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こんにちは、みかんです。
ピンチだらけの子育て、それでもなんか上手くいった子育ての話をしていきます。
あなたと私の毎日に気負わず無理せず、ほがらかなひとときを、よければご一緒ください。
8月6日、火曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、2次障害を防ぐために親ができること、というテーマでお話ししたいと思います。
みなさんは、2次障害という言葉をご存知ですか。
2次障害とは、発達障害などの一時障害を原因として、周囲から理解を得づらい環境で、繰り返し注意をされたり、不安な経験を繰り返すことで、
自己肯定感が下がり、鬱病、不安障害、引きこもりなどの症状が発生している状態です。
うちの息子は、小さい時に発達障害と言われました。
小学校に上がる頃には、グレーゾーン、個性の範囲というふうに言われて、普通学級に行ったんですけれども、
なかなかでも人よりは発達が遅れている、そしてできないことが多い、悔しい思いもたくさんするということで、ちょっと心配でした。
小学校4年生、5年生ぐらいになると、心の面が心配になるかもよ、と児童相談所でも言われました。
なので、私は3つのことを心がけてみました。
その心がけたことで、とりあえず今のところは二次障害という形では大きく出ていなくて、
まあまあうまく育っていっているかな、なんて思いますので、ご紹介したいと思います。
すべての人に当てはまるということではないかもしれませんけれども、ご参考にしてみてください。
まず私のやったこと、一つ目は、子供が親に伝えてよかったと思えるようにしておく。
困った時、何でも話ができるような家庭環境にしておくということです。
例えば、子供が今日、習字道具を持っていくのを忘れたと言ったとします。
お母さんが、また忘れたの?まったくもうしっかりしてよ。
ちゃんと忘れちゃダメだよ、みたいな感じで注意したり、叱ったりすると、
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子供はもしかしたら、せっかく伝えたけど怒られちゃった、がっかりと思うかもしれません。
そういうことをずっとずっと繰り返していくと、何か言わない方が子供もいいんじゃないかなと思って、
言ったら怒られるし損しちゃうなと思って、だんだんと言わなくなったり、
嘘をついたり、誤魔化すようになっていくんじゃないかなと思います。
なので、言ってもよかったっていう状況にしておくと、子供が本当にね困ったことがあった時、
例えば学校に行きたくないんだとか、友達に意地悪されちゃったんだとか、
こんなことで僕は今困ってるんだっていうことを、親に伝えやすくなるんじゃないかなというふうに思います。
なので、終辞道具を忘れちゃったって言われた時、できればまずは伝えてくれてありがとう、
そして、そっか忘れちゃったんだね、残念だったね、
もし子供が、でも僕忘れないようにノートには書いたんだよ、でもギリギリで忘れちゃったんだよ、
などと言ったら、ノートに書いて忘れないように努力したんだね、その努力はすごくいいよ、
じゃあどうしたら忘れないようになるのかな、一緒に考えようか、
みたいな感じで失敗や困り感は叱るのではなく、
一緒にどうしようかって考えるような感じで対応したらいいんじゃないかな、なんて思ったりもします。
はい、では2つ目やったことですね。
普通を褒めるです。
コクコクで当たり前のことを褒めます。
二次障害が出る時って自己肯定感がすごく下がっていると思うので、
当たり前のことを褒め続けていると自己肯定感が下がるのを少しは緩めてくれるかな、なんて思いました。
例えば、
学校に行ってすごいね、とか、
ご飯を美味しそうに食べていたら、
ご飯を食べてくれてありがとう、
あとは何かをやらなきゃいけないって言った時に、
100%を求めるのではなくて、
50%できたらもうそれで褒めます。
そして70%ぐらいできたらすごい褒めます。
そして70%ぐらいで全然OKだねっていうことを伝えます。
そうすると子どもは少しずつ自信が持てるんじゃないかなと思っていました。
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3つ目は、
親・学校・専門機関と連携して褒められる場面を増やすような環境を作り、対応を統一していくなどの工夫をしました。
そして困りごとを共有して相談できる場があると、
その子にとって良い支援ができたんじゃないかなというふうに思っています。
この3つのことをしていると、
子どもは少し落ち着いた状況で暮らしていけるんじゃないかななんて思ったりもしました。
まとめです。
二次障害を防ぐために親ができること。
1つ目は、子どもが親に伝えてよかったと思えるような環境を作る。
困ったとき何でも話せるようにしておく。
そして2番目、普通を褒める。
4番目、学校や専門機関と連携する。
今、新学期が始まって学校行くの嫌だなぁなんて思っているお子さんとかもいらっしゃるかもしれませんけれども、
どうぞ行って帰ってきたら、学校行ってきたんだねってたくさん褒めてあげてください。
そして何かお話ししやすい環境を家庭でも作る。
そしてせっかく子どもが伝えてくれたらそれを喜んで聞いてあげて、
叱ったりせずに子どもが伝えてよかったって思えるようなご家庭であったらいいなぁなんて思います。
はい、では長くなりましたけれども、今日はこの辺で。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も何かうまくいくご機嫌な時間をお過ごしください。
それではまた次の配信でお会いしましょう。