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みなさん、こんにちは。教育カフェテラスの時間です。パーソナリティの水野太一です。
こんにちは。アシスタントの高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします。水野先生。
紗友香さん、こちらこそよろしくお願いします。この番組では、国内外の教育に関する最新情報や、教育現場の課題、そして身近な話題まで幅広く取り上げていきます。どうぞお付き合いください。
はい。楽しみにしています。
生徒のスピーチ不安を和らげる秘策
さて、今回のテーマは、生徒のスピーチ不安を和らげる方法です。
エデュトピアに掲載された記事で、掲載日は2025年3月12日です。
人前で話すことが苦手な生徒のために、先生ができることをご紹介していきます。
スピーチ不安、私も経験があります。大勢の前で話すとなると、どうしても緊張してしまいますよね。
そうですよね。特に、当てられた時にすぐに答えるような場面では、子どもたちは不安を感じやすいものです。
そうですね。私も授業中に急に先生に当てられると、頭は真っ白になることがありました。
今日のテーマは、生徒たちが自信を持って話せるように、先生がどのようなサポートをできるのか、具体的な戦略を4つの方法からお話しします。
楽しみにしています。
まず一つ目は、意図的な言葉を使って自己肯定感を育むことです。
スピーチが苦手な生徒は、自分が劣っていると見られたり、間違えたりすることを恐れています。
確かに、私もそう思ってました。こんなこと言ったら笑われるんじゃないかとか。
そうですよね。だからこそ、先生は生徒たちに対して、非難しない姿勢やポジティブな考え方を示すことが大切なんです。
間違えることは学びの一部のように、意図的な言葉を教室での会話に混ぜて使うことで、生徒はより自由に、自信を持って話せるようになります。
なるほど。先生の言葉かけ一つで、生徒の気持ちはすごく変わるんですね。
その通りです。例えば、「ゆっくり話して、自分の考えに集中して。」という言葉も効果的です。
落ち着いて話すことの重要性を伝える言葉ですね。
そうですね。ゆっくり話すことで、自分の考えもまとまりやすくなりそうです。
二つ目は、沈黙の力を活用するです。ゆっくり話すことと深呼吸をすることは、神経系を落ち着かせる効果があります。
授業中に意識的に深呼吸を促したり、話す前に少し間を取ることを推奨したりすることで、生徒はリラックスして話せるようになります。
深呼吸は緊張を和らげる効果がありますよね。
私もプレゼンの前に必ず深呼吸をしています。
素晴らしいですね。沈黙は聞き手にとってもメリットがあります。
話者が意図的に間を取ることで、聞き手は情報を理解しやすくなります。
また、資料深さや準備ができている印象を与えることもできます。
なるほど。間を取ることで話の内容がより深く伝わるんですね。
その通りです。三つ目は応答構造を使うです。
生徒と先生のサポート
生徒が考えを整理してから話せるように構造化された応答フレームワークを提供します。
応答構造ですか?具体的にはどんなものがあるんですか?
例えば、プレップ法、三つのルール、ストッチ戦略などがあります。
へえ、面白そうですね。プレップノットってどういう風に使うんですか?
プレップ法は、まず自分の意見、ポイントを述べ、その理由、リーズンを説明し、
例、イグザンプルを挙げ、最後に再び意見、ポイントを述べるという構造です。
これにより、生徒は論理的に話すことができます。
なるほど。順番に組み立てていくんですね。ストップ戦略も気になります。
ストップ戦略は、話す前に立ち止まり、ストップ、考え、シンク、観察し、オブザーブ、それから話す、プロシードというステップを踏むことで、
より落ち着いて発言できます。
それなら、私にもできそうです。実際に使ってみたいと思います。
素晴らしいですね。最後の4つ目は、水筒トリックを試すです。
人前で話すとき、緊張から汗をかいたり、顔が赤くなることがあります。
すごくわかります。私もそうなっちゃうタイプです。
そんなときに、冷たい水筒を手に持つことで、水筒トリックを使うことができます。
そんなときに、冷たい水筒を手に持つことで、体の温度を下げることができます。
もし冷たいものが手に入らない場合は、触覚的なオブジェクトを持つことも有効です。
触覚的なオブジェクト、それはどんなものですか?
例えば、小さな石、折りたたんだ紙、粘土、ミニストレスボール、点などです。
これらは、気を紛らわせ、神経エネルギーを発散させるのに役立ちます。
へえ、面白いですね。それなら、私も何か試してみようかな。
ぜひ試してみてください。
これらの戦略は、生徒たちが自信を持ってスピーチできるようにするための、あくまでもツールです。
大切なのは、生徒一人一人の状況に合わせて柔軟にサポートすることです。
そうですね。生徒に寄り添う気持ちが大切ですね。
おっしゃる通りです。
おっしゃる通りです。さて、さやかさん、今日のテーマについて何か感想はありますか?
はい。今回の話を聞いて、私も生徒として先生に安心感を与えてもらうことの大切さを改めて感じました。
それに、今回ご紹介いただいた方法は、生徒だけでなく先生自身が緊張を和らげるためにも使えると思いました。
そうですね。先生も人間ですから、緊張することもありますよね。
はい。生徒も先生もお互いに支え合って、より良い学びの場を作っていけたらいいなと思いました。
全く同感です。それでは、そろそろお別れの時間です。
そうですね。リスナーの皆さん、今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回の教育カフェテラスでお会いしましょう。