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2025-04-03 06:55

シンガポールの若者が実践!人生を豊かにする学びとは?

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シンガポールでは学歴偏重の傾向が強いですが、変化の激しい現代社会において、それだけでは十分ではありません。この記事では、会計を学ぶ大学生のホウ・フイチンさんと、古着ビジネスを立ち上げたエニフ・ビン・オマルさんの事例を通して、ソフトスキルや社会への貢献が、いかに重要であるかを紹介します。彼らの経験から、21世紀を生き抜くためのヒントを探ります。

サマリー

シンガポールでは、学歴だけでなく、実用的なスキルやソフトスキルの重要性が高まっています。具体的には、インターンシップを通じてリーダーシップや社会性を身につけた若者たちの事例が紹介されています。

シンガポールの教育事情
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスの時間です。パーソナリティの水野太一です。
こんにちは、アシスタントの高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします、水野先生。
こちらこそ、よろしくお願いしますね、紗友香さん。この番組では、国内外の教育に関する最新情報や、教育に関する身近な話題を取り上げて、リスナーの皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
はい、楽しみにしています。私は先生とのおしゃべりが大好きなので、今日もいろいろ教えてください。
もちろんです。今日のテーマは、学歴だけじゃない、21世紀型スキルが未来を開くということで、シンガポールの事例を紹介します。
スクールバックというサイトに掲載された記事が情報源で、2025年3月7日に公開された記事ですね。
シンガポールの教育事情、気になります。どんなお話なんですか?
はい。シンガポールでは、良い成績をとって良い仕事に就くという考え方が一般的ですが、学歴だけでは人生の成功は難しいという現状が見えてきているんですね。
そこで、今回は学歴に加えて、実用的なスキルやソフトスキルが重要であるという事例を紹介します。
ソフトスキルですか?具体的にはどんなスキルを指すんですか?
そうですね。ソフトスキルとは、コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップ、共感性など、人間関係や仕事を進める上で役立つ、目に見えにくい能力のことです。
今回の記事では、インターンシップでリーダーシップを培った大学生と、企業を通して社会性を身につけた若者の事例が紹介されています。
なるほど。学歴だけでは測れない人間力が大切ってことですね。
その通りです。記事では、24歳の会計を学ぶ大学生、ホーフイチンさんと、20歳のエニフ・ビンゴマルさんの二人が紹介されています。
お二人とも若いのに、すごいですね。どんなことを行っているんでしょうか?
フイチンさんは、インターンシップ先の魚の養殖場で、リーダーシップと共感性を育みました。
一方、デニスさんは古着ビジネスを立ち上げ、その経験を通して社会的な意識を高めたそうです。
魚の養殖場でのインターンシップですか?想像つかないです。
フイチンさんは、もともと組織における人間関係に興味があり、人事のインターンシップを希望していました。
そんな中、偶然、友人が働いていた魚の養殖場で、アットホームな雰囲気に惹かれ、そこでインターンシップをすることになったそうです。
へえ、面白いですね。それがどうしてリーダーシップにつながるんですか?
養殖場では、マニュアル化されていない業務が多く、自分で考えて行動する必要があったそうです。
例えば、請求書のチェックや、魚の重さによって価格が変動する会計処理など、曖昧な状況で問題を解決しなければなりませんでした。
なるほど。自分で考えて動くことで、問題解決能力が鍛えられたんですね。
ええ。ふいちんさんは、わからないことは積極的に質問し、小さな仕事でも丁寧にこなすことで、上司からの信頼を得ていきました。
そして、会社の収益改善に関する分析を行うなど、積極的に業務に関わるようになったそうです。
すごい、インターンシップを通して会社の経営にも貢献できるようになったんですね。
そうなんです。さらに、ふいちんさんは、コロナ後の人員削減率が高いことに気づき、従業員が公正な給与を得られるように、雇用契約の見直しを提案しました。
若者たちの取り組み
会社の財務状況や管理業務の知識、そして学校で学んだ法律の知識を生かして、従業員に競争力のある給与と福利構成を提供することに成功したそうです。
素晴らしい。自分のスキルを社会に役立てているんですね。
一方、えにふさんは、14歳の時に古着に興味を持ち、マレーシアにある両親の家で活気のある古着シーンに出会いました。
そこで古着を買い付け、オンラインで販売を始めたのがビジネスのきっかけだったそうです。
14歳で企業って早すぎませんか?
そうですよね。最初はシミテートだったそうですが、オンライン販売が軌道に乗り、実店舗を構えるまでに成長しました。
ビジネスで得た収入で学費を稼ぎながら、学業と両立していたそうです。
すごい。両立って大変だったでしょうね。
ええ。えにふさんは、学校の授業で学んだことをすぐに店舗で実践したり、友人に手伝ってもらったりしながら、ビジネスを改善していったそうです。
また、環境に配慮した取り組みとして、売れ残った古着を格安で販売するコーナーを設けたところ、新しい顧客層を開拓することにもつながったそうです。
古着の格安販売ですか。良いアイデアですね。
そのコーナーは外国人労働者の方々に人気だったそうです。えにふさんはビジネスを通して環境問題や社会問題にも貢献しているんですね。
お二人とも、自分の興味や関心を追求することで社会に貢献しているんですね。
そうなんです。ふいちんさんもえにふさんも、21世紀型スキルを身につけ、それを活かして活躍しています。
21世紀型スキルって具体的にどんなものがあるんですか。
記事では、問題解決能力、自己管理能力、批判的思考力などが挙げられています。
これらのスキルは、変化の激しい現代社会においてますます重要になっていくでしょう。
なるほど。言われたことをこなすだけでなく、自分で考え、行動する力が大切なんですね。
その通りです。今回の記事を通して、学歴だけでなくソフトスキルや社会貢献がいかに重要であるかを再認識しました。
私も将来は教師を目指しているので、子どもたちの個性や才能を伸ばせるような教育をしたいと思いました。
今回のテーマはいかがでしたでしょうか。
はい、とても勉強になりました。私も自分の興味や関心を大切にして、社会に貢献できるような人になりたいと思いました。
ありがとうございます、さやかさん。それでは、そろそろお別れの時間です。
え、もう終わりですか?もっと先生のお話聞きたいです。
また次回お付き合いくださいね。
教育カフェテラスでは、教育に関するさまざまな情報をお届けしています。
次回の配信もぜひお楽しみに。それでは皆さん、さようなら。
さようなら。
06:55

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