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2021-12-29 12:39

今日の10分de1テーマ「児童虐待の現場を見て何もできなかった話」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください

00:04
はい、というわけで始まりました。本日はですね、あまり気持ちいい話じゃないんですけど、
まあこれ、自動虐待かなーっていうですね、場面を今日見まして、
それをですね、20分間くらいかな、2個あたり見てですね、
気分が悪くなって、なんか胃酸がすごい出るというか、胃が気持ち悪くなってですね、
あの、本当にクラクラしたんですけど。
で、ちょっとその話をしたいんですけど、
まあそうですね、本当にそういう場面にですね、出くわしてちょっと自分はどうしたらいいか分からなかったんで、
というかやれることがあるのかどうか分からなかったんで、まあちょっとそんなことをですね、
あったことを振り返りつつ、ちょっと話したいなと思うんですけど、
何があったかというとですね、今日早めに仕事を切り上げようと思ってですね、
バスに間に合ったんで、バス待ってたらですね、
すごい5歳、5歳、まあ会話の中で5歳って言ってたんでね、5歳の女の子がですね、
すごいワーンって泣き喚いてるんですよね。
で、その横でお母さんがですね、直立不動で立ってるんですよ。
で、立っててですね、で、どうも話を聞いてると、
女の子が、自分の手鏡かなんかをですね、
お店でご飯食べてるのかなんかに壊しちゃったみたいで、
で、壊して、そのですね、ゴミ、まあ壊れたものをですね、
そのお店に多分置いてったんでしょうね、そのゴミとして。
で、置いていって処分してもらったのかわかんないですけど、
で、それをお店の人にお願いして取り返したい、
というかまあまあ自分の手元に戻したいという女の子が言ってると。
で、それをですね、泣き喚きながらこう主張してるんですよね。
で、お母さんついてってって言ってるんですよ。
お母さん、あの鏡、手鏡、それからついてきてよって言うんだけど、
あなた一人で行きなさい。5歳でしょ、もうって言ってるみたいな場面だったんですよ。
でですね、まあ、かなりですね、その女の子は手をかやくしながらいろんなこと主張してですね、
で、主張はですね、泣きながらよくですね、まあこんな風にまあ、
ほんと手をかやくしなおかえですね、ちゃんとこう、
お母さんがこう言うなら、ああやって言おうみたいな感じで、
よく自分のこう、ことちゃんと主張できるな、5歳で、
こんな喋れるんだ、すごいなと思ったんですけど、
えーと、だからですね、まあその、一緒にお店についてきてよと、
ついてきて、ついてきてよって言うんだけど、
ダメです、あなた5歳なんでしょ、
あの、行きたいんだったら一人で行きなさいって言って、
あの、えーと、やだ、あの、ついてき、ついなんでついてきてくれないの、ついてきてって言ったら、
03:03
あなたはそうやってわめくからでしょ、静かにしなさいって言って、
あの、そうやって外でわめくのは恥ずかしいことです、って言ってさ、
もう恥ずかしいことしないから、うんうん、とか言って口を押さえて、押さえるんですよね、
で、つまりそのでかい声を出すとですね、恥ずかしいからついてこない、行かないよと、
ただ静かにするから、うーんとか言って口を押さえてると、
そしたらですね、口を押さえて、うーんってちょっと息が漏れてたですね、
落ち着きなさいって言って、
えーと、落ち着くからーって言って、その、落ち着きなさいって言われたから落ち着くからーって言って声を上げるとですね、
あの、あの、うるさい、ですね、うるさい、黙りなさい、
恥ずかしいことをやめなさい、もう5歳なんでしょ、
うーんって言って、し、静かにしなさいって言って、うーんって言って、
静かにし、するから、だからついてきて、もう5歳なんだったら自分で行きなさい、
つ、ついてきたら、あの、お願いだからついてきてーって言って、
恥ずかしい真似をしてはいつまでもやめなさい、みたいな感じですね、もうなんて言うんですかね、
えー、まさにIUはこういう状態で、もうですね、まあ当たり前ですけどね、
5歳児と母親ですから、まあ完全な力の上下関係あるわけですよね、
でですね、子供がですね、その一生懸命知恵を振り絞ってですね、
なんとかその自分のですね、置いてきた鏡をお店に取りに行くよう母親を説得しようとするんですけど、
母親はですね、まあその、ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う、みたいな感じで言ってることですね、
全てこう話を横にずらしてずらしてですね、えー、全く何の要望も叶えないんですよ、
でですね、泣いてワーンってなってる子をこう抱っこしようとかですね、
ちょっと触れようとかいう素振りも全く見せないでですね、
直立不動でずーっとデスマス調なんですよね、
で、そのままですね、バスが来てバスに乗って、あの、
乗るんですけど、ずーっとバスの中で同じやりとりしてるんですよ、
でですね、まあ本当にその降りるまでずっと同じやりとりしてて、
降りた後ですね、バス乗ってた全員が、はぁ、はぁ、みたいな感じですよね、
ふー、とかってなってたんですけど、
それぐらいですね、ずっと同じやりとりをしててですね、あの、していると。
で、あの、まあ一切の要望を叶えてですね、
ここはバスですよ バスの言うことをやり取りしないでください
恥ずかしい真似はダメです
とか言って
しないから
しないから何とかしてよーっつって
ダメです
そういう風に声を上げているのは恥ずかしいことです
落ち着きなさい
落ち着くから
うーん
声が漏れてます
あの
それじゃあダメです
ダメですみたいな感じですね
もう本当に一切触れもせずですね
06:00
ずっとそんな感じなんですよ
でですね
これはその僕
何て言うんですかね
街でたまにその子供がワーンって泣いて
お母さんも疲れ果ててですね
あの
もうなんかちょっと
わーってなりそうになってるみたいな場面で
たまに見るじゃないですか
一回ちょっと電車の中でですね
すげー泣いて
子供が赤ちゃん泣いてて
お母さんも本当にちょっと
あの
わーどうしようみたいになってる場面をですね
まあ本当に10年くらい前かな
に見てですね
なんて声かけていいか
わかんねえな
どうしよう
これは
これはなんか
僕一人で乗っててですね
なんかこう
あの
言うても男なんでね
なんかこう
男でなんかこう
お母さんに話しかける
子供に赤ちゃんに話しかける
なんかどっちもなんか
変な怪しい感じになんねえかなとかですね
なんかいろいろ考えて
どうしようってチラチラ見てるうちにですね
なんかチラチラ見
見られて
なんかそのプレッシャーに感じたのが
多分自分の目的の駅じゃない駅で
お母さんが降りてったことがあって
その時にですね
ああこれはどうしなかったのかな
と思ったことがあって
次はですね
そういう場面見かけたら
とにかく
えっと
まあ
まあちょっと子供を多少よしよしって
思いながらとか
やりながら
のあるかもしれないですけど
まあ基本的には
僕らそのすごいね
あの声
あのうるさいとか全然思ってないですよ
みたいなことはね
大変ですね
あの
ねえ大変ですね
でも
全然ね
子供を泣くのしょうがないですから
ねえ本当に
あの気にしないでくださいね
とか言いながらちょっと子供にも
ねえとか言って話しかける
みたいなことを
やれるといいなと思ってたんですよね
でそういう場面があったら
やろうと思っててですね
まあそういう場面には
そんなに出くわさずですね
その後
行ったんですけど
で今日はですね
そのバス停でその
女の子が泣いてて
横にお母さん立ってたんで
これそういう場面なのかしらと思ってですね
ヘッドフォンつけてたんですけど
外して
なんかちょっと
様子があれだったら
ちょっと
お母さんの方に助け舟出しつつ
あの
出しつつみたいな感じに
しよっかなと思ったんですけど
あれこれ様子が違うぞってなって
でですね
でバスの中でもその近くに座って
でですね
ちょっとこう悩んで
どうしようかなと思ってたんですよね
ずっと同じやり取りしてたんですけど
でですね
あのまあその
静かにしなさい
ここはバスですよ
って言ってるのを聞いてですね
あの
あの大丈夫ですよ
僕ら全然気にしないでね
ちってお二人バスから
お母さんに話しかけ
子供に話しかける
っていうのことを一瞬しようかなと思ったんですけど
いや
違うと
その静かにしなさい
っていうのはですね
ほんと不幸な話し方なんですよ
でも
決して感情的にならずに
決して言葉をこう
叫んだりせずに
09:00
決して言葉を崩したりせずに
全部デスマス調で
感情を抑えて
そして社会のルールに沿ったことを
ちゃんと言っている
つまり私は
無病性っていうんですかね
全く間違いがない状態
だから
あなたが間違っているんです
という
メッセージを子供に送り続けているんですよね
あなたがワーワー言っているのは
あなたが間違っていて
私はこのように何も間違っていません
っていうことをですね
子供にも周囲にも
メッセージとして発しているんですよ
でですね
だから子供から逃げ場をなくしているわけですよね
子供の方はやってほしいことがある
から
何とかそれを叶えさせようと
いろんなことを言うんですけど
そこにですね
僕が
大丈夫ですよ
そんなうるさいと思っていないんで
気にしないでくださいねって
お母さんに仮に言ったとしたら
お母さんの
無病性を突き崩すことになるんですよね
間違えてないっていう部分
むしろですね
多分
お母さんからしたら
は?みたいな
でこれなるぞ
と思ってですね
何もできない
本当にですね
言っちゃうと大人がですね
ずっと五歳の女の子をですね
痛ぶってるんですよ
なんだけど
間違って
つまり
暴力は振るってない
声を荒らされてもいない
社会的ルールを守らせようとしている
そういうスタンスを崩さないままですね
ずーっと
いびってるんですよね
それに対してですね
確かに何もできない
という
ですね
本当に恐ろしい時間が流れてですね
わずか
20分の間に本当に
胃が痛くなったんですよね
リアルで胃が痛くなって
これもう無理だって
何もできないどうしようってなったんですけど
なんか
根がわくばというかね
その長い時間のね
その
ほんの短い部分
だけを僕は切り取って見てるので
本当にその
なんかね
めちゃくちゃ機嫌が悪くて
もうそのとにかくこの
目の前の泣いてる子ども
ちょっと冷たくやらないと
気が済まないと
たまたま思っていた
30分とかだったらいいんですけど
まあ僕はですね
あれはなんていうかな
なんかこう客観的に
虐待という風には認めづらい
認められづらいものはあると思うんですけど
僕はやっぱ
虐待だと思いましたね
そしてああいうタイプの虐待は
12:01
何も
周囲から働きかけられない
づらい
すごく周到な
虐待だなと思いましたね
まあ一言言うと
毒親ってことか
と思いましたね
本当に
というですね
本当にちょっと後味悪くて申し訳ないんですけど
あまりにもちょっと
うわーってなったんで
ちょっとその話をして
すいませんちょっと吐き出しました
というわけで本日は以上です
ありがとうございました
12:39

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