNSで前はこの面白さを本によって得ていた
っていう面白さっていうのを
今はSNSによって得ている
だから本を買う必要がない
っていうようなですね
感じで
以前はSNSがない頃には
本とか漫画とかを買うことによって
得ていた面白さっていうのが
別のところで得られるようになったと
でなるとですね
それを得意としていた作品作家さんっていうのは
やっぱり次第に売れなくなっていくな
っていうのがあるんですよね
なのでですね
じゃあその作家さんはですね
どういうふうに
それで売れないからダメなのかっていうとですね
これはもうちょっと
スタイルを変えるしかないなと
思ったんですよね
単純とやっぱりSNS主体においてですね
そこを軸において
そこでですね
日々発信して
その集積である作品集みたいなものを
それこそKindleで売るとかでもいいですし
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Fanboxとか作るでもいいんですけど
Kindleで売るほうがいいかな
みたいな感じなんですね
多分これも言っちゃうと
出版社を介さないスタイルに変える
つまり個人事業主としての作家の
ビジネスモデルを変える必要がある
というふうにはちょっと思ったんですよね
もしくはですね
ブランド力のある雑誌
まだその何ていうかな
作品をですね
映像化とかするようなところまで
押し上げるブランド力のある雑誌に
掲載を目指すかみたいな
そういうようなスタイルの変更というのは
必要なのかなというふうには思いました
あとはですね
一つ目はどこかに吸収されたパターンですよね
売れていたあの作品
なぜ売れなくなったという理由として
二つ目はですね
単純に
これもですね
単純に
試行の構造的変化によって
それが届けることが難しい状況になった
という感じですね
すごくざっくり言うと
出版業界で言うと
やっぱり紙の書店の弱まりと電子の強まり
というのはもちろんずっと
トレンドとして続いているわけですけど
そうなるとですね
紙の書店じゃないと
売りづらい作品というのもあってですね
それらが紙の書店じゃないと
出会いづらい作品とも言えるかな
それらがですね
そういう作品をどういうふうに売るかという筋がですね
弱くなっていってるって感じなんですよね
だから一言で言うと届きづらくなっていってると
じゃあ電子とか別な媒体とかで
電子媒体とかで届ければいいのかっていうと
やっぱりですね
紙の書店の持っていたある種の
コミュニケーション能力みたいなものがですね
そっちには置き換えられないっていう状況はあるんですよね
それはその
本当にもっと細かく言うと
どういうふうにですね
書店で字幕を集めるものと
ウェブで字幕を集めるものと
例えばアプリで字幕を集めるものと
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電子書店が売り上げようとは立てやすいものみたいなものっていうのはですね
違うってことですよね
だから違うのでそうなるとですね
書店で字幕を集めていたものっていう
書店で書店員さんとかが押し上げてきてくれていたものっていうものがですね
やっぱり自然と売れなくなっていくなみたいな
これも別に前からそうだとは思ってたんですけど
改めて感じたんですよね
他にも
そういう部分あるんですけども
でですね
ただそういうものはですね
届きにくくなっただけで
みんなが見たくなくなったのか
そういうわけでもないとは思ってるんですよね
届きにくくなったりとか
もしくは趣味の趣向が変化したりとかしてですね
今そうじゃないかな
自然に暮らしているとあまり目にしないな
もしくは今はそういうものを読む気分じゃないかな
みたいな気分にですね
みんななっているがために
売れないジャンルっていうのが発生すると
それはですね
永遠にそのままですね
それまで売れていた
それまで楽しまれていたけど
今後はそうじゃないのかっていうとですね
もちろんそういうわけじゃないんですよね
なんかこう
穴に落ち込んじゃってるっていうだけではあるんですよね
でも穴に落ち込んじゃってるから
なんとかな
そこの盛り下がってるところにですね
普通のものを投げ込んでいてもですね
やっぱうんともすんとも何も起こらないと
なんですけど
すごいカウンターパンチが決まると
これしばらくこういうの見てなかったけど
やっぱこういうのめっちゃおもろいなってなると思うんですよね
つまり
なんだろう
多分その時の盛り上がり盛り下がりっていうのがあるだけで
何かがですね
永遠にもうこういうもの見たくないっていうものっていうのは
別にそんな存在しないと思っていて
ただその今落ち込んでいるもの
穴に落ち込んでいて
みんながもうそういうものがあったということを
ちょっと忘れかけているものっていうのを
もう一回ですね
気づかせて
それを面白がらせるにはですね
かなり強烈なカウンターパンチが必要なんですよね
それはまあ例えば一時期のファンタジー作品とかそうですかね
ファンタジーっていうのがすごくですね
冬の時代というか
全くそういう作品が売れてないみたいな時期にですね
ある例えば作品あるものすごい高クオリティな作品がですね
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パーンって出たらですね
こういうのすごいな
こういうの久しぶりに見たけどやっぱおもろいな
こういうのいいよねみたいな風にですね
急にそこでコインが裏返ったんですよね
だからですね
でもそのことを忘れてるんですよね
で忘れてるのを思い出させるには
普通のパンチじゃ効かないんですよね
かなり強烈なカウンターパンチを食らわせる必要があって
それをですね
そういう作品が出ないと
そこのジャンルは盛り上がっていかないと
いう風なことをちょっと思いましたね
というようなことでですね
まあいろいろデータひっくり返して見てたらですね
今の思経の変化にやっぱ改めて気づいたと
でそんな中でですね
まあ
守備範囲
守備範囲の中でですね
ここ落ち込んでるな
あの盛り上がってる玉取れねえな
みたいなことがあってですね
どうしようかなって思ったんですけど
あの
あの玉取れねえな
みたいなことがあってですね
どうしようかなって思ったっていう話でした
というわけで本日は以上です
ありがとうございました
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