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こんにちは、mikanです。
歯歴20年、40代からヨガインストラクターを始めた私の、たわいもない日常と子育ての話をしていきます。
よかったら、ゆるゆるご一緒いただけると嬉しいです。
3月7日、火曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、「見つめてね」のサインに気付くことありますか?
そんな話をしたいと思います。
子育ての話になりますが、どなたかの見つめてねのサインに気付くきっかけになるかもしれません。
よかったら、聞いていただけると嬉しいです。
昔、発達障害についての講演会に行ったことがあります。
児童精神科の先生のお話の中で、発達障害児の兄弟の話がありました。
どんな内容かと言いますと、
発達障害児の兄弟は、どうしても自分が2番目なんだと思うことが多い。
そして、何かしらの問題行動が思春期に現れることがある。
だから、親は、見つめてねというモードが出たときは、そのサインを見逃さない。
そんな話をしてくれました。
発達障害児の兄弟以外でも、病気の子がいたり、自分より小さな子がいる場合も、
その兄弟は、僕は2番目なんだと思う時期があるかもしれません。
皆さんは、子供からの見つめてねってサインに気付くことありますか?
私は、サインを見逃さないようにと意識していたのに、
それでも気が付いていなかったなぁなんて思っております。
なぜそう思ったかというと、前回の配信で私は一人っ子で兄弟喧嘩をしたことがなく、
兄弟喧嘩がものすごく羨ましかったという話をしました。
実は娘もそんな思いを持っていたそうです。
喧嘩をしたくても弟とは喧嘩ができなかった。
娘が最近になって初めてそんな思いを伝えてくれました。
娘はもっと普通の兄弟っぽいことをしたかったと寂しそうに、
今まで言わなかった心の内を教えてくれました。
娘はやりたいことをやって友達ともよく遊ぶし、弟とは特に仲良いわけではないけれど仲が悪いわけでもない。
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しっかりしてるし、自分の道をもくもくと歩いているなぁなんて私は感心していたんですけれども、
でもこの兄弟喧嘩をしたくてもできなかったという告白。
しっかり者の娘だったけど、小さい時からそれなりに何か重荷を背負っていたのかもなぁと考えさせられました。
3歳違いである弟には二十歳の遅れがあって、
娘が3歳ぐらいから小学校中学年ぐらいまで、私は息子に手がかかりっきりで、
うおさおしてたんですね。バタバタバタバタしてました。
だから娘は私に頼ることもあんまりしなかったかなぁと思います。
そんな中で私は娘を十分甘えさせてた。
一応つもりなしたけれども、本当はもっともっと甘えたかったのかなぁなんて今となっては思います。
お姉ちゃん優しいねとか、お姉ちゃんになったねと私は知らず知らずお姉ちゃんらしさを要求していたかもしれません。
娘が弟に自分の意見をぶつけたとしても、無視されるとか泣き喚くだけで会話にならない。
だから娘は弟に言いたいことを全部言えずに飲み込んできたのかもしれないなぁとか、
弟とどう関わればいいのか戸惑っていたかもなぁと思います。
娘は弟には優しくしていたんですけれども、年齢が上がるにつれてあまり弟とは関わることがなくなっていきました。
兄弟の関係は皆さんそれぞれだと思いますけれども、どちらかの子に我慢を強いれば心にしこりが残るかもしれません。
私は子供たちを一番二番なんて本当にこれっぽちも考えたことはないんですけれども、
実際は息子には非常に甘く娘には厳しかったなぁと今さら反省しております。
今思うと私に娘はすごく反抗ばかりしていたんですが、それが見つめてねのサインだったと思います。
なのに私は娘に厳しくしたりイライラして怒ってばかりて、本当に申し訳ない気持ちで今は一杯です。
それでも唯一私に思いをぶつけて私とちゃんと喧嘩ができて、それはそれで良かったのかなぁと思ったりしてもいます。
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兄弟間で平等に接しましょうなんていうつもりはないけれども、
どちらかが悪くて、どちらかが良いって裁かない。
どちらかが一番で、どちらかが二番でもない。
あなたが大切なんだってことをどちらの子供にもたくさんたくさん伝えられたらいいなぁと思います。
年齢、家庭環境、性格、いろんな要因があって、どちらかの子供が我慢していることもあります。
心に負担や傷を、親からは分からないけれども負っていることもあるかもしれません。
見つめてねのサイン、見逃さないようにと言っても気づかないことも多いかもしれません。
ならば、最初から子供のやることなすこと、まるっと肯定してしまうのはいかがでしょうか。
私も今更ですが、全力、全肯定、そんな取り組みをしています。
そうすると子供だけじゃなくて、無駄に自分自身も悩むことがなくて、だいぶ楽にもなります。
軽やかな春、健やかな心で子供たちを見守っていければいいな、なんて思っております。
では今日は、見つめてねのサインに気づくことはありますか、という話をしてみました。
お子さんだけじゃなくて、ご自身の大切な人のサインも気づけるような、そんな心の余裕があったらいいですね。
最後までお聞きくださりありがとうございます。
なんかうまくいく、引き続き良い時間をお過ごしください。
また次の配信でお会いしましょう。