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2026-11-03 06:47

廊下の掲示板に子どもが書き込み始めたら何が変わる?

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アメリカの特別支援教育の先生が、眺めるだけだった廊下の掲示板を、子どもが参加できる場所に変えた実践を紹介します。使うのは言葉探しや暗号、塗り絵といった普段のプリントです。拡大して貼るだけでなく、解かなくても名前や絵で加われるようにして、どの子にも参加の入り口を用意します。日本の学校で試すときの工夫や、悪ふざけへの備えも一緒に考えます。

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こんにちは、教育カフェテラス進行役の水野太一です。 この番組では、国内外の教育の話題から、明日の学校で使えるヒントを探していきます。
アシスタントの高橋紗友香です。今回もよろしくお願いします。
紗友香さん、学校の廊下の掲示板というと、どんなものを思い出しますか?
囚事や図工の作品がずらっと貼ってあった記憶があります。 ただ、毎日通っていたのに、自分の作品以外はほとんど見ていなかった気がします。
多くの子がそうでしょう。今回はアメリカの教育サイト、デデュートピアに2026年10月30日に載った記事を紹介します。
書いたのは特別支援教育の先生で、学校全体の行事も任されている方です。
この先生は、掲示板が眺めるだけの場所になっていると感じて、子供が参加し、学び、つながれる場所に変えられないかと考えました。
参加する場所に変えるとなると、大きな行事を準備することになって、先生の負担は増えそうな気がします。
そこがこの記事の面白いところです。使うのは、教室で普段配っているプリントと同じものです。
言葉探しのパズルや暗号、塗り絵を何枚にも分けて拡大して、つなげて廊下に貼ります。
子供は通りがかりに言葉を一つ見つけて、まるで囲みます。
塗り絵なら、実習先の1年生も夢中になっていました。ただ、プリントを大きくして貼っただけで、子供は足を止めてくれるものでしょうか。
大きくするだけでは足りないという点では、さやかさんの心配は当たっています。
この先生は、大きくて読みやすい文字、短い説明、わかりやすい絵を使い、無理なく手の届く位置に貼ることまで考えています。
そして、一番の工夫は、参加の仕方を一つに決めないことです。
参加の仕方を決めないというのは、解いても解かなくてもいい、ということでしょうか。
そう考えていいでしょう。
例えば、「ここが自分の居場所だ。」という題の暗号パズルでは、数字と文字の対応を手がかりにメッセージを解きます。
でも、解くことだけが参加ではありません。
名前を書く、絵を書く、一部に色を塗る、それでも立派な参加です。
デンやクレヨンは、壁にマジックテープで止めた小さなポケットに用意しておきます。
それは嬉しいです。
実習先に文字を書くのがとても苦手な子がいて、みんなで同じ課題をする時間はいつも下を向いていました。
色を塗るだけで加われるなら、あの子も顔を上げられたかもしれません。
その子のような存在を、記事の先生はずっと見てきたのでしょう。
書くことが難しい子は、答えを指差したり、職員に手伝ってもらったりして参加します。
目標は全員に同じ課題を終わらせることではなく、その子に届く形で加わる機会を作ることだと書かれています。
でも、ただ楽しいだけで終わってしまいませんか。
学校でやる以上、何かの学びにつなげる必要があるように思います。
03:03
いい引っかかりです。
この先生も、学校で学んでいることや、その時の出来事と結びつけています。
新学期には、自分のベストを出そうという言葉探しを貼りました。
探す言葉は、親切、尊重、忍耐、共感、自精神です。
見つけた子はまるで囲んで、言葉の一覧の横に名前を書きます。
読む練習をしながら、学校で大切にしたいことにも触れられるわけですね。
自分の名前を書くと、少し約束したような気持ちになりそうです。
いいところに気づきました。
ただ、記事に書かれているのは、そこまで大きな話ではありません。
読み書きの練習になり、良い行動を思い出すきっかけになり、
みんなの掲示を一緒に作る経験にもなる、というものです。
順番を待つ、道具を分け合う、他の子の作品を大切にする、といった練習にもなります。
そうなると心配なのは、いたずら書きです。
私の小学生の頃、農家に置いてあった自由に書けるノートに
ひどい言葉が書かれて問題になったことがありました。
現場の先生なら、まず気になるところでしょう。
この先生は、始める前に、ふさわしい言葉と絵を使うこと、
他の人も作品を大切にすることを子供たちに伝えています。
ただ、問題が起きた時の対応までは記事に書かれていません。
ここからは私の考えですが、
最初は職員室や保健室の近くの掲示板で、期間を短く区切って試すのが安心でしょう。
日本の学校だとどんな場面が合いそうでしょうか?
児童会の活動や専攻で取り組む大雑習感なら、言葉探しにしやすい気がします。
相性は良さそうです。
この先生も、修行の頃だけでなく、学校のお祝いの時期に合わせて
塗り絵の掲示を作っています。
学年の違う子が同じ掲示に手を加えるので、
話したことがなくても、つながりのきっかけになるかもしれません。
ただ、続けるのは大変そうです。
行事の度に新しいパズルを考えるとなると、実習中の私でも無理だと思います。
そこにも答えが書かれています。
毎回一から作らず、馴染みのある形を使い回して、
中身だけ子供の様子や行事に合わせます。
パズルを作れるサイトやデザイン用のアプリで整えて、拡大して印刷すればいいわけです。
それなら若手の先生でもできそうです。
どんな学校でもうまくいくものなのでしょうか?
そこは慎重に見たいところです。
この実践は、学習や意思疎通に必要な支えが様々な子供たちがいる
特別支援教育の場で積み重ねられました。
筆者は他の学校でも使えるはずだと考えていますが、
通常の学校で同じ結果が出ると確かめられたわけではありません。
だからこそ、小さく試して様子を見る価値があります。
聞いていて掲示板の見え方が変わりました。
完成した作品を貼る場所だと思い込んでいましたが、
未完成のまま貼って子供に仕上げてもらってもいいのですね。
06:02
その発想の転換が今回の中心でしょう。
大きな行事でなくても見慣れたプリントと数枚の紙、
それに空いている掲示板から始められます。
学校全体の空気はそんな小さなところからも変えていけるのだと思います。
私も次に学校へ行くときは、
廊下の掲示板を少し違う目で見てみたいと思います。
ぜひ見てみてください。
今回も教育カフェテラスをお聞きいただきありがとうございました。
また次回もお付き合いいただけると嬉しいです。
ありがとうございました。
皆さんの学校の廊下にはどんな掲示があるでしょうか。
それではまた次回お会いしましょう。
06:47

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