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2022-04-15 17:09

今日の10分de1テーマ「認識の回路と良い距離感をとること」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

"BGM by MPC1995"

00:00
エイドリアン太郎の音楽
はい、というわけで始まりました。
本日はですね、一昨日話してた
すぐ動けるようになりたいと
倒れたおばあさん助けた時みたいな
すぐ動けるようになりたいように
普段から気をつけてますって話と
あと昨日のですね
灯台の祝辞の話っていうのをですね
この僕のラジオをですね
めちゃくちゃ熱心に聞いてくれてる人がいて
今日その人とですね
話をした時に聞きましたよと
で、あれ僕もすごい気をつけてるんですよと
すぐ動けるようにするってのは気をつけてるんですって
で、まあそのエイドリアンさんはね
その小空できっかけで
動けるようになりたいと思ったって言ってたじゃないですか
僕はその障害者支援の仕事をするようになってから
そうなりたいと思うようになったんですよね
みたいな
なんかやっぱあるなんというか
すごく予想外の動きをすることがあるので
まあそれは多分子供も一緒だと思うんですけど
予想外の動きをすることがあるので
あのすぐ動けるようにしないといけないっていうふうに
そっから思っていて
あの気をつけてるんです
っていうような話をしてて
やっぱりそのすぐ動けるようになるって話と
そのなんていうんですかね
あの東大の祝辞のね
なんかロシアをもう本当に悪の存在だ
ロシアという国はみたいな風に決めつけてしまう
みたいなことっていうのは
やっぱ関係があるんじゃないか
みたいな話をしてたんですよね
でですね
まあその時話してたことを
ちょっと話したいなと思うんですけど
えーとですね
その時まあやっぱなんでこうね
すぐ動けないように
あの人がすぐ動けなく動けないようにさせるものって
なんでしょうね
みたいな話をしてたんですね
やっぱなんかこうすぐ動けないのは
なんかフィルターみたいなものがありますよねと
それが邪魔するからだっていう話を
まあしてたんですよね
でその話を聞いてですね
なるほどねと思ってですね
あのつまりこの状況を素早く判断したりとか
効率的に動くために
まあ人間ってこう認識のフィルターみたいな
まあたくさん持ってますよねと
でまあそれも
しかも増えてきますよねと
いうような話をしてたんですよね
でその認識するフィルターって一言で言うと
なんていうか何かを二つに分けるっていう機能を
持ってると思うんですよね
で基本的にはやっぱ対立する二つに分けると
でその対立する二つっていうのに
なんとなくこっちの方が良くて
こっちの方が悪いっていう風に分ける
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っていうようなその機能を持ったフィルターをですね
そういう認識のフィルターをたくさん持つと
たくさん人間を持っていると
でそれが邪魔をしてすぐ動けなくなる
だっていうようなことをしてたんですよね
多分そのフィルターをたくさん持つってことが
おそらく社会化されていくことだろう
っていうことを話してたんですけど
でですね
まあこれ例えばなんですけど
なんですかね
北京源氏のところでですね
突然原体に連れてきてですね
僕の会社の中に放っぽったらですね
大パニックなわけですよね
もう警備員さんも分かんないし
何かなんか分かんないしね
あのわーっつって暴れ回って
大パニックみたいなことになると思うんですけど
まあですねそれがこうもちろんね
そんな状態だとですね
会社員としての活動が難しいわけなんで
いろいろ教える必要があるわけですよね
まあこれは警備員さんですよとかね
こっちはこの方上司ですよ
この方は部下ですよみたいな
上司の方が偉いんですよとか
売り上げと利益っていうのがあってですね
まあ利益の方がいいもんかなとかですね
男性と女性とがおりますとか
正規社員と非正規雇用ってのがありますよとか
みたいな感じでですね
そのフィルターが増えていって
まあそれがですね
全部組み合わさっていって回路みたいになると
その回路が頭の中にできてくると
その環境の中でですね
スムーズな社会活動が可能になると
っていうような感じだと思うんですよね
でまあその回路っていうのは
そういう制度化された環境の中でですね
自分がスムーズに動くためにですね
必要だというものだけでですね
もちろん現実に即してるわけではないわけですよね
その今日の話の中で
そのちょっと例えで話したんですけど
あの例えばですけど
僕らって駅
例えば池袋駅とかをですね歩いてたら
あのホームレスのおっちゃんが寝てるっていうのを
まあ目にすると思うんですよね
目にするんですけど
まあもちろんスルーすると
何事もないようにスルーすると
なんですけど例えばですけど
なんかこう普通にこう会社員みたいなですね
男性とか女性とかがですね
同じ場所で同じ格好で寝っ転がってたらですね
えっってなると思うんですよね
これ大丈夫か
あのちょっと声かけてきようかな
みたいな風に思ったりすると思うんですけど
あのこれですね
多分宇宙人とかが見てもですね
まあ理解できないと思うんですよね
なんであの人の時は完璧スルーなのに
この人の時はあのめちゃくちゃビビっちゃってるの
みたいな感じになると
でまあそれはですね
やっぱりこうあのホームレスの人がいて
駅にはまあいて
その人たちはこういう暮らしをしてるんだから
まあそこはそういうもんとしてスルーしましょう
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みたいな感じでですね
えっとまあ無意識にやっぱりこう
ホームレスとそれ以外という分け方をしてるわけですよね
でだから仮にまあ例えばこのケースで言ったらですね
ホームレスの人が例えば何か苦しんでるように見える
っていうような状況に行ったら
多分結構動きづらいと思うんですよ
自分がこれは無視して歩くっていうことが
通常という風に思ってしまってる
その対象がですね
あれこれあの人苦しんでないってなってると
多分動きづらいと
あとはもちろんですね
さっき言ってたみたいに
なんかあの普通の格好してる
なんか会社員の人かなみたいな人が
同じ場所に寝ていても
これ声かけた方がいいのかなみたいな感じですね
スッと動きづらいみたいなことが発生すると
それはやっぱりそのフィルターが邪魔をしてるんだと思うんですよね
フィルターとかそういうフィルターの集まった回路が邪魔をしていると
みたいな感じですね
やっぱりこうでもまあその
そういう例を置いといてもですね
それが例えば地震とかですね
何だろう突然の暴力とかですね
例えば子供が急に走り出すとかですね
あのなんかもうね
全然この場所をわきまえないで
なんかとんでもない行動をするみたいな
そういうこう複雑でですね
こう唐突で理不尽な現実っていうのを前にするとですね
その回路が頭にこうこびりついてるとですね
やっぱ止まってしまうと
でですねなんかそのなんていうんですかね
その回路がですね
やっぱまあ突然出てくることに根詰まりを起こしちゃうような感じだと思うんですよね
だから回路にすごく依存しちゃうと
まあ精度化された環境には適応できるんだけど
現実には適応できないよねと
でそれの究極形みたいなのが
多分そのナチスのユダヤ人虐殺を指揮したアイヒマンだと思うんですよね
でなんで僕がそのすぐに動けないっていうことを
すごく避けたいと思っていたのかっていうことが
なんかそこで繋がったんですよね
あそうかとそのこのすぐに動けなさっていうのは
ちょっとアイヒマン状態ではあるわけですよね
そのどんな現実を前にしてもですね
とにかくあの例えば会社行かないと思うみたいな
あの精神状態っていうか
そういうこうあり方みたいなのって
まあすごくアイヒマンに近いと思うんですけど
そういうものに繋がり得るから
ああだからすぐ動けるようにしたい
動けないっていうことを避けたいって思ってたんだ
っていうふうにまあ思いましたと
でですねまあその回路がですね
じゃあ悪者かっていうと
まあもちろんそれがないと社会生活できないわけなんで
回路はねもうその持っとくというか
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できてしまうもんだと思うんですけど
まあやっぱ持ちながらですね
ちょっとそれに対して距離が置けている
っていう必要があるんだろうなと
その精度化されたこう環境にもですね
あとそのむき出しの現実みたいなものにも
両方にですねちょっとタッチできるというか
まあそのなんていうんですかね
回路を信じ切ってないというか
回路と距離が取れてるっていう状態を
多分保っておくべきだろうなっていうふうに
まあ思ったんですよね
でですねまあその今日話してた方はですね
あのその自分がそのすぐ動けるようになるために
気をつけていることっていう話をしていて
それは遠くのことを語るときも
その遠くのことをずっと地面が
地続きに続いているっていうことを
想像するようにしてるって言ったんですよね
なんかあのまあそれこそね
ロシアぐらいのことを考えるとしても
今自分が立ってる地面がずっと延長されて続いてて
海海岸とかをずっと越えていった先に
同じように立ってる人たちの話なんだっていうことを
やっぱ想像するようにすると
多分その想像その想像ができるっていうのは
その分けることではなくて
その日本外国とか
日本ロシアウクライナみたいな感じですね
分けるんじゃなくて
分けないまま捉えるにはっていう
多分工夫だと思うんですよね
でですねまあそれも何て言うんですかね
なんかなるほどなっていうふうに
まあ踏み落ちたんですけども
とはいえですね
あのまあやっぱり完全に分けないっていうことも
難しいと思うんですよね
そのね
それこそアリストテレスとかがですね
あの万学の祖とか言われてるアリストテレスが
何かを理解しようとするときの
手法が分類だったわけで
まさに僕らもこう分けることで理解をしようとする
分けることで理解ができるっていうような
なんていうか性質みたいなのを多分持ってると思うんで
何かをですね理解しようとしたときに
分けるっていうことは発生してしまうと
だから分けるんだけど
その分ける前の地点に立ってるって言うんですかね
あのっていうような
多分そういう状態っていうのを
持っておくべきだろうなと思うんですよね
でですねちょっと思い出した話で言うとですね
あの僕2年前から3年前ぐらいからですね
ちょっとコロナになったぐらいから
これはちょっとすごい状態だから
この状態でちょっとルポ的に自分で日記にしとこうつってですね
日記を書いてたんですよね
1年半ぐらい書いてたのかな
書いててですね
でそれをですね昨晩
そういえば昔日記書いてたなと思って
ちょっとちらって見たんですよね
そしたらなんかこう
ほうほうほうそんなこと考えてたんやみたいな感じで
12:01
まぁちょっと面白かったんですけど
でですね自分の
あのその時と僕の今の考えっていうのが
すごい大きく違うかって言ったら
なんかそんなに大きくは違わない気はするんですよね
言ってること分かるなと思いながら
読んでたんですけど
ただですねなんかちょっと
なんとか強いというか
ちょっとトゲトゲしく感じるところがあってですね
でなんか感覚的に熟成されてないなって感じはしたんですよね
1回ですねあのなんかバーでですね
あの熟成していないウイスキーっていうのを
飲ませてもらったことあるんですよね
そのモルトウとかをですね
まぁアルコール発酵させてアルコールができて
なんか30日間とかしか寝かしてない
本当だったら10年とか寝かせるやつを
30日しか寝かしてないっていうのを飲ませてもらったんですけど
めちゃくちゃ生臭い
なんだこれ強烈な味がするんですけど
それに近いようなですね
ちょっと生臭くてですね
トゲトゲしい味がするなって
ちょっと日記読んで思ったんですけど
でですねこれはそのあのなんていうのかな
やっぱその日記もですね
その時あなるほど
なんかこういう見方があるんだ面白いって言って
思ったことを書いてるんで
その時はですね
まぁある種だから分けて書いてるわけですよね
えっとこういうものとこういうものがあって
こうだと思ったみたいなことが書いてあると
でそれだから何かの意見を表明するときに
そのそのものの見方っていうそのフィルターをですね
何と何を分けてみると
ちょっとなんかまた面白い見方ができるのか
みたいなことを書いてあると
でですねえっと
僕そういう何か意見を言う時って
その言い切るようにしてるんですよね
あんまりこうなんていうかな
こっちもあるしあっちもあるよね
みたいな感じでじゃなくてですね
一度こうですって
一回言い切ってみるっていう風にしていて
でその時もですね
その日記は言い切ってるんですよね
でもそれがですね
なんかトゲトゲしく感じると
でなんで僕はその言い切るようにしてるかっていうと
何かを言い切ると
あのガチッとねこう歯で噛み切ると
噛み切るとですね
なんかこう歯にですね
じゃりっとこうじゃりの感覚がするというか
あれなんかこれ俺今噛み切ったけど
なんか噛み切れないものが残ってるぞみたいなですね
ちょっと異物感
小さな異物感みたいなのが残るんですよね
違和感というか
あれそれで本当にあってんのかなみたいなことを思うと
でそれがですね
ちょっとムクムクと膨らんでいって
そうかこうかってまたガブッと噛み切ると
それも思いっきり言い切って噛み切ると
やっぱりですねちょっとじゃりって残ると
でそれをですね
またムクムクと膨らんでいって
そうかこうかって噛み切るじゃりみたいな
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ずーっとそれを繰り返してるんですよね
でそれを多分2,3年前より
その日記に書いてあったことに対して
多分僕は何回か噛み切ってですね
その都度じゃりっとした違和感をですね
また噛み切って噛み切ってってしてるうちにですね
多分その時思ってたことっていうのは
自分の物飲み方
2つに分類する物飲み方として残ってはいるんだけど
そのフィルターとか考え方の回路から
距離が取れてるんですよねちょっと
その時に発見したばっかりの自分っていうのは
距離が取れてないんで
そのフィルターをちょっとに距離が近い
信じて書いてるところがあるんですよね
だからトゲトゲしく感じる
なんか何というかちょっと危うさみたいなも感じるというか
でなんですけど今それに対して
トゲトゲしいと思うのは
何度も何度もこの2つの対立っていうのをですね
言い切ることで
なんか違うなって言ってるうちに
少しずつ距離が取れてきて
その考え方といい距離感が取れてる
みたいな感じになってんだなと思いました
というわけでですね
それをずっと繰り返していくってことなのかな
そうやってこうなんて言いますかね
そういう回路とですね
回路は回路で
やっぱり複雑な世の中を捉えるためにですね
たくさんのフィルターを組み合わせて
付け加えて付け加えてって言って
回路は複雑になっていくんだけど
その回路と複雑になっていく一方で
その回路との距離もどんどん取っていくっていうような
そんな感じになるのかなぁみたいな風に思いました
というわけで本日は以上です
ありがとうございました
17:09

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