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こんにちは、みかんです。ピンチだらけの子育て、それでもなんか上手くいった子育ての話をしていきます。
あなたと私の毎日に気負わず、無理せず、ほがらかなひとときを、よければご一緒ください。
7月30日、土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、読書感想文は下手でOK、というお話をしたいと思います。
小学校の夏休みの宿題といえば、読書感想文があったと思います。
今、お子さんが小学生の方は、読書感想文書かせなきゃ、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
感想文定番の割には、苦手な方が多いんじゃないかな、というふうに思います。
私自身も、とても苦手意識がありました。
本を読んで感想を書いてくださいね、と言われても、実際にきちんと書き方を教わったことがありませんでした。
なので、画流でいつも書いていたんですね。
子どもにも教えることを、特にしていきませんでした。
なので、私の今から話すことは、まったくテクニックではなくて、
単純に親として大事にしていたこと、というお話になります。
私が読書感想文を書くにあたって、大事にしていたことは、
子どもに、まずは本を楽しんで読んでもらうことを重視しました。
感想文を書くことに一生懸命になってしまって、
本を楽しめないというのは、本末転倒だな、というふうに思ったんですね。
本を選ぶ際も、推薦図書とか人気のある本、読書感想文が書きやすいだろうな、というふうに
観点で本を選ぶのではなくて、子ども本人が読んでみたいなと思う本、
あるいは今、興味・関心があるジャンルの本などを、子ども自身に選んでもらっていました。
そしてそこで自分が感じたこと、自分はこんなところがワクワクした、
ドキドキした、こんなことがわかって嬉しかった、涙が出そうになった、
心がもやもやした、何でもいいんで、どう感じたのかなっていうのを
自分の心に聞いて、それを文章にする、そのまま書いていく、
それだけで十分じゃないかな、というふうに思っていました。
それが物語のクライマックスの場面じゃなくても、
そこと思うような場所でも全然いいと思っていましたし、
むしろその子ならではの観点で面白いよね、というふうにも思っていました。
その子の本当に感じたことが、そのまま文章に現れていれば、
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素晴らしい読書感想文になるんじゃないかな、というふうに思っていましたので、
大人から見て、上手いとか、これはテクニックがあるとか、
そんなことは全く考えなくてもいいんじゃないかな、下手で、
全然OKじゃないかな、気持ちが乗っかっていればいいんじゃないかな、
というふうに思っていました。
中学生ぐらいになると、だんだんと文章をまとめる力だとか、
文の構成が上手に自然となっていくと思います。
まとめです。
小学校のうちは、まず第一に本を楽しむということを目的にしよう。
子どもが読みたい本、あるいは興味のある分野の本を選んで、
読書が苦痛ではなく、読書が面白いということを大事にしていければいいな、
というふうに思います。
そして、読書感想文はまとまりがなくたって、上手に書けなくてもいいから、
自分はどうしてこういう気持ちになったのか、
ワクワクした、ドキドキした、面白かった、面白くなかった、
どこか、子どもが素直に感じた気持ちを深掘りして書いていったらいいのかな、
というふうに思います。
そうすれば、あらすじをなぞって書くだけの感想文だったり、
どこからかコピペしてきたような、真似したような文章ではなく、
その子らしい気持ちが乗っかった、生き生きとした感想文になるんじゃないかなと思います。
話のテーマは何だろうとか、作者が言いたかったことは何だろうとね、
必死にあなたの感想について、
作者が言いたかったことは何だろうとね、
必死に頭を悩ますよりは、そちらの自分の気持ちを書いたほうが、
すごく楽しいんじゃないかな、なんて思ったりもしています。
楽しんで、読書する環境、モチベーションを整えるということをね、
親は一番にやってみてはいかがでしょうか。
ただし、読書感想文コンクールとかでね、入賞したいと考えている場合は、
私の考えは当てはまらないと思いますので、
感想文の書き方のテクニックを書いてあるような本とか、
指導してくださる方から学んでいただければなと思います。
ということで、今日は読書感想文は下手でOKという話をしました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
今日も何かうまくいくご機嫌な一日をお過ごしください。
またね。